バリは連休中
5月20日から3日間、バリはお盆の休暇中です。
その前日19日は、次のマニス展に向けて「追っかけ便」と呼んでいるEMSを送りました。
追っかけ便はマニス展の初日に何とか会場に届くような(本当は前日までに届かなければならないのですが)ギリギリさで日程を組んでいるので、このような呼び名がつきました(笑)。
一応、締め切りまでの原稿は誰よりも早いという性格なんですが(笑)、マニスの仕事はチームワークですから「せっかち」と「これ以上遅れたら急ぐ意味なし(@_@)」の間で折り合いをつけているんです。
展覧会の前日の設営には間に合わず、初日にサプライズなんて、各お店の方とお客さまには、こんなふうなわがままをお許しいただき、ほんとうに恐縮です。
追っかけ便を毎週送るようなこのオンシーズンに、うわ、ガルンガン。
バリのお盆休みが重なりました。
ううむ。
しかし、19日の追っかけ便を送るのにスタッフみんな、頑張ってきっちり予定をクリアしてくれました。
すばらしいみんなに感謝です。(今頃、みんな家族とゆっくりいい時間を過ごしていることでしょう♪)
そして、この日、金澤博さんたちがプロデュースするお店(カフェ&雑貨)がソフトオープン。
出荷前のわずかな合間に、GO!
CAFE BRAS、カフェ・お米という名前の、カフェ。
UBUDのまだあまり喧騒に取り込まれていないスグリワ通りという、静かな通り。
開店時間の11時過ぎに行くと、
ステンドグラスとアンティークタイルがおしゃれな店内で、パンを焼くいい匂い。
自家製パンとベジタリアンメニューをコンセプトにした本格的なカフェです。
バリのお寺でよく目にする大きなギンガムチェック。ですが、こちらではおしゃれなリネンでフリーサイズのゆったりパンツ。
出直して、今度は(出荷後の)夕方。
ソフトオープンの仮メニューから、
デイリー・スープ、
蓮根バーガー、
ベジタリアン寿司セットを早速注文。
バーガーのバンズはもちろん自家製ですよ。
蓮根のすり身を使った具材とソースもすごくいい感じ。(ん? 2個食べたのは誰ですか?)
ベジ寿司は、おせちのような、お菓子のような華やかなプレート。 これはきれい。
肉食で知られるわが家族は、「寿司だ!」、と色めきながら、
それでも「なんだ、野菜だけじゃん」とはならず、完食。珍しいこともあるもんです。
こんなにかわいければ、こっちはどんな味かな、って、次々食べてみたくなるよね。
今回はカフェのみソフトオープン。
雑貨のお店は7月にオープンの予定だそうです。
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カフェがオープンしたばかりの金澤さんがお茶会(中国茶)を開催。
お忙しい中、感謝です。
場所はMAS村の風が通る気持ちのいいお庭です。
ガルンガンという静かなお祭りの日にふさわしく、皆さんでホームメイドのおやつを持ち寄って。
「バリ人にこのお茶飲ませても苦いとしか言わないね」
「もしかして日本茶や中国茶のような味が分かるのは人種かも」
「中国茶の茶法ってどうしてこんなおままごとみたいなサイズなんでしょーね?」
皆さん興味津々。
私も以前台湾でこのお茶器と茶芸を最初に知った時、味わい方も茶器にも、全然ピンと来るものがなかったんですが、
このところなぜか、とっても惹かれる中国茶会。ワタクシ、今もってお茶文化の入り口に立っている気分です。遅咲きとでも言いましょうか(笑)。
そうそう、私はインドで買ったレディグレーというお茶を持って行きました。
アールグレーのもとになっているベルガモットの花びらが入っている無農薬栽培。
中国茶の後に、しっかりとパンチの効いたフレーバーティーもなかなかでした♪
入れ方は人数が多かったからって給湯ポットに直接お茶っ葉入れちゃって、お見せできません(笑)。
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ガルンガンのお休みに
子供が昼も夜もはまっているもの。
凧です。
こういうものだけはやりだしたら、 止まりません。
バリでは凧は自分でつくるのが基本であり、その凧がカッコ良くて高く飛ぶことが競われているので、
今週あたりの乾期の空=風のある高い空になってくると、皆もうそわそわ。
まずはフレームにするための竹ひごづくりです。
次に、こうしてナイフで1本ずつ裂く。
バリ男の仕事はコレが基本かもね。
割ると裂く。
お供え物全般はこうして竹やらヤシやら豚肉を割って裂いてほとんどができる。
刃物の使い方、凧つくりながら覚えるんですね。
UBUDの凧作り名人のおじさんのところで見た「顔付き」型を、真似してつくってみているところなんだそう。
コウモリですね。
枠までつくって、あとは翌日。
ガルンガンのお参りにお寺へ行った後は
いとこの家で凧作りを手伝い、
帰ってきたらサロン着たまま
前日の枠にビニール貼り。
ビニールは縫い代を残すような感覚で、枠から少し外側を切っていきます。
蚊取り線香の熱でビニールを溶かしながら接着するのです。
この作業は枠づくりからしたらあっという間。
はい、もう、できました。
早速飛ばしに行ったかと思ったら
「くるくるまわっちゃって飛ばなかったー」、って。
どんな形でも飛ぶわけではないんですね。
良く飛ぶ形のバランスがあるし、左右の竹ひごの重さが均一じゃないといけないし、ビニールがしっかり貼られていないといけないし。
そんなにカンタンではないけれど、バリ中の少年たちがこれを作っている。
刃物を使うこと、手を動かす仕事を、最初はこうして遊びから覚えるんですね。
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ガルンガン、おめでとうございます。
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そーだ、我が家の肉食ぶりが分かる写真がありました。
今月バースデーがあったうちの主人とBBQの有名店NURISへ。
ポークリブ1皿ずつ、オニオンフライ、ポテトフライ。
これが最高にごちそうなんですよ。
私は食べれるものがほとんどないから見てるだけ(笑)。