« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

2014年3月27日 (木)

桜のことと、作品展@京都明日から

ジコンカさんでの作品展が終了しImg_2737

昨日京都へ戻りました。

お越しくださった皆さま、

大変ありがとうございました。

先週金曜日(作品展初日)には

京都は雪がちらついたそうです。

移ろいの季節ですが

ジコンカさんでの最終日、3日目は3連休最後の日曜日で

春らしい素敵なお天気でした。

会場へ向かう途中の深沢の桜並木、

根元から咲いているのを発見。

何と、たんぽぽの下から葉と一緒に出てきていました。Img_2740

枝からのつぼみはまだ開いていませんでしたが、

同じ木の幹からもまもなく開きそうなつぼみが。

見つけられた方

いらっしゃいましたか?

保育園から246の間の、桜新町駅を背にして

左側の木です。

25日(火曜日)に

上野へ行った際には

もう咲き始めていました。

こちらの満開はソメイヨシノとは違う種類で

不忍池の入り口で豪華に咲き乱れておりました。

今週末はImg_2775

どこもお花見&夜桜ライトアップが

はじまりそうですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして

明日からは作品展その2

@京都toko manisです。

狭いtokoにぎゅう詰めに並んだ

今回の新作、

やはりメインはこちらです(笑)。

Img_2797今日は一日上着の要らない暖かさで

ドアと窓を開け放ち

春の風が通り抜けるtokoで

設営をしました。

明日からも気持ちの良いお天気が続きますように。

皆さまのお越しをお待ちしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

余談ですが、

上野の用件は例のあれでした。(笑)

http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2013/12/index.html

前回はもみじの紅葉で、今回は桜だったのです。

| | コメント (0)

2014年3月22日 (土)

作品展始まりました。

昨日一日降りしきった雨が止んでImg_2732
今日は春らしいお天気を期待しましたが、
今日は今日で
大風の一日。

春の移ろいの中、
作品展が始まりました。

会場のジコンカさんに向かう途中の
桜並木は
まだつぼみが固い様子でしたが、
この並木道が淡いピンク色のトンネルに
様変わりするのも
もうあと少しの事でしょう。

今日から3日間の作品展、
今日は午後からたくさんのお客さまで賑わいました。

大風の中、来て下さった皆さま、Img_2731
本当にありがとうございました。


明日もまだ気温が低い予報のようですが
皆さまのお越しをお待ちしております。

| | コメント (0)

2014年3月19日 (水)

まめしんぶん 2014春 その3

今年最初の作品展はいよいよ明後日から。

桜新町駅から会場のJikonkaさんまでの通り道は、

その季節には桜のトンネルのようになるのだと思う

(想像するだけでワクワクする!)のですが

去年はもうソメイヨシノは散っていて。

桜の開花予想日は今のところ3月26日からとのことで、微妙ですけれど

今のままの暖かさが続けば咲き始めるかもしれませんね。

わぁ、もう楽しみです!

さて、きょうも今回のマニス服についてもう少しお知らせをします。Img_2569

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ダークカラー系リネン再び

合わせやすくいろいろな場所で幅広く着られる服。

洗っても丈夫で肌触りがしっとりやわらかい服。

シワになりやすいけれどシワが気にならない服。

いつもの薄手リネン「フラットリネンクロス」を後染めしたダークカラーを

今年も作りました。

いつもの1着にちょうどいい大人のリネンです。

一番上は

今回の新しいパターンのひとつ

「バロックチュニック」。Img_2718_2

(似たような名前のデザインが多くて覚え切れなくなってきましたね・汗)

おとといのブログでご紹介したグリーンのブラウスと同じ形なのですが

こちらの薄手リネンでつくったものはまた別の顔をしています。

同じパターンでも布によっていろいろな出来栄えになるのは、

作る者にとってもいつも予想外の面白さがあります。

真ん中のチョウチョのようなブラウスは

「ショートフリル」。Img_2625

リネンで作るとこのボリューム感あるブラウスも

大人っぽいシルエットに落ち着きました。

下の写真のボトムは

「ダブルフロントサルエル・ロング」です。

以前からの「DFサルエル」は手織り布の布幅に合わせてパターンをつくっていたため、

丈が大分短いものでした。

今回はこちらのリネン(幅は150センチくらいあります!)で

たっぷりした丈と分量のものにアレンジ。

ウエストはゴム&ストリングのフリーサイズです。

前についている覆い布を後ろに回して着ても。

一番下のは、

一昨年前からつくっている

「シノワコート」です。Img_2721

こちらもかなりボリュームある服ですが

いい感じに仕上がりました。

(パイピング仕立てが難しかった~、とフロムスタッフ。)

写真の色にばらつきがありますが

一番上のとこちらが紺色のもの、

2番目と3番目の写真の服が墨黒のものです。

どのデザインも

2色でつくっています(当たり前か・笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おまけ

きょうのおまけは音楽の件。Img_2690

3月。UBUDに10年ぶりにカムバックしたSonic Cafe(音速珈琲廊)がCafe Angkasaにてライブ。

オーボエのtomocaさんのセンスも素晴らしく、

バリを代表するミュージシャン、ジェゴグ奏者のスウェントラさんもクンダンというタイコでノリノリ参加。

とても豪華でありつつ10年ぶりの帰還(といっても5日間だけ)、心を込めた言葉を音楽で。…そんなライブでした。

2回のライブ、2回とも行っちゃった♪

お陰さまで仕事が大幅に遅れ、大慌て。(なんてことはありません。)Img_2695

いやいや、ギリギリ路線はいつものことなので。はい。ヒコーキに乗るまでが一応タイムリミットなので(笑)。

作品展の会場でこのSonic cafeの音楽をBGMにしようと思っています。

ライブの豪華さとはまた違って、民族楽器とギターだけのシンプルな音。

春のマニス服と合うかな、

音速珈琲廊?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、今回も

皆さまのお越しをお待ちしております!

(桜が少しでも開くといいなぁ。)

 

| | コメント (0)

2014年3月18日 (火)

まめしんぶん 2014春 その2

Img_2714

昨日の続きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回のおすすめは「生成リネン」のシリーズ。

染めていない(=生成の)リネンは

やはり風合いもナチュラルであることを、

再度思わされました。

 

この「ロングカッチ」は、定番の

フラットリネンクロスで。

分量と丈のあるデザイン。

縫い代は薄い色のプリント地でパイピング始末。

リボン結びするストリングはダブル。

ボヘミアンな

雰囲気のある服になりました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Img_2716


プリミティブリネン

生地屋さんが1940年代以前のワークリネンの見本をもとに再現した布。

量産化された最初のヨーロッパリネンはこんな感じだったのかもしれません。

とにかく自然とごわごわしていますが、

とても雰囲気のある布です。

製品染めをするつもりでいましたが、

この生成の風合いがいい感じなので

そのまま使うことに。

30番のしっかりした糸をがっしり織り込んでいます。

写真のシュミゼのほか

パンツ各種つくりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Img_2664

ブロケード織で

生地屋さんでは通称コットンブロケード、

でも

織り柄以外の部分をカットしてあって

透け感のある素材です。

今回はギャザーたっぷりのブラウスを中心に

裏地をつけたトライバルスカートや

インドパンツをつくりました。

同種のブロケードの多くは

イスラミックな雰囲気の金糸の入ったものやImg_2710

ブッディと言われる縫い取り織風。

これまでもいろいろなタイプを

マニスでも扱ってきましたが

コットンだけのものだと

やわらかくナチュラルな雰囲気です。

今の季節にぴったりなさくら色も

ありますよ♪

ぜひご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おまけ

今回のおまけは、

ブログアップをスルーしてしまった3月3日の件。Img_2681

バリの友人たちの間で最近話題になっている

おうちカフェ(=個人のお宅で予約制で食事を用意いただく感じのもの)。

今回は友人のひとりが「ひなまつり」のごはんを予約してくれたので

ランチの時間に仕事を抜け出して行って参りました。

こちらUBUDのある方のおうちカフェです。

お料理のセンスもさることながら小鉢とお盆の使い方がすばらしい。

一番上はメインの散らし寿司ですが、

最初は甘酒とひなあられ。

次に前菜4種。

その次が2番目の写真のお椀。

続いてサラダとにんじんのポタージュ。Img_2676

次に、出汁巻きたまご。

その次が下の写真のもの。

イチゴが乗っているのでデザートかと思いましたら

違うのです。

これはサプライズのグラタン。イチゴの酸味を生かしたもの。

その後に

お口直しのゆずのシャーベット(もちろん自家製)。

そして、上の散らし寿司のお膳で

最後はわらびもち。

何と9回ものお膳が出てくる。

そしてどれも本当に器とお料理が美しく。Img_2679

これじゃ人気必須です。

Uさんのところでは平均2日に1回の予約が入るのだそう。

メニューを考え下ごしらえをするだけでこれが精一杯でしょうか。

それにしてもバリにいながらにしてこんな贅沢なおひなまつり。

Uさん、すばらしいごはんをありがとうございました。

ちなみにUBUD界隈ではほかにもおうちカフェをされている方がいます。

人数は少ないのだけど在住の日本人の方々皆さんいろいろな特技のある方が多くて。

いつも頭が下がります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

わたしは昨日から京都入り。

明日から東京へ向かいます。

「まめしんぶん」、明日も続きま~す♪

 

 

 

| | コメント (0)

2014年3月17日 (月)

まめしんぶん 2014春 その1 

ひなまつりの日に一度ブログアップするつもりが

おっとっと!

そのままスルーしてしまいました。orz

そしてかれこれ、今年最初の作品展がもうすぐです。

皆さまのお手元にはカラフルなDMが届いておりますでしょうか?

はいもう、今回はハギレもすでに人気上々な「ガムチャ」を中心に

春から楽しくいきますよー。

ではでは、今回の「まめしんぶん」ご参照ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Img_2619

ガムチャ

西ベンガル産のチェック柄のストール「ガムチャ」は、

バングラディシュでも織られているそうです。カンタとノクシカタのように、ベンガル人の仕事なのですね。

それにしてもこの元気いっぱいの配色に圧巻です。

マドラスチェックとは異なる、何ていうか、自由奔放で楽しいチェックのアソート。

カンボジアのクロマーのようでもあります。

いろいろバラエティに富んだチェック柄は

パッと巻きつけるのにいい感じの大きさとデザインなのですが、

今回はこれで四角いシルエットのブラウスを作ってみることにしました。Img_2624_2

今回のガムチャは

sinduの山田さんにあらかじめイメージをお伝えして

選んで送っていただいたもの。

5枚のガムチャから3枚のこちらのブラウスがぎりぎり取れるので、

切りながらパズルです。

時々、ほかより小さいサイズのものもあって、うわっ、袖が1枚足りない! …袖だけプリントのものもあるのはそのためです。

ギャザーがたっぷり入ったフリーサイズのブラウス、今回は20点ちょっと出来ました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Img_2662

 

ラリーキルトも少々

昨秋冬で特集したラリーキルトの「マオジャケット」、

今回も少しだけ入荷したのでリピートしています。

前回見そびれてしまった方、

ぜひご覧ください♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Img_2628プリントのブルマーパンツ

今回新しく加わった「ブルマーパンツ」。

履きやすさで早くも好評のようです。

小さなギャザーを入れてウエストゴム。

ふんわりとしたシルエットの8部丈。

こちらのプリントでは

パイピングを別布にして

楽しいコンビネーション。

いろいろな配色のものがありますよ。

薄手なので真夏まで楽しく履けそうです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブルー&グリーンの服Img_2659

サリーの下に着るブラウスの無地生地は、

たくさんの色がありますが、

バリで織られている無地同様、

縦糸と横糸の配色が異なるシャンブレーが中心。

どちらも似たもの同士ですが、

インドのものの方が糸が細く

仕上がりも薄い(と思う)。

そういうわけで、

こちらのブラウスは一見バリの生地のようですが

フロムインドのシャンブレー。

新型の「バロックチュニック」はフリーサイズで4色。Img_2667

ギャザーと小さなタックが入った着易いデザインです。

ボタンが今回も多いのですが(笑)、

飛ばし飛ばし、ゆる~く留めていただければいいかと思います。

インドパンツはブルーとグリーンの深い保護色で

なかなかおしゃれなプリント。

バロックチュニックに合わせて作りました。

裏をつけた二重仕立て。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おまけ

Img_2562きょうの“おまけ”は、

「ラリーキルトはリバーシブルかどうか」の巻。

ラリーキルトのジャケット、リバーシブルでも着られそうだけど裏で着てもいいんですか? 、というご質問を時々いただきます。

ラリーキルトではこれまで、もう80点弱のジャケットをつくってきましたが、

ときどき裁断でとん挫するのです。

こっちが表! と、すぐに決まるものも多いのですが、

裏表両面がどちらもいい顔をしているものは、ハサミを入れる前にかなり迷います。

ジャケットには

表面のエッジに別布でトリミングを入れているため、Img_2564

表にする色に合わせて別布を選ぶからです。

表裏どちらにも合う別布があればいいのだけど、これがなかなか難しく。

本当に分からなくなったときは、

まず1パーツを切ってみる。それで裏表を見て見る。

こちらのキルトの場合、ピンクの面も捨てがたかったのですが、

やはりこのパツッとした黒が効いている面を表に。

別布も黒に。

裏面が地味なものや傷や退色しているもの(補修できるところはしていますが)もあり、その場合は裁断では迷わないのだけど、両面を着る割合は低くなるかと思います。

いずれにしても仕立て上ではボタンは片面だけにつけています。

今はもう見かけない昔のサリー、普通ならぼろになって無くなってしまいそうなチープ&キッチュ系の普段着サリー。

捨てられずにこうして残っているのはある種の奇跡。誰かさんが選んで裏表に組み合わせをしたキルトなので、なるべく両面で着られるのが一番です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まめしんぶん、

つづく~。

| | コメント (0)

« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »