最近つくっている服について
1月も後半になりました。
バリスタジオから12月後半~今月に日本へ送っている服を少しご紹介します。
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リネンでも起毛ができるという新開発によって
数年前から少しずつ世の中に顔を出している(らしい)リネンのネル。
新顔だけど表情はどこか懐かしく。
11月にも本ブログでご紹介しましたが
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/cat6549982/index.html
同じ生地で続行中は新型パンツ。
お正月を挟んで徐々に制作中の
「ブルマーパンツ」。
さっそく内輪で好評ちう。
ゆったりめが好みの方におススメのニューフェイスです。
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ヘリンボン組織の濃色の起毛リネンをつかって
久しぶりに“衿がフリル系”をつくりました。
上のは
バイアスに取った楕円形の衿パーツを
大きめのタックを寄せてやわらかく立体感を出したもの。
この形をお持ちの方も多いと思いますが
今回ネルでもう一度。
バリシャンブレーとの二重仕立て。
いびつなかたちの
金属のボタンをポイントに。
結果、ピーコートでもないけれど、
しかしどこかマリン系な服になりました。
下は「フリルコート」と呼んでいるかたち。
こちらの衿は生地の地の目を通しているのですが
細かくギャザーを入れてナミナミがより立体的な衿です。
こちらも久しぶりにつくりましたが、
このヘリンボンネルは重さで生地が垂れていくため
バリ部のスタッフ四苦八苦で頑張ってくれました。
すごいのは、もうずいぶん前のパターンなのに
ギャザーのピッチをみんながちゃんと覚えていた事。
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梅春のシェットランドウール・リネン
リネン60%シェットランドウール40%の二重織。
軽くて自然なシワ感があるおしゃれな季節の素材で
新型のパーカをつくっています。
アウトドア風大き目のシルエット(男性でも着られるかな?)。
織が甘いので今のようにうんと寒い時期には向きませんが
活躍できるかな?
下は同じ生地を色違いにコンビネーションした
定番インドパンツ。
単色のものもありますが、
コンビ、面白くできました。
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バロック・チュニック
こちら
新型のチュニックです。
またぞろ! ボタンが!
しかもぎゅう~~~っと詰ってるじゃありませんか。笑!
はい、こういうタイプはボタンは飛ばし飛ばしはめていただくという事でよいのです、。
手仕事はもう途絶え気味のバリでも
こうしたミシンワークのアルティザンは続行です。
似たようなブラウスをマニスでは何年かおきにつくっていますが、
今回のはフリーサイズ。
それなりに新しい定番風です。
素材は10年以上継続のバリ手織シャンブレーとナチュラルウォッシュリネン。
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クメールシャツと呼んでいる夏の薄手素材向けのパターンで
上質な仕上がりのウールリネンにトライ。
これが。とてもいい感じに出来上がりました。
6ミリ幅のパイピングが手前味噌ながら、マニス的技術。
とってもシンプルなかたちですが
オシャレな出来栄えに。
シェットランドウール80%リネン20%の
先染め風。おとな風。
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マニスの作品展は次回3月の予定です。
上記の服はその前に各地で予定されているマニス展、マニス服常設お取扱店で見ていただけます。
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