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2013年12月23日 (月)

伊豆高原の日曜日

その翌日。(前の続きです。)

週明け月曜日が東京での仕事予定だったので、

ここは高松から先、京都をスルーして一日どこか行こうということになりました。

沼津港深海水族館も有力候補でしたが、

科学部(今のところ私と子供だけですが)としては、今回は伊豆高原アンモナイト博物館というところへ行ってみようということになりました。

朝10時に岡山から出発して、新幹線を乗り継いで。

のぞみからひかりへの乗り継ぎ駅が京都だったりして、一瞬地元に戻りながら(笑)。 Img_2393

途中停車駅の浜松では停車時間が5分あったのですかさずホームに走り、

「ウナギ」に目がないうちの子供が「ウナギ、ウナギ!」と、お弁当屋を目指すも

今どきの「ウナギ弁当」は2800円もする!(2600円だったかも…、とにかく2000円台!)

そこで、私としては800円台の「うなぎパイ」をおすすめする。

早速車内でビリビリと包装紙を開けるも、

「そっか、パイか!」、って。わはははは!

久しぶりに買ったうなぎパイのコピーはやっぱり「夜のお菓子」。

「何で夜のお菓子なの?」

「さぁ? 夜食べた方がもっとおいしいからじゃない?」

「じゃ、夜にまた食べるよ」

と言って、その場で既に3枚食べちゃうし。爆!

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お天気もばっちりでImg_2398

富士山をしっかり眺めながら

三島で新幹線を降りて、

そこから東海道線、伊豆線に乗り継ぐ。

東伊豆の海。

息をのむほど美しく。

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ようやっとたどり着いた伊豆高原駅。

すでに午後3時を回っております。これでも一番アクセスがいい乗り継ぎなんです。

京都から東京は早いけど、Img_2399_2

寄り道すると何て一日があっという間か、と。

バスを待つ間に

駅前ロータリーにあった“足湯”に大喜び!

お湯が大好きなもので!(笑)

目的地付近にバスが到着したのは午後4時過ぎでした。

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バス停からさらに急な坂道をよいしょよいしょとスーツケースをコロコロ引きずりながら、

何とか到着したアンモナイト博物館。

はい、ココです!Img_2402

うわー、さすがアンモナイト専門の博物館。

アンモナイトだけしかありません。

その徹底ぶりがハナマル。

しかもオシャレなリゾート地にぴったりな

シンプルでオシャレなしつらえ。

いちばん嬉しかったのは、期待以上のしっかりした展示内容でした。

アンモナイトって、化石の中の代表格ですが、

巻貝のようでいて実はイカの仲間。軟体動物の一種なのです。Img_2410

現存のオウムガイの仲間で、マキマキを背負ったまま、海中をすい~すい~と泳いでいたもの。

日本では北海道にある地層からたくさん採取された頃があったそうです。

時代は古代シルル紀(約4億4370万年前から約4億1600万年前)辺りから白亜紀末まで(1億4550万年前から6550万年前)の長きにわたっているそうです。

ゴンドワナ大陸移動の時代を挟んで、恐竜たちが反映した時代のずっと前からずっと後まで、地球上で海の中で、すい~すい~、と、していたのだそうです。

で、

こちらは私設の博物館なのですが、館長さん自らが

アンモナイトの化石が入っている断層の破片をつかって、どうやって化石をうImg_2405まく取り出すかを体験指導してくれます。

ミュージアムの中での、化石採掘WSです。

これがなかなか難しいらしく。

断層の模様を見ながらノミをあてていく。

しかも、何億年も前の断層なのでそれなりに堅い。

館長さんに手伝ってもらいながら何とか取り出した化石は、

お土産としていただけるのでした。

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私は、販売コーナーにあった白いマダガスカル出土のアンモナイトを

記念に買いました。

マニス科学部のコレクションに、ひとつ目のコレクション。

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ではでは、きょうはここまで。

つづく。

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