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2013年10月26日 (土)

台風も去り、作品展続行中。

皆さまImg_2166

昨日はブログ入力中にPCがすごく変なことになり

同じ写真ばかりが続けて入ってしまいました!

昨日入れられなかった写真を少しだけ追加します。

でも、画像をi-phoneからメールで取り込んだせいか、

圧縮されすぎていてボケボケですね~。

ごめんなさい!

(という訳で、写真入れ替えました!)

私も今回初めて

作品展初日一番に自分の服を買いました。

柄物はほとんど似合わないのでたぶん一枚も持っていないというのに、

ラリーキルト、買ったんです。

そしたら、同じく柄物がスルーだった浅井さんも

ラリーキルト。

そして早速、ブログでもご紹介いただいて。Img_2169

http://nunocha.exblog.jp/2087623

浅井さん、いつも本当にありがとうございます!!!

下は、

sinduの山田さん。

マナリーから送って頂いた手織りウールの服を

着てみて頂きました!

このウール、山田さんによれば

水をはじく。

雪と氷の山岳地帯でつくられる

暮らしのためのウールなのだそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

きょうは台風の雨降りの中、

たくさんのお客様にお越しいただきました。

皆さま、本当にありがとうございました!

作品展、明日までです。

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2013年10月25日 (金)

作品展はじまりました。

台風予報が心配な中、Getattachment4

jikonkaさんでの作品展きょうからはじまりました。

お天気のせいかオープンから夕方まで

モリモリ賑やかな会場で

家電屋さんに注文した

電気ポットも間に合わず(!)

お茶もお出しできないまま

お越しいただいた皆さまにそれぞれのお気に入りをGetattachment1

決めて頂けて。

ほんとうに楽しい一日でした。

ご案内状はじめ

こちらのブログでも何度か触れてきました

sinduさんとご一緒のフロム京都の我々。

京都とインドを往復してかれこれ10年という

布コレクターの

山田育子さんのコレクションも素晴らしく。

新着の素敵なラリーキルトがたくさんです。
Getattachment2

そこに、

8月から少しずつつくってきた

ラリーキルトのマニス服を一緒に展示するスタイルが

おもしろい展示になっております。

(写真がボケボケですみません!)

布好きの皆さまには

とっても楽しい(!)

Getattachment3

今回になりました、

Getattachment3

PCの調子がだいぶおかしく

何ともならないので

きょうの写真がUPできません

残念!

明日の天気予報を気にしつつ

明日にのぞみます。

きょうは本当にありがとうございました。

Getattachment3

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2013年10月21日 (月)

まめしんぶん 13冬 その2

今回のご案内状の写真はPhoto_12

何と全部がラリーキルトでした。

sinduの山田育子さんから購入したラリーキルトがきっかけで、

自分でもインドで集めてみました。

着古しのコットンサリーを何枚か重ねて

刺し子されたラリーキルト。

今はもう見かけない

懐かしいプリントがいっぱいです。Photo_13

サリーのリサイクルであり

敷物やベッドカバーとして

使われていたものが今度は服になりました。

敷物だっただけに

刺し子される前に開いていた穴は

何やら不思議な(笑)色のあて布をして塞いであるし

磨耗していたり

更なる穴が開いたりしている部分も多く、

補修にもなかなか時間もかかりました(!)。Photo_14

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いろいろなラリーキルトを見ていると

ゆかた地のような注染のような雰囲気のプリント、

バティック風のもの、

アフリカン・カンガのようなものがあることが分かります。

かつてそのタイプの流行なども

あったのでしょうか?Photo_15

1枚のキルトから2着取れるものもあり

1着しか取れないものもあり、

トリミングのあるジャケットなので

配色のコンビネーションも

ポイントになりました。

多くは表面と裏面は

はっきりした違いがあるのですが、5_2

両面がきれいなプリントで

状態のいいものもあり、

お値段もいろいろになりました。

グリーン地のものは茶系のトリミングに。









Photo_16

黄色い花の

こちらはパカロンガン・バティックのような

花柄で

カンガのような配色です。

おもしろい!







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Sk_3こちらは

ラリーキルトをパッチーワークしたもの

からスカートを。

組み合わせがおもしろい。












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_17


こちらはパキスタンのラリーキルト。

一層色鮮やかです。

マニス当初の

カラフルな包みボタンのストックを使って

カタックシャツに。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Jk

プリントも少々。

秋に使った赤いブロックプリントで

リバーシブルを。










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Pt_3


こちらは薄手のブロックプリントに

厚手のリネンを重ねて縫った

パンツです。

ウールにこんなプリントを合わせて

着るときっと楽しい、と思って。

無理やり(笑)つくりました。

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このほかもいろいろお持ちする予定。

どうぞお楽しみに!

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お知らせ

今回の作品展では、ラリーキルト、ショールほかインドから生地を買い付けていらっしゃる

山田育子さんにもご参加いただきます。

出展はラリーキルトが中心とのこと。

山田さんの布からマニスで服のお仕立ても承りますが、

以下の点をご了承ください。

● ランニング生地はカット販売できないのでホールでご購入ください。

● ラリーキルトからの服のお仕立てご注文は処々の理由から今回は承りませんのでご了承ください。

● お買い上げはマニスのお会計と一緒です。クレジットカードのご利用も可能です。

その他ご質問は10月23日までにアトリエマニスへお問い合わせください。

075-211-6828

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2013年10月20日 (日)

まめしんぶん 13冬 その1

京都は10月なのにまだウールを着なくてもいいくらいの

過ごしやすさですが、

先週は富士山に初雪。

一歩一歩寒さが近づいてきましたね。

今週はいよいよ

アトリエマニス作品展@Jikonka TOKYOさん。

DMではラリーキルトの服の写真だけを載せましたが

今年の冬服は、ウールの種類が充実していますよ。

是非ご覧ください!!

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カディウールのショートパーカPhoto_6

過去にカットソー向けにつくったパターンで、

やわらかいウール生地とシルクガーゼを組み合わせて縫いました。

秋の回では同じ生地の組み合わせで

切りっぱなしのロングパーカにしましたが

こちらは縫い代つき。

後ろのパーカ部分が四角いのが特徴です。

シルクを重ねる保温力は冷え取りの法則にもなっているようですから、意外と暖かく着られるかもしれませんね。

こちらのカディウールについては前回のまめしんぶんに書きました。

http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/cat6549982/index.html

カディウールはこのほか、Pt

綾織のショールでアウターをつくりました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビハール州のリネンで

ビハール産リネンと厚手リネンを組み合わせた二重のインドパンツ。

太番手でざっくり織られた薄手のリネン。

冬服素材ではないのですが

二重にして重さをつけて

カディウールのナチュラルカラーに

合わせてみました。

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Photo_7国産羊毛を取り入れたこだわり生地で

英国産チェビオットと国産サフォークを選んで

国内で原毛を洗うところから

少量限定で特注した

贅沢な素材。

SPINHOUSEの本出ますみさんが

プロデュースされたウールです。

撚りが強いことで薄手ながらハリがあり、

アウター向けの質感になりました。

上の写真は

フル丈のロングカッチと呼んでいるコート。

後ろにたっぷりギャザーが

入っています。

80番の薄手リネンを裏地に二重縫い。Photo_8

下はマントー。

ボタンは京都マニスのお向かいの

ボタン屋さんのもの。

薄い茶系のミックス風の色は

明るくはっきりしたカシミアの色や

リネンや薄いウールの配色に映えますよ。

国産羊毛。マニス初です。








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ネパールの手織りウールPhoto_9


ネパール原産のアローというヘンプの一種を

ウールと組み合わせて織られている千鳥格子。

ネパールのNGOが産地の女性たちの現金収入のためにプロデュースしているもの。

生地幅が狭くて、という件はすでに

裁断の写真でご報告済ですが

なかなかかわいいショートコートができました。

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Photo_10
ヒマーチャルの手織りウール

こちらも

マントーです。

衿がちょっと曲がって写ってしまいました~。

sinduの山田さんが

先日行かれたインドのマナリーで購入しバリへ送ってくださったものです。

ネットが普及したとはいえ、ヒマラヤの麓から1週間後に直接届くウールには、もうワクワクしました!

(ってことももうこの前書きましたね)

グレーと茶はトライバル感たっぷりです。

ヘリンボンは英国高級ウールの紳士もの風?

黒はカシミアのメルトン風。

色と織により雰囲気が少し違います。

織ってから相当縮絨されているようで、Pt_2

とにかくしっかりしたウール。

フェルトのようなメルトンタイプ。

生地幅も織りのテンションにより

部分的に厚さがいろいろなのですが、

目が詰まっている分暖かいはず。

同じタイプでパンツは

シングル仕立ての切りっぱなしで

できるだけ薄く仕立ててみました。

暖かくて頼もしい(?)フル丈のパンツです。

こちらがヘリンボン。Photo_11

厚さとハリで仕立て映えのする

ちょっといいコートができました。

マオコートです。

トリミングはちょっと色のはっきりした

ウールリネンに。

ボタンぞろぞろ服は、写真のように

全部留まってないのもオッケーですよね?

あ、1個だけ留まっていないのはいかにもだけど(笑)

1個飛ばし、2個飛ばし、でも!

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2013年10月19日 (土)

ギャラリー啓さん「日本の袋展」

今回のtoko manisのイベントは

ギャラリー啓さんの1年に1回の特別展と同じ会期に

させていただきました。201310nihon_no_fukuro_icon

遠方の方にはそのため啓さんのフライヤーも

一緒に送らせていただきました。

その啓さんできょうから

「日本の袋展」がはじまりました。

http://gallerykei.jp/

フライヤーを受け取られた皆さまは、

このフライヤーがたて向きなのか横向きなのか

どちらだと思いましたか?

三つ折にしているので「日本の袋展」のタイトルを見ながら

開いていくと、あら?

啓さんのロゴは縦向き。

「どっちなの?」と聞いたら、

「どっちが縦でも横でもええのよ。でもね“啓”が入ってる向きやねん本当は」、って。

アバンギャルドでんなぁ!

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さて、その啓さんに昨晩私がお伺いしたのは

夜9時過ぎ。Img_2102

toko manisにお集まりの皆さまとご飯会をした後の時間です。

設営のため1日閉店だった啓さんのお店の前を通ると

まだ電気がついていたので、

お邪魔してしまいました。

何かお手伝いがあれば、なんてこれまたお節介な考えだったのですが

啓さんは「私は一人じゃないとできないのよ」と。

そうか~。

私は設営というと何人かの手があったほうがImg_2103

断然早いのだけど

啓さんは一人集中設営派なのですね。

その気迫に、その時間が特別な時間であること、

まるで集まった袋たちと啓さんが最終打ち合わせをしている舞台裏のような気配を感じました。

さまざまな大きさでさまざまな用途の日本の袋たち。

たまたまどこかで残されてきて、

啓さんとであってここに集まってきた袋たち。

もし袋たちに心があったら

こんな風に

展示されることをすごく喜んでいるに違いありません。Img_2105

設営は

ちょうどぼちぼち終わりかけていたので

ずーずーしく一番乗りの状態で

写真を撮らせて頂きました。

夜ですので光がちょっと足りていませんが。

ジーンズでひとり脚立に上がったり降りたり。

てぐすを引っ張ってみたり緩めてみたり。

フライヤーも相当パワフルで

毎回驚かされますが、

展示はもっと魂が込められているのですね。Img_2106

この展示そのものが啓さんの

年に一度の作品なのだな、と

気付かされました。

そうなんです。

啓さんは以前、バッグの作家さんだったという。

今はこの展示がそれに変わる作品なのだと

私は思うんです。

「普段出しているものを全部しまうところからだから

結構時間かかるのよ。Img_2107

内容によっては壁の棚を

全部はずすこともあるし。

今回は吊るすものがメインになったわ」

赤と紺のかぼちゃのような袋が入っているのは

魚網みたいな開口部の大袋。

ひもは天井からつる下がっております。

きょう初日は朝10時半からもうお店の前で

待っている人がいました。

初日のオープン時は「ホンキ」のお客さんが多いとか。Img_2111

お昼ごろに行かれたお客様は「男の人ばっかりだったわ」って。

ホンキは男性に多いのかな。

あぁ、もう想像するだけで緊張してしまう世界です。

とにかく会期中啓さんの体力が持ちますように。

そして皆さま、

啓さんのすばらしいインスタレーションを

ぜひ会期中にご覧ください!

啓さーん、頑張ってくださーい!



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ウスタニミホさん展&浅井さんWS

昨日は写真を1点しかアップできませんでしたので、

会場の様子を改めてご報告します。

Img_2094


ポーチ、バッグ、クッション。

どれも全部かたちも絵も異なる

手づくりです。





ひも付きポーチのひも。

バッグの取っ手になっているひも。Img_2098


これは、

タイの少数民族に材料を送って

つくってもらっているんだそうです。

毛糸のポンポンも。

言われて納得。

藍染の衣装にピンクや赤のポンポンのついた

ベルトを使っている、あの少数民族ですね。


Img_2118ひもはループ返しでひっくり返すのではなく


(マニスではループ返しなんです)

手縫いで縫い締めているもの。

その分、しっかりとしていて

丈夫なんです。

これが作れるのは少数民族だけなのですって。

使われている生地も、

100年前のオールドリネンや

ウールヘリンボン、

タイのプリント生地、

シルクのチェックなど

こだわりがあるのです。

クッション、

こちらも大きさ、形がいろいろで迷います。

Img_2096


裏側の布が

バッグと同じようにヘリンボンと

コンビネーションになっているものも。

まくらのサイズのも。

ブラウスは

バイアス仕立てでフリーサイズのImg_2095

コットンダブルガーゼ。

ペイントが

映えますね!







墨だけで

こんなにいろいろなペイントが。

私はImg_2087

クッション3個買いました!













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Img_2114
さて、

ただいまの時間

tokoの店内では

待ちに待った

浅井恵子さんのワークショップ開催中。

予定人数より若干大目の6名様のご参加です。

皆さん、編み物経験者ですが、

ドミノ編みの世界に興味津々。

準備をすすめながら

「ワークショップはじめて~」、と

おっしゃっていた浅井さん、Img_2120

わお、とってもいい先生。

……、お師匠さまですから

当然です?

むしろ、今までやったことなかったのが

不思議なくらいです。







場所が狭くて恐縮ですが、

皆さまとっても楽しそうにImg_2119

編みすすめていらっしゃいますよ。

かれこれ1時間経過。


さて、どんなものができるでしょう???

楽しみです!!!




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2013年10月18日 (金)

toko manisはじまりました。

きょうから京都toko manisはウスタニミホさん展。Img_2086


初日の今日は

深夜バスで来てくださったウスタニさん、

早朝出発で来てくださった浅井さん、

お客さまの中には

網走から来てくださった方も!

にぎやかに

楽しく開催しております。



会場の様子はまた明日ご紹介します!

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2013年10月16日 (水)

ウスタニさんについて、浅井さんのブログ

「いよいよ、近づいてきました」、という書き出しで。

ウスタニさんのお仕事を長く見てこられた浅井さんならではの。

まこと素晴らしい。

皆さま、ぜひご覧ください!

http://nunocha.exblog.jp/

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ウスタニさんのマニス服、できました!

このところ雨期の気配のバリ。

曇り空にてPhoto_2

写真がちょっと不鮮明ですが

ようやっと出来上がりました。

ウスタニさん作ペイントを使わせていただいたコラボ服。


秋の季節に合わせてPhoto_3

表はウール。

中に、こちらの素敵なペイントが潜んでいます。

せっかくの手描きがもったいないとも思うのですが、

表は軽くてふかふかしたカディウールのショールなので

裏表に着るとウールの厚みで

綿入れのような雰囲気になるPhoto_3

リバーシブル仕立て。

上は表のカディウールショールに

薄手のカディウールをトリミングした

襟なしジャケット。

下は少しAラインのシングルジャケットのかたち。

ペイントは薄手の生成リネンですが、

たまたま入荷していた

インドのカディウールとの色合いがぴったりでPhoto_4

季節柄ぴったりの服になりましたよ。

さぁ、この服を持って

明日(日付的にはきょう)バリを発ちます。

今週末は京都toko manisでお目にかかります!

ウスタニさんからはどんな作品が届くのか

とってもワクワクしております。

ウスタニさんは初日18日に来てくださるとのこと。

皆さま、どうぞお楽しみに!


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2013年10月 8日 (火)

そしてモリモリ、食べるのです。

仕事の量が増えたせいか、筋肉もモリモリしてきちゃって(!)

ついでに食欲もモリモリっと!Photo_4

それと相まって子供が食べ盛り。

毎日のごはんは、

こんな感じの自家製ナシチャンプルです。

いろいろ茹で野菜とトマトのスライス、茹でタマゴ、

それにさっと焼いたチキンかポーク。

肉の炒め汁に味付けしたソースを全体にかけるだけ。

クリスピーなオニオンフライ(赤玉ねぎのもの)をトッピング。

以下、最近のごはんレポートです。

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こちらは「エビご飯」。Photo_6

ピラフもどきの炊き込みご飯。

ニンニクをつぶしたのとバターひとかけらと

塩少々。

たっぷりのエビと刻みトマト。

以上。

炊き上がる香りがたまらない。

インドネシアではおいしいブラックタイガーが比較的安くて

ナマで売られているから。贅沢できます。

炊きたて限定、お代わり必須(笑)。

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ポテトのおやき。Photo_7

高山なおみさんの料理の本に出ていたレシピ。

適当に千切りしたジャガイモ1個。

フライパンで多めの油で。

あまりかき回さずに焦げ目がつく頃に

何度かひっくり返す。

ジャガイモのでんぷんで何もしなくとも勝手にくっつき合っていい形でおやきになる。

仕上げは塩をひと振り、パセリを刻んだのをひと振りです。

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ダイコンの酢漬け。Photo_8

ダイコンを黒酢とニンニク塩麹とだけで浅漬けしたもの。

辛くないカクテキのようではまっております。

食べるときにちょっとだけナンプラーとゴマ油を垂らすのが何とも美味。

時々手に入るゴボウは(時々しか手に入らないんだけど)、

伝統的な煎りゴボウに。

この二つがあるとどんなにへこたれてもシアワセ。

(そんなにへこたれてもいないのだが。)

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デザート編。Photo_9

どら焼きと水ようかん。

こちらは、cafe topiのサンデーオーガニックマーケットで買いました。

秋田の曲げわっぱを宝の持ち腐れにしていて久しく、

最近こんなオサレなデザートが買えるようになって(涙)、

大活躍。

どら焼きはヤシ砂糖を使ったこっくりとした甘さのもの。こんなおやつがバリで近所で買えるという贅沢。

買った即日お腹に収まります、もちろん。

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おまけのコーヒー。Photo_10

こちらは、2週間くらい前に行ったクルンクンの市場のコーヒーです。

待ち合わせの待ち時間に、これと黒米の甘いおかゆをこっそり。

市場のコーヒーは、今も昔と変わらない。

ガラスのコップに蓋付きで

プラスチックの小皿に乗って出てきます!

経済がほぼバブル方向へ向かっているこの国で、変わらないものがあることは大事かと。

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おまけのおまけ。Photo_12

そのコーヒーとは別に、

インスタントコーヒーを奨励する派は

市場の一角でこんなディスプレー。

参りますた。






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次回はたぶん、まめしんぶん。

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2013年10月 7日 (月)

裁断モリモリ!

帰国まで10日に迫りましたが、

9月から引き続き作品展のための服をモリモリ制作ちう。

このところ、裁断担当者の体調が悪くついに私が引き継ぐことに。

裁断と言ってもマニスの場合、電動カッターではありません。

大きいパーツ、小さいパーツ、すべてハサミで1枚ずつ。

立ち仕事だし、それなりにきつい仕事です。

常日頃から体力なら自信のない私が(笑)、裁断を引き受けるなんて、どんなもんだろう。

とにかく、いつもの仕事にコレが加わり大層モリモリとしております。

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先日も写真を入れましたが、
Photo
toko manis specialでコラボをお願いしたウスタニ・ミホさんの手描き生地。

こちらを早速裁断なう。

ペイントが切り落とされてしまうのがもったいないのですが、

服に縫われると1着ずつがちゃんと服として

立体として

計算されているんです。

こんな贅沢な服がつくれるなんて。ご縁をあやかりました。

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その下は、Photo

ネパールのNGOがつくった手織りチェック。

アローというヘンプ(いらくさ)の一種とウールを交織したもの。

幅が狭いので裁ち落としがたくさん出てしまうのと、

10mから2着のマントーしか取れないことにしばし迷いつつ、

「えいやっ」とハサミを入れる。

ネパールの、ヘンプの、手織りなのに、

言われなければ分からないくらいきれいに出来ている布。

コンサバ風とも思えるくらいに。

ハサミがキシキシ動きます。

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下はパキスタンのラリーキルトの

ベッドカバーからカタックシャツをPhoto_2

Tj字型のパターンをパズルのように裁断している様子。

テーブルでは広げ切らないのでついに床で!

何度見ても飽きない素朴なお花柄。

何枚もの布を合わせてキルティングされたベッドカバーは、

ハサミを両手で使うくらいカタいのです。

切ることは前提にされていないから当然ですね。

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ラリーキルトについてはまた改めてお話しをしたいのですが、5

今回はバングラデシュ、西ベンガル州のものを多くつくっています。

皆さまのところに先週お送りしている

今月開催の作品展の写真の布です。

そのほとんどはマオジャケットになりました。

すでに大半出来上がっているのですが、

(何しろ時間がかかるので8月から少しずつつくってきました。)

リメイク&リユースであるがゆえに

綻びや摩耗が結構多いのでPhoto_3

アップリケで覆ったり、かけはぎしたりと

いろいろ修正入っております(笑)。

こんなふうに。

見えるでしょうか、この写真で(?)。

模様があるからほころびが見つかりにくく

送る間際に、「あ、ここにも穴ぼこ!」、って。

まだまだいっぱい見落としていそうです

(-_-)/~~~

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そうこうするうちに、Photo_4

インドを旅行中のsinduさんから荷物が届きました。

ヒマラヤのふもと、ヒマーチャル州のマナリーから

手織りウールの反物です。

作品展にも来てくださることになっているsinduさん。

今はまだ旅の途中なのです。

メールで何度も写真を送っていただきながら

選んでいただいた手織りウール。

デリーでは手に入らない

素朴でしっかり縮絨したPhoto_2

フェルトのような仕上がりのもの。

ウールはお湯で洗って目が詰まることでさらに保温性が増して、

寒さからからだを守ることができるのです。

高地マナリーのどんな場所でどんな人たちがこれを織っているんでしょう。

この生地の着心地はどんな感じなのかしら。

自分でも着てみたくなるウールです。

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週末にもう一つ届いた荷物は、国産ウール。Photo_3

北海道のヒツジさんから刈られた

国産羊毛と英国産羊毛をMIX。

原毛から特注という贅沢な生地です。

スピンハウスの本出ますみさんがプロデュースされたこのウール地は、

さっそくフル丈のコートに。

こちらはインドものとは違って幅広なので、

たっぷりしたコートでもヨユウです。

幅広ゆえに、

やはりテーブルの幅が足りませんが(笑)。

薄手なので裏地をつけて。

かなりの重さになりますが、大層贅沢な服になる予定です!

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何だかもう、切るのが楽しくて! 、という毎日でございます。


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2013年10月 1日 (火)

10月は「寺町通スペシャル」!!

インドの旅から先、「まめしんぶん」から先、

一回もブログ書いていませんでしたか?

なんともはや1か月以上のご無沙汰でありますね。

台風も去りすっかりもう秋の気配とのことですが

皆さまお元気でお過ごしですか?

ぼちぼち9月のバリについて書こうかな思いながら、9月は何と今日までではないですか!

そして9月の話しの前に、きょうは10月のお知らせです。

もうご案内状をお送りしているので、ご覧いただいている方はご存知ですね?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_9




10月のtoko manisはいつもよりさらにスペシャル。

浅井恵子さん企画による「ウスタニ・ミホさん展」、

アンド

浅井恵子さんのワークショップ「はじめてのドミノ編み」が開催されます。

加えて、寺町通りでお世話になっているギャラリー啓さんも、1年に1回の企画展を同じ時期に開催してくださることになり、『寺町通スペシャル』というイベントになる予定。

今回は雑誌「SPINUTS」にも広告を掲載していただいて、皆さまのお越しをお待ちしている次第です。

そして早速、企画人の浅井さんが私よりも先にブログでご紹介くださいっているんです。

皆さま、是非ご覧ください!

http://nunocha.exblog.jp/

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今回に限らず、toko manis@京都に参加いただいている作家さんは、浅井さんからのご紹介の方が多々。

ならば一度「浅井さん企画ということでやりましょーよ」、とお願いすると、

快諾してくださった浅井さん。

そしてこの10月のtoko manisについては1年前からの計画でした。

いろいろな作家さん案の中で、浅井さんが決めてくださったのは、ウスタニ・ミホさん。

私はもちろんお目にかかった事がないし、有名な方だし、京都のほとんど無名のちっこいスペースに来ていただくのはあまりにも恐縮。

しかし、浅井さんの鶴の一声で決定。「大丈夫よー」、って(!)。

今年の4月15日。

Jikonkaさんでの作品展が終わった2日後、葉山のウスタニミホさんのアトリエへお伺いしました。

浅井さんが段取りをして下さり、連れて行ってくださいました。

逗子駅から海を見ながらののんびりとバスで。Photo_5

着いたところは、素敵な海の近くの白いたたずまい。

あぁ、何だか、コートダジュール。

私たちの到着とほぼ同じくらいの時間に

自転車でツツーっと現れたウスタニさん。

かちゃかちゃとカギが開けられたそこは、

海辺の明るい光が差し込むアトリエ。

バリ暮らしの私が言うのも何ですが、

葉山ってやはり光が違うなぁ。

展覧会が終わったばかりだそうで、作品はあまりなかったのですが、

あぁ、これがウスタニさんワールドなんだ、ってすぐに分かるような空間でした。

ミシンと大きな多目的テーブル。

Photo_6

ぽつぽつと釣る下がっているバッグは

やわらかなタッチのハンドペイント。

オシャレだし独特の雰囲気です。

何だか早速テンションが高まってきちゃいました!

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ウスタニさんが自転車で現れた時、

私はウスタニさんの娘さんかと一瞬思いました。

正直、「え?この方ですか?」って。早とちり。

私はもっと、こう、貫録のある、年配の方っていう思い込みのイメージがあったから。

しかし、お話しをしているうちに、

やはり日本のテキスタイル界で活躍されてきた方ならではの体験談。Photo_7

お子さんを育てながら、時代の最先端をゆく作品作りを続けられてきたウスタニさんです。

そのお嬢さんはもう20代でウスタニさんのお仕事を手伝っていらっしゃるそうで。

わー、もう、それなのにかわいくてきれいすぎる!

あ、ステキなお二人のツーショットがファイルに残っていましたよ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういう訳で、ウスタニさん、今回のtoko manisには作品とともに京都に来てくださることに!

もう、今からワクワクしておりますが、

その前に。

マニスでの展示だから、やっぱりコラボもやりましょうということにもなっていて、

Photo_8バリ制作部はきょうからその作品づくりに取りかかっているところです。

先週末、ウスタニさんがペイントしてくださった生地がバリへ届きました。

4点のリバーシブル・ジャケットになる予定のこの生地は、

1枚ずつが「身頃」とか「袖」のサイズに切ってあり、

そこにウスタニさんがペイントをしてくださったもの。

こんなこともお願いできてしまうなんて、

浅井さん企画ならではです。

どんな服ができるかは

ドーゾお楽しみに!

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そして今回は、

浅井さん自らワークショップもしてくださることになっております。

先程ご紹介した浅井さんのブログ『布とお茶を巡る旅』では、

「どうしてそんなことになったのか、経緯はよく覚えていませんが(苦笑)」って書かれていますが、Photo

そりゃもちろん、私が

「あ、そーだ、浅井さんワークショップなんかもどーですか?」って欲張りな提案を出したからですよ(笑)。

ドミノ編み。

こちらの襟巻は、昨年、浅井さんからさりげなくいただいたもの。

「みきさん、こんなの使う?」って言われて、

「え? もちろん!」、って。

だって、私のピンクパープルのメガネにピッタリじゃありませんか(笑)!

でもって、ワークショップ。

つくり方まで習えちゃうなんて。

ドミノ編みって私もこれまで聞いたことがなかったのですが、何でも、とっても面白いらしいのです。

マニス内では、エイコさんがすでに弟子入りちう。

編み物の好きな方はもちろん、あまり興味がなかった方でもハマること間違いなし、という

予感です。これからの季節、お家のおこたでの過ごし方にいかがでしょう? 

ワークショップのお申込みは、かれこれ定員になりつつありますが、

まだ受付をしております。

(詳細はサイトの「お知らせ」にあります。)

是非この機会をお見逃しなく!

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10月はJikonkaさんでの作品展も。

毎日ぎゅうぅっと濃いめの仕事、しております(笑)。


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