まめしんぶん 13秋 その2
まめしんぶん、つづきです。
きょうは、カラフル系の服たちのこと。
いつもはほぼ100%仕事モードのインド、今年は子連れ旅で半分以上バカンス気分だったのですが、
最終的にインドから送ったり手持ちした荷物の総量は過去最大でした!
重たいおみやげと重たい生地が多かったのかな???
子連れで集中力も時間も半減する中(笑)、自己満足ではあるけれど結構いいものが見つかりました。
インドの神さまに、ハグ。
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西ベンガル州のリサイクル・カンタと勝手に呼んでいる
ステッチの凹凸が独特で、目下、世界的に人気のもようです。
着古して弱ったシルクサリー2枚を合わせ、
刺し子風の手でのステッチで合わせたもの。
マニスでも、もう何年か越しにつかっています。
今回はポケットのないブラウス風のリバーシブルに。
この形をすでにご覧の方も多いかも。
思いきり(生地が足りるくらいまで)短くしたものです。
裏表の組み合わせ方もいろいろで、
本当に1枚ずつ個性が異なるショール大の布から
ギリギリのサイズで裁断を。きわどい!
昔懐かしいシルクのプリント柄は
ついどれにしようか、と悩みます。
はい、今回のリサイクル・カンタはひとしおに可愛くて。
インドで、迷って迷って選んできた新着ほやほや(!)のカンタです。
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ラリー・キルトと呼ばれているものです。
これまで興味を持ちながらも、敷物のような厚手のものしか見られませんでしたが
今回やっと服地になるタイプを手に入れることが出来ました。
念ずれば叶う。
あまりのかわいさに、
ぼぅ~っとしてしまうのは私だけでしょうか(笑)、
ノスタルジックなコットンのリサイクル。
今回は2着のみ。
冬の回でいろいろまたつくる予定です。
ちなみに生地に両面性があるので両面着られるような仕立てにしています。(ボタンは片面のみです。)
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やはり今回はじめて購入できた
カラムカリというタイプの更紗です。
カラムカリとは、インドでは手描き更紗の事を言うようですが、
こちらはアンドゥラプラデーシュ州でつくられている
天然染めを基本にしたカラムカリ。
昨年「セミアンティーク」だと聞いて使った
ベッドカバーのパッチワーク・プリント生地と同じものでした。
染織の過程でバターミルクを使っているそうで、
この生地は何度か洗わないとバターミルクの臭いが消えないかも知れないんです。
バリで仕立てる前にかなり洗っておりますが
やっぱりぷーんとその匂いが残っています。
大層ワイルドなプリントですが、
その色合いの妙にはまってしまいます。
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師匠の浅井さんが台湾で買って来てくださった「花布」。
名前の通り花柄の。
一見「そうか!」って思ってしまうような普遍の花柄です。
でもやっぱり中国仕込み。
台湾では布団用?
しっかり目の積んだ生地ですがそれなり薄手なので
裏にバリ生地を挟み込んで仕立てました。
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では、皆さま
フラウさんでのマニス展を是非お楽しみに!
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コメント
とにかく、生地と色が楽しいですね、
また、和楽さんで、見せてください。楽しみにしています。先日は、水玉のスリムパンツを、作っていただきました。楽しんでいます。
マニスさんの洋服の組み合わせが、見てみたいですね、参考にさせてください。
投稿: 石井君子 | 2013年9月 9日 (月) 15時25分
こんにちは福岡の大塚です。
修理代ありがとうございます。
また、あいらしいコンペイトウ、ウレシイデス。
また、何かありましたらいつでも言って下さい。
大塚淳子
投稿: untidy大塚淳子 | 2013年9月11日 (水) 13時41分