年末のバリ
2013年が、
ついに始まりました。
ついに、というのは
私の勝手な言い方で
2012年
とてもいろいろなことが
ぎゅゅ~っ、と
詰まっていたものだから
12月は
バリへ戻ってから
「まだ今年だなんて長いなぁ」、と
ひとりごちていたからでした。
とにかくとにかく、
今年になりましたゆえ、
2000年から作品展をスタートした
マニスも13歳になるのです。
普通に言ったら
中学生。(笑?)
どうぞ、皆さま今年もよろしくお願いいたします。
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昇華
少し遡って、昨年11月のこと。
一番上の写真と
こちら。
UBUDのサヤン通りにある
GAYAというアートスペースで
11月末まで開催されていた
展覧会の作品です。
蓮華座に立ち叫びあう観音さまや
大仏さま。
皆さん、現代人になったもよう。
作者はUBUDでやはりパロディ感覚なコーヒーショップのオーナーさん。
これが由緒正しきお寺に鎮座するってことは、もちろんないと思うけれど
そういうことより、
こんな木像よくつくったものだ、と感心しました。
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パンダマーク
友人のともこさんから
かわいいお土産、
いただきました。
このおっきな箱の中身は
バナナチップス。
「こんなにたくさん、
食べきれないよ!」、って
思ったけれど
あっという間になくなった。
スマトラ島の人気ブランドなんだって。
でも、見逃さないよ。
手足が長いこのパンダがもし立ちあがったら、8等身はあるであろう。
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直子さんの新しいお家
翻訳家、三木直子さん(真ん中の人)が
昨年
ニュクニンにお家を建てられました。
帰国前の某日に
たまたま川を挟んで対岸にある
「BAMBOO HOUSE」という物件(画家のジェイソン・モネが生前に住んでいたという)を契約したばかりの知り合いと、
突撃お邪魔をいたしました。
こちらは、リンダガーランド(80年代に竹の建築・家具で世界中に知られたアーティスト)の敷地のお隣でもある。
つまり、今ではとても手に入らないようなUBUBの一等地なのです。
ずっと前から借りたままになっていたという土地が
きれいなきれいなヴィラになりました。
本当に夢のような場所なんですよ。
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12月15日のダブル選挙に
熱く関心を寄せていた
バリ在住の皆さんが我が家に集まって
アセンションの日とも言われた
12月21日に
おしゃべり会。
夕方から深夜まで。盛り上がりました!
選挙の結果は皆さんご存知の通りですが、バリに暮らす日本人の皆さんの意見は幅広く。
70年代のデモ体験者から、原発問題に詳しい人、見えない世界にツヨイ人。
芸術家、舞踏家、通訳、翻訳家、ヒーラー、自営業者(私を含む)、主婦。
離れて暮らしている分、日本のことを思い続ける皆さんの
真のご意見に、感謝でした。
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お祝いに
バリスタジオのソーイングスタッフ
ワヤンが、
私の帰国中に出産。
年末、最後の荷物を日本へ送った後
早速会いに行ってきました。
プリアタンの花屋さんで自分でつくらせてもらった(日本ではとてもできない事ですね)
ブーケは、
ワヤンが好きなピンク色の花が
うまいこと揃いました。
予定よりも2週間も早かったというのに
とても健康な赤ちゃん。
ワヤンは、1年半前の初出産の際死産になり、
以降家族ともども私たちも2度目の妊娠では、仕事が体に障らないように、と
気遣ってきました。でも、
働き者のワヤンは後半はスタッフの中で一番たくさん縫い、
一番いい仕上げでいつも予定が遅れがちな皆を支えてくれたのでした。
どこからあんなパワーが生まれてくるんだろうな、と、いつも思っていました。
ワヤン、きっと素晴らしいお母さんになるだろうな。
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雨宿り
今年の雨期は、
本当によく降ります。
ちょっと晴れたな、なんて思って
うかつにバイクで出かけて
何度「しまった」と
思ったことか。
そういいつつ、
雨宿りというものは
天気のせいにして
ちょっとした予定変更が
図らずも♡、なことも。
某日。
たまたま降られたのがスグリワ通り。
目の前にあった(というかそこまで目指して駆け込んだというか)
ワルンSOPAで、
ご覧のとおり。
道路が川です。
排水路が狭く、ゴミが詰まったままの
通りはちょっとの豪雨でこのありさま。
軒下でのんびり雨が去るのを待ちながら、
カプチーノまでいただいちゃって。(ムフフフフ)
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晴れ間にはたまたま、一日降らない日というのも
あるにはあります。
先日の「トーク会」の反省会をかねて
年の瀬は、ゆみさんのお宅へ。
そしたら何と、この豪華な夕焼け
プラス
日が暮れてからは
クリスマスツリーのライトのような
たくさんのホタルの群れが。
でも、遠くで雷鳴が、雲の間にフラッシュが。
あいまいで激しくて美しい、雨期のUBUDが好きです。
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大晦日
この日にどこでどう過ごすかを
事前に決めていたのは
今回が初めてかもしれません。
子供たちが楽しみにしている
花火をうちでもやろうということで
クリスマスより前から(笑)
予定になっておりました。
バリではバリ歴新年(ニュピ)の前日と
西暦新年新年の前日(大晦日)だけ
打ち上げ花火をやってもいいことになっているため、
祭りごとに血が騒ぐバリ人たちが(笑)最も楽しみにしている日のひとつかと。
うちでの花火会は、軽く声をかけただけで40人近くが集まり、
それが終わってからUBUD王宮前へ出かけてみると、この騒ぎ。
車もバイクも途中から迂回というわけで「カウントダウンに間に合わない!!」、と焦る皆さんでごった返す。
で、今年も明けました。
このナイヤガラ花火で!
雨粒ひとつ落ちてこない
一晩でした。
素晴らしい計らいをいただいたと
手を合わせ感謝しつつ
元旦を迎えました。
どなた様にも、素晴らしい1年となりますように。
ちなみに今年の王宮の花火パフォーマンス、たまたま打ち上げ花火の真下にいて
その人出に、
一緒に行った友人YOYOと子供たちと「祇園祭みたいや!」って。
YOYOちなみに京都人(笑)。
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新年2日目
早速、生地が足りないと
クルンクンの布市場へ。
まだ夢から覚めずしまりのない写真で
ごめんなさい。
右の方は、クルンクンの布のドンみたいな
存在のおばちゃんの娘さん。
おばちゃんはすでにまどろんだまま。
1,2年前に倒れて以来とのこと。
この方たちに出会ってマニスがはじまって、
バリの手織り布を今でも使わせていただいていることに感謝しながらの
2013年のスタートです。
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さて、今月も間もなくまた京都へ向かいます。
toko manis special「えみおわす&プエンテ」展にて、お目にかかります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
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