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2012年11月 3日 (土)

まめしんぶん 2012冬 1

お待たせをいたしました。

作品展がもうすぐです。

今回はちょっと間があきました。

それで、季節感も秋から冬、その先のシーズンのお出かけ用まで揃う「2012冬」の作品展です。

明日の晩バリから出発ですが、きょうやっと服の種類が揃ったばかり(!)。

インドの生地たちの服もちゃんと間に合いそうです。

新しい服たち、秋から継続の服たち。

その一部をご紹介します。

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ダブル仕立てのインドパンツBrocade_india_pt


暑い季節はプリントで何枚も何枚も作りました。

ウールの季節に異素材が楽しめるよう、

薄手の生地にヘンプやリネンを重ねて

いろいろなインドパンツ。

上は宮廷風渋めのラメ糸入りのブロケード織オーガンジー。

薄くてハリがあるけれど中に薄手のリネンを重ねたら、

柔らかさが出ました。


その下は、

同じくブロケードのカットワークで薄手のコットン。P1100531

こういうインドもありますよね。

濃いめの生成でヘンプと組み合わせました。

自然色のウールと合せて履いてみたくなります。

ほか、

ダークカラーのシェットランドウールリネン&

バリ手織り生地のもの、

ヘンプを表使いにしたものなどなど。

いろいろ履き比べが楽しくなりそうです。


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ウールの服P1100537


今年もウール服は

シェットランドウールリネンを選びました。

堅さが特徴のシェットランドウールと

滑らかさがあるヨーロッパリネンとの

混紡トップ染めの糸で、

縦横に違う色をシャンブレー調に織ったもらったもの。

深みのあるいい色で、

ふっくらしっかり、由緒正しき(?)ウールの着心地に。
Tent_parka
アウターとボトムで7つのデザインを。

中央はテントパーカと呼んでいます。

背中がテントのような形に立体的。

裏地にソフトカラーのクロマーを使った

ちょっと贅沢なハーフコート。

下の写真はインド仕入。

こちらも毎冬おなじみのPhoto

ヒマーチャルプラデーシュ産ヤクウールです。

今回のものはふっくらとやわらかく上品、

存在感あるコートをお探しの方に、おすすめです。

織上がりの色も

部分的にいろいろなのです。

裏地はやわらかい風合いの天然染めのブロックプリント。


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上海木綿の服

秋から作り始めたこちら、今回は種類が豊富に揃います。P1100526

前回もご紹介をしていますが

「上海で出会って、

その後ご縁があってジコンカさんからお分けいただいた」

というからには、

ジコンカさんで開催の今回のメイン服たちです。

秋の回でのまめしんぶんは、

http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2012/08/index.html

以前もご紹介をしましたが

お師匠・浅井恵子さんのお話は、Ns

http://nunocha.exblog.jp/18397974/

ほどほどに目が詰まっていて堅さのある木綿生地は

仕立て映えします。

1反ごとに違う格子の楽しさから

ほぼ全部の服が柄同士のコンビネーション。

つくっている間は

どの柄をどの部分に使うかほんとうに悩ましかった(笑)けれど、

出来上がってみると

それがすごくフィットしているもの、意外だったものSgh_dbl_benz_jkt

いろいろあります。

出来上がってみないと本当のところが分からないのは

どの服にも言えることですが

この木綿はことさら悩ましかった(笑)。

ただ、古いものだけに

若干の汚れがあるもの、水洗いで色が滲んだものもあり

それを捨てずに使っている点をご理解ください。

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まめしんぶん、続きます。

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