まめしんぶん 2012冬 1
お待たせをいたしました。
作品展がもうすぐです。
今回はちょっと間があきました。
それで、季節感も秋から冬、その先のシーズンのお出かけ用まで揃う「2012冬」の作品展です。
明日の晩バリから出発ですが、きょうやっと服の種類が揃ったばかり(!)。
インドの生地たちの服もちゃんと間に合いそうです。
新しい服たち、秋から継続の服たち。
その一部をご紹介します。
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ダブル仕立てのインドパンツ
暑い季節はプリントで何枚も何枚も作りました。
ウールの季節に異素材が楽しめるよう、
薄手の生地にヘンプやリネンを重ねて
いろいろなインドパンツ。
上は宮廷風渋めのラメ糸入りのブロケード織オーガンジー。
薄くてハリがあるけれど中に薄手のリネンを重ねたら、
柔らかさが出ました。
その下は、
こういうインドもありますよね。
濃いめの生成でヘンプと組み合わせました。
自然色のウールと合せて履いてみたくなります。
ほか、
ダークカラーのシェットランドウールリネン&
バリ手織り生地のもの、
ヘンプを表使いにしたものなどなど。
いろいろ履き比べが楽しくなりそうです。
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シェットランドウールリネンを選びました。
堅さが特徴のシェットランドウールと
滑らかさがあるヨーロッパリネンとの
混紡トップ染めの糸で、
縦横に違う色をシャンブレー調に織ったもらったもの。
深みのあるいい色で、
ふっくらしっかり、由緒正しき(?)ウールの着心地に。
アウターとボトムで7つのデザインを。
中央はテントパーカと呼んでいます。
背中がテントのような形に立体的。
裏地にソフトカラーのクロマーを使った
ちょっと贅沢なハーフコート。
下の写真はインド仕入。
ヒマーチャルプラデーシュ産ヤクウールです。
今回のものはふっくらとやわらかく上品、
存在感あるコートをお探しの方に、おすすめです。
織上がりの色も
部分的にいろいろなのです。
裏地はやわらかい風合いの天然染めのブロックプリント。
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上海木綿の服
前回もご紹介をしていますが
「上海で出会って、
その後ご縁があってジコンカさんからお分けいただいた」
というからには、
ジコンカさんで開催の今回のメイン服たちです。
秋の回でのまめしんぶんは、
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2012/08/index.html
以前もご紹介をしましたが
http://nunocha.exblog.jp/18397974/
ほどほどに目が詰まっていて堅さのある木綿生地は
仕立て映えします。
1反ごとに違う格子の楽しさから
ほぼ全部の服が柄同士のコンビネーション。
つくっている間は
どの柄をどの部分に使うかほんとうに悩ましかった(笑)けれど、
出来上がってみると
いろいろあります。
出来上がってみないと本当のところが分からないのは
どの服にも言えることですが
この木綿はことさら悩ましかった(笑)。
ただ、古いものだけに
若干の汚れがあるもの、水洗いで色が滲んだものもあり
それを捨てずに使っている点をご理解ください。
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まめしんぶん、続きます。
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