今年もインド
今年も行ってきました、インド!
デリー、ジャイプール、アーメダバードの1週間の旅。
ビザ取得はこれまでで最高に難しく、日本での申請は今年から申請用紙の記入がインターネットでしかできなくなり、しかも全部英語であり、間違えがあると「次のページ」にすすまない。個人申請の人にとっては相当ハードルが高くなりました。
西へ移転したばかりの7月に大阪のビザセンターで断念、結局ジャカルタでの代理申請になりました。インドへのビジネス目的の入国者が急増しているのが原因だそうだけど。
来年はどうなるという心配も今からだけど、ひとまず行けてヨカッタのです、今年も。
今回現地で合流した金澤さんたちも「あれじゃ来るなと言われているみたいだ」、と。
まぁ、いつもながら入口厳しくも現地じゃ万事オーライな旅でありましたことよ。
違う種類の神様が(入国前と入国後に)ついているんだわ、きっと。
でわでわ、今回も長くなるかもですが「まめたび」連投です。
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予定がいろいろ変わったこともあって、結局デリーinデリーoutになりました。
それで、何しろデリー滞在が細切れで。
今回はちょっと趣向を変えて背高のっぽなホテルにしてみました。
若干高めではあるけれど夜ご飯の心配がなく、空調が切れることがなく、荷物の量に驚かれず、チップをせがまれず、呼んでいないのにルームサービスが来ないようなところ! うん、そういうチョイスもあったのでした。
(おかげさまでバリに戻って翌日から休みなしでがっつり仕事出来ています、オホホホホ。)
深夜到着で翌朝10時(デリーのお店は早くても10時以降からしか開かないから)きっかりに出かける朝。
ハトぽっぽがたくさんの窓辺からは、
つくりかけのビルとまだ豊富に残されている緑地帯でした。
これで首都の中心部、どうです?
年一回といえどいつものお店をいつものように回るので、さすがに効率はよくて(笑)。
初日から7件以上まわって山ほど買い込みつつまだまだこれから~、という体力とヨユウがわれながら…。
バリを発つ前は10日ほど食べると腹痛、というパターンを繰り返していたのに、ほら。
デリーに着いたら治っちゃった。
このビフォー&アフターもかれこれパターン化してるかも、って。
2番目の写真は、ヒマーチャルプラデーシュ州のエンポリウム。
ヒマーチャルのヤクウールについているカラフルなブレードをパーツで見せてもらっているところです。
これ、何となく中米風で地球の裏側との文化のつながりが面白いのです。モティーフの幾何学模様はイスラミックのようでいて、タオイズムのようでもあり。黄緑色の配色が多いのが個性かな。
午後もコンノートプレイス界隈を中心に、
さくさく、ぶらぶら。
カディショップでアーユルヴェーダのタブレットやマッサージオイルを一応買い込んで翌日からのジャイプールに備えます。
ディリ・ハートでは西ベンガルのカンタをいろいろチョイス。流行っている、カンタ。でも流行り云々よりもやはりセンスとしても面白い。1枚ずつ全部違うところも。
ここだけはポーターさんがいないから、自分で買い物抱えて歩きました。
で、最後、閉店ギリギリまでいたのは、kilol。
かわいさにメロメロになりながら。
成り行きから、バリのショップでkilolの服、販売することに。これ、もしや自分向けの企画かもって(!)。
初日のお買いもの。以上!
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2日目。
デリーからの幹線道路沿いは、
2年ほど前から鉄道なのか道路の拡張なのか
工事が絶え間ない様子。
でもまだ全然進んでいない事にも気づかされます。
デリーからジャイプールへのちょうど真ん中辺りに、
日本人特区として開発されているセクターがあり、
そこだけはがっつんがっつん工事が進んでいました。(上の写真です。)
日本企業への誘致でもあり、
将来は日本人3万人が居住できるようになると聞きました。
見えない線で仕切られた特区の外側は、昔ながらの光景。
乾いた灼熱の大地に
鮮やかな色彩のサリー姿で働く女の人たちは、
遠目からの引き立ちます。
変わりつつあるけれどいまだ変わらないものが多くて、
なんだかほっとしちゃうのでした。
ジャイプールの町並みも。
車はますます増えるけど、渋滞はますますヒドイけど、
減るわけでもない手押し車やリキシャがいるわけで。
アンベール城のふもと、
車一台がやっと通れるようなくねくね道を入ると、
大好きな光景が。
いつも蜃気楼が現れそうなくらいに暑いけど、
ここがなぜかお気に入り。
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いつものホテルでは、
今回はアンベール城のしっぽが見える部屋でした。
ハトぽっぽ除けの金網があるっていうのに、
窓際にはたくさんのハトぽっぽ(笑)。
それにしたって、やー、さすがにいい天気!
これだけ食べたら元気モリモリのはずですな。
さ、ピカピカの一日がはじまりました。
この日は金澤博さん、テツさん、日本から直接来たアリさんと一緒にバグルーへ向かいました。
スラジさんの工房へ。
3人は揃って大変な布好き。
でも3人のお仕事は全然違うというのがここで何だか急にすごいことだな、と感じてしまう。
私は仕事だから当たり前といえば当たり前。
でも、それを別のものとして好きだからってここまで来れる人ってなかなかいないよな、と。
そしてスラジさんとこのオカアサン、このお客さんに大喜び。
仕上がった布、工房、いろいろ見せていただいて(キャーキャー興奮しながら)、
サリー姿の職人さんたちも、染物で手がブルーのおじさんたちも。
初めて聞くミュージカルの歌声がスラジさんのお家の真ん中で響きました。
ステキなプレゼントでしたね、金澤さん。
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続きはまた!
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