今年もさっそく京都
帰国してかれこれ1週間です。
ゆっくり少しずつ春に向かっている。
こうした移ろいがあるだけで、年がら年中暑いバリ暮らし者にとってしみじみありがた~い思いでいっぱいです。
週末から昨日までの4日間は京都方面へ行ってまいりました。
昨日から開催中の京都一乗寺にある恵文社さんでのtoko manis in Kyotoに参加のため、クロマニョンの中村夏実さん、森田わかなさん、秋野ちひろさん(DEES HALLのちこちゃん)と合流。タイトルどおりtoko manisがそのまま京都へ出張するかたちのワイワイ楽しいイベントなのです。
京都の皆さまにはこれまでもギャラリー唯さんというおなじみのお店でマニスを見ていただいていましたが、toko manis出張展ははじめての試み。
4月2日まで開催中です。
初日の昨日は西方面の知り合いの皆さんをはじめ、なんと東京のお客様もツアーを組んで来て下さって、びっくり嬉しかったデス!
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恵文社さんの会期前。
週末を利用して京都でちょっと行ってみたかったところも回ってきました。
円町という界隈。こちらで豆専門店をしている楽天堂さんへ。http://www.rakutendo.com/
こちらのお店は「豆料理クラブ」というとてもユニークな会員制通販もされていて、オーナーの高島千晶さんはそのレシピのユニークさでも知られた存在のよう。豆に興味のある方にはおすすめです。
お店が開くまでのしばらくの時間、近所を散策していたらこんな素敵な八百屋さんがありました。マニス日本部へのお土産はコレダ! 来て最初にもうお土産に出会って幸先が良いです。
15年かけて完全無農薬で京野菜をつくることに専念されてきた佐伯昌和さんの直営店です。
農薬をまったく使わない工夫は、「アブラムシには粉ミルクを薄めた水を。なすとにら、きゅうりとねぎなどを近くに植えると根に刺激を与えるなど病気を防ぐ組み合わせがあることを実証した」などなど、とても徹底した栽培方法。
歩いていてたまたま出会う八百屋さんがこんな素敵だなんて。
興味のある方へDATAはこちら → 上京区御前通仁和寺街道入ル TEL075-463-6627
その下は、楽天堂さんから聞いたやはり円町界隈の「週2日限定」のパン屋さん「落花生」。
天然酵母を育てることとパンを焼いて売ることまで全部をひとりでやっていらっしゃいます。
こちらは午後2時過ぎですでに売り切れ寸前にてぎりぎりセーフ。
「お店の名前が落花生なんで、ときどき落花生屋さんと間違えられる」って。確かに。
すごくおいしいのはもちろんのこと。
いわゆる天然酵母のほかのパン屋さんではあまり見ない「クリームパン」なんかもあります。しかし、この先旅はまだ続く。たくさん買って帰れないのがざーんーねーんー。http://rakkasei.jimdo.com
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翌日は神戸、大阪方面へ。
知り合いの方に案内していただいて、神戸の雑貨屋さんをたくさん見ました。お昼は中華街で飲茶定食よ。
大阪ではスターネットさんへも行きました。
楽しかったわー。
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翌月曜日に、京都文化博物館で3月8日~11日開催だった「ヒツジパレット2012京都」の主催をされていたスピンハウスポンタさんをお訪ねしました。
本出ますみさんのお仕事は日本&世界各地から原毛を輸入して手つむぎやフェルトをする作家さんや趣味の方へ販売すること。在庫は風呂敷包みされた“毛”だけです。糸や布はほとんどなし。もうひとつは羊に関する情報を中心に「スピナッツ」という雑誌を出版されていること。
これだけでも相当すごいなと思うのだけど、「ヒツジパレット」もかなり大きなイベントだったようでその参加者インデックスと関連ショップの地図は、私はもちろんですが手作り派の皆さんにも永久保存版京都案内になっています。お仕事を通して文化、社会へ通じる幅広い活動をされているのです。
さて、その本出さんをお訪ねした日。たまたまお昼だったということで、スタッフの皆さんが毎日食べていらっしゃるお昼をご一緒させていただいたのですが、、、こんな感じです。
皆さんで一品ずつ前の日のおかずを持ち寄り、ごはんとお漬物、お味噌汁、焼き魚でこんな食卓に。スピンハウスポンタ社員食堂@掘りごたつ。すごいです。
しかも、さささと食べてさささと片付けられる「いつもの」ごはん。ちなみに、マニス、社会貢献もまだまだながら、お昼も一人ずつ好きなものを食べるお弁当持参制です。見習いたい…。
江崎正代さん(左)。中国やベトナムなどで刺しゅうや縫製のお仕事をしていらっしゃることから、話が弾んで。この後、「これもご縁だから」って、車で京都市内をいろいろ案内してくださいました。
幸先だけじゃなくって、本当に恵まれた京都の旅だったのです。ちなみに写真右が本出さん。京都で手仕事を応援するおふたりにお目にかかれて、心強い思い。
このところ「急に手仕事が衰退してきた」という作家さんが多く、マニスもその例外ではないので、このテーマについて一緒に話し合える方に出会えたことは大きな励み。折りしもマニス再生の今年なので、いろんなヒントをいただくことができました。
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お土産話の続きは、明日からのマニス作品展会場にて。
皆さまのお越しをお待ちしております!
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