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2012年3月25日 (日)

作品展vol.55終了しました

3月22日から開催の作品展は昨日までで終了しました。

来てくださった皆さま、お買い上げくださった皆さま、

たいへんありがとうございました。

昨日は午後からやっと晴れて、西向きのギャラリーに春らしい光が入り込みました。

春色特集の今回は、ご案内状に出ていた服が点数が少なく次々と終了し、

お目当てだった服に出会っていただけない方も多くて申し訳なかったです。

「小鳥のパンツ」の生地は今年10月にインドへ行く際同じものがもしあれば

また買ってきますので、

ご希望の方はお知らせください。

また今後のことは決まり次第皆さまにお知らせをいたしますので、しばし(楽しみに)お待ちくださいね!

新しい春がワクワク楽しいことでいっぱいでありますように。

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2012年3月23日 (金)

作品展開催中です

昨日から始まったアトリエマニス作品展vol.55@恵比寿。P1090923

おかげさまでたくさんの皆さまにご来場いただいております。

来てくださった皆さま、お買い上げくださった皆さま、本当に心から感謝です。

今回はご案内状に「今後は作品展しばらくの間お休みします」という記載をさせていただいたので、多くの方からご心配をいただいています。P1090924

まだ現在のところ具体的なことが決定していないことからあまりお話できることがない次第ですが、ひとまず今の西麻布の事務所を6月末までに出て移転しようと思っていることがあり、これまで作品展は年間通じて4~5回、toko manisは年2~3回という頻度でやらせていただいてきましたが、しばしこのペースでの催しはできなくなるという予告ですので、どうぞご心配なく、です。

ただ、この先のことはかなり流動的。

決まっているのは都内では5月18~20日に西荻のフラウさんでのマニス展、5月下旬のDEES HALLでの「クロマニス」展だけです。その後の予定につきましては決まり次第皆さまにまたお知らせをさせていただくつもりです。

次回私たちマニス日本部一同がそろって皆さまにお目にかかるのは@DEES HALLですので、ひとまずその時にはもっとはっきりした予定をお知らせできるようにと思っています。

これまでマニスを支えてくださった皆さまに、心から感謝をしつつ、これからのマニスがより一層グレードアップできるようにがんばります。

ええと、それで、今回のマニス展は明日まで。

会場への道がわかりにくい場合はご案内状に掲載しております電話番号までご遠慮なくお問い合わせください。

それでは、また明日皆さまにお目にかかります!

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2012年3月21日 (水)

今年もさっそく京都

帰国してかれこれ1週間です。

ちょっと暖かだったり、また北風が吹いたり。1

ゆっくり少しずつ春に向かっている。

こうした移ろいがあるだけで、年がら年中暑いバリ暮らし者にとってしみじみありがた~い思いでいっぱいです。

週末から昨日までの4日間は京都方面へ行ってまいりました。

昨日から開催中の京都一乗寺にある恵文社さんでのtoko manis in Kyotoに参加のため、クロマニョンの中村夏実さん、森田わかなさん、秋野ちひろさん(DEES HALLのちこちゃん)と合流。タイトルどおりtoko manisがそのまま京都へ出張するかたちのワイワイ楽しいイベントなのです。
Photo
京都の皆さまにはこれまでもギャラリー唯さんというおなじみのお店でマニスを見ていただいていましたが、toko manis出張展ははじめての試み。

4月2日まで開催中です。

初日の昨日は西方面の知り合いの皆さんをはじめ、なんと東京のお客様もツアーを組んで来て下さって、びっくり嬉しかったデス!

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恵文社さんの会期前。

週末を利用して京都でちょっと行ってみたかったところも回ってきました。

円町という界隈。こちらで豆専門店をしている楽天堂さんへ。http://www.rakutendo.com/

こちらのお店は「豆料理クラブ」というとてもユニークな会員制通販もされていて、オーナーの高島千晶さんはそのレシピのユニークさでも知られた存在のよう。豆に興味のある方にはおすすめです。

……といいいつつ、写真がなくてすみませんです。Photo_2

お店が開くまでのしばらくの時間、近所を散策していたらこんな素敵な八百屋さんがありました。マニス日本部へのお土産はコレダ! 来て最初にもうお土産に出会って幸先が良いです。

15年かけて完全無農薬で京野菜をつくることに専念されてきた佐伯昌和さんの直営店です。

農薬をまったく使わない工夫は、「アブラムシには粉ミルクを薄めた水を。なすとにら、きゅうりとねぎなどを近くに植えると根に刺激を与えるなど病気を防ぐ組み合わせがあることを実証した」などなど、とても徹底した栽培方法。

歩いていてたまたま出会う八百屋さんがこんな素敵だなんて。

興味のある方へDATAはこちら → 上京区御前通仁和寺街道入ル TEL075-463-6627

その下は、楽天堂さんから聞いたやはり円町界隈の「週2日限定」のパン屋さん「落花生」。Photo_3

天然酵母を育てることとパンを焼いて売ることまで全部をひとりでやっていらっしゃいます。
こちらは午後2時過ぎですでに売り切れ寸前にてぎりぎりセーフ。

「お店の名前が落花生なんで、ときどき落花生屋さんと間違えられる」って。確かに。

すごくおいしいのはもちろんのこと。

いわゆる天然酵母のほかのパン屋さんではあまり見ない「クリームパン」なんかもあります。しかし、この先旅はまだ続く。たくさん買って帰れないのがざーんーねーんー。http://rakkasei.jimdo.com

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翌日は神戸、大阪方面へ。

知り合いの方に案内していただいて、神戸の雑貨屋さんをたくさん見ました。お昼は中華街で飲茶定食よ。

大阪ではスターネットさんへも行きました。

楽しかったわー。

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翌月曜日に、京都文化博物館で3月8日~11日開催だった「ヒツジパレット2012京都」の主催をされていたスピンハウスポンタさんをお訪ねしました。

本出ますみさんのお仕事は日本&世界各地から原毛を輸入して手つむぎやフェルトをする作家さんや趣味の方へ販売すること。在庫は風呂敷包みされた“毛”だけです。糸や布はほとんどなし。もうひとつは羊に関する情報を中心に「スピナッツ」という雑誌を出版されていること。

これだけでも相当すごいなと思うのだけど、「ヒツジパレット」もかなり大きなイベントだったようでその参加者インデックスと関連ショップの地図は、私はもちろんですが手作り派の皆さんにも永久保存版京都案内になっています。お仕事を通して文化、社会へ通じる幅広いPhoto_4活動をされているのです。

さて、その本出さんをお訪ねした日。たまたまお昼だったということで、スタッフの皆さんが毎日食べていらっしゃるお昼をご一緒させていただいたのですが、、、こんな感じです。

皆さんで一品ずつ前の日のおかずを持ち寄り、ごはんとお漬物、お味噌汁、焼き魚でこんな食卓に。スピンハウスポンタ社員食堂@掘りごたつ。すごいです。

しかも、さささと食べてさささと片付けられる「いつもの」ごはん。ちなみに、マニス、社会貢献もまだまだながら、お昼も一人ずつ好きなものを食べるお弁当持参制です。見習いたい…。

Photo_5
さて、この日、ちょうど私のほかにもう一人のお客さまが。

江崎正代さん(左)。中国やベトナムなどで刺しゅうや縫製のお仕事をしていらっしゃることから、話が弾んで。この後、「これもご縁だから」って、車で京都市内をいろいろ案内してくださいました。

幸先だけじゃなくって、本当に恵まれた京都の旅だったのです。ちなみに写真右が本出さん。京都で手仕事を応援するおふたりにお目にかかれて、心強い思い。

このところ「急に手仕事が衰退してきた」という作家さんが多く、マニスもその例外ではないので、このテーマについて一緒に話し合える方に出会えたことは大きな励み。折りしもマニス再生の今年なので、いろんなヒントをいただくことができました。

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お土産話の続きは、明日からのマニス作品展会場にて。

皆さまのお越しをお待ちしております!



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2012年3月11日 (日)

まめしんぶん ’12春 2

春の服の続きです。

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リネンのパート

「少し厚手のフラットリネンで」

今回もリネン服が豊富です。40

これまでずっと定番だったフラットリネンクロス。薄くて乾きやすいことから夏向けに重宝する生地でした。

今回はそれよりも少し地厚なものを。

決して重くはなく、通気性もあってある程度暑くなるまで着られる生地でもあります。

今回の新型「ストリートパンツ」は、前にダーツやベルトがなく、前立て利用のボタン開き。

ウエストで途切れたシャツのようなジャケットのような仕立て方。

こちらの生成色で「スリムジャケット」もつくっています。

同じ生地で草木染(製品染め)をしたパートも。

染めが国内のため写真がありませんが、いい色に仕上がっていると日本部長からの報告アリ。Photo

「リネンのダブルガーゼで」

こちらも新しいかたち。

「プルミエジャケット」と申します。

ボヘムチュニックと呼んでいる丈長TOPのアレンジで、中間丈。ミリタリー風、制服風、何かどこかで見たことのあるディテールを少しずつ取り混ぜたもの。

ダブルガーゼのヨレヨレっとした風合に、このカチッとしたデザインがちょっとおもしろく。

部分的にトリミングワークを入れています。

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リネンシャンブレーのパートPhoto_6

薄手で軽く、堅さ、ハリのあるシャンブレーを入荷。

これから夏までのヘビーユースかも?

おすすめの普段服です。

「リスパンツ」

少数民族風のパンツですが、ウエストはギャザーを避けてフレアを応用。

左サイドのひもでサイズ調節して、着脱は右サイドのボタンで簡単に。

生地の配分で裁ち落としが少ないのもこうした直線断ちパターンのよいところ。

ぜひお試しください。Photo_7

「ツイストパンツ」

もはや定番のこのパンツは、ハリのある生地ではよりディテールがはっきりしておもしろいです。

こちらもパターン的に真四角に近く、裁ち落としが少ないエコなデザインのひとつ。

折り紙で紙風船をつくるときのように、四角いものからこのふくらみ感が出るのは自然の原理とはいえ、理にかなっているのだわ、と。

リスパンツかツイストか。

どっちにしましょうか。なんて。

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シルクの草木染

インドで購入したシルクを京都へ送り、染めてもらいました。Photo_2

いつもの草木染めは、縫ってから染めるのだけど、シルクは生地で染めたい、と染工所さん。それだけに、染め上りも大層きれい。仕上げに天然のソフト加工もして、ほんとうに滑らか!

その分、縫うのは大層難しかった。滑るし伸びるし、ミシンの糸調節だけではなかなか。バリスタッフ、汗!

それでも出来上がりはやっぱりきれい。

写真の「ロングクルタ」のほか、「シュミゼ」もつくっています。

丈長でボリュームのあるシルクは、ちょっと新鮮ですよ。

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パレンバンのジュンプタンPhoto_3

3月に訪れたスマトラ島パレンバンで買ったジュンプタン(絞り染め)。

今回はシルクのものをピックアップ。

Lumah Limasという老舗ショップのジュンプタンで、新型の「リスパンツ」を。

2mで1枚というサロンのようなピースなので、1着ごとに全部色が違います。

アラベスク柄のような幾何学柄ですが、この柄がパレンバン流。プリントものもたくさん出回っているのですが、本当の絞り染めはこちら。

少数民族の履いている直線立ちパンツをアレンジしたおすすめのかたちです。

下は別のショップでオーダーした生地にて。Photo_4

パレンバン風のギザギザが憎いでしょ。

現地で出会ったもの(気に入ったもの)が1枚しかなくて、インドネシア国内だから、と、追加注文をしてみました。

そしたら、ちゃんと希望通りの色で出来てきました。納期だってちゃんと予定通り。

すばらしい。

生地幅が狭く横縞では入らなかったため、縦縞方向にしたら、あらっ、なんだか草間先生の作品みたいじゃないでしょうか? それか、サボテンかしら(笑)? 

ともかく、シルクのなめらかさがこの「ツイストパンツ」のかたちにぴったり。

ちなみに現地で記録として撮ったのがその下です。Photo_5

光の加減で色目が違うけれど、イメージ的にオッケー範囲内。

よく見るとギザギザの中のマルが飛んじゃってない部分がありまして、その辺はご愛嬌でしょうか。

光沢のある、レーヨンのようなちょっと懐かしい感じのシルク地です。

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最後は「たまちゃん」です。Photo_8

HARUMANISの水玉シリーズのニューフェイスはこちら。

黒地に白の水玉で「プルミエジャケット」です。

レインコートみたいだけど、ブラウス感覚の。

春一番のスプリングコートかしら。

生地は定番プリミシマ。

元気いっぱいに春を迎えましょう!

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バリの生地を使うレーベル「HARUMANIS」では、このほか今回の新型服をいろいろつくりました。

バリ手織シャンブレーのラインナップをどうぞお楽しみに。

それでは皆さま、作品展でお目にかかりましょう。

楽しみに向かいます。

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2012年3月10日 (土)

まめしんぶん ’12春 1

春がむくむくと顔を出し、いろいろな門出がそれぞれの時期を迎えています。

今年最初の作品展がもうすぐ。

クリスマスツリーがまだ飾られていた頃から、少しずつ作りためてきた春の服を、お届けします。

私は今回、子供の学校のスケジュールの関係から少し早目の来週火曜の帰国。

作品展の前に京都でのイベントにお伺いする予定です。

そういうわけで、少し早目ではありますが今春の服、ご紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_12

「SPRING SPRING」

このタイトル、一昔前な気がして迷いつつ、それでもやっぱり今はこの気分なのでした。

今回はあまり新しさを追わずに「いいな」と思えるものを目指しました。この時期は年間の中でも比較的素材のストックが多いので、どれから先に使おうかと迷える贅沢な時期でもあります。インドのもの、日本ですすめているリネン生地の企画。今回はそこにパレンバンのものも加わってバリエーションはなかなかのもの。

今回の会場は恵比寿。気持ちの良い新しいギャラリーでの新しい服、ぜひご覧ください。

写真は、カーネーション柄のロング・ジプシー。

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春プリントのシリーズから

配色的に似たもの同士を集めて春らしいパートを組みました。

ピンクや赤はありません。なぜだかブルー系多し。

Photo

「春気分のプリント」

Kirolのショールで。

デリーをはじめインド各都市にお店がある人気ブランドのショールをスクエアポンチョに。

Kirolの色使いは昔のシビラを思い出します。

タッサーシルクのそのままの色にダークカーキにコバルトブルーのレタープリント。

ショールとしては一見地味な配色ですが、ブルーの発色が際立っています。

偶然かもしれないけれど、すばらしいバランスです。

何て書いてあるのかは分かりませんが(!)、もしかしたら上下が逆かもしれない文字のモティーフ。

どこかでインド人に会ったら聞いてみてくださいね。

「春一番のブルーPhoto_2

こちらはpindotさんの輸入物。

フロム・アメリカです。

平和の象徴オリーブの木と見まがうモティーフとネイティブインディアン風のストライプ。

数年前に購入したもので、おそらくカーテンなどのインテリア用。

だからか、シンプルなギャザースカートにぴったりでした。

ヴィンテージ風の単純さがこのプリントの個性だと思います。

ウエストゴム入り、フリーサイズ。

Photo_3

小鳥のパンツ」

こちらはインドのスクリーン・プリント。

大雑把で濃淡のない柄が遠目に映えそうな、インテリア・クロス風。青みがかったグレーのベースに黄色の小鳥さんが楽しげです。

インドのプリント、本当にバリエーションが増えました。ブロックプリントだと時間がかかって間に合わない! という気持ちがちょっとだけ分かるような気もします。

しかしこの小鳥さんは、インド伝統の生命の木の小鳥さんであり(たぶん)、スクリーンといえどなかなかいい味出していますよ。

柄は3種類。

二重仕立てで裏面の柄もポイントに。

春は、楽しくいきましょう。

「カットワークのブラウス」Photo_4

バラナシを中心に織られている伝統布。

透ける布のブロケード織は裏糸をカットする行程が加わるのですね、きっと。それで、生地屋さんでは「カットワーク」と呼ばれている。

ふわふわ少し立体感のある織り柄は肌触りもやわらかく。

モスリン風の極薄に織り込まれる柄はシンプルなものが多く、配色もこんなペイルトーンが多いのです。

これはもう、今の気分です。

以前つくった取り外し襟付きのブラウスのパターンをマイナーチェンジ。

五分袖の丈長です。

「バリの水玉スクリーンプリント」Photo_9

HARUMANISシリーズでおなじみのドット柄。

今回はバティックではなく、スクリーンプリントです。インドのスクリーンもそうですが、手作業なのでやはりどこか不均一で素朴な仕上がり。

薄いブルーグレーの薄い生地なので、透けることもあり中にバリ手織りシャンブレー、二重仕立てのしっかりしたパンツに。

ちなみに、この形、インドパンツはバリショップでも一番人気があります。日本人の方はもちろん、欧米系の方からインドネシア人の方まで。

ウエスト紐の先端にはベネチアのガラスパーツを使いました。

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クロマー新作

今春のクロマーは「服のパターンに合わせて織る」という試みが(!)。裁断するときの配置をあらかじめ決め、服の左右の柄が対称になるようにするという難しいワザへの挑戦でした。

しかもクロマーは織った後に洗うと縮むので、最初の1着分を織った後に洗って縮率を調べ、それによって微調整をしながらほかを織り進めるというとても細かい配慮がありました。

こんなすばらしい企画ができるなんて。

クロマニョンの中村夏実さんと、カンボジアで現地管理をされている高木智子さんのおかげです。

「インドパンツ」 

こちらがその力作。Photo_7

写真では一見普通に見えるかもしれませんが、格子のピッチを大きくしたり小さくしたり、ランダムなパターンを左右対称にするには、通常ではたくさんの切り落としが出てしまうのです。

ぜひ試着して、動いてみてください。

中心のタック部分に細かい柄が入っていて、サイドにはアクセントに濃い縞が入っていることが分かります。

シンプルなパンツのなかにいろいろな格子が入っていることが分かります。

マニアックでしょ?

今回のクロマーではその他、ランダム格子の「ジプシーシャツ」や、新型のスリムなパンツをつくっています。

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新型の服たちPhoto_10

「 プル・シュミゼ」

欧米で“ペインタージャケット”と呼ばれるらしいギャザーがたくさん入った昔ながらの四角い服。

マニスでは「シュミゼ」と呼んでいて、前ボタンのコート風のを前からつくり続けてきました。

今回そのシュミゼと同じ雰囲気で、プルをつくりました。

後ろボタン開きですが、ネックが広いのでボタンを外さず脱ぎ着できます。

カディショップで見つけた細かいチェック柄は、薄くてしっかり。

これはインドでは定番のメンズ向けの生地。地味な配色が多いのだけど、ときどきピンク色もあったりするので悩ましい。ピンクもおじさんたちが着るのかな、って。

Photo_11

「ピンタックチュニック」

ピンタックを入れて服のシルエットをAラインにしたカンタン服。

ボタンが苦手な方にもおすすめの、ボタンなし服ですよ。

袖口&スリットに入ったひもをプルアップすると若干違った雰囲気に。

襟元のフリルもポイントに。

こちらも同上の生地にて。2色あります。

パンツにさらっと合わせやすいバランスも、おすすめですよ。

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まめしんぶん、続きます。

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