このごろの
このごろのお買いもの
最近、子供の学校の用事や服飾材料の注文などで街の方へ行く機会が結構続いています。うちから街の方、いわゆるビーチエリアへ行くには大きく二通りの道があるけれど、最近そのひとつ、マスを通ってスカワティを抜ける道が拡張され路面も補修されて通りやすくなった。
そういう訳で、そちらばかりを通るようになる。
そのお家はギャラリーをしていて、ステキなものを置いている。
デウィスリ(お米に宿るとされる女神様)の木像。
高さ20センチくらいから30センチくらいの小さなものなんだけど、女神様というよりも愛らしい女の子。
これがですね、本当に平和で安らかなのですよ。
何度も何度も立ち寄って(通るたびにということなのだけど)、どれにしようかなんて迷い始めちゃって。
結果、写真の左側のいちばん小さい女神様になりました。
机の上でちんまり優しく佇んでいます。
バリの木像ってどこか量産体制(!)的な雰囲気もあって興味を持ったことがなかったけれど、こんないいものが手に入るなんて。
街へ出るのもたまにはいいものだわ。
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このごろのスイーツ
これまでしばらくの間、食材も消耗品も週一でスーパー仕入れをしていたけれどスーパーの野菜や肉はあまり日持ちしないし第一おいしくないのだ、ということにハッキリと気付く。
8時ごろ出かけてまずはパサールへ。果物と肉、たまごを。地物野菜も。バヤムと呼ばれるホウレンソウは1束500ルピア(5円)と値段も相変わらずイカシテル。
その後9時にオープンのWarung SOPAのオーガニックマーケットへ行くのです。
野菜はその日の朝の取れたて。自家製の塩麹やお味噌があって、もー、とってもステキ!
この素敵さ加減については今度また改めますが(なぜなら写真がないのだ~)、SOPAには早い時間に行くとまだナイフが入っていないホールのままの「ミルクレープ」がある。お昼頃に行ってもないことがしばしばよ。
びっくりなボリュームなのに15000ルピア。しっとりふんわり、しあわせなおやつ。
日曜の朝ごはんは、今のところ、週イチのお楽しみスイーツってわけです。
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このごろの研究
このところ、なぜか研究欲が上昇中。
バリに暮らしてかれこれ10年近く。なのに、食べたことがない知らない食べ物がいっぱいあるのは残念だなぁ、と。
デンパサールのティアラデワタに行ってまずは海藻ものを買ってみました。
① ひじきのような
この緑色の海藻は、名前もそのままRumput Laut Hijau(緑海藻?)。
洗うと白い砂が(ホワイトサンドってこと)が結構落ちます。
南の海っぽく色は半透明な明るいグリーン。しかし、かたち的にひじきっぽいので、洗ったのを天日干しにしてみたら→糸くずみたいに縮んでバツ。ほかは塩をまぶして保存中。
んー、でも、何となく生っぽさがいまひとつでした。
炒めてみたら?
ごま油で。炒めたのにレンズ豆をさっと茹でたものをあえて、お醤油を回しかけてみると、うん、これは、ひじきだね! お酢を少々加えるのもおいしいかと。
② 海苔のような
袋を開けたらこーゆーかたちで出てきた。きっとこういうまぁるいザルに入れて干すのでしょう。
これは、匂いも味も海苔そのもの。濃い紫色。
Tjie Jaiと書いてあります。
そのままだと食べにくいけれど、お味噌汁に入れるにはぴったり。
ネギのみじん切りとおかかを味噌で練ったものにお湯を注いで、これを入れて、ゴマ油かラー油をひと垂らし。おいしいですよ。
いや、味は味噌ですが、かたちは大きなおコメ粒みたいな。
TAOSIと書いてあります。
これは中華料理に使われる食材らしく、大豆をそのまま発酵させたもの。味は本当にお味噌そのもの。山西省龍山にタオシという遺跡(地域?)があるようだけど、その界隈の出身なのでしょうか。製造も中国なのかどうか、パッケージはローカルっぽい。
おにぎりに混ぜたり、炒め物にトッピングしたりできそうです。
ひとまず、朝の玄米ご飯にこれと大根おろしが気に入っていますけれど。
研究、今後も重ねていきたいと思います。
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バリは雨期が段々去りつつあるようで、まだまだ油断禁物。
きょうは歩いて出かけたら道が川になるようなザーザー降りで。靴の中まで(バリでも靴履いてるのが悪いのですが)ちゃぽんちゃぽん。
日本もそろそろ春の気配でしょうか?
3月に、またお目にかかりましょう。