まめしんぶん toko manis spcial meets PUENTE 2
PUENTE展いよいよ明日から開催です。
こちらに登場するマニス服のご紹介を、きょう も少々。
アルパカニットの多くは無地なので、マニスからのトッピング服シリーズはブロックプリントです。
ウール系に合いそうなものはやはり、ウール織物もつくっているというカッチ地方のものがぴったりでした。
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アーメダバードのグジャラート州カッチ地方専門店で購入したばかりの「赤い」ブロックプリントを引っ張り出して。
バリの手織シャンブレーと二枚重ねて厚さを出したパンツをつくりました。
襟のようなウエストの折り返しがある今年のパターン(デザイン)です。
2種類の柄があるのだけどこの赤はPUENTEさんのアルパカニットにぴったりなのではないかと(想像の中で)。
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同じお店で同じく仕入れた生成地は、アラビック調の単純模様。
インドではこれで何をつくるのかな。ブラウスかな。素朴でムラムラなブロックのピッチを合わせながらパンツをつくりました。
こちらも一枚だと夏着にしかならないので二枚重ねて。
ブルーの部分はインディゴ染め。
下洗いの段階で少し色が出ましたが、色移りもなくきれいに仕上がっています。
このちょいと細見のパンツでプリント生地の二重使いは昨年からの継続。
裾を折り返して履くと裏地の色がのぞく、という辺りが毎回裏地に何かビックリ要素を、と心がけている点なのだけど、今回はシンプルに紺色のバリシャンブレーです。
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先日のインド旅報告編でアンベール城の「ケリーゲート」近くにて“たくさん出会った”のは、こちらの生地。
ラロトバというカッチ地方の地域で昔からつくられているブロックです。
砂漠に近いジプシー系でムスリムな人々かと想像していますがどうなんだろう。
ラジャスターン州バグルーの天然染めブロックに比べ、パワフルでおおらかで単純な。
これまで出会ってきたブロックとはまた一味違った魅力があります。藍の仕上げがグリーン系で全体に深い色合いです。
こちらも季節柄二枚重ねて仕立ててみました。
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同じ生地と仕様でタマネギみたいなシルエットのツイストパンツも。
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カッチ手刺繍によるミラーワークのブレードを、紺色のウールリネンに。
大振りでセンスのいいこのブレードは本当に少しだけしかなくて、今回スカート二着分のみ。しかもタックの内側にはところどころ無地部分があり、本当に、ギリギリ。
ミラーワークというとカラフルが一般だけど、こんな色合いのものは新鮮さがあります。
これは絶対スカートに、と思っていたけど、やっぱりスカートの縁取りになりました。
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明日からの3日間、私以外のマニス一同(申し訳ありません…)とPUENTEの落合さんが代官山の会場で皆さまをお待ちしております。
電車の方は、MONKEY GALLERYへ行くときの小さい方の改札を出たら、すぐの階段をお降り下さい。
どんな展示になりますことか。
私もバリから楽しみにしています!
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