今年もインド3
インドのお話がなかなか一気にUP出来ずに申し訳ありません。
今週、PUENTEさんのニットの組み立て作業にやっと一区切り。予定していた人が急にこの仕事をできなくなり急きょ自分でやっておりました。最初は「しょーがないなー」みたいなキブンでしたが、ペルーの手編みアルパカの手触りに惚れ惚れ。1着ずつ進めるうちに、自分でやれてよかったなー、と。
遠くペルーのどなたかが編んでくださったものを、バリで組み立ててボタンを編んでつけるという過程。あってよかった。何か温かいものを授かった気分です。
では、続きですよ。
インドの。
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アーメダバード。
ローガーデンという現地の皆さんのショッピングエリアへ行ったのは、たまたま日曜日でした。
ガイドブックによれば、ここはナイトマーケットみたく夕方以降にサリーや服を売りに来る露店が並ぶということだったんだけど、日が傾くくらいの時間からすでにたくさんの人出。しかし肝心の露店はまだまばら。そういうわけで、早くに到着しているお店が荷を下ろし開き始める前からワイワイしてる。
Tシャツ屋さんがとくに人気の模様。サリーでデュパタなインドの女の人たち(今のところ大多数)にはTシャツってかなり新しいのでしょうか、大賑わい。
この分じゃ、来年インドに来るころにはTシャツでジーンズな女の人たちが増えていそうですー。いいような悪いような、むずかしい気分。
もひとつ。
その近くのエンポリウム(=デパート)に入ると、もっと大変な熱気。わ~お! キッチンなどの実用系プラスチック製品やおもちゃ、スナック菓子、ステージ衣装みたいなキラキラ系衣類(サリーもあった♪)、およそが値段安く数たくさんの、が、わしわしと物色されている。
セール会場じゃないと思う、しかし、お客さんたち皆汗だく。
インド人、どうやらかなりショッピング大大大好き。そして、少なくとも都市部ではかなりの勢いで変化しているってことは確か。
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アーメダバードから国内機でジャイプールへ移動。
国内線の空港もびっくりきれい。やはり昨年のコモンウェルズ杯がきっかけ???
おかげさまで、何の支障もなく快適に移動出来ちゃった。
翌日、バグルーのブロックプリント店、スラジさんのところを訪れる。
あれ、これは岩立さんとジョージさん?
写真じゃなくて、絵なんです。
金縁の額に入って一等目に入る場所に。
それで、一気に「戻ってきた」感が。私のインドへの旅をいつも応援してくださっている岩立さんが、こちらで微笑んでくださったことで、何を求め、何をしにインドへやってきているかという事に引き戻された気分。
下の写真はスラジさんの奥さんとお孫さんたち。何ていうか、濁りが一切なくて、すごくストレート。こっちもきっとまっすぐに話していいんだなー、という感じがここにはあって、何やらとっても懐かしい気持ちに。
そんなわけで、今回もついつい長居しちゃいました。
もちろん、いつもの素敵なバグルー・プリントもたくさんチョイスしてきましたよ。
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ジャイプールでは、ほかにもいろいろ「いつもの」があって嬉しく癒されましたが、アンベール城の旧市街地にあるとあるお店は、いつも以上でもっと嬉しい。
そのお店、こちらの写真「ケリー・ゲート」という門の近くにあります。
ああ、やっぱり、ピンクの壁の街はいつもウレシイ。
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ジャイプールの街は人間のいちばん心地いい時代を留め置きながら、新しいものを取り入れている感じがします。これも土地の力かな。
ピカピカな空港には驚かされたけれど、ピンクシティは相変わらず活気にあふれ、古くてある意味不便でもいまだそこが街の中心だし。
インドのお話、次回はデリーへ。
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