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2011年10月30日 (日)

今年もインド 1

10月上旬は、今年もまたインドへ。

今回はシンガポールからアーメダバードへ直接入り、国内機でアーメダバードからジャイプールへ。そこからは車でデリーへ。

今までで一番長い10日間あまり、3都市めぐりです。

アーメダバードへは初めて行きました。

キャリコ・ミュージアムという織物博物館も見てみたかったし、ガンジーさんのアシュラムもあるし。

初めて行く街だからどうなることかと思ったけれど、デリーの旅行会社が上手に手配してくれて快適にいいものがイロイロ見れました。

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キャリコ・ミュージアム

キャリコ・ミュージアムはとても厳しいところで、予約していないと入館できません。

午前は30人限定。その上ガイドのおばさんについて敷地内を回るため、おばさんの話しをじっくり聞き入っていると肝心の展示が見られない。館内は非常に暗くて目玉にぐっと力を入れて見ないと何だかさっぱり分からない。ミュージアムショップもサクサク見ないとあっという間に追い出される。……もう一回出直したい気分でしたが、まぁ、また来ようってことで。

カメラはおろか、ケータイもその他所持品も持ち込み不可。飲料水とお財布だけ可。ゆえ、写真が全くありません。

冒頭から文句ばっかりですが、実際、その建物、庭、展示すべてすごく麗しく素晴らしいものでした。あ~、もう、なんでカメラ、ダメ????

だからまた行く。次回。

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アーメダバードのお昼ご飯Photo_2

私はホテルでの朝ごはんをかなりしっかり食べちゃう癖があるので、お昼はいつも時間外になってしまう。3時とか、4時とか、そのような時間にご飯が食べれる店は少ない。

運転手さんが連れて行ってくれた店は、時間外腹ペコ系が行列のお店。

その割に、というか、オサレなお店。

サーブするキャップのギャルソンとサリーな女たち。

パンを油に浸したようなぼそぼそしたのがついてくる豆のカレーを、ぼそぼそっと食べました。まぁ、それなりに十分であり満たされました。

ナマステ。

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ガンジーさんのアシュラムPhoto

キャリコ・ミュージアムで、手違いの待ち時間があったのでその隙に。見学時間が20分以内だったのが残念ではあったけれどしっかり浸ってきました。

以前読んだガンジーさんの伝記には、こんなお話があります。

ある日ガンジーさんが朝水瓶の水で体を清めていたら、水がなくなってしまった。

お手伝いの人が、また水を汲みに行こうとすると、ガンジーさんが呼び止めた。Photo_2

「私は今日一日つかうつもりの水を朝だけで使い果たしてしまった。なんと愚かなことか」、と嘆いたそうです。

水なんて、と思う私たちですが、ガンジーさんはお水でさえも丁寧にありがたく使っていた、というお話。

これは、シャワーの時じゃぶじゃぶ遊びをするうちの子供へのいつもの訓示になっているのだけど、実際のガンジーさんの水瓶を見てあまりの小ささにびっくりしました。

ガンジーさんの名言は、かなりちょっとドキリとするものが多い。

「他人からなんと言われようと気にしてはいけない」

「持ち物を減らしていくにつれて、自分に必要なものもだんだん減っていく。それは幸せと自由を得ることでもある」

「種は自分の役割を土の下で果たす。そして、その姿をなくすとき、新しい命の芽が地面から顔を出す」

「子供は真実を映し出す鏡である」

などなど。

アーメダバードの人たちはインドの中でもひときわガンジーさんへの思いが強い。

川沿いに静かにたたずむガンジーさんの生前の住まいは、見学の小学生でいっぱいだったけれど、あの有名な糸車も展示されていて、カディの思想がここから始まったのだなー、という確かな印象が残りました。

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アーメダバードのお話、続きます。

ちょっと時間的にいつもより誤字が多い不安があるけれど、一旦送信します。

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2011年10月 7日 (金)

雨期になりました

日本は去年までに比べたら2か月季節が早巻き、という声もありますね。

10月入ったとたんに「雪降った」って。9月のお彼岸のころにも、日光の方にいる知り合いの情報が「17度」でした。そしたら、東京だって今週17度って本当ですか???

バリも10月に入る少し前から急に湿っぽい風に変わりました。

昨日はデンパサールの方までまるまる雨降り。夜は月が出ていましたけど、帰りの足が早い日でした。

今年はマンゴーがおいしいかも。雨と関係ないと思うけど、何となくそんな予感。

きょうは、バリでのことを少し。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo

先日、作品展の服をすべて送った後。土曜日の晩に、久しぶりCASA LUNAへ行きました。

確か2,3年前にもご紹介したと思うのですが、こちらがおすすめ「バリ風シーフードパエリャ」ですよ。

ターメリックで炊いたナシクニンのようでそうではない、シーフードのブイヨンとライムリーフをうまく使ったちゃんとしたパエリャ。それこそ、2,3年ぶりに食べたけれど、プチ断食をゆるめて食事の量を減らしつつあったのが、こちらじゃ完食。何ていうか、そうです、ヒジョーに食欲をそそる味なのです。

これとミントのジュース&冷えたビールで、シアワセ。

皆さまも機会がありましたらぜひお試しくださいね。

ちなみにデザートまで行けちゃう方には、「自家製ジンジャーアイス」をどうぞ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_2

酵素ジュース。

今回のレシピはタマリンドをたくさん。

それに、青バナナ、キンタマーニオレンジ、スターフルーツ、レモン2種、ショウガ、マルキッサ、リンゴ、グァバなどなど、固くて青いものを多く。

おかげさまでかなり甘さ控えめですっきりした仕上がりになりました。Photo_3

前回はお砂糖がたくさん余っちゃったので、今回は材料が足りなくならないように、とたくさん買いこんだら、今度はお砂糖の方が足りなくてフルーツが余ってしまった…。何でいつもこう…。

タマリンドからなのか、かなり灰汁が出ましたが元気にブクブク中。

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こちらもたまたま、夜撮影の、です。Photo_4

いろいろあって、今のところ自分でこしらえているこれは、バリショップでお買い上げの際のショップバッグ。

はぎれというものは普通どれもまちまちなので、まず一定の幅に切るところから。ここまでは誰かにやってもらい、柄の組み合わせや長さ、紐の位置などは臨機応変、アドリブなのです。

意外なところで労働している私。でも、結構楽しいのです。

そして、これが次回作品展の時にも、できたらいいなぁ、と思いつつ

ショップですら数が足りずに毎週在庫ゼロですからどんなものでしょうか。

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こちらは朝ですよ。

前の晩、キッチンの開口部から突然飛び込んできた小鳥ちゃん。Kotorityann

ジュウシマツのようなくっきりした白いおなか。親指サイズのおやゆび姫よ。

夜の間にまた出て行っただろうと思っていたのだけど、朝になって部屋の中でいい声で歌っていました。

うちは犬たちが小鳥をゲットしたがるので、犬が入ってくる前に森へ逃がす。

そしたら、すぐ隣の木がその子の巣でした。

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こっちも朝です。Photo_5

陶芸家のお友達が「野焼き」をするというので、絶対にやりたいと思いました。

野焼きはインドネシアにも昔から伝わっているそうですが、私の中ではやはり縄文からインスピレーションが。いわゆる土器。テラコッタの素焼きですけれど、窯ではなく、焚火のような焼き方(=野焼き)なのです。

土器って言葉にも弱いのです…。

そういうわけで、つくらせていただくことに。

工房の作業台の上にぽてっと置かれているのが、これから作業をする粘土のカタマリ1キロ分です。

何をつくったか、ですって?ええ、まぁ。……焼き上がりが楽しみです。

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きょうまで微妙だったインド行き。なぜ微妙だったかというと、明日が出発予定日というのに先ほどようやくビザが届きました。

今回も話せば長~い、インド前のすったもんだ。

ない。今からダッシュで荷造り、日程確認に入ります。

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