4月の東京にて
toko manis終了いたしました。
土曜日は雨と風とで厳しいお天気の中来て下さった皆さま、大変ありがとうございました。
2日間、開場時間の前から過ぎまで途切れることなくお越しいただけてとっても楽しい催しとなりました。
古いものと今のものをクロスオーバーさせる試みのtokoでしたが、私自身いろいろ発見が多いイベントになりました。私自身が古いものへの知識が浅く、ご出展いただいた方々からもいろいろ伝習いただいたり、お客様に教えていただくことが多々。こんな風に自分たちからのものと私たちが大好きなものをコラボさせていただけて本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
次回は6月の作品展でまだお目にかかります。
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toko前日は世田谷美術館で開催中の白洲正子展とヒナタノオト、本間さんの新しいお店へ。
白洲正子展は、先月行きたかったのですが震災後のバタバタで逃していましたから今回は早々に。
用賀駅から砧公園へ至る新緑の遊歩道を徒歩20分弱。
背の高い大きな木々は本当に、黄緑色の新しい葉っぱをたっぷり抱えていました。
こんな気持ちのいい緑は久しぶりです。
用賀の駅から世田谷美術館への道のりはとても分かりやすい表示が出ています。
こんな風な看板の矢印に従って行けば、バスに乗らなくても迷わず辿り着けます。
美術館の中はさすがに人気の展覧会だけに込み合っていましたが、イントロダクションのところにある那智の滝に白洲正子さんがピンと来た言葉と風景とがダイナミックに構成されていました。
私は以前、白洲正子さんについて「おしゃれでインテリでちょっと生意気に思われていたふしもあるアバンギャルドな文筆家」みたく思っていたけど、展示を見てそれはまったく外側の正子さんのことであると気づきました。内側の正子さんは、研究熱心で当時までまだ誰も気づいていないことを掘り下げる洞察力と、日本人の誰もが知りたかった心のふるさとみたいなものにピントを合わせていたこと。
おおよそ正反対の性質ながらどちらもとてもビビっとくる正子さんの性質が、今の日本の状況と自分の中での出来事にピッタリといい刺激を与えてくれて、驚きでした。
看板やポスターの絵を見ると上野の博物館っぽいイメージですが、世田谷美術館の展示は映像や当時の原稿を分かりやすく配置していて現代的です。
まだの方、是非。確か5月3日まで。
ヒナタノオトさんへ。
水色が目印です。
本間さんの新しいお店はまるでパリのギャラリーみたい。明るくて暖かな大好きなものたちに囲まれた場所でした。本間さん、らふとの頃から大変お世話になっています。
新しいお店はこれまた他にはないオンリーワンな空間です。
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昨日はアースデーへ。
またご報告します!
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