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2010年11月29日 (月)

11月のいろいろ

11月がもう少しで終わりそう。そして、私たちももうじき日本へ出発です。

きょうは「つれづれ日記」です。Photo

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パンツの裁断

今回の服は、インド布が中心。どーも、インドびいきなこのごろ。たまたま、日本で買っていたアメリカ製のリネンのカーテン生地が「インド柄」で、ハサミを入れる。うーん。しかし、このビミョウな色合いといい、手書き風ながらとても繊細な絵柄は切るのには、勇気が要ります。インドのようでインドよりもっとインドです(何のこっちゃ)。とにかく、この生地からは、ほとんど断ち落としのないぎりぎりのマーキングでパンツが2着。今回の服は、実物インド布においても裁断一苦労。……といいつつ、きょうはもう最後の服の検品もスタート。久しぶりに1点ものが多い今回なので、没頭してしまいました。Bali_bidda

BALI BUDDAの朝ごはん

11月に入ってしばらく後やっと予定のない日曜日が。朝ごはんにBALI BUDDAへ。焼きたてのプレーンベーグルにフムスをトッピング。こんなプレートで出てきました。ジンジャー入りのフルーツジュースとカプチーノもアラカルトで頼んでゆっくり雑誌なんか読みながらの朝。うれしー。この後は、帰宅して、もち昼寝。

KUEのカフェ Kue

今月は仕事に没頭しつつも、いつもに比べ外出が多い。なぜかといえば、長いこと諦めていたインドネシア語のコースに通い始めたから。そんなことをし始めるから、ほら。いろんな用事もついでのように増えて結構な出ずっぱり。それでも、時間を見繕ってまたまた外出。まだ行ったことがなかったKUEの2階のカフェでお友達とランチ。ベトナム風ヌードルとミントアップルジュース。何だか癖になりそうだ。ランチのお出かけ。KUEカフェ。ほかにも気になるメニューがいっぱいだから。

カルタの仕分け作業 Photo_2

先日のマングローブ清掃の後、クリーンアップバリ!のメンバーがまた集結。何と、今回の集合場所はマニスバリスタジオです。週末で空きスペースの多い、といって、代休のため休日出勤のスタッフと混ざり合いながら。

印刷から上がってきた「バリエコカルタ」の絵札や読み札を揃えて箱詰めしたり、外箱を折って組み立てたり、たくさんの作業を25人余りで。ウダヤナ大学の学生さんボランティアと日本人メンバーとが、デンパサールから、サヌールから、大層道に迷いつつ、ここまでたどり着いてくれました。

パンチン(釣り)Photo_3

メンバーのEさんが、前日サヌールの沖合いペニダ島近くで釣ってきた鯛を、クーラーボックスに入れてUBUDまで持ってきて、カルタ作業の後、皆でいただきました。こんなに透明できらきらしてておいしいおさしみがバリで食べれるなんて、もー、びっくり。何でも、釣ったその日のお魚は何の味もないそうで翌日が一番おいしいんだって。こういうのはレストランじゃ食べれない! 知らなかったなー、バリでのさしみの食べ方。食べたかったら、自分で釣るという流儀。今度、わたしも釣りに行こうかな、船乗って!

ピアノの発表会Photo_4

うちの子供が習っているピアノの発表会。今年はコマネカではなく音響設備の整ったデンパサールのホールにて。バリ在住のいろんな音楽家のゲスト出演があってすっごく楽しかった。中でもトリをつとめたバイオリン&クラシックギターのデュオが異才を放つ。芸術的感度高し! バリにいるとエスニック音楽の野外コンサートはわりと多いけどピアノ、バイオリンなどには、相当飢えてしまう。3時間たっぷり、じっくり、栄養がいきわたった気がします。発表会参加者もウエスタンありバリ人あり日本人も、子供も大人も、で、まぜこぜ楽しく素晴らしく。Photo_5

空手の帯を……

これも子供の習い事にて。空手というのは、習い始めは帯は白で、そのうち検定試験を受けて合格すると昇格に伴って帯の色が変わるらしい。足掛け歴は長いもののブランクも長いうちの子供は今回はじめての検定。それで、無事入手できた憧れの黄色帯がよっぽど嬉しかったらしく、何と抱っこして寝る! 翌日も手放さなくて学校に持って行きそうだったのをなだめたりして、もう、喜びすぎ。黄色で止まらないでもっと昇格しなさいよー。

このごろカメラに入っている不思議な写真Photo_6

これもまた子供の。この頃、私のカメラをしょっちゅう借りているうちの子供が撮り続けている写真。学校で借りてきた本のページを撮ったものらしい。でも、こんなのが入っているとぎょっとしちゃう。子供の撮る写真って迫り方がすごいので(背景がないので)、お花でも虫でも犬でも、ピンボケなんだけどこれどこ?何?と思うような迫力(!)があります。大人になってもこの撮り方を続けたら、ゲージュツになるかもしれないです。

ワヤンの結婚式Photo_7

バリスタジオ制作部で、現在残り少ない独身者の一人ワヤンの結婚式。マニスのスタッフはみんなたくましいけど、このワヤンに措いては病欠なんか一回もしたことがなく、いつだってバリバリのスキルで足掛け早5年。晴れ姿も堂々と勇ましく。ガムラン奏者の旦那さん、ワヤンをよろしく! 

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次回ブログは、まめしんぶんvol.50です。お楽しみに!

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2010年11月19日 (金)

マングローブ・クリーンアップ

ちょっと前になりますが、10月最後の日曜日にサヌール南側にあるマングローブ林地帯で、長年堆積してしまった浮遊ごみをクリーンアップするちょっと大掛かりな活動がありました。P1070362

主催者はサヌールに拠点のあるインドネシア人のエコ団体で、私たち日本人のクリーンアップバリ(バリごみ問題ボランティア)にもお声がかかってジョイントすることに。 

インドから帰ったその週にミーティングがあり、あっという間にどんどん企画の規模が膨らんでしまった。とほほ、そういう席で積極的な意見(=余計なこと)を言った私がいけませんでした。

私たちはそれで、クリーンアップ活動とは別に小学中学年以下の子供たちを対象にした「エコプログラム」を組むことに。なかった話が現実化してきて、巻き込まれてしまった周囲の皆さん、ごめんなさい。P1070371

時間のない中で主催者と現場を確認したり、プログラムの一部に他のエコ団体に来てもらってエコ授業をしてもらうなど、初めての試みがいっぱい。バリで仕事以外のことなどほとんどしたことがなかった私としては、インドぼけ解消&いい勉強になりました。

当日は朝8時前から数百人の参加者が集まる。

こうしたエコ活動は、実際には個人の思いで自発的に来る人はきっとほとんどいなくて、職場から行けと命じられたり、学校から参加要請があったりというパターンが多いと思う。でも、どういうことであれ、参加すれば「いいことした」気分になりますでしょ。それが大事かな、と思います。P1070373_2

「いいことしたさ」でエコならやらないほうがいいと思っている人もいるけど、動機がどうであれ結果的に大事なのはやっぱり地球をきれいにしていくことですからね。……と、私は思う。

子供たちの「エコプログラム」は、最初は参加希望者が少なくて心配しましたが当日は26人集まりました。何しろ初めての企画だし、日曜の朝からだし、いろいろ難しかったんだと思います。

エコ授業は、GUSというバリでは著名なスポンサー(KUDETAとか)がバックアP1070379ップしている大きなエコ団体にお願いして、クイズ方式のレクチャー。子供たちはごみ問題の絵本とステッカーをおみやげにもらうことが出来ました。

や。この絵本、バリを舞台にけっこうリアルな挿絵です。

おばちゃんが川に何でも捨てて、海のお魚がびっくりしながらプラスチックを見上げていたり。子供の頃からこういうの覚えてくれるといいなー。だって、本当に、大人には何をどう言ったって、昔からの捨て方(川へ、谷へ)は変わらない……。

その後主催者からの依頼で皆で絵を描き、「エコカルタ」大会、最後はマングローブエリアの外側の空き地にココナッツやランブータンなどの植えました。P1070385

植樹が、どうも皆にとってはいちばん良かったみたい。そうですよね、紙とかゲームより、やっぱり生きた木を自分で穴掘って植えるのがいちばん記憶に残りますよねー。

そういうわけで、10月。

今月は、ツイッターをやりはじめました。

これが、また。知らない川で途中から泳ぎ始めたみたいな感覚でまだぜんぜん練習中! ツイッターやってる方、フォローしてみてください。ateliermanisで出てきます。

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2010年11月 9日 (火)

UBUDミニ情報・食べ物系

  バリはもう雨期なんですって。……、と聞いて、もうびっくり。

新聞で「今年は9月頃まで雨が続くでしょう」って書いてあったと聞いて、乾期が待ち遠しいな~、と思っていたら、何Photo_4と、あの雨まじりのまだら天気が乾期だったらしい。

世界的にお天気が難しい。

バリの雨は時々は凶暴になるけれど、ほかに比べたら恵みの雨かなと思うので、ま、雨期でもオッケーですね、周りの皆さん? バイク通勤のマニススタッフも、さすがに慣れてちょっとくらいの雨でナーヴァスになったりしなくなりましたし。 

UBUDのまちは最近どんどん過密になってきて、最近では王宮前の四辻がオフシーズンでも大渋滞。大型バスがどんどん増えているのと、あちこち気まぐれ工事(いえ、雨問題にてまじめにインフラ工事です)が盛んなせいだと思います。それだけじゃない。Photo

景色的にもずいぶん変わってきて、ちょっと前までは少なかったコンビニが旋風を巻き起こしています。……20mおきにデルタマート、アルファマート、サークルK、と競うようにその手の店が増えて、一気にふんいきが変わりました。

マニスのお店の周りはおかげさまでまだ静かな方です。周りが変化しても、私たちはマイペース。

そして、そうだ、いいお店も着実に増えています。

Photo_3

きょうは食べ物系のみなさんから。

一番上の写真。毎週土曜日恒例のファーマーズマーケットが火曜日にもオープン。場所はアルマレストラン入り口です。まだあまり知られていないしか出店数も少ないのですが、土曜に買いそびれても火曜があれば、スーパーに妥協せずにすみます(!)。最近ほとんど週1スーパーでしか買い物をしないことを反省しよう。

その下は、最近話題になっているプネスタナンにあるさつきちゃんのワルンです。Photo_5

ローカルワルン風に好きなおかずを選ぶ式の定食ごはんは、とっても素敵。中でも野菜のコロッケとがんもが人気だそう。にがうりやなすの炒めたのなど、私たち日本人が好きな素材の味を生かしたものが中心で、並んでいるおかずたちを見ているだけでもエネルギーが上がりそうです。

こんなごはんを1日1回でも食べていたら、体もココロもすっかり元気になる。きっと。実は密かにわたしもこんな定食屋さんがあったら、と、なければ自分でつくろうか、とまで思っていた次第。ついにできましたよ。通わなくちゃ。

Photo_2

さて、ごはんの次はデザートです。

下の写真はRYOSHIにお目見えしたコーヒーゼリー。

コーヒーゼリーだから一見派手さはないんだけれど、クリームとゼリーの苦さと柔らかさが勝れています。日本のコーヒーゼリーとはずいぶん違って、ほろほろっと舌触りがいいんです。RYOSHIというと寿司だと思っている方、宣伝じゃありませんが、私たち的にはデザートがシンプルで何度でも食べに行きたくなるのがRYOSHIです。

最後のは、本題に関係ないですがうちのチキン煮。Photo_6

骨付きのままハーブとバターで炒めて、30分くらい煮込んだものです。なんてことないこのチキン煮が時々すごく滋味深い。これとライブレッドが少しあれば、じんわり元気が出てくる気がする。

食べ物系、実は予定に反して取材不足にてごめんなさい。きょうのところはこれまで。

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