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2010年8月26日 (木)

どうぶつまみれ その1

きょうから3日間toko manis special開催です。どんなかばんが冨沢さんから届くのかすごーく気になりますが、私は今回バリにいることになったため見れません。買えません。皆さまどうぞ私の分も(?)含め存分にお悩みいただいて、お気に入りを見つけて下さいますように。

きょうは本文の前にひとつお詫びがあります。

先日入れたブログの香苗さんに個人的にご迷惑があったようなのです。私の注意が至らず軽率な表現があったことをこの場を借りて深くお詫びいたします。すでにお読みいただいている皆さまにもご心配をおかけしたかも知れず、申し訳ありませんでした。問題点は昨日の午前中に削除しています。

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私はいつも、まとめて長ったらしく書く癖があるので、きょうはちょっと短くいこう。

日本から戻った7月下旬のその日、犬のパクちゃんが出産しました。Photo_2

パクちゃんは出産3回目。これでトータル10匹産みました。少々かじり癖があり、トンボやイモリやねずみを獲るのがお上手で、あまりほかの犬ちゃんたちと仲良ししませんが、人とはとても仲良ししたがるので、お客様がいらっしゃると真っ先にご挨拶に来るのもパクちゃんです。そういうわけで人気があります。

今、スタジオでしょっちゅう悪さをするねずみも、パクちゃんが嗅ぎつけぱくっと捕まえてくれるので助かります(!)。

かれこれ1ヶ月になるので今日は予防注射。ワクチン手帳を作る前に名前が必要なのであれこれ考え決めました。そしてうちは揃いに揃ってくろちゃんばっかりで分かりにくいから「お名前くびわ」をつくってみた。

うちではKUMAかOMAMEのどちらかを飼おうと思っている。ほかの2匹はオスだから飼えません。Photo パクちゃんに似た特技のある子はどの子かな。

そうして、くびわしてるところを撮ろうと思ったけど、……撮れませんねぇ。近寄るとダッシュで噛みに来るから。私はいつも舐められ噛まれ役。

片手で抑えて片手でカメラ。

「…まみれ」は続きます。

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2010年8月21日 (土)

香苗ちゃんのこと

先日、香苗ちゃんがスタジオに遊びに来てくれた。

香苗ちゃんとは、まだわたしが日本からバリへ通っていた頃に知り合ったからもう10年近くになります。

そして、今回はばったりバタンワルで(私の誕生日に)会った。Photo_2

前回会ったのは子供が生まれる直前だったから、もう7年かー。マニスの小さいスタジオがUBUDの町なかにあった頃です。

知り合ったきっかけは、バティックを見に行くために多分はじめてチレボンへ行った時。バリからジョグジャ行きのガルーダで隣り合わせになったこと。香苗ちゃんは当時、ジョグジャの美大に通っていたのです。

バリを出発前、登場待合室で「同じ飛行機に日本人の子がもひとり乗るんだな」と後ろから見ていた。彼女はとても行動がすばやいため、目だって見えた。そのため、実はUBUDからのプラマバスに彼女がいたことも分かっていた。よっぽど急いでいるんだろう、と思った。

ところが、ヒコーキで隣の席になったときに初めて気がつきました。彼女は聞こえないってこと。聞こえるのかもしれない、でも、私みたいなあまり応用が利かない人とは「筆談」を使う。早速、書いて書いて書きまくりのおしゃべり。そのスピードったら。走り書き、じゃなくて会話が走ってる! そうか。だから、何でもすばやいんだなー、と思った。Photo_4

筆談って、こんな感じです。 →

「さっき言った○○のこと××の事なんだけどさー」みたく言わなくても、さっき書いたところに矢印を伸ばして、「これのことなんだけどー」って一言書けばいいのがいい。その分早くしゃべれます!

今回はスケッチブック持参で旅先の絵も色々見せてもらった。 一番上の写真はうちの主人の似顔絵を、これまたあっという間に描いて。……くれたんだけど、何か目とかキラキラしてて、そういう風に見えるのかなぁ。アートだなぁ。前向きだなぁ。Photo

好きなところへはどこでも出かけていき、やりたいことは何でもやる。誰にでもできそうでいて、結構できないことだったりします。

私も結構やりたいことは大抵やる度が高いけど、香苗ちゃんと比べたら自分は平民だと感じます。

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話し変わって、ここから先も是非お読みください。写真がなくてゴメンナサイですが。

来週は待ちに待ったtoko manis specialです。皆様のお手元にご案内状が届いているでしょうか? 今回は柿渋染めかばんの冨沢恭子さんのスペシャルです。

冨沢さんは毎回展覧会のたびにテーマを変えてひとつずつ違うものをつくられます。

今回のtoko manisでは、布のリサイクルがテーマになりました。冨沢さんの柿渋の断ち落とし、マニスのはぎれ。小さな断片を自由に組み合わせ継ぎ接ぎしたものです。

小さくいろんな形に切られた残り布に「potong potong(ポトンポトン)」というタイトルをつけました。インドネシア語で「いっぱい切る」みたいな意味です。

柿渋とマニスのはぎれでは、エスニックっぽくなりがちですが、そこは冨沢流。見事におしゃれ&かわいいカバンになりました。

大変人気のある作家さんであり、すべて一人で作っていらっしゃるので数に限りがあります。そこで、今回だけは「売約」方式を取らせていただくことになると思いますが、皆様ご了承ください。今のところ作品は展後すぐにお送りする予定です。

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2010年8月12日 (木)

その後のその2

もうお盆休みに突入ですね。猛暑に続いて台風だそうでなかなか夏を楽しめる日が少ないのでしょうか。

バリは、いえ、UBUDは相変わらず湿気の多い毎日ですが雨は格段に減りました。もしかしてこの先やっと乾期かな。

残りの「その後」がこれまた遅くなりました! ご報告します。

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明日館。Photo

けろちゃんと行って来ました。初めて行ったつもりが「あ、何か来たことある」そうで、けろちゃんは以前ギャラリー探しをしながらこちらへ迷い込んだことがあったそうです。我々お互いしばしばこういう夢見ているみたいなことがあるので意味分かります。補足しますと、夢に出てきたんだったか本当に来たことがあったんだかがおぼろげなのだけど、もちろん来たことがあるわけです。そういう錯覚みたいなものです、きっと。

さて。

池袋と目白の真ん中あたりにある自由学園の元校舎。これ何と帝国ホテルと同じフランクロイドライトの建築なんだそうです。そして建物まるごと重要文化財。

中は全面的にきれいに修復され一般公開しています。吹き抜けのカフェテリアでお茶したり、各教室や食堂だったところを見学できます。で、こちらの各教室はお借りすることもできるそうなんです。

ということで、12月のマニス作品展vol.50はこちらの重文のお教室にて。散策すると近所にはお茶室のある日本庭園もありました。

あっ、その前に10月初旬に代官山、ありますよー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_2

白金北里通り。

北里研究所病院は陸の孤島みたいなところにあり、港区の検診で行くときいつもどういう経路で行こうか迷う。今回は新橋からの移動だったので明治通りを行く渋谷行きのバスで。いずれにしても、バス以外行く方法のなさそうな一角です。

この病院のある通りは、戦災を免れ、大正から昭和初期の長屋建築が多く残っているのだそうで、子供の時には見たことがあるけどまだこんな建物があるんだー、とうれしくなるような懐かしい建物があちこちに。行政に支援されているかどうかは分かPhoto_3らないけれど、都心にこんなゆるっとした一角があるのはうれしい事です。

中には、おしゃれなお店に成り代わっているところもいくつか。足の便は悪いけど、こんな場所でいとなむお店屋さんは楽しそうですねー。 

下の写真(すごく暗い!)はランチを食べたカフェ。よく見えなくて申し訳ないですが、椅子はピアノの椅子なのです。

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広尾。

子供の学校の最終日。休まず行けたお祝いに、焼き鳥屋へ。子供のお気に入りは広尾商店街の焼き鳥屋さん。もうもうと立ち込める煙の焼き鳥屋のあと、通りかかった広尾湯。入り口には「手ぶらでOK、お風呂セットあります」みたいに書いてある。Photo_4

温泉もお風呂屋も行ったことがない子供は「ひとりでも入れる!」と意気込むのでひとりで男湯へ行ってもらうことになった。受付のおじさんが一応中まで入って説明をしてくれた。私は受付前のレザーのソファでNHKのニュースを見ながら待つ。あー、落ち着く。すごく昭和だ。

出てきた子供に「どうだった?」と聞くと、暑くてお湯に入れなかったって。蛇口のお湯の出し方が分からなかったから水で体洗ってきたって。それじゃバリのマンディと同じかなー。ま、いいや。

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これにて、ずるっと間の長かった日本のことはおしまい。次回からまたバリのご報告を入れます。

ちなみに、こちとらまたも子犬が生まれ現在9匹の犬屋敷。欲しい方、いませんかー?

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