その後の日本で
今夏も日本は猛暑ですね。
我々はバリに戻ってかれこれ10日ほど経ちますが、こちらも異常気象で何といまだに雨期!
去年まではせいぜい4~5月ごろまでに雨は去り、7月といえば乾いた空に大きな凧がたくさん上がっているのがフツウでした。凧につけられたテープが振動してブルブルーっと唸る音が絶えずしているのが7月のバリ風情。そういえば今回は雨期が始まるのも遅かったから、全体がずれているのかもしれません。
とにかく、あんまり降るものだからまた地すべりでまた庭がさらわれたりしないかと心配になり、スバッの水路を点検したりしています。
地球さんの病気が治りますように。
ブログもまたご無沙汰してしまって、きょうはまず日本でのその他のことから。
西荻のフラウさんからいただいたお稲荷さんの皮。
花子さん、今これにはまっている。西荻の某オーガニック店で売っている。西荻って行く度に思うけど、まだまだ知らないいいお店がたーくさんありそうでいつも不完全燃焼。泊り込みしたくなるくらい。
だからこうしていいものをピックアップいただけると、少しは気が収まるというものです。
生まれて45年いや6年、初めてお稲荷さんをつくる私。お寿司の道具もありませんから、ごはんにお酢をぱっぱっ、ついでにワカメのふりかけも! 引越しのような大片付けをひとりでやっていた日だったので、これがあってヨカッタ。シンプルで奥深いお昼に癒されました。
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もはや1年有効フリーパスを買ったほうがいいのではないかとさえ思う、国立科学博物館。今回も!
目的は化石がある地球館1階の生物の歴史コーナー。毎回ここで時間のほとんどが過ぎます。写真は三葉虫のような生物のお腹の内側。右上のがフクロウに似ていて不思議だった。古代の生物はおしなべて形が気になるものがヒジョーに多く、さっさと見進められないのです。
地下の「宇宙の歴史」を見ている途中で蛍のひかりが流れ、すごすごと退場。……だからやっぱり、フリーパスかと。ここも泊り込みたい場所ですね。
化石の翌日は森タワー「大恐竜展」。こうした場所へ来たがるのはもちろん子供の方で、私はあくまでも付き添っているのだけど、当人はミュージアムショップにしか関心がない。展示のひとつひとつに感慨深いのは、断然私の方です。
今回初めて知ったのは、恐竜のなかには二足歩行のものがいて、かなり足が速く捕獲能力に優れていたらしいこと。二足歩行って、人間だけじゃないんですね(鳥はもちろんそうなんだけど)。足が隆々と発達しており、代わりに手はちっちゃく退化して見える。胴が長いので重さで前のめりになって走るから速いのだ。
科博でダチョウの剥製を見たとき、やはりダチョウって変なバランスだなー、と心に引っかかっていたのす。二足歩行を見たとき「ダチョウ」についての謎が解けた気がしました(これあくまでも自問自答の世界です)。なぜならダチョウさんは鳥の仲間ではダントツ足が速く、胴が重く大きく、羽は退化し、容姿も飛びぬけて変わっている。恐竜の生き残りではないかって。
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アキバ。
ケロロというアニメの中に「秋葉原の地下1000mに宇宙人の基地がある」というくだりがあって、アキバへ行ってみたいと子供が言う。しかし、いまどき行っても昔と様子が違うからどこへどう行ったものか。分んないから、駅から人の流れについていく。すると新しいヨドバシがありました。
上階の子供向けフロアはガチャガチャがずら~っと並び、おもちゃなら何でも! トイザラスよりこちらヨドバシのほうが胸に響くらしく、早速立ち止まって離れないのが爆ガンのコーナー。
爆ガンはバリでも売っていて、玉っころが磁石の力でぱかっと開くといろんな恐獣になるところが男子のココロをつかんでいる。らしい。遊び方はしかし、コロコロっとカードの上に転がすだけで、わりとおとなしい。
駅前にはガンダムカフェというのがあり行列が出来ていたりして謎の多いアキバ。地下に何かあるのかもねー、と言い合いながら2時間後、やっと、手ぶらで帰る(後日DSを買う約束のため!)。
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ちなみに、私は昔あまりアキバでもアニメでもなく(なんと漫画は苦手だった)家庭科の得意な女子でした。
つづく。