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2010年6月 1日 (火)

GG後KGまでの日々

いろいろ、すっかり時間が過ぎて、あ、あと2週間でまた日本。何だろう、この早さ。GWの日本からガルンガン&クニンガンのバリで休暇で、そしたら子供はもうじき夏休み。こちらでは6月12日から7月下旬までが夏休みなのです。

服の制作は、今年はスタッフ産休が重なりやや点数が少なめながら今最後の追い込み中です。6月は作品展の翌週に土器さんのところでコラボ展もやっていただくことになっており、DMも2会場のものを封書でお送りする予定。

2会場が同じ服ではないように構成しているので、頭の中はパズル状態(実は苦手な)です。そもそもバリにいるのだからこういう思考でいかなくちゃ。パズル。広げないで立体に考えればよろしいのです、きっと。ぜんぜん出来てないんだけど。

そして、写真もばらばらなまま。……です。どうやら、我ながら、また食べもの系多し……。

順不同で行きます。きょうも長いです。恐縮です。

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まずは朝食系から。Kue

一番上のは、KUEのアップルポケットというパイです。どこのベーカリーにでもあるレシピだし、特別好物というわけでもないんだけど、こちら様は皮がやや厚く、サクサクっとした外側のボリュームに今夢中(!)。おしゃれなパイじゃなくてアジアな感じ。マレー菓子のパイナップルパイみたいなパイとビスケットの中間みたいな食感でシナモン控えめ、リンゴのフルーティーさがしっかり詰まっている。

KUEには私以外にもこれ狙いのお客がたぶんいると思われ、これだけ売り切れている事が多い。あまりに何度も行くもんだから、店の子から「注文したら?」といつもすすめられ(あきれられ)るんだけど、1個か2個ずつ買いたいので、うまくいかない。

Photo

次のは、バリのすっぱいイチゴでジャム。

ときどきたくさんのイチゴが手に入ることがある。

ジャムっぽくつくっておいてバニラアイスに混ぜるのがいちばんだ。なぜなら、パンにつけておいしい! という程にはワタクシの技術がおぼつかないからです。バリにいながらイチゴジャムはやっぱりBONNEMAMANを買っちゃう、お手上げ派。Photo_3

その下はBALI BUDDHAのニューフェイス、ブルーベリーマフィン。KUEのマフィンもなかなかなので、シンプルさと手ごろなお値段とボリュームで競い合う存在。UBUDのパン屋さんはオーガニック系が多いのもウレシイです。

そのせいか、まだ自分で焼くというところまで行きつかない。でも、とあるお客様からの影響でホームベーカリーは検討中。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_4

5月某日。

今うちの子供が通っている学校は図書室がとても充実している。

毎週何か借りてくるのだけど、今までは「せかいへびずかん」やら「どくのあるいきもの」とか、そーゆーのばかりだったが、この日は趣向の違うものを借りてきた。何でも、「人気があるのでなかなか借りれない」んだそう。Photo_5

ワルド(という男の子)はこの絵の中のどこにいるでしょう? という、本。見開きごとにびっしり描かれている人、人、人。バリ人のカマサンスタイルも真っ青な几帳面な埋めっぷり。 何十人か何百人かの中にイロイロに変装したワルドが隠れている。このユニークな本がどれだけの子供たちにめくられてきたのか。レーヨンみたいにやわらくなってしまったページに刻まれています。すてきな本借りました。

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5月某日。Photo_2

魚の写真は、子供の補習校の係で参加したサヌールビーチの遠足にて。

ボートが沖から戻ってきて、マヒマヒという魚が秤にかけられた。7キロですって。サヌールでこんな立派な魚が釣れるんだ、と感心。マヒマヒは、ムニエルがおいしい白身の魚。買うと結構高いから、数が少ないのかも。黄色がかった銀色の魚は、海の中ではどんな色をしているんだろう。

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クニンガンの前の日。

子供が実家へ泊まりに行ったので、ダイニングテーブルに仕事のものや日記などをいっぱいに広げて頭の整理。おかげ様でずいぶんとすっきりしました。時々こういう時間があるといいんです。

溜まった雑誌も読んじゃった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_2

クニンガンの日は、痒いところにも手が届く。

今までずっと溜め込んできた医者に処方されたシロップを全部捨てる。

どうせ飲まないんだからもらわなきゃいいんですが、薬を飲まないんだったら何で医者に行くのか? と主人から言われて以来、処方箋を出してくれたお医者さんに申し訳ないからってもらい続けて、たぶん5年分以上。抗生剤は飲まないから、もらうたび捨ててきたけど、そのほかのだけでこんなに。うちはあまり医者へ行かない方だけど、行けば1回に3本ずつもらうからです。 Photo_3

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クニンガンの夜ご飯は主人がオーダーしてくれたあひる料理を食べる。

これが風習なのかどうなのか、この前のKGの時も持ってきたね、そういえば。実家の近所にこれをつくる家があって注文するらしい。Photo_4

こういう、包みに入っており、中はたっぷりの肉汁&まるごと蒸し焼き。 怖いのでくちばしを見ないようにしながらほぐします。

バビグリンもおいしいけれど、べべトゥトゥと呼ばれるこのあひる料理も、バリ料理のなかで特筆できます。石臼で擦ったいろんなスパイスをたっぷり使った、とろとろにやわらかい肉。お供えものからのおすそ分けみかんで、みかんジュースをつくり、玄米ごはんにあずきを入れて赤いご飯を炊いて、ジャガイモと菜っ葉はゆでただ。

べべのスパイスをかけて食べるのです。 Photo_6

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