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2010年4月19日 (月)

こぶくろさん

toko manisのお知らせのハガキが、もうそろそろ皆さまのお手元に届く頃かと思います。Photo

マニスの作品展がはじまってから、まる10年経ちましたが、それよりも少し前から私たちがつくっていたものはくるみボタンでした。

服の仕事に長くブランクがあったので、バリの人たちの手を借りて服づくりをやろう、と決めたものの、少し時間がかかったせいでもありました。

99年にクラフトフェア松本でくるみボタンを販売させていただきました。Photo_2

すると、たくさんの方から喜ばれて、このボタンをつけた服(バリ布のチャイナ服少々)のオーダーメイドは行列でした。この経験に後押しされて、真面目に(!)アトリエマニスをやろうと思ったのでした。

あっという間の10年にびっくりです。

数えてみたらこれまで1万点以上の服をつくっている。Photo_3

こんなにやらせてもらえたのも、着て下さる皆さんのおかげです。本当にありがたいことです。

それとは全然関係なくて、先日、toko specialで販売したちこちゃんのアクセサリーに何かラッピングを、と思って小さな入れものをつくりました。久しぶりに服でもバッグでもなくて、小さいものをつくったら何だか新鮮で。

たぶんそれがきっかけなんPhoto_4だけど、また急にちっちゃいものがつくりたくなってしまった。

やりはじめたたものの、蓄積がないわけで。

大層困りながら、つくりました。

フクロだけをつくるんでは、何かつくりたいもののイメージと違う。同じ布を扱いながら、同じビーズやボタンやテープのたぐいをつかいながら、思いのほか試行錯誤してしまいました。Photo_6 

そしてこれまた大層ワガママなことに、このちっちゃいフクロをtoko manis展でお披露目するなんてことまで決めてしまった。

しかも、今バリ部は産休の人が多くて余分な手がないため、試作から完成までかなりの部分を自分でつくる状況に。

でも、それが良かったんです。楽しかった。Hati

いつもはここのスタッフたちが私の手になってくれてたくさんの手が服をつくってくれているんですけど、自分で最初から最後までやると何て時間がかかることか。自分の身の丈を越えてたくさんのものをつくるために、たくさんの手を借りているってことも、改めて認識しました。

今になってもっとこんなのもつくりたい! と、欲が出てきちゃったりしますが、これはもうタイムオーバー。

2月からはじめたこぶくろさん、今週までに80点ができます。

皆さんもし良かったら見に来てください。

追記:

テポチについて。

この前マクロのレジに並んでいたとき、レジ向こうにあった屋台にteh pociというのがありました。一瞬、ザ・ポチかと思った。ではなく、テポチと読みます。テはインドネシア語でお茶のことです。ポチは? 子供に犬のポチ君のことだよー、とジョウダンを言っていたら、すっごくこの言葉の響きがかわい思えて、しばらくの間うちで大流行。

テポチ、テポチ。Photo_7

ポチってティーポットのことを言うようですが、ジャワにはテポチというお茶ブランドもあって、この言葉とともにテポチ、完全にハマリマシタ。

チャイの紅茶みたく濃く入れるととてもエスニックでおいしいです。

そんな訳でテポチのこぶくろさんも、つくりました。

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2010年4月 1日 (木)

バリエコカルタ

先日の作品展開催中は寒くて天気もバツ、だったそうでtyphoontyphoontyphoon……。

お足元の悪い中お越しくださった皆さま本当にありがとうございました。

そんな折今回も私、欠席させていただいてしまって大変大変恐縮です。

今回は2月の作品展からひと月ちょっとしか間がなかったのですが、それであえてメリハリを。と、久しぶりに間に合わなかった服もなく(!)前日までにきれいに揃っていたのでした。バリ部もEMSを送る前の日に遅くまで残業ということもなくとてもスムーズ。これも、帰国がなかったので出来たことかもです。……恐縮です。

そしてそして私たちは次のtoko manisに向けて次のものを制作中。

こちらの様子はまだもうちょっと内緒です。あ、もうどっかで言っていましたっけ? とにかく、今度はほとんど自分で縫っているので先が見えません。どんなものがどのくらいできるか、ちゃんと前日までにきれいに揃うか。しかし予定では前日までに耳を揃えて背負って行くことになっています。

さて。それで、きょうは別のお話です。

バリでの草の根のことです。Photo

「植林の会」とは別に、バリ日本人会の中にあるボランティア組織「クリーン・アップ・バリ」に、昨年から加入。というか、お金を寄付したらメンバーに加わっていました(!)。CUBでは今大きなプロジェクトを進行中で、そのための資金として企業からの寄付を募っていたのです。

バリでエコについての認識を広めよう、と思っても大人だとなかなか理解されない。それはそれで仕方がない事。でも子供たちに教育していけば根付くはず、という思いから企画された「バリ・エコ・カルタ」。カルタ遊びは日本の遊びだけど、きっとバリの子供たちにも楽しく遊んでもらえる。素晴らしいひらめきです。インドネシア語の40のエコメッセージと美しい絵札によるカルタセットは、制作に日本のプロのイラストレーターたちが多数賛同されているそうで、相当クオリティの高いもの。これをバリの小中学校に寄付していくというプロジェクトです。

上の写真はその主要メンバー。皆さんとても多彩で行動力のある方ばかり。私は何しろ途中から入部、制作はほとんど関わりませんで、これから先カルタを配布していく面でお手伝い。うーん、でもバハサのカルタだとわたしゃ役に立たないか。ま、とにかく、マニスじゃ親方だがCUBじゃ下っ端だ。先輩方、どうぞよろしくです。

実物のカルタはもうじき出来上がるそうですが、その前に大きめサイズで1セットだけ先に作った絵札を使って、先日デモンストレーションが行なわれました。Photo_2

メンバーのひとりYOYOさんが主催されているバリの子供たち為の教育施設「ヤヤサン・アナック・タングー」にて。ここでは近隣の村の子供たちにボランティアメンバーが英語やダンス、アート、環境教育などを教えているそうです。確かに確かに、ほかのバリ人の子供たちより新しい知識への関心もあり、集中して話を聞く力も養われている気がして、すごいなと思いました。だって、ボランティアみたいな活動ってやりたい人が満足するようにやっているケースも少なくないでしょ。

素養ある子供たちだから、カルタはすぐに大活躍。もちろん最初は誰かが取ろうとするカードに手を伸ばしたりする子もいたけれど、だんだんみんな読み札の言葉に集中するように。つまり、ゲームでお遊びのカードというだけじゃないことが分るんだなぁ。エコのことを言っていて、その言葉の意味で頭文字のカードを探すんだ。羽ばたけ日本のカルタ、エコメッセージ。バリ中の子供たちに使ってもらえるようになったら本当に素晴らしいです。Photo_3

さぁ、私もこれまではお金を出すだけな参加が多かったボランティアですが、遅まきながら自分が動く参加です。その前にもうちょっとバハサの勉強しておかないとっ!

皆さんもバリエコカルタ配布チームに参加しませんか?

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