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2010年3月22日 (月)

オゴオゴとニュピ

今年のニュピです。

去年は自宅にこもってバリの風習に則っておとなし~くしていたけれど、今年はおそとへ。

川を挟んで向かい側に毎日整然と横たわるMAYA UBUDに泊まりました。

雑誌の取材を通して面識ができたセールスマネージャーのアユさんからいつも工夫を凝らした格安プロモーションのメールをもらっていて、一度泊まってみたいなぁと思っていたのもあり、そして今回は友人でライターのTAKAちゃんが泊まるというので「それじゃ、行こうか!」。

15日。Photo

お昼までに仕事を終えて犬たちのごはんのつくりおきをしてぴゅーん、とあっという間のお向かいさんにチェックイン。今回は私と子供だけ。主人は処々の理由で来ない事に。

子供はさっそくプールにざぶーん、ばちゃばちゃ。わーーい、ホテルだ、プールだ、わーーーい! 日本へ行けば大はしゃぎの我々、お向かいさんでまたはしゃぐオノボリサン。そして、MAYAのスタッフさんの多くは我々と同じ集落。顔見知りがたくさん。子供は大声のバリ語で彼らとしゃべるバリ人である。いいのかなぁ、これ。Photo_2

シャトルバスでオゴオゴを見に早めにUBUDへ。

5時。

車もバイクももうほとんど通りにいない。

レストランとコンビニ以外のお店は閉まっている。まるでサマータイムのパリみたい。こういう時間に街なかへ出た事が今までなかったので、ここでも観光客キブンではしゃぐ。おいおい。

今回のオゴオゴは実は久しぶりの活気あるオゴオゴ。去年は総選挙前で自粛既成、その前は警察からの自粛勧告というのがあって伸び伸びとしなかったせい。

UBUBでは6時にサッカー場に集合して7時から王宮へ向かって動くという。Maya

サッカー場に集まったオゴオゴたちはどれもたっぷり気持ち悪くて恐ろしく、楽しい。うわさによればお金持ちのUBUD集落では1体に10万円も費やしているものがあるそう。

しかし、基本的にはこれをおみこしの後に燃やして悪を滅ぼして新年を迎えるのです。

今年は花火が大流行ということもあり、サッカー場では高揚気味の若者&子供たちがそこらじゅうで打ち上げ花火やら爆竹やらこちらも大はしゃぎ。

王宮前では、人垣で、椅子の上に乗らないと何にも見えなかったです。Maya_2

写真はそんな訳で、どちらもひどくてお粗末様。

ホテルに戻って、あー、今夜がホテルでよかったと思った。

ニュピの日。

広いMAYAの敷地内でゆうゆうと過ごす。

パッケージのランチはシンプルなナシチャンプルだろうと思っていたら、とても手の込んだコース料理でびっくり。このバナナの花びらに入ったもMaya_3のはエビのオリエンタル風サラダ。この後アヒルのグリル、バリ風デザートのプレートと大層洗練された豪華なもの。

思わずおなかがずっしりの後、ハイティーというおやつタイムがあり、それからネイチャーロードという川沿いの散歩道へ。リゾートホテルの散歩道にしてはかなりワイルドで危なっかしい。

子供はここでも大声で対岸(うちの集落)の人々とバリ語で叫びあう。ちなみに、写真対岸が我が家。

昼がこってりだったから夜はサッパリだろうと、あまり空いていないお腹のまままたダイニングPhoto_5 へ。

ニュピの夜だからしめやかに、と思ったら、お昼を忘れるくらいゴージャスなブッフェ。

いいのかなぁ、ニュピの夜にこんなに電気をいっぱいつけてこんなに贅沢なごはんで。TAKAちゃんと「禁酒時代の闇バーみたいだ」と語り合う。

だけど子供は目ざとい。

焼きたての串焼きのエビを5本もほお張り、サテをぐいぐい食べまくる。私は、こんな食事は3日毎じゃないと、って。サラダ少々。惜しいナァ。Photo_3

翌日はチェックアウト前にSPAへ。

敷地の一番奥にあるエレベーターで一気に川の近くまで折りトリートメントルームへ。

マッサージはともあれロケーションが気持ちのいいSPAです。

MAYAがどんなリゾートか分って、これから毎日対岸を眺めるのがまた楽しみになりました。 Spa

明日は「まめしんぶん」です。

お楽しみに!

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コメント

 manisさんのお洋服を西荻のFrauさんでときどき買わせていただいたり、webのsale品を強運でgetしたりしているhirokiと申します。実はオゴオゴの日、Ubudのmanisの斜め向かいのレストラン(Frauさんよりお勧め店ときいていました)からと、サッカー場で、2度高橋さんをお見かけしました。
 約3週間ずっとチャンディダサで潜っていて(こちらのダイヴ・ショップのオーナーも奇遇ですが高橋さんです)、その日は他のダイヴァーの方々やショップのみなさんとオゴオゴ見物に来ていたのです。楽しかったぁ。特に子供たちのオゴオゴが可愛かったなあ。
 そうか、あのオゴオゴは久しぶりの活況だったのか、そんなにお金がかかっていたのか、などなど、このプログでずいぶんいろいろ教えていただきました。
 去年やはりダイヴィングの合間にUbudに出かけたときにはManisは閉まっていて残念だったのですが、今年は3月3日にお店にもいけて、素敵なデザインのキュロットを買うこともできました。
 今後も素敵なお洋服と楽しいバリのお話を楽しみにしています。

投稿: hiroki | 2010年3月22日 (月) 13時20分

hirokiさん、コメントありがとうございました。実はニュピ後、道端のあちこちでまだオゴオゴが飾られている今回。オゴオゴは新年の迎える前に悪霊や邪気みたいなものを燃やす=日本の節分の鬼みたいなものだと思うのですが、うちのスタッフによると「今回は力作は燃やさず観光客に売っている」んだそうです。燃やさないと悪い事が起きるからって、今までは潔く燃やしていたんですけどねー。

投稿: oyakata | 2010年3月24日 (水) 10時47分

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