フライパン
今回は「ちいさいものがゾロゾロと並んだ」風がテーマなので、小さいものを色々集めながらああでもないこうでもないと試作を繰り返しています。
右のフライパンは料理中ではなく、服に使うとあるパーツを飽和食塩水で煮詰め、その後カラ炒りしているところです。そのままだとシャイニーで麻のような生地に肌が合わない。もちょっと少し古めかしくならないものかと。
きくよさんに聞くと「砂に入れてタンブルするといいかも」「とんかちで叩いてみては?」けろちゃんからは「ボカシの土に1~2日寝せる」。3人で考えを出し合ったが、ワヤンが「焼く」という案を出して、それに決まりました。
さて、これ何でしょう? 皆さまのお手元にDMが届けばきっと答えが出ています。
バリに住み始めてはじめて買った目玉がついたままのお魚です。700グラムで28000ルピア。買うときにウロコを落としてくれたので焼くだけでよし(もしそうしてくれなかったとしたら、そのまま焼いてただろう……)。
カカップ・メラというお魚です。
主人が言うにはココナッツの殻を燃料にして網焼きがおいしいそうだけど(イカンバカールですね)、何しろ魚といえば今まで食べる専門だったのでどうやったらそうなるか、つまり焼き方も知らない。
そしたら、フライパン。
オリーブオイル、タマネギ、にんにくでこんな風。おしょうゆを少し垂らして、レモンもあったらもっとヨカッタ。
話が戻りますが、そもそもなぜ急に目玉のついた魚を焼こうという気になったかといいますと、お赤飯をいただいたから。日本語補習校20周年の記念日の式典にて、保護者会より配られました。
ほかほかのお赤飯をいただいたことはもちろん嬉しかったのだけど、ご覧下さい。
ちょっと水で濡れてしまってますが、お熨斗のような包み紙。インドネシアと日本の国旗、帯のところが色鉛筆で塗ってあるのです。
素晴らしいです。保護者会。
お赤飯と鯛に見立てたカカップ、ありがたくおいしかった!
何でもやってみるもんだな、と思いました。
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コメント
このお魚は多分ハマフエフキの仲間だと思います。
真鯛の代用ですね、きっと。
投稿: きっくう | 2010年1月28日 (木) 18時59分