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2009年12月20日 (日)

黒磯へ

今回の作品展では本当にたくさんの皆様にお越しいただきましてありがとうございました。Photo_3

会場写真も内容も何にもお伝えしないまま、すっかり失礼したまま1週間もたってしまいました。スミマセン!

今回は代官山の古い木造のギャラリーに会場が移り、キブンも新たに、の作品展でした。

写真はマニスのお客さまでもあり今年KOMANEKAで書道のイベントを企画されたことからすっかり仲良ししていただいているKさんです。

1月に渋谷東急本店で古布による服のファッションショーがあり、モデルさんとして参加されるんだそう。当日着る服のデザイン画を見せてくださいました。私は残念ながら見に行けないけれど、きっとステキなショーになることでしょう。

・・・・・・・・・

湘南新宿ライナーで新宿から1時間くらいのところにある古河という駅に用があって、作品展後の先週、出かけてきました。Photo

北関東には最近になって何かと縁があるみたい。夏は鬼怒川から尾瀬へ結ばれている野岩鉄道に乗って三依地区へ。今回は宇都宮から先、黒磯までの日帰りでした。 以下写真は、このところほとんど子供とふたりで動いているため子供がたくさん登場してしまいますが悪しからずご了承ください。

古河というところは群馬県と栃木県との県境に近い茨城県側にあって、大宮と宇都宮の真ん中辺り。ちょうど何にもないような地方都市。しかし関東平野は広いですね。どこまで行っても田んぼや畑の大陸のような景色。 (写真は宇都宮から先の景色です)

駅に降り立つと、マツキヨとコージーコーナーぽつねんとあるばかり。ほか、何件かの喫茶店と飲食店。ビルとか商店街とか、都心では当たり前の密集感がない。そして人がほとんどいない。

子供のころから人がいっぱいのバスや電車、住宅地しか日本の暮らしを知らないから、今の日本は駅前には何もないんだなぁとつくづく。 Photo_4

用事が済んで、昼ごはん。さて、何食べよう? 子供はパスタがいい、と譲らないし、私は久しぶりにどかんとしっかり食べたいキブンだったので、その両方があるとおぼしきお店に入る。店内は昭和がまるっとそのままの喫茶店風。入ってびっくり。その上、外はさびしい駅前なのに、店内は混んでいる。満席? 出てきたランチは袋を開けてレンジでチンではなく、ちゃんと材料からつくっている。何にもなかったけど、嬉しかった。おいしかった。満足の古河。

そのまま宇都宮まで乗って、東北本線の黒磯まで行く。新しくできたタミゼがステキそうだったので、どうせ遠出だし沿線だし行っちゃおうって。

そしたら、その先の遠いこと!

知らなかったな~。実際の距離。降りたらもう、東北弁だし。家に戻ってから地図で見たら、黒磯は長ーい栃木県をひたすら北上し、ほとんど福島県に近かったんです。そうと分かっていたら、行かなかったかもな遠出。……Photo_7

黒磯のタミゼ。

恵比寿のお店とは全然違ってモノがとても少ない。吉田さんのいう「一風変わった観光案内所」という意味がやっと飲み込める。売り物を並べているのではないのです。不変の空間、時間の止まった場所。何も生きたものはおいてないのに、温かみがあって包まれている感じがすごくする。パリのブルーカラーが出入りする詰所みたいな。たしかに元タクシー会社の事務所。

蚤の市の古いものをおしゃれに置くお店はほかにもあるけれど、タミゼはやはり違うのだなぁ。誰のお店とも。おしゃれとか言うのと違う。ものをたくさん集めて売るのと違う。テオリーかしら。日本人はやっぱりすごく美意識が高いのだ。そしてそのうち、この無垢さが本流になる気がする。

岩立さんから教わった人間が好きで心地よいと感じるある種のDNA(紀元前から今も変わらず同じ方法で同じ柄の布が存在するのは人間が潜在的に「コレが好きだ」と感じる共通の理念、DNAかもしれない、というお話)のようなものがここにもあるような気がしました。

話が長くなりました。

ほかに黒磯には有名なカフェPhoto_6 があるそうだったけれども、そこへは行きそびれ、タミゼ観光案内所にあった観光案内に載っていた肉屋さん「金澤」へ行ってみる。

見かけは普通の肉屋さんだけど、那須高原の豚肉と和牛の専門店。お土産やら自家用やら、たくさん買い込む。自家用はこの骨付きソーセージ。野菜と塩とオリーブオイルとガーリックだけで煮たら、ぷりぷりしてとてもおいしかった。これをうち用に選んだ理由は、スペアリブのようなこのしっかり硬い豚の肋骨(?)が好物のバリ育ちがいるから。骨っておいしいのかな。私の知らない世界。

先週本格的に寒くなる前の黒磯でした。でもしみじみと寒かった。

 

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