わかちゃん、社会参加、ヤクウール
雨です。
でも暖かくて嬉しい、11月です。
日曜日の朝、東京に着きました。
先は偶然日本からバリへ来た友人や知人が多く、それが皆口を揃えて「日本は木枯らしよー。気をつけて!」というものだから、とにかく持っている全部の冬服をかばんに詰めての帰国でした。ところが、あれ、幸いにしてあったかい。うわ、ラッキー!
今回は今週開催中のDEES HALLでのマニス展で設営&お立会いにて1週間だけ帰国中です。
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わかちゃん
イルカさんの後、お邪魔したわかちゃんのおうちです。わかちゃんは高知で「ワルン」というお店をされていましたが、結婚を機会にバリへ移転。現在はバティックをつかったバッグや小物を小さなミシンでお一人で縫っているそうです。わかちゃんに知り合ったのは昨年でしたか。高知のとあるバティック屋さんがバリへ買い付けにいらした時に紹介されたのがきっかけです。
シンガラジャという町は確かにビーチ沿いでイルカさんに会えるような観光地ではあるけれど、バリの都市部とはかなり離れているため比較的静か。都市部のVILLAが今や数千万円~1億円で売買されていても、シンガラジャ辺りはバリの昔ながらの時間が流れています。同じバリの中で何て差があることかと思いますが、私はわかちゃんたちのシンガラジャの方が断然好きです。
結婚された後、ご主人の実家のあるこの土地におうちを建ててかれこれ7年だそうです。いろいろ聞いているうちに、どうやらバリへ拠点を移されたのも、年齢も、子供の歳もワタシとおんなじ。
私ももし今のスタッフたちに巡り合わなかったら、こんな風なミシンでコトコト縫いながら暮らしていたかも知れないなぁ。
わかちゃんの、時間といとなみがずうっと続いていきますように。
社会参加
クニンガンのお休みの翌週は「バリの森を考える会」の植林ボランティアへ参加。
マニスでは小さな社会参加(?)のひとつとして、昨年までの15年間はフォスタープランで途上国の子供の教育費支援に参加してきましたが、支援してきたエジプトの女の子が無事学校を終えて看護婦になったのをきっかけに今年からは木を植えるものに参加しようと思っていたのです。
今回の植林ボランティアはバリ北部にあるキンタマーニ山ふもとのカルデラ地帯。
溶岩流の跡地がそのまま日照りに更られ砂漠化しつつあるとのことで、バリの水源を守るためにもここに木を植えるのはとても重要なのだそうです。
この運動を推進しているのは日本のNPOアジア植林友好協会というところで、国連環境計画植林キャンペーンの一環として行われているプロジェクト。
キンタマーニから見下ろすカルデラ地帯は素晴らしい見晴らしで有名だけど、実際そのくぼ地へ降りてみるとここがバリかと見まがう乾燥地帯でした。こんなところに木を植えて本当に育つのだろうか、という不安もありましたけれど、とにかく、こうしたプロジェクトあって私たちは自分の手で木を植えさせてもらえるんです。こんなに嬉しいことはありません。だって切るばかりで植えるなんて。一生のうちでそんなにできることではありませんから。
もしこれらの木々がちゃんと根付いて、この荒れた土地が本当に森として再生できるとしたら、本当に素晴らしいことです。こうした運動はこれからは企業イメージアップなどだけではなく、多くの人々の中にも根付いていけますように。
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ホームスパンのヤク
さて。
土器さん、昨日は到着したばかり(10月にインドで購入の生地、今回私がかばん便で持ってきた特急便)のヤクウールホームスパンのパンツでおでまし。
着ている方の感度が高いから、同じものは残1着。同じ形でカディバーヴァンで購入した千鳥チェックのベッドカバーリメイクもの、チェーンステッチ入りリネンなどが次々も次々と無くなる予想です。
インドからの新着はほかにもリコメンドがいろいろ。来週月曜日までです。是非ご覧下さい!
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