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2009年8月31日 (月)

満員電車ありがとう。

思いつきtoko manisスペシャルぶっつけ本番「谷さん布」展、たくさんの皆さまにお運びいただいたそうで本当にありがとうございました。

いつもは日本部番長がSMSで実況連絡くれるのですが、どうやら今回は3日間ず~っと満員電車。しかも、猛暑? ナニ、谷さんは試着室で生地裁断? 酸欠? 何だか、断片を聞くだけで途中からもう想像を超えておりました。

きくよさんは「クラフトフェアを思い出すな~」とか。

そーいやマニス駆け出しの頃はクラフトフェアのテントの中が満員電車でそこだけが全速力で走っている感じでしたね。野外だったから酸欠にもならなかったよね。

何はともあれ、暑い中、分かりにくい場所(だったですねきっと?)までお越しくださった皆さま大変大変ありがとうございました。

また、今回快く参加を引き受けて下さった谷さん。直接お目にかかりそびれましたけれど、クロワッサンで写真拝見できてやー、これは本当に良かったです。願わくば、谷さんのサイトが、またはブログだけでも拝見できる日がいつか来ますように! 

そして谷さん布をお求めの皆さま。谷さん布は本当にやさしく温かみがあります。この前も書きましたが、何だかはさみを入れるときの感触やはさみの音まで違うような気がします。末永く大切にしていただけたら幸いです。オーダーを頂いた皆様、布は本日飛び立っております。今週中にバリに届き制作にかからせていただきます。お楽しみのお待ち下さい!

さてどーやら、「またやろう」なんて話も早速。今度はもっと大きいところで電車にならないようにいたしますです。Photo

バリは乾期なのに急に雨。何でも谷さん展開催中は珍しく晴れていたそうで、こちらに雲が回ってきたって気もします。

写真はベランダからの前の週。田んぼがもうじき刈り取りです。

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2009年8月24日 (月)

ボートのリサイクル

ボート家具ってずいぶん前からバリにありました。ボートの胴体を半分に切ってその中に仕切り板を入れたリサイクル家具。でも、もっといろんなものがあったのですねぇ。灯台元暗し、ぜんぜん知りませんでした。Photo

ANDONにある専門会社の支店を見に行くとテーブル、椅子、ベンチ。壁用のユニット材まで。ハゲ加減がちょうどいい素材感だしと値段もけっこう安い。右写真の真ん中に突っ立っているのは半分に切ったものがそのまま立っている状態。その右はベンチ。

事のきっかけは、この前書きましたカフェ・バトゥジンバール。カウンターに使われていた廃材がボートリサイクル材だったんです。

ボートといっても形的にこれはカヌーですね。サヌールの浜辺にたくさん停められている釣り船です。胴体は丸木から彫りぬくんだと聞いたけど、今でもそういうやり方なのでしょうか。アウトリガー(バランスをとるための丸太)がついていて、これに簡単な帆がついたのがこの辺でいわれているボートです。Photo_2

サヌールの使い古しなどではとても足りないでしょうから、ジャワや近隣の島々からも広く集められているかも。

バリではどっちかというともう流行を過ぎた感じで、目下流行はすごく大きな木をそのまま縦切りにした板材を天板にしたテーブル。流行っているからといってこんなにたくさんどこから切ってくるのだろう、と心配になりますがボートの廃材ならまだ安心です。

あっ、でも、古ボートが売れると浜辺じゃまた新しいボートをつくるんだから同じか。

何にせよ、買いました。ボートの頭をそのままつかったベンチ。ショップのお客さまPhoto_3用に。

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先日、谷さん展の見本服を出荷し終えた午後。

バリ人が「鉄の日」とか「機械の日」とかいう儀式の日。前にもブログオンしましたね。主にバイクや車、PC、機械系の道具、刃物などのお清めをするのだけど、マニスときたらミシンにはさみがぞろぞろで、いつもこのウパチャラにはたくさんのものにお供えをする。

準備が出来たよー、と呼ばれてパーキングへ出ると、今回はうちの子供の乗り物までぞろぞろ。車→バイク→自転車→こどもスクーター→三輪車。……と大きいものから一列に並ぶ最後が、ナンダ? 鍬だ? そっか、そうだよねー。もとはこういうシンプルな道具たちの神様に感謝の意味を込めて出来た暦の日なのでしょうから。Photo_4

お供えねぇ。こういうの、イケニエだったんですよね昔は。もう見慣れましたけどねぇ。こどもが足とかもぎ取っておいしそうに食べるようになったのがねぇ。どうも見慣れません。

そうこうする内に、この日の荷物はもうとっくに日本入りしており、あらっもう今週は皆さま、“tokoすぺしゃる”でございますよ。クロワッサンの谷さん記事は今日はじめて拝見しましたが、せっかくのお話がたったの2ページじゃぜんぜん物足らない! 自己取材された(エライ!)奥山さん、もっと何かにたくさん書いてください、是非。

ワタクシは今回バリにて実況SMSスタンバイしております~!

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2009年8月19日 (水)

谷さん布のマニス服

ラオスのうんと山の方で村の人たちの間に日本人ひとり。

村の人たちと布作りをしている谷さんとは、もう何年か前にcomoの太田さんからご紹介をいただいて知り合いました。

マニスがバリで私がひとり日本人、という状況と谷さんは似ていないわけでもなくて、何となく共感。

でも谷さんの場合は工房にお抱えスタッフではなく、村の人たちに糸を供給して自宅で織ってもらうのだそうです。その数は当時たしか200人と聞きました。マニス20人の10倍です! 

NGOでもなく、たったひとりの力で200人もの人の手を動かしているのです。アジアの手仕事&品質の高いものというと大概がNGOかNPOがお世話しているのではないかと思うので、ひとり個人のちからで織物を続けている谷さんのパワーは本当にすごい。ただ好きなだけでは出来ない事だと思います。

ワタシはバリ人たちと意思の疎通がうまく行かないとき、時々谷さんのことを思い出しては元気になったりしているんですよー。

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ラオスはカンボジアと並んでとても織物がさかんで技術も高い地域ですが、ふたつの国は似ているようでずいぶん違う。ずっと前にもブログに書きましたけれどカンボジアとラオスの違いは前者が内戦後にバーツ圏高度成長期とともに都市化が進んだのに対し、後者は陸の孤島のように発展がゆるく昔ながらのアジアが保たれている、ということではないかしら。私的には東南アジアの中でいちばん好きな国のひとつ。

ラオスの村で、昔ながらに織られているシンプルな布はとても美しいんです。どんな服に仕立てても、布のちからが輝いて、着る人の意識も変わりそうです。Photo

谷さんの布は以前はTTTという会社名でマニスでも何度か使わせていただいておりました。ラオス産手織デニム、ラオス・ルアンナムタ産手織シルク、といった素材名のものがそうでした。

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さて。

今回ちょっとした思いつきから実現にいたる谷さん布展です。本当に、我ながらPhoto_5こんなふうにうまく事が運ぶことも珍しい。プチ展にふさわしい会場もけろちゃんが見つけてくれたし、何といっても、谷さんが開催時期たまたま日本にいらっしゃるというので、会場に来ていただけることになりました。

私の主観的な話はともかくお時間のある方、ぜひ谷さんから直接ラオスの織物のお話しをうかがってみてください。

それと、今回はマニスの服のパターンからお好きな形を選んでいただいてオーダーしていただく方式を考えておりますが、ご参考までにいくつかの見本をつくってみました。Photo_2

写真の位置がうまくありませんが、写真上から順に、以下の服です。

≪綿入れ≫

両面着れるリバーシブル。ポケットは表のみについています。ピンク系の無地と黄色のチェックの組み合わせはかわいくできました。中綿はシンサレートという超軽量の化繊綿を使い、表面の方だけ綿毛が布の隙間から出てくるのを防ぐため中を別布で2重にしています(その分の重さが加わりますので軽く仕立てたい場合は中の仕立てをしない方法もあります)。Photo_3昔懐かしいお布団を着ているような幸せな気持ちになります。

3サイズあり。

≪リバーシブル≫

マニス定番シングルジャケットのリバーシブルです。ショート丈でスカートでもパンツでも合わせやすい形。

見本の中地はバリシャンブレーのダークピンクを使ってみました。

見本はMとLのみですがパターンはXLもあります。Photo_7

≪小幅のブラウス≫

着尺巾の織物から2種類を選んでコンビネーションしてみました。インディゴのチェックと無地はなかなかの相性。ほかの組み合わせも楽しそう。

Lサイズは袖が巾に入らないので少しはぎ目が入りました。ボトム袖だけ生地の方向が横地です。

≪フリルコート≫Photo_4

麻やジャージーでつくっている今年のデザイン。

谷さん布だとハリと軽さがあるのでさらによい雰囲気になりました。季節を問わず着られそう、おすすめです!

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見本の服は販売いたします。ただし、お渡しはtoko展終了後となりますのでご了承下さい。

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2009年8月11日 (火)

シアワセなあさ

このところ朝ごはんはごはんです。 Photo

帰国中、三浦屋で買ってみたかぶら漬けとじゅうべえさんから送ってもらったじゃこのフリカケ。かぶら漬けは見た目買いながらすごく旨い。じゃこはお取り寄せ系かもしれません。ふっくらしたとろろ昆布、炒りゴマとの混ぜ方がやみつき。

バリのパラパラ玄米でもしみじみとありがたい朝が続く。シアワセなことよ。

サユールヒジョウのおひたしとダイコン&セロリの甘酢づけはつくりおき。梅干だけはおいしいものじゃないといやなのでいつもの成城石井で買ってきました。子供は朝ごはん食べないで学校で軽食なので、ひとりでゆるりさくっといけます。

Photo_3その前(5月ごろかな)の朝はベーグルとダイコン、ニンジンの塩漬けにオリーブ油かけてというのが自分の中で流行っていた。

BALI BUDDAのベーグルは固いのでおいしいバターをいっぱい乗せてしかり噛む。バターっておいしいのと全然おいしくないのがあるので、おいしいのが手に入ったときだけ。 バリだとおいしい輸入品は品切れということがよくあるのです。Photo_5

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某日、日曜日。

チャンプアンからベントゥユンい抜ける田んぼ道の中にある「サリ・オーガニック」へ。

たまたま早朝ヨガに参加したため。牧子さんの素晴らしいヨガレッスンのあと。田んぼのあぜ道をひたすら上がっていくのです。朝ごはん食べに。この道はマタニティだった頃によく下半身強化のため(?)歩いたりしてお世話になりました。

「サリ・オーガニック」はスバック(田んぼに流れる水路)の水を植物でろ過して(そのままだと農薬が混ざっているので)田んぼと自家菜園につかっているらしい。うちのお米はたいていここの玄米と白米を混ぜたもの。途中の道沿いにはORGANICと書かれたゴミ捨て場が。Photo_4

こちらの菜園がきっとこしらえたのでしょう、観光客であれ田んぼの管理者であれ、ごみを分別するように仕向けたものとお見受けします。

いいですねぇ、こういうの。このお仕事が周りの認識を上げていそうです。マニスもいつもその辺りの理想を描きながら、スタジオにこもってばかりでなかなか至りません。屋根だけビニールで覆われてやんわりとした採光の中で野菜たちが育っています。

小さなトマトやナス、レタスがちらほら。以前バクトさんのオーガニック菜園に行ったときに知ったけど、田んぼの脇にいくらでも生えているものやあっという間に育つパサールのものとは訳が違って、オーガニックは育てるのに時間Photo_6がかかるらしい。そして土のせいか環境のせいか実が小さいのが多い。

時間をかけて一生懸命育てられた野菜、いとおしいです。

菜園の向かいにあるカフェは朝9時、すでにお客さんがちらほら。

バリの田んぼにぐるり囲まれて、誰もがシアワセな朝ごはん。スイカのジュースはストローが竹の筒。バナナパンケーキはパンダンリーフのさわやかな緑色。

コーヒーもおいしく、素晴らしい。

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某日、日曜日。

Photo_7

補習校の運動会という日。お昼は自由解散というので今年はお弁当をさぼりました。

会場がサヌールのBIS(バ

リインターナショナルスクール)のグラウンドだったので、お昼はサヌールビーチ通り沿いの「カフェ・バトゥジンバール」へ。

チャイがおいしいおしゃれオーガニック系。

行ってみると何やら人だかり。

「こんなでもこの店に入るの?」と引き目

な主人。いやー、もう来ちゃったんだから入ろうよ、と無理やり。

人だかりはサンデーマーケットという毎日曜日のお待ちかねらしい。仮設屋台でバジル&チキンのプレート(いわゆるウエスタン風)とバリ系のお惣菜プレートが並んでおります。バジルチキンのおいしそうな匂いに惹かれつつバリ系の方でナシクニンとガドガド、エスクラパムダなどを頼みます。バリでもしつこく和食系の私たちにとってこういうローカルな食べ物って久しぶりです。Photo_8

ナシクニンはナイトマーケットと同じく注文したら油紙の上にほかほかごはんをよそって、つくりおきのお惣菜をのせる。

ガドガドは注文後にピーナッツソースを石臼ですり合わせゆでてある野菜を切って和える……。

ナイトマーケットよりうんと垢抜けていておいしいのはもちろん、こういう試みをどんどんすすめている「カフェ・バトゥジンバール」はバリ全体のクオリティを上げているひとつだと思います。

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バリ部はワタクシが不在中いろいろ進行が遅れていて只今リハビリ中。ワタクシも裁断などあれこれお手伝いしながらもうあと一息で予定に行き着きそうです。秋の服ざくざく。その前のtoko special『谷さん布でマニス服』への試作も着々と。

Photo_9

バリでおいしいものをたくさん食べてマニス服もいよいよパワーアップ。……だといいんだけれど。

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