このところ朝ごはんはごはんです。
帰国中、三浦屋で買ってみたかぶら漬けとじゅうべえさんから送ってもらったじゃこのフリカケ。かぶら漬けは見た目買いながらすごく旨い。じゃこはお取り寄せ系かもしれません。ふっくらしたとろろ昆布、炒りゴマとの混ぜ方がやみつき。
バリのパラパラ玄米でもしみじみとありがたい朝が続く。シアワセなことよ。
サユールヒジョウのおひたしとダイコン&セロリの甘酢づけはつくりおき。梅干だけはおいしいものじゃないといやなのでいつもの成城石井で買ってきました。子供は朝ごはん食べないで学校で軽食なので、ひとりでゆるりさくっといけます。
その前(5月ごろかな)の朝はベーグルとダイコン、ニンジンの塩漬けにオリーブ油かけてというのが自分の中で流行っていた。
BALI BUDDAのベーグルは固いのでおいしいバターをいっぱい乗せてしっかり噛む。バターっておいしいのと全然おいしくないのがあるので、おいしいのが手に入ったときだけ。 バリだとおいしい輸入品は品切れということがよくあるのです。
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某日、日曜日。
チャンプアンからベントゥユンい抜ける田んぼ道の中にある「サリ・オーガニック」へ。
たまたま早朝ヨガに参加したため。牧子さんの素晴らしいヨガレッスンのあと。田んぼのあぜ道をひたすら上がっていくのです。朝ごはん食べに。この道はマタニティだった頃によく下半身強化のため(?)歩いたりしてお世話になりました。
「サリ・オーガニック」はスバック(田んぼに流れる水路)の水を植物でろ過して(そのままだと農薬が混ざっているので)田んぼと自家菜園につかっているらしい。うちのお米はたいていここの玄米と白米を混ぜたもの。途中の道沿いにはORGANICと書かれたゴミ捨て場が。
こちらの菜園がきっとこしらえたのでしょう、観光客であれ田んぼの管理者であれ、ごみを分別するように仕向けたものとお見受けします。
いいですねぇ、こういうの。このお仕事が周りの認識を上げていそうです。マニスもいつもその辺りの理想を描きながら、スタジオにこもってばかりでなかなか至りません。屋根だけビニールで覆われてやんわりとした採光の中で野菜たちが育っています。
小さなトマトやナス、レタスがちらほら。以前バクトさんのオーガニック菜園に行ったときに知ったけど、田んぼの脇にいくらでも生えているものやあっという間に育つパサールのものとは訳が違って、オーガニックは育てるのに時間がかかるらしい。そして土のせいか環境のせいか実が小さいのが多い。
時間をかけて一生懸命育てられた野菜、いとおしいです。
菜園の向かいにあるカフェは朝9時、すでにお客さんがちらほら。
バリの田んぼにぐるり囲まれて、誰もがシアワセな朝ごはん。スイカのジュースはストローが竹の筒。バナナパンケーキはパンダンリーフのさわやかな緑色。
コーヒーもおいしく、素晴らしい。
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某日、日曜日。
補習校の運動会という日。お昼は自由解散というので今年はお弁当をさぼりました。
会場がサヌールのBIS(バ
リインターナショナルスクール)のグラウンドだったので、お昼はサヌールビーチ通り沿いの「カフェ・バトゥジンバール」へ。
チャイがおいしいおしゃれオーガニック系。
行ってみると何やら人だかり。
「こんなでもこの店に入るの?」と引き目
な主人。いやー、もう来ちゃったんだから入ろうよ、と無理やり。
人だかりはサンデーマーケットという毎日曜日のお待ちかねらしい。仮設屋台でバジル&チキンのプレート(いわゆるウエスタン風)とバリ系のお惣菜プレートが並んでおります。バジルチキンのおいしそうな匂いに惹かれつつバリ系の方でナシクニンとガドガド、エスクラパムダなどを頼みます。バリでもしつこく和食系の私たちにとってこういうローカルな食べ物って久しぶりです。
ナシクニンはナイトマーケットと同じく注文したら油紙の上にほかほかごはんをよそって、つくりおきのお惣菜をのせる。
ガドガドは注文後にピーナッツソースを石臼ですり合わせゆでてある野菜を切って和える……。
ナイトマーケットよりうんと垢抜けていておいしいのはもちろん、こういう試みをどんどんすすめている「カフェ・バトゥジンバール」はバリ全体のクオリティを上げているひとつだと思います。
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バリ部はワタクシが不在中いろいろ進行が遅れていて只今リハビリ中。ワタクシも裁断などあれこれお手伝いしながらもうあと一息で予定に行き着きそうです。秋の服ざくざく。その前のtoko special『谷さん布でマニス服』への試作も着々と。
バリでおいしいものをたくさん食べてマニス服もいよいよパワーアップ。……だといいんだけれど。