インド遠し・その後
先週金曜日。
いつでも行けると思ってたがきょうこそ行かないとマジメに間に合わないインド大使館へ行くと誓い、よっしゃ! 万全の準備(といったってパスポートだけひとまず持って)出かけました。
九段下の千鳥が淵。なつかしいなぁ。いつぞやはバリから戻って成田から直行したことだってありました。そのときは荷物をエスカレーターの脇にこっそり置いて、インスタントの顔写真取って11時までという申請時間ギリギリに駆け込んだのです。
いつだってそこはインドの自由旅行者な世界でした。服装だって何だってOKな。古い言葉でヒッピーな、少し最近の言葉でフリーターな。
ちっとも知りませんでした。
だってこのところバリからシンガポール経由でしかインドに行っていませんでしたからね。
日本じゃインド大使館ではビザが取れないってことを。
ご覧ください。場所と大きさこそ前のままとはいえ、すっかりピカピカに生まれ変わった在日インド大使館。あぁ、インドの成長振り。ITで世界に才覚を現したインドは今やこんな風に。
ところで。門が閉まってます。警備の人に聞くと「インターフォンを押してください」って。いまどきビザ申請で一回一回インターフォンなのかと思ったら……
エアコンがキンキンに効いた館内中央に受付嬢。あきれた顔で「ビザはもう2年も前からここでは取れなくなりました」ですって。インドビザセンターというのが茗荷谷にできたそう。インテリに生まれ変わったインド大使館にヒッピーな旅行者がぞろぞろ出入りするのは確かに似つかわしくない。それにしたって茗荷谷とはずいぶん遠いじゃないか。
九段下の駅で聞くと乗り換え2回だけどそれが最短の茗荷谷。しゃーない行くか。
で、これがその新しく登場していたビザセクションです。何と隣にお手軽風インド料理屋がくっついて並ぶ、というか中がドアつながり。ビザ申請の窓口はほらごらん、カレーな香辛料な匂いが充満している。
申請用紙が分け分かんないというのは伝統だけど、書類審査も非常にゆるい(これも伝統)ので受付は前のまま超簡単。しかし申請のお嬢様が振るっている。何人だか知らんが(日本人かタイ人のようにお見受けしたが)「受取りは明日の5時半から6時です」、というのをわざわざエーゴで言ってくれちゃう。
5時半? なんやそんなハンパな時間かい?
ったく、インド。IT発展のあちら様もインド、このゆるくてカレー屋商売併設のビザセクションインド。
後。
インド大使館のあとは九段下で現在派遣で仕事中のひろこさん(以前旅行会社の海外発券の担当者)とランチという約束だったので、また九段へ戻る。
ひろこさんの案でお昼は「インド大使館近くのカレー屋・ムンバイ」ということに。
この流れこそインドよ。イケメンのインド人が実に親切にもてなしてくれたランチ890円。ひろこさんが持ってたマンゴーラッシー無料券も使わせていただいて。
午後はインド哲学科出身の鍼のセンセの予約というインドな1日。
グチブロですみません。ともあれぶちぶち言ってないで早く行きましょう。
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コメント
お久し振りでございます。
こちらの都合で今回お会いできず、残念です。
元麻布で求めさせて頂いたボラボラスカート!
穿き易く、感謝です。
この度は超マイナーな我が地元・茗荷谷へ。
お疲れ様でございました。
で、インドビザセンター。
以前あそこ全部がインド料理店「ナマスカ」でした。
何故、ビザセクションをこの村に移転したのか…
オラン・インディアもビックリ!
といったとこでしょうか。
我が準地元・九段のカレー料理店事情も複雑です。
「アジャンタ」の移転、近隣・神保町の「カレーの街」化。
いずれも、時の流れを感じます。
ご健康&ご活躍、お祈り致しております。
今秋お会いできますこと、楽しみにさせて頂きます。
matahari
投稿: matahari | 2009年7月21日 (火) 09時08分