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2009年7月31日 (金)

かよこハウス

日食の翌日、東京をバイバイしてバリへ。

お天気悪かったっすねー。1週間前。しかし、着いてみると乾期のバリも雨続きだったんです。これはきっと日食と関係あるんじゃないかと密かに(私の移動とはきっと関係ありません)。

今週は、晴天。夜だけじゃない、昼間もソックス下履き必須の南半球です。

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さてさて。バリに戻るとさすがひと月半いなかっただけあっていろいろ。Photo

そのひとつ、ニットブランドkunciのかよこさんのおうちが完成しました。

そういえば去年から建て始めていると聞いていましたっけ。この前影武者でばったり会って以来? ヨガでも一回会いましたね、かよこさん。でも、オウチを建てている人とは思えない余裕を感じていましたです。内装の時期はうちなんか、もう朝から晩まで大騒ぎだったからなー。

そしたら、もう出来てひと月も前にお引越ししてたんです。さすがですね。

完成パーティーにお呼ばれ。

まずびっくりは大きさ。仕切りのないキッチン、ダイニング、リビングの広いこと! 床はすべてチーク。こんな材料バリにはないので聞いたら、木材屋にオーダーしたのですって。それにしたって、たくさんですねー(高そうですー)。Kayokosan

ドアやつくりつけの家具、テーブルや椅子もそれに合わせていい感じ。きっとこっちも全部チーク。木肌のままのマットな仕上がりがおしゃれです。

リビングにキリムがさりげなく一枚敷いてあるのも、いいですねー。

かよこさんは確か以前ホームインテリア関係の設計のお仕事もしていたと記憶。そうか。本領発揮でこれですね。

そして、おっきなオウチを全部設計して建てたのにまだまだ余裕のこの方。

周りの皆さんもそういう方々ばっかり。

シシのなおみさん、ナナンののぶこさんも最近おうちを建てたばかり。アスタリスクのゆうこさんもそろそろ建てようかなー、って。赤ちゃん生まれてオウチが建って、この界隈の皆さまは本当にパワフルでございます。ワランワヤンのゆりちゃんも、二人の赤ちゃん連れて家族ともども間もなく一時帰国。本当に。マニスは? じゃ、そろそろ屋根でもまた修理しようかな。

夜だったので、今度またちゃんと写真撮らせてくださいね、かよこさん。

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今週は子供の現地小学校がスタート。初日の持ち物は「お弁当だけ」というのでどうなのかと思いきや、入学式とかはなく初日からフルで授業。幼稚園卒園式が大層豪華だったのに、え、入学式ってやらないの? ちょっと淋しくない?

補習校もスタート。こちらはすでに2学期。そしたらいきなり来週運動会。さすが補習校。不在中の宿題も山です。どーする? もう漢字が始まっているよ。テストもあるよ。

いろんな学校のいろんなスケジュール。こっちはお弁当とスナック、こっちは筆箱と水筒。間違えて違う曜日に違う服着せたりしませんように。違う日に違うところへ行かせたりしませんように。

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2009年7月22日 (水)

日光の夏休み

夕方七田家を夕方出て、連休で宿が取れないまま日光へ移動。

観光案内所はもう閉まっている。やっぱりなー。仕方ないので荷物を担いだまま駅前を少し歩く。食堂やレストランもぼちぼち閉まりかけているしどうしたものか。

子供はしかしがんばって歩いてくれる。

「ママが思うようにしてよ」ですって。任せてくれるのね。じゃ、もう少し歩くよ。

もう一回駅へ戻って観光局内のパンフレットを探すと、何軒かの宿の電話番号が入った見開きのチラシがありました。値段は書いていないけど、左上からとにかく空きがあるかどうか聞いてみよう。

その1件目にして「タートルホテル」というところが素泊まりOKで場所も値段も適当で、1件キャンセルがあって空いているとのこと。ツイてるな~。

そうこうするうちに駅前は本当に暗くなり、開いているのはアジアンガーデンというどこかで聞いたことのあるような名前のインド料理屋

そうなんです。

またしてもインド人&カレー屋。日光に来てまでインド人&カレーとなるとは思ってもいなかったわ! もう、腐れ縁ですね。これ。インドが私を追い回しているとしか思えない。

とにかくちゃんと食べれて泊まれるのだから。贅沢は言うまい。

タートルホテルは何だかこれも腐れ縁的な、宿泊客の大半がガイジンさん。世界遺産の観光地だからこのくらい普通か? いや、そうじゃない。私たちだってガイジンよ、半分くらい。でもね……。ほとんど来たことがない温泉観光地ですから、もう少しそういう雰囲気を味わいたかったものです。なんてぼやいていたら、ガイジンホテルの部屋は和室&ゆかたなのだった。これで文句あるまい。Photo_19

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コンチネンタルBBの(ココ日光ですよ、本当に!)朝飯の後、早速観光です。

午前中からさくさく動けば湖の方まで行けるそうなので、とにかく路線バスに乗る。混んでいるので座れない。そうこうするうちに、日光といえばアレですよ。いろは坂。

あっという間に急な坂道、超見晴らし。座ってたら問題ないが、ほら、つかまるPhoto_20ところがない観光バス仕様の路線バスだから。うわ~っ。

バス内のビデオでロープウェイの映像が。あっ、あれ乗ってみよう、突然だけど(とにかくバスから早いとこ降りたかった)。で、途中下車。

明智平ロープウェイ。お天気も良くて最高の眺め。華厳の滝と中禅寺湖が絶妙のアングルで素晴らしい。山頂には売店のような余計なものが一切なくてとってもいい。いいいいな~。観光って。

風が湖のほうからやってくるのが立体的に空気のゆがみとして見えたりする。滝の上のほうの木立がしばし迫ってくるように見えてなんだろうと思ったら、その後、風が。すごいんだなぁ、日光。はまっちゃいそう。

次のバスを待つ間、出店で「ぼくこれ食べたい」が、焼き鳥でした。おっきなサテね。さすがバリ人だわ。おまんじゅうやら串に刺さったものによく目が行く。Photo_21

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渋滞らしく予定より20分遅れて来たバスに乗り、華厳の滝へ。その後はお天気下り坂で湖はパス。

華厳の滝は明智平から見たのの方が、ずっとよかった。小学校の修学旅行で来たときはもう少し迫力あったような。そりゃそうですよね。自分がちっちゃかったから。

さて、午後は世界遺産、二社一寺です。Photo_22

こんどこそ時間通りに来て座れたバスに乗って。

参道から続く木立は時代を帯びていて、ところどころ立ち枯れしている木もあります。でも、そこの空気は本当に濃い。澄んでいるというのではなくて、たくさんの時間がぎゅううっと押し込められたような質量があるように感じます。子供の頃は日光三猿くらいしか記憶できなかったけど。

右の山門は二荒山神社です。

連休でごっちゃりな観光客がもしいなかったら、どこかの次元に吹っ飛んでしまいそうなパワフルな神社。

気が立ちます。

お次は目指す東照宮。

こちらはもう、江戸東京をその方角から守り抜いているだけあってエネルギーほPhoto_23とばしる空間です。うざうざぎゅうぎゅう、観光客が詰め寄せるさまも、渦を巻いているように見えてすごい。キンピカな装飾が輝いていた頃は本当に圧巻だったはず。

これはもう、曼荼羅ですね。

日本が今世界の中でもいちばんパワフルなのだという説がありますが、東京がそれだと思う。横浜や埼玉、千葉辺りまで広がるこんなにおおきな都会は世界にほかにないかもしれません。

大きく広がっても、それなりに安泰です。こんなに成長できるのは何かPhoto_24特別の理由があるんだろうなと思っていたけれど、前に本で読んだときにはピンとこなかった。日光の裏鬼門説。まぁ、しかし、やっぱりこれだなーという気がします。

東照宮でビャクダンの匂い袋を買いました。

何でだか知らないけど、子供がそれを「欲しい」というので二つ買う。そしたら、もうすごく大事に気に入って。ほかのおもちゃなんか全然興味ない子供が大事にするのだから、これはきっといいものなんでしょう。

後。Photo

輪王寺に入ってキンピカの仏像様に手を合わせた頃雨が降り出しました。アノラックを着て川沿いを歩くと、川に沿ってもやが上がっている。アメージング。

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このたびは1ヵ月半の帰国、夏休み。いっぱい大事な場所へ行き、いろいろ遊びました。そして来週は子供の現地校入学式。

日本の小学校体験と短かったけど週末を使ってあちこち遊んだいろいろを、大人になったとき少しだけでも覚えていてくれますように!

マニスは8月にtokoスペシャル開催です。

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2009年7月21日 (火)

ゆりちゃんの自然生活

きっかけはバリに2,3ヶ月前に届いたはがきです。

ゆりちゃんは、20年位前にパリで(バリじゃないよ)で知り合ったフル友で今マニスの事務所が西麻布になっているのも元を正せばこの人のお陰。私が立川の外人ハウスに住んでいたとき彼女が西麻布にマンションを購入し、それまで使っていた西麻布のアパートを引き継ぐことになったのがきっかけです。

この人、やれば何でもできる人でフランス語やれば通訳に、絵を描けばマドンナの海外公演記念Tシャツに、ボサを歌えばプロ並みに、料理をすればシェフ並に。

そうこうして結婚後しばらくして都心の西麻布からは一転、ご主人の七田さんと那智勝浦で自給自足生活をはじめました。のち、土地を買って今の栃木県中三依温泉、平家の落人の山あいへ。通算11年の自給生活。

今じゃ4人も子供がいて、大変な生活ぶりらしい。

そろそろ様子見に行かなくちゃ。

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鬼怒川温泉と尾瀬との間にある野岩鉄道の無人駅、中三依温泉駅。本当にすごい山あいです。鬼怒川温泉辺りも確かに風光明媚な山あいだけど、この辺まで来ると本格的。山しかない。木しかない。Photo_13

そんなふうなところに住んでいるんだろうな、と想像はしていたけど。私たちだってバリの中でも山あいの絶壁のようなところに住んではいるんだけど。

中途半端じゃないんです。

山あいというのは、周辺全部が山であり、そのせいで天気も悪い。

着いたらやっぱり雨でした(これは私のせいじゃないと思います!)。

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買った土地の木を使って建てたという今の小さな母屋は1階がキッチンとダイニング、2階が勉強スペース兼寝室。Photo_14

6人家族にはかなり小さなスペースだからか、現在大きな新母屋を建てている途中でした。昨年ご主人と大工さんで何とか基礎を。今年はついに棟上、木材は旧民家からもらった廃材と近所の木材。普通家を建てるとなると木材がとても高価だけど、ここでは木がほとんどタダなんですって。

木が鬱蒼と茂るのは、それだけの気象条件なんだと思う。さっき書いたように、畑をつくって自給生活を目指しても効率は求められないらしく、冬の間の食料はやはり他から購入しないといけない。そうそう簡単じゃないのです。

野菜が取れなければ、ヨモギのような雑草を摘んで。薬草から消毒液をつくり、ハンドクリームをつくり、無添加の小麦は外から購入してパンを焼いて。お金に頼らない生活はなかなか工夫と苦労が要ります。

近くには清流が流れていていつも水の音がしています。Photo_15

子供たちが農業や家事の人手になるのは当然かもしれません。暮らしていくための毎日の仕事は、すぐそこにあって、子供だろうと担うことに。

エコとかオーガニックとか。そんな流行り言葉は吹っ飛んでしまいます。だって、エコもオーガニックもお金で買っている私たち。それと正反対なのですから。

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お昼ごはんに呼ばれました。

今週はウフからやってきた外人ボランティア同居人のふたり(イタリア人のクラウディオ、日系カナダ人のマリコ)がいるので七田家6人と私たち客人併せて10人。

ダイニングスペースは狭いからと、棟上が終わったばかりの新築に板を並べてこんな感じ。Photo_16座っているところは角材を並べてますのよ。

差し入れに持ってきた骨付きソーセージは、やかんを載せていた薪ストーブにフライパンで。焼けるのを待つ子供たち。ソーセージなんて都会の子にとっては普通だけど、ここの子達は匂いからして反応している。

ウフのふたりが手伝ったお昼のごちそうは、じゃがいもと油揚げの煮物、ヨモギと豆腐のサラダ、インゲンの煮物、なすの煮物、漬物いろいろ、冷奴などなど。ほとんどが種から育てた野菜の。ごはんは玄米と小豆を炊いて、すりごまをふりかけに。

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ごはんの後、ウフのマリコが不思議なまあるいものを持ってきた。カバーを外すと、ちっこい円盤みたいなメタル製。Photo_17

これが楽器なのです。

古典音楽のような単調の旋律で、指ではじくと繊細な澄んだ音がする。スイスの楽器らしい。

マリコは日本に来て6ヶ月、血筋は日本人ハーフだけど育った環境はカナダのバンクーバー島ヴィクトリア。バンクーバーに今も残るイヌイット系マイノリティで、日本にはもういないかもしれないけどイヌイットと繋がりを持つアイヌのような顔立ち。

ここに来たのは前日で、宮城からママチャリで来たとか。逞しい。七田家の母屋にはとても入りきれないから、空き地にテントを張って泊まっているらしい。

ママチャリでこんな大きな楽器を背負って来たんだって。テント。何て逞しいのでしょう。母屋にだって蜂やら蟻やらぞろぞろ。屋外は狸だって熊だっているんだそうですから。

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後、母屋でゆりちゃんの2番目の子チサちゃんが自作のお人形を見せてくれた。Photo_18

きっと着古した服などから少しずつ作っているんだと思う。めがねをかけているのがお母さん。背高のっぽはお父さん。私の子供の頃だってもっと自由に溢れるような材料を使っていたと思う。

本当に限られたお金と物を使う生活。

チサちゃんたちにとって今の生活は大変だと思うけど、その意味はきっと知っていると思う。今ってお金さえあれば本当に簡単だから。お金を使わないで物をこしらえるということがどれほど難しいか。

七田家の子供たちは、きっと新しい。

うちの子供はバリで自然の中で悠々と育っているけれど、それなりに生活が便利だからなかなか教えにくいのです。

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2009年7月19日 (日)

インド遠し・その後

先週金曜日。

いつでも行けると思ってたがきょうこそ行かないとマジメに間に合わないインド大使館へ行くと誓い、よっしゃ! 万全の準備(といったってパスポートだけひとまず持って)出かけました。

九段下の千鳥が淵。なつかしいなぁ。いつぞやはバリから戻って成田から直行したことだってありました。そのときは荷物をエスカレーターの脇にこっそり置いて、インスタントの顔写真取って11時までという申請時間ギリギリに駆け込んだのです。

いつだってそこはインドの自由旅行者な世界でした。服装だって何だってOKな。古い言葉でヒッピーな、少し最近の言葉でフリーターな。

ところがです。Photo

ちっとも知りませんでした。

だってこのところバリからシンガポール経由でしかインドに行っていませんでしたからね。

日本じゃインド大使館ではビザが取れないってことを。

ご覧ください。場所と大きさこそ前のままとはいえ、すっかりピカピカに生まれ変わった在日インド大使館。あぁ、インドの成長振り。ITで世界に才覚を現したインドは今やこんな風に。

ところで。門が閉まってます。警備の人に聞くと「インターフォンを押してください」って。いまどきビザ申請で一回一回インターフォンなのかと思ったら……

エアコンがキンキンに効いた館内中央に受付嬢。あきれた顔で「ビザはもう2年も前からここでは取れなくなりました」ですって。インドビザセンターというのが茗荷谷にできたそう。インテリに生まれ変わったインド大使館にヒッピーな旅行者がぞろぞろ出入りするのは確かに似つかわしくない。それにしたって茗荷谷とはずいぶん遠いじゃないか。

九段下の駅で聞くと乗り換え2回だけどそれが最短の茗荷谷。しゃーない行くか。Photo_2

で、これがその新しく登場していたビザセクションです。何と隣にお手軽風インド料理屋がくっついて並ぶ、というか中がドアつながり。ビザ申請の窓口はほらごらん、カレーな香辛料な匂いが充満している。

申請用紙が分け分かんないというのは伝統だけど、書類審査も非常にゆるい(これも伝統)ので受付は前のまま超簡単。しかし申請のお嬢様が振るっている。何人だか知らんが(日本人かタイ人のようにお見受けしたが)「受取りは明日の5時半から6時です」、というのをわざわざエーゴで言ってくれちゃう。

5時半? なんやそんなハンパな時間かい?

ったく、インド。IT発展のあちら様もインド、このゆるくてカレー屋商売併設のビザセクションインド。

……だから遠いんです。Photo_3 トホホホホホ

後。

インド大使館のあとは九段下で現在派遣で仕事中のひろこさん(以前旅行会社の海外発券の担当者)とランチという約束だったので、また九段へ戻る。

ひろこさんの案でお昼は「インド大使館近くのカレー屋・ムンバイ」ということに。

この流れこそインドよ。イケメンのインド人が実に親切にもてなしてくれたランチ890円。ひろこさんが持ってたマンゴーラッシー無料券も使わせていただいて。

午後はインド哲学科出身の鍼のセンセの予約というインドな1日。

グチブロですみません。ともあれぶちぶち言ってないで早く行きましょう。

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2009年7月15日 (水)

おとなしい週末

遊びすぎ。

このところ週末は遊びすぎ。先週末はさすがに大人しくしていました。そしたら、写真が少ない。出かけたのにカメラ忘れたりしたこともあります。我ながらテンションの低い一週間でした。

そしたら、え? 梅雨明けですね。

梅雨背負って帰国したワタシですから、ええ。本当の夏が来てくれて、うれしいなー! そしたらもう間もなくバリへ帰るんです。その前の1週間が夏でよかったわ。

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「布う」さんのご近所さん

先週は大磯「布う」さんにて開催のマニス展(19日まで)へお立会い。

オープン時間を間違えて早く着いちゃった、と思ったら雨。けろちゃんに愚痴の電話を入れると、Photo

「オヤカタ、3軒くらい大磯駅寄りにラスカルっていうお店があるからそこで雨宿りしたら」

って。大磯での雨宿りの場所まで分かっちゃうマニス内口コミ。大したものだ。

ラスカル。

去年来た時は知らなかったぞ。アジア系のお食事が中心ながらいま風カフェな雰囲気。早く着いてよかった。雨でよかった。

口コミによれば、柿渋バッグで有名なスヌイの冨沢さんがおつくりになった看板のハタがあるんだそう。冨沢さん、行くところ行くところで話題になっております。Photo_2

ラスカル、こちらも開店前、でも雨ってことで店内に入れていただく。駅弁買ってきちゃったけど、せっかくだからレッツトライランチ。

そしてまたもお忙しい時間ながらお店の方におせっかいな自己紹介などなど。そしたら「ちょうど昨日、そろそろバリに行きたいねーと言っていたんですよー」って。よかった、仲良くなれて。

おすすめ「汁ビーフン」はあっさりしているのにがっつり食べられるメニューでした。

布うさんへ行ってまた帰り道に今度は夜ごはんにラスカルという1日。布うさんにいた時間とラスカルにいた時間が大体同じだったってことにならないか?

とにかく夜の部もなかなかおいしく好評でした。

ラスカルさん、バリでお待ちしてますよ~!

“余談”メニューにたまたま「スヌイ」というのがありこれは沖縄のもずくなんだって。

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かれんさん。

バリでお友達だったくみこさんとかれんさんのBALIBALI展へ。

あの買い付け雑貨たちが、ハウスオブロータスの空間に入ると、ステキなことに。ところがゴメン、写真がありません。気になる方はゼヒ元麻布のかれんさん展へ。

バリの雑貨なんだけど、何かワクワクかわいくて、欲しくなってしまうものがたくさんです。

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遠いインドについて。

ワタシ、6月からずうううっと何度もインド大使館へ行こうと予定を立てるたびキャンセルし続けています。いつでも行けるから優先順位が低いというのもあるけれど、それにしたってもう4,5回変更している。

九段下の近くで働いている友達とランチ一緒に、というのもあってこの友達にはもう4,5回アポを変え続けていることになる。

昨日は急ぎのシゴトも片付いてあとは荷物の到着待ちというすっきりした午前中だったのでようやく「よし行ってきます!」と出かけたものの……。携帯のバッテリーが切れていることに気づき家から20歩くらいのところで引き返す。

そういえば前回も大変だったんだ。インド。バリからビザを取るのにジャカルタの旅行会社に電話して調べて、それが要領得なくてシンガポールまで電話して調べて、時間がかかることが分かって結局チャージアップでバリのエージェントに頼んだのだった。

デリーの空港だってねー。歓迎されているなんて感じられたことは1回もないです。いつもどっちかというと引き返したいくらい心細い気持ちにならされます。

だからがんばる。インド大使館。明日鍼のセンセの前に行く。つもり。ヨロシク。

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今週末はこれも2週延期になった鬼怒川へ。切符も買ったし、フィックスです。

暑い今週です。皆様、体調崩されませんように。

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2009年7月 7日 (火)

クローマーとアルガンクリーム

1週間ほとんど晴れない日が続きました。Photo

それでも週末は気温も上がって気持ちよかった! 毎年異常気象といわれながらもやっぱり少しずつ季節が動いている。本当に暑くなる前のこの曇り空が何とも日本らしい。

金曜日はウワサのクローマー屋さん「クロマニヨン」へ。

クローマーとはカンボジアで、手ぬぐいこと万能布として頬被りや野良仕事での手拭き、赤ちゃんのおくるみやら雨よけやら、ローカルの方々が欠かさず使っている小ぶりの布。クロマニヨンはカンボジアのNGOと手を組んで、日本向けに織糸から吟味して品質のいいものをつくっているんです。Photo

バリでもある傾向だけど、ローカルの人たちの間ではすでに織糸は化繊に移行しています。プノンペンの市場で買えるクローマーは確かに安いけど化繊だとせっかくかわいい織でも使えないじゃないですか。それがコットンなら!

ひと月に一回、1週間のみオープンのショールームにはおしゃれでお手ごろなオリジナル・クローマーを中心にカンボジアとラオスから集められた」いろいろな布がどっさり展示されています。布が好きな人は必見かも。

クロマニヨン主催者のおひとり江波戸さんの私物クローマーは何度も洗われかわいいシワシワ。間違って買ってしまいそうになりました。本当に。使い込まれたクローマーって独特です。本当に間違って売ってしまわないようにしてくださいよ、江波戸さん。

私は迷いに迷って絞り込んだ大人買い。

実はマニス来春、クローマーとのコラボを計画中です。Photo_2

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土曜日。

久しぶりに朝寝坊、ゆっくり朝ごはん。しかし、その後は。

ベランダに這い上がって手の届くところから取った葉っぱでかんむりつくったって見せに来た。よくそんなこと思いつくな。こういうことだけは素早くて上手。

「ママー、やっぱり山、行こうよー」

えっ、だめよ。だって、先週は遊びすぎで子供が体調を崩しこりたので今週末はゆっくりしようと、すでに決まっていた鬼怒川行きをキャンセルしたんだもん。だったら私はセール見に骨董通りや神宮前へ出たいなぁ……、と密かに期待するも私の小さな夢なんてはもちろんはかなく却下される。

今週末はアースガーデンで塞がっていたたみさんとじゅうべえも偶然(?)キャンセルしたそうで、「泊まりにおいでよ~」って。はい、3対1で負けました。じゃ行きます。お泊り一式持って、鬼怒川とは反対側の山の方へ。Photo_5

昨年の夏、バリのうちに遊びに来てくれたふたりなので、子供にとってはもう家族のような存在なのです。でもおうちへいくのははじめて。

その前にちょっと寄り道。

東中神駅まで車で迎えに来てもらって途中に寄ったやおやさんです。ここ、別に安売りの店じゃないのよ、とたみさんは言うが、やおやの周りはたくさんの車が停められている。レジも行列。もともと築地から仕入れたイキのいいお魚がメインの魚屋さんだけど、野菜もいいらしい。Photo_4

いいなぁ、こんなやおやが近所にあって。

さあ、着いた。

SORAのたみさんの家は雑誌にも載るような築50~60年のガイジンハウスです。

床が地面に近くて、夏は窓もドアも開けっぱなし。

バリの家は2階だし、日本の仮住まいは1階だけどマンションの中だから地面とはつながっていないでしょ。そしたらこのハウスは虫たちがいる庭とバリアフリーよ。Photo_6

さあさ、日が暮れる前に早速虫取りよー。こどもはじゅうべえと仲良し。シャベル持って(虫は土の中に隠れているかもしれないから)、ムシメガネ持って。

楽しみな夕ご飯はこんな感じ。

オクラといんげんのカレー風いため、たけのこの煮たもの、お豆のサラダ、なまりのヌカづけ、しらすのオリーブオイルづけ、かぼちゃの浅漬け、玄米ごはん。などなど。

久しぶり、大人なごはん。

たみさん、今度しらすのオリーブオイルづけの作り方教えてください。ただオイルに漬けるだけなのかどうか?

夜は電球に飛んでくるカナブンにコーフンして1時を回っても寝ない子供を残して我々大人が先に就寝。彼は2時すぎまで起きていた模様。気がつくと懐中電灯を顔にPhoto_7向けて握ったまま眠っていました。やるなー。

翌日も虫取りです。もう、うんざりですがやはりつき合わされます。わたしではなくじゅうべえが。なんと、近所の神社にクワガタがいるというご近所さんの情報があり、洗濯用の袋をつかってじゅうべえがつくった虫取りあみを持って出かけたふたりはその界隈でカミキリムシとカブトムシの幼虫をゲット。

昨年は昭島を通り越して武蔵五日市まで連れて行ってもらって虫探ししたので、なーんだじゅうべえの近所にもいるんじゃん、って。来年はもうラクショウだね。え、来年?

ふたりがお出かけの間、私はたみさんから本やねんどのプロダクツ、SORAのおすすめを見せてもらいながらだらだらと朝兼昼ごはんの用意。

たみさんのすごいところは、ひとつやりだすとかなりそれにぐいぐいのめり込むこと。ものづくり派の集中力です。しゃべりながらご飯つくるから、何かひらめくとご飯つくってることもしばし忘れちゃうのだけど、あれこれ同時にやるのではないからしょうがない。そしておかずも商品企画もたぶん同じアタマで考えられるんだと思うけど、どれも本当に素晴らしいのです。結果、みんながずっと飽きずに食べたりつかえたりするものができる。Photo_8

SORAの商品は実際には他社が製造しているけれど、商品企画や内容成分、レシピ、パッケージなど多くの部分はたみさんが関与している。

今回はアルガンクリームというのを分けてもらいました。これはナイアードの商品だけどモロッコの砂漠に生える生命力の強い木の成分とタイのビーワックスだけでつくられたもので何でもパワフルらしい。それにパッケージも素晴らしい。パッケージだけでも十分人に勧めたくなっちゃう。タイの手作り陶器製。

こんなにステキな商品がたくさんあったら、マニスもお店をやりたくなっちゃう。

そんなこんなでまたも充実の週末。寝不足のまま、また今週は始まっている。

今週の目標は風邪を引かずきちんとスケジュールをキープし、週末の鬼怒川(後日ブログをお楽しみに)へ流れることです。スケジュールね、しかし、たくさんあるなぁ。がんばろう。

それにしたって、長いな~、ブログ。お読みいただきましてありがとうございました。

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