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2009年6月29日 (月)

長~い週末の1日

きょうはまたまた長~いです。飛ばし飛ばしお読みください。

先週の金曜日。Photo

とある所用で小田原へ朝から行くことになりその用事に子供も同行することに。

バリでとてもお世話になっていたある方の法事があったのです。

たまたま小田原。しかし小田原。私のホームグラウンド、幼稚園から高校2年までを過ごした地域なのです。でも、これまで高校以来うん十年とくに訪れる機会も無かったなぁ。通り過ぎることはあっても、近くまで行くことはあっても、そこから足を伸ばす時間が取れることはこれまで不思議となかった。本当、不思議。

お昼の12時。お墓から駅前に移動後、ご家族&友人の皆さんと分かれて小田原城へ。

赤い橋を渡ってお城の敷地に入るとお城の斜面一面にあじさいが咲き乱れている。うわ~、感激だなぁ。前の週末はあまりにたくさんの人出で見そびれたあじさいです。その斜面の前で買ってきた駅弁をベンチで広げて贅沢なお昼ごはん。こんな風に紫色のたくさんのお花が咲き乱れているのにびっくり狂喜するうちの子。デパートなんかちっとも興味なくて虫やらお花やらが大好き、ついてきて良かったねぇ。運がいいねぇ。…と何度も言い合う。

お城の中にも入ってお城の裏手の子供遊園地(これまたうん十年前とほとんど変わらない)で遊んで、貸衣装の兜と鎧で写真も撮って、ね。もしや値段もずっと据え置きかも。遊園地の乗り物1回80円、貸衣装100円。ひょっとしたらバリより安いかも。本当にウンガイイネェ。しかも動物園もあるのよ。

私的に一番感激したのは動物園のぞうさんです(写真なしですみません)。

看板にこうある。「昭和25年にインドからやってきた、ウメコ」。

そうかー。もしかしたらそうじゃないかと思ったんだー。

ということは、このウメコは私が幼稚園、小学校の遠足のときに来た小田原城で見たのと同じぞうさんなのです。「これってすごくない?」、としきりに子供に問う。子供は「おばーさんなんだねー」って。これが自問自答じゃなくて話しかけることができるちっちゃい相手がいて本当によかった。

ウメコ~と呼ぶと、面倒くさそうにハナを振る。でも、もしかしたらもう目は見えPhotoていないかもしれない。お懐かしいウメコさん。小さくシンプルな檻にうん十年も生きててくれてありがとうね。まさか自分の子供が一緒にここに来てまた会えるとは思ってなかったです。

小田原というと、もひとつ行きたかったのが菜の花さん。暑さにややくたびれながら菜の花さんのギャラリーへ入るとたまたま“3日間だけの特設カフェ”開催中。ヨカッタ、ちょうどお茶できます。

これまたあじさいのお花がかわいく添えられたお茶セット、500円。谷さんのラオス布やヨーガンレールさんのプロダクツ、その他たくさんの欲しくなるものに囲まれてお茶。ありがとうございます。

午後3時半、小田原を出て東海道線で二宮へ。Photo_2

小田原は高校で通ったけど二宮がほんとの私のホーム。

目指すは小学校。

ほとんど何も変わっていないさまにこれまたびっくり。右手の山の斜面もうんていや鉄棒やブランコの位置も。昔は自分がちっちゃかったからもっと広々として見えたかもしれないけど、おんなじだー。

住んでいた家は小学校のすぐそばにあり、そこは今誰も住んでいないけれど相変わらず昔のまま建っており庭木だけがボウボウと生い茂っていておもしろい。近所の公園へも行ってみました。Photo_4

あ、ベンチ。

昔と同じ場所に同じものが。ペンキのはげ方からして、1回か2回か(あるいはもっと?)塗り替えはされているかもしれないけど、同じベンチです。

すごいなぁ。自分の親の子供時代~大人の変化と比べて自分の場合こんなに何もかも変わらないでそのまま時間だけが過ぎたんだなぁ。

Photo_5 高度成長期の新興住宅地だったからまわりは一軒屋と低い公団アパートだけ。マンションみたいなものがなくてのんびりとしている。公園には何人かのいろんなタイプの子供たちがいて、うちの子も混ざって遊んでいる。何だろう、これって現実?みたいにおぼろげになる。

何事も変わるのが当然だった自分にとって、こうも変わらずのんびりとそのまま存在する姿は圧巻。

公園さん、ベンチさん、お家さん。ありがとう。

その後、住宅地の周辺がどうなっているのかも見て回りました。

小学生の頃夏休みには虫取りザンマイだった山の方へも行ってみました。だってほら、虫好きが遺伝してますでしょう、バリで子供にいつも話して聞かせているでしょう? オカーサンが子供の頃はね、みたく。しかし、いまどきはオカーサンも子供も変わらないんですよ、景色。高齢出産だったって言うのに。

住宅地の周辺の山は今だって自然がいっぱい。Photo_6

うわ~、薮蚊もいっぱい。

何か今住んでるバリの家と似てない?景色?

子供も言うものです。「ここだったら住みたいなー」って。東京じゃこれまで言わなかったね、それ。

木がありさえすれば。……DNAってこういうものなんでしょうか。でも私は東京もバリも両方大好きよ。

Photo_7 百合ヶ丘団地。昭和のまんま、どこまでも。変わったのは循環バスの本数が減って今や1時間に1本になっちゃってたことだけでした。つまり昔なくて今あるものというと車だけってこと。うん十年で。

このペースじゃ自分はまだあと100年くらい生きないとならないような難しい錯覚(?)すら覚えます。そうじゃないですね、平和で満たされたホームを確認したということだと自分に言い聞かせます。

まったく呆れるくらい。

これまで変化する方ばかりを見てきた自分の姿がこれまたぼうっと見えてきます。バリもどんどん変わるし、その前にさんざん回ったタイや中国、インド、カンボジアその他アジア各国。それが同じ時間だったとは。今更ながら呆れます。これまでいつも突進してきた気がする。もしかしたら時間ってそんなに気にしなくてもいいものかも、と。Photo_8

その後、ロマンスカーに乗って新宿へ出るつもりで小田原に戻ったんだけど、まだ日暮れ前ということで箱根まで行っちゃった。箱根登山鉄道はこれも季節、あじさいの。日が暮れてもライトアップとサービス満点。スイッチバック運転でのんびり上がっていきます。

朝あったことまで忘れそうなたっぷり詰まった1日。

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