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2009年4月11日 (土)

作品展の服たちです

翌火曜日から、またまたマニス展あります。

銀座三越さんにて。

このところ毎月…な気もしますが、この後は6月までありませんのでご安心を(いえ、お急ぎを!)。dash

今回の変則的なスケジュールは現在改装中の会場の事情もややあって、この時期です。制作期間が短かった上にガルンガンやら3大祭りの連休が重なったバリ部にて数は少なめですが、しかし、服の方はあえてすっかり新しくなりました。1点ものも多い今回です。

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≪ナチュラルシルクオーガンジーのシリーズ≫Dm_2

バリシャンブレーやコットンキャンバスの生成に、染下用のやはり生成のままのシルクオーガンジーをオブラートのように被せていろいろなバリエーションをつくりました。

まずはDMの写真の服たちです。

右のブラウスは紳士モノのパンジャビ用と思しきタッサーシルクにブッディワーク(縫い取り)が入ったクラシカルなもの。皆さまご存知のマニス定番・ショート丈のブラウスをマイナーチェンジしたかたちです。

左のスカートはキャンバス地にオーガンジーを被せてリボンワーク。ブログで途中経過の写真もご紹介しましたが、オーガンジーの摩訶不思議なリボン。そのままだとBl捻れっぱなし。留めつけるとナミナミが立体的に。スニーカーとTシャツで元気に着たいなぁ。

オーガンジーフリルブラウス

ヨーロッパのレースの古着のような雰囲気もあるフリルいっぱいのブラウスです。バリシャンブレーとバイアスカットのオーガンジーでそれぞれに縫ったものを前端~ネックでジョイント。ボタンはインド産ハンドカットの貝ボタン。

フォーマルに着るもよし普段にデニムと合わせるもよし、と思ってます。

洗う前のブラウスBl_2

オーガンジーシリーズのポイントは完成後に水洗いしてシワシワにすること。ちなみにこれは洗う前。床に置いてもこんなにハリがあって起き上がっちゃうのです。

このオーガンジーは岩立さんから購入したもの。カットワークが美しい高級素材。小さいピースからブラウス2枚のみつくれました。

どんな風に着るか。オトナの服です。

シルクオーガンジーのお取り扱いについて少々。

今回使用した生成のシルクオーガンジーはタッサーやエリシルクのようなワイルドシルクを扱うシルク店で買ったもの。一昔前まではもう少し密度がありしっかりしていましたが近ごろはこのタイプがメイン。バイアスに縫うことでストレッチ性を出し多少引っぱったり擦られたりしても滑脱することがないよう考えました。でも、もとの生地が薄く繊細である事を一応ご理解ください(あまり頻繁に着ない、重たいバッグを背負わない、摩擦の強いシートに座るとき気をつけるなどなど……)。

取り扱い表示は「手洗い可」にしています。薄めの中性洗剤でやさしく押し洗いしてください。オーガンジーは水に弱いのでお洗濯中に揉んだり引っぱったりしないようにお願いいたします。タオルなどに包んで軽く脱水後、シワシワのままハンガードライ。

TシャツFivetreet

ナチュラルカラーに合わせて、オーガニックコットンのTシャツをトッピング。モティーフにはインドの古いお話しをピックアップ。……パンチャヴァティ(5本の木の森)というお話しです。「昔々、インドにアショカという王様がいました。アショカは国民に生涯で最低でも5本の木を植えてその面倒を見るようにと布告しました。薬効のある木を1本。果実のなる木を1本。薪となる木を1本。家を建てるのにつかう固い木を1本。花を咲かせる木を1本。」今のオオサマもこんなことを法律にできたらいいのにねぇ。お金が主流だとこういう大事なこと忘れがちですから。

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≪インドサリーのシリーズ≫

西ベンガルのごく薄コットンのサリー、昨年に引き続きフォーカスしています。

5m大のサリーからはブラウスだと3枚、ロング丈は2枚取れます。

サイズや柄の配置により同じものが2枚はつくれない世界。どの服がどなたに来

ていただくことになるのか、つくりながら楽しみ。

エンブロイダリーサリーのブラウスBl_3

縫い取りや端柄を織り込んだものに刺しゅうをプラスした贅沢なサリー。

このサリーの作者は色合いや柄で2枚と同じものは作らないのです。カーボンで複写した柄がずれて汚れている部分にはマニスで刺しゅうをプラスしています。

今回は羽織るタイプのフロントオープン。今回のいちおしおすすめ服。数が少ないのでお早めにどうぞ!

ダカイサリーのブラウス

涼しげな配色のダカイサリーはリネンの服と合いそう。キッチンクロスにもこんな柄ありそうですもんね。

柄の位置をよく考えて、裁断も上手にいきました。

以下

Sk

写真の位置が大分下になっていると思いますが、……

ピンクのラップSK

サリーのクパラ(柄がたくさん入っている部分)とすべりのいいシルクを交互につかったオーバースカート。バランスよく仕上がっています。

新型“インドローブ”で

縫い取り織のサリーの端の柄をフリルにつかったローブ。早くもウチワで人気上昇中。今回は写真のピンクのほか、マスタード、テラコッタの3色、各2枚のみ。

西ベンガルサリーのお取り扱いについて少々

新品は紙のようにバリバリに糊がついていますので、それを1~2度水洗いしてから裁断します。刺しゅうのものや後から縫い取りを施しているものは、生地の目に沿っていないこともあり、少なからず曲がって見えますがご了承下さい。洗いを繰り返し糊が完全に抜けてなくなるとガーゼのように柔らかくなります。水洗いの際は生地が弱いので摩擦を避け押し洗いでお願いします。タオルなどに包んで軽くたたき、ハンガードライ。気温が高ければ陰干しでもあっという間に乾きます。Photo_5

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私は今年は6月までバリにべったり居座る予定(おかげさまでこちらでの仕事がはかどる気がします)。日本へは6月の予定です。

みなさまの楽しい試着はまた日本部ブログで拝見しまーす!

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Photo_4

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コメント

はじめまして。遅ればせながら、図書館で本をみて、こんなパンツを作りたいとおもって、借りて、読んでみました。
 生地も素敵で、着心地もよさそうで、すっかりファンになりました。
 サロンを巻いているように見えるパンツや、金魚スカート。リネンで作ってみようかと考えてます。私のブログで発表できるようにがんばって作ってみます。
 ありがとうございました。

投稿: はっち | 2009年4月11日 (土) 16時51分

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