コマネカな今週ふたたび
今週から次のコレクションに取り掛かっております。今度はインドのナチュラル系シルクにスポット。染色用に仕入れていた生成のオーガンジーをそのまま洗ってぱりっとしわしわな服がメインになりそうです。そのほかに棚からピックアップしたのはやや時期が早いけれど「西ベンガル系サリー」。
サリーは一回洗って色移りがないか、滑脱しないかなどを見ますが、せっかくの手仕事布ながら今回も品質的に何点か没。裁断はアドリブ要素が多いので自分でいたします。久しぶりのはさみ仕事に四十肩が痛みませんよう!
月曜日にハウスオブロータスの桐島かれんさんがバリスタジオにお見えになる。
翌火曜日はこれまたいつでも突然決まるイブ・マンスリの朝ごはんお呼ばれに。実はこれ、私が言い出したのです。かれんさんご一行様はたまたまコマネカにご滞在というので。前日の夜に調整して集合は翌朝8時。素晴らしい。いつもイブは突然にして実現の確立が高いんです。
本当に素晴らしいパワーですねぇ。
綺麗な方々ばかりが集まりました(青い服の人を除く)!
中央は桐島のえるさん。ご姉妹ともさすがに流暢な英語で、才色兼備。かれんさんは4人のお子さんがいらっしゃる。3人目までは女の子で4人目が男の子。これ、イブとまったく同じなのです。3人目までが女の子で4人目に男の子が生まれる確立ってかなり低いそうです。偶然の一致? そういえば、MAMA&LEONのイブもそうじゃなかったかな、と思い出す。
水曜日。
サルエルパンツがお気に入りのかれんさん、これにピントが定まりました。私もグリーンのを着ていますのよ、お揃いになってうれしい。2WAYのたまちゃん。
午後、かれんさんたちご一行様はスミニャックへ移動。かれんさん、のえるさん、楽しかったです。ありがとうございました。
翌木曜日。
今週は中川原さんご夫妻もいらしていて、この日ドロシーの家でランチということに。
宅にお伺いすると、あれ? コマネカのゲストリレーションかおるさんが。中に入ると、あれっ、イブも。これまた「急にそういうことになった」、と、中川原夫人。本当に。そういえばこの前ジョグジャのアンティーク屋でひらめいておばちゃんをバリまで呼び寄せてバティック会もやりましたよねー。……そういうメンバー。
中川原さんのツアー(中川原さんの織物のファンの皆さまです)のお客様を囲んでお友達のドロシーの家でゆっくりランチ、のはずが、ドロシーのご主人ワナンディ氏、ネカ美術館のネカ氏、イブ・マンスリのご主人のコマン氏も勢ぞろいの豪華番。アナリストのワナンディさん、テレビや写真意外すっかりご無沙汰、お久しぶりでした。
お料理はコマネカから運ばれてきた“辛くない”特製バリニーズブッフェ。仕度はドロシーとイブが自ら、オーストラリア産の冷えたワインをサーヴするのはワナンディ氏。すごい、すごい。
ベベッ・トゥトゥ(アヒルの蒸し焼き)、ラワール(野菜とココナッツの和え物)、サテ(串焼き)、春巻き、バビグリン。さすがにどれも素晴らしい。コマネカのお料理は見た目じゃない。シンプルな中に極まってます。
ドリアンに至っては、バリ人妻であるかおるさんと私だけがパスで全員がもうまったりとほうばりました。ドリアンって、私未体験。かおるさんは「ドリアンキャンディやドリアンケーキとうものを先に食べて、何となく駄目だなぁと思って以来未体験」だって。私はドリアン売りが1キロ先にいるとつつーっと車のブレーキを緩めてしまうバリ人を見ているだけで、買った先から食べてしまいたくなりあのとげとげの中からどろんとした幼虫のような食べ物が出てくる光景とか、もうそういうことだけで何となく遠慮。チーズが好きな人ならドリアンはハナマルと聞くけど、チーズとはきっと大分違うナァ、ドリアン。単なるデザートのフルーツではないです。何かあります、もっと生き物的秘密がきっと。 ……相当脱線、失礼しました。
ドロシーの家はアンドンの田んぼに面した横長の敷地です。こんなお昼をいただいて、こんな場所にいたら社会復帰が…。
夢はほとほとに、午後3時、ツアーの皆様はネカ美術館&ラカレケへ。
私はさぁ、ペジェンに戻って午後はまた裁断なのです。こういうこと、案外できるようになりました。スイッチです。バリでの暮らし、それなり経験を積んだのです。
けろちゃん流に言って、えらいわたし!(うわっ)
来週も早々にまたミーティングアットコマネカがございます。今度のゲストはこのWEBサイトを構成してくれた伊藤君。現在美大講師です。
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