高知日記3
スミマセン、まだまだ高知なんです。
日曜日の午後はバティック&雑貨バイヤー、西内さんとその息子さんに高知を案内していただく。
西内さんはバリで雑貨屋さんをしている知人から紹介されて依頼、バティックについて熱く語り合える間柄に。須崎にお住まいでこの日は高知まで出てきてくださる。
いくつかギャラリーを案内いただいた後、私のリクエストで五台山にある県立牧野植物園へ。
午前中にハマッた朝市、午後は植物園。なかなかの取り合わせかとひとりごち。
牧野植物園は植物園というだけあって、敷地内の植物が見ものなのだろうけれど、こんなに寒くちゃ見られません。見ようと思っても植物さんたちもほとんどが越冬中。
でも、展示のための本棟が素晴らしいのです。
自称建築オタクである私は是非見てみたかった円を取り囲むようなドーナツ型の屋根。
内部のつくりは一見番傘のような骨組みです。そして、木造。ぐるりと湾曲した回廊のようでいて、展示も見やすくとても心地のいい空間。
日本的なシンプルな外観といい、山の頂上の起伏を生かした曲線美といい、地方の植物園の建物としてこんなによく出来た建物は他にないかもしれません。
牧野富太郎という植物学者の研究と生涯にも惹かれつつ、写真ではなく描き続けられた膨大な植物図の細かさややさしい色づかいにもしばし感動しました。
西内さんが昔から歩いているお気に入りのお店いろいろ。
まずはアーケード。ひろめ市場という屋台村のようで市場のような美味しく楽しい市場へ。ここは土佐のお土産的食料品を売り、いろんな食べ物屋さんが軒を連ね、その間にたくさんのテーブルが並んでいて好きに飲み食いできるところ。ちょうど成人式で振袖の若いお譲さん多し。しかし、私の目はやっぱり賑やかに楽しくおいしい物を食べていらっしゃる土佐っ子の皆さまにクギ付け。これまで台湾や韓国やその他イロイロ、アジアの屋台村に魅了され続けてきましたけれど、ひろめ市場、何て楽しそうなんでしょ! 素晴らしい。こんなオーラはちょっとそこいらにはないかも!
「ラメール」というお店です。マッチもカードももらえなかったので(ずっごく混んでいたんです)、住所も電話も分かりません。
とにかく、とても人気。コーヒーが美味しいことはもちろん、トーストがかなり評価が高いらしい。この日、ランチで胸いっぱいだった私は一口だけチョバさせていただいただけですが、う~~~ん、奥深い! アズキをたっぷりサンドしたもの。トーストのさっくり感とアズキのモッチリ感が絶妙でした。
店内では西内さんのお知り合いに遭遇。日曜日の午後にお茶する仲良し二人組です。会った途端、話は健康管理から旅行からお孫さんのことなどなど、とまりません。
カフェも喫茶店も、高知では女性の王道なんですって。イケてますね!
この日は夕方に高松へ移動。翌日は直島へ行きました。
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