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2008年10月17日 (金)

暑さの中でひとりごと

バリはこの数日間すごい暑さなのですが、そのことが地元の新聞にも載ったそう。

その前1週間はときおりの集中豪雨で雨期真っ只中、みたいな天気だったから、連日の日照りはかなりのインパクト。新聞記事を読んだバリ人によれば「何でも地球上でバリとジャワだけに太陽が急接近しているらしい。皮膚に注意しないといけないそうだ」。とP1010343_2、真顔で言うさまはナカナカおかしい。確かに皮膚には注意した方がいいと思う。しかし、太陽の大接近が事実としても、天体の成り立ちからしてバリとジャワだけってはずはないのではないか??? 

太陽のことは、でも、気にしていなければいけない事と思っている。

ひところに比べてずいぶんと憂いが増えました。

バリのゲリラ豪雨が明けたのは先週の日曜。

あまりに気持ちよいので近くの村まで散歩に。その散歩が本当にすごく気持ちよくて、自分でもちょっと驚きました。景色がきらきらと目に染みて。言葉で書くと何だか「あ、そう」って感じですが、久しぶりの日差しの中を時間を気にせず、地図も持たず歩くのは単純に気持ちがいい。住み始めてかれこれ2年半。近所にはまだ知らないところがいろいろあります。Photo_3

上の写真はお寺の拡声器塔です。伝統的にはクルクルという木の中をくりぬいた筒を叩いて村の合図につかっていた塔だと思います(ですよね?)。いまや拡声器。なのだけど、その下にはめ込まれたワルンがなかなかいいかんじです。舌から見上げると何となくネパールか(行った事ないけど)中世ヨーロッパの鐘の塔みたく見えて(個人的主観)。

週中に日本から発送した荷物が届く。中は特別入荷のチベッタンウールです。今回はインディゴ染めのブルーの杉綾。チベットで取れるウールが国境交易でインドのヒマーチャル・プラデーシュ州に運ばれ、桃源郷のような山村で織られているものです。この青、標高3000mの空の色でしょうか?

昨日、ジャカルタ・グローブ誌のエディター、ヴェダさんが来マニス。Photo_4

コマネカのイマンさんの紹介で、ジャカルタに発つ前の1時間という慌しさの中来てくださいました。ヴェダさん、すごくキュート。アンド、感性の高い人で、布の事もいろいろよく知っていて舌を巻きました。ちょっとの間だったけれど素晴らしい仕事ぶり。撮って、聞いて、書き取って(最後のはたまたま録音マイクをトイレに落としちゃったせい)。写真でわかるでしょうか、こーゆー感じであっさりと小一時間。それで、今朝のメールによれば、もう入稿もしちゃったんだって! さすが記者。だけど見かけも本人もまるで四角くないのです。いいですよね、こういう人(ひとりごと)。

アジア人だけど中身はウエスタン、という雰囲気もあってかDOSAのクリスティーナを思い出しました。

最近、会う人からいろいろ影響を受けること多し。

Photo_5 きょうはクリスタルストーンを売っているりさちゃんと赤ちゃんに会いに行きました。りさちゃんは7月のショップオープンの時に来てくれて、その1週間後に出産。その赤ちゃんはまるで夜鳴きもしないでアレルギーも今のところなく、大変優秀なお子様です。ぱっちりしたお目目でじ~っと覗き込まれ、キャラキャラっと笑ってくれました。きっと将来大物ですよ!

りさちゃんの姿を見ていると、自然に生きる素敵さをいつも感じます。クリスタルなんてどこかオタクな感じの世界でしょう? 売っている人ってきっと怪しい感じだろうと思うでしょう? でもこんなに自然なの。石を見せてもらうときも決してアドヴァイスしないのです。自分が気に入るのがいちばんいいからって。

いい人にたくさん会ってますます元気になった今週です。

皆さまよい週末を! 

日本部けろちゃんは「月曜は晴れたら出張します」ですって。これが最後で今週一番の素敵かも!

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