梅雨の一週間 3
つれづれ日記の続きです。
朝10時半。なんと日差しが。予報では今日一日は降らずに済みそう。大江戸線で新宿、中央線で待ち合わせの立川へ。
あー、失礼。なぜかアップ気味のてるてるではなくうちの主人です。電車に乗ることをはじめ都会の生活全般がるんるんフレッシュ続行中!
さて。きょうはSORAの川内たみさんと10Bに二日間ドライブに連れて行ってもらうのです。このブログの初回にお訪ねした方々です。私がまだライターの卵だった頃に住んでいた西立川の外人ハウスのご近所さんで、すごくセンズが良くて世代にかかわり無く人脈に長けたおふたりには今もこうしてお世話になっている次第。
都心から離れてお寺が続く旧街道を走る。前方に次第に山の景色。虫取りに行きたい、という子供がずっと楽しみにしていた日本の山です。武蔵五日市の駅を左に折れ、まずは真木さんの工房へ。たみさんが真木さんを紹介してくださってごらんのショッ
ト! 左がたみさん、中央が真木さんです。
私って運がいい? 思っていたよりもずっと気さくな真木さんと、布や糸のこといろいろおしゃべりできちゃって、あー、もう、カンゲキです。
あ、でも日が暮れるまでに山へ行かないと。
22日(日)
朝から雨。しかし、虫探し続行。宿の朝ごはんはスペイン風。トマトを刻んだのをたっぷりのオリーブオイルに浸したペーストをパンにつけて食べる。厚切りのベーコンソテーが主人と子供に大好評。たっぷりのカフェオレもバグース。
宿の向かいの神社を散策(虫探し)していたら、フクロウの親子の生態を追っかけているという人たちに会う。すくっと伸びる境内のある杉の木の穴に前はモモンガが住んでいて、それで今回我々が泊まった宿は「モモンガ」という名前になったそうな。しかしつい最近同じ穴にフクロウが住みついたらしい。鳥好きの皆さんの間でこのフクロウ・ウォッチングがにわか人気なのですねきっと。一見辺鄙な東京の片隅の一本の木の情報までたくさんの人が気にかけているなんて、いいことじゃないですか! な~ンにも知らない我々はその辺の木の下にクワガタがいないか掘りまくっていた最中で…。「クワガタの入る木はクヌギですよ~」と助言いただく。
立川方面へ戻る途中にゼルコバという天然酵母パンのお店へ。昔はお蚕さんの寝床だったらしい古い建物。雨なのに次から次へとお客さんが。パンって本当はこの位歯ごたえがあってこの位味があるんだった、と思い出す。バリのオーガニック系パン屋もおいしいけれど、引き算のパンってこういう味。たみさん、ここでも有名人。地元とはいえさすがです。
10Bの案で武蔵村山のショッピングモールへ。主人にはこっちのほうが断然ヒット。バリで今年ある件で必要なゆかた(小学生以来着ていないが仕方ない)をユニクロで買う。ほか、わー、さすがに日本のモール。よく出来てます。安いものばかりズラズラではなく、結構いいものも売っていて、山に虫取りの予定がいきなりショッピングモードに。虫取り山ツアーだったはずが、帰りは思わず大荷物。
目的を果たせず不機嫌のカタマリになってしまった子供に、帰りの新宿でカブトムシのつがいを買う。
日本ってすごい。こうやってつじつまを合わせられるんだなぁ。
あと数日なのですがディズニーランドにも行っちゃおうか! って検討中。遊んでばっかし? いえいえ、一応シゴトだってやっておりますです。