作品展がもうすぐ 3
ずっと前にバンコックのシルクショップで買った草木染というカラフルなシャンタン。黄色、きみどり、あおみどり。色が色だけにずっとしまい込んでいました。
時は過ぎ、この春に買ったジョグジャもの(バティック)の新作というオールドカラーに少し明るい色を刺したタイプを広げて悩んでいるところにコレ(上の写真)。
バティックとは全然違う布どおしだけどワンピースの部分使いに。……お出かけ用に良さそうな服ができました。
カラフルシャンタンはほかのバティックにも合いそうです。
ほかにも関連アイテムが少々。
ソガという黄土色とインディゴが基本のジャワ伝統柄と呼ばれるタイプは新品だともっと鮮やか。
わざとオールド風を意識したかのようなくすんだ色に仕上げられたタイプを入荷。
ふだん服と合わせておしゃれに着られるといいです。
≪ブラック≫
カンボジアのアルティザン・デ・ザンコールという工房の綾織のプレーンシルクを使ったジャケットがおすすめです。
アンコールワットの町シェムリアップにあって、おもに観光客向けの工芸品をつくっているところですが、布に関しては桑畑を栽培するところから一貫管理するほどこだわっています。内戦前にはゴールデンシルクと呼ばれた黄色くて小さい繭がカンボジアではさかんにつくられていたそうです。内戦後にすっかりなくなってしまったのをシェムリアップを拠点に復興させるムーブメントが。ADAの織物もそのひとつ。
細く紡がれたシルクを綾織するのがカンボジアの織物の特徴。複雑な織り機ながら、細かい絣織りが得意なのです。ADAでも絣をたくさんつくっていますが無地もなかなか。薄いわりにしっかりしていてハリがあるけれどふわっと肌触りが良いのです。
何年も前から少しずつ使ってきたADAのシルクです。
≪トドラー≫
前のブログでご紹介したブロックプリントのものなどが中心です。
≪バッグ≫
kunciのニット地をボディにしてコーデュロイ風の畝のある生地のインドのブロックプリントを取っ手につけました。kunciのかよこさんによれば、カギ編みの二重編みなのですごく時間がかかるのですって。丁寧にしっかり編まれたバッグ。重さも固さもちょうど良くて、私はもうすっかり使い込んでおります。無地(生成り)もおすすめ。
「番外編」は明日か明後日にまた、です。
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