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2008年5月 7日 (水)

インドへ行ってきました

空港にお迎えに来てくれたムケシュさんいわく、摂氏40度以上、湿度20%! 「5月は暑いから観光客も少ないですよ」ですって。いや~、これほど暑いと身体よりも服や腕時計が熱を持って触ると熱いんです。……のデリーに3日間。結構久しぶりの買い付けの旅です。

Photo

はい、これは翌日コンノートプレイスのレストラン。南インド料理専門店で、こうして小さいプレートにいろいろアソートしてバナナの葉に乗せて出すのが特徴らしい。手前の赤いのは「サンバル」といいタマリンドとトマトの甘酸っぱいカレー。サンバルってインドネシアじゃチリソースのこと。辛いのが駄目な私は最後の方まで手をつけなかったのだが、インドじゃすごくライトでおいしいものでした。ムケシュさんはこれをライスにしっかりと混ぜ込んでお召し上がりになる。

Photo_2オールドデリーの中にあるカディコットンの専門店。今回は極上のモスリン風も買いました。カディコットンは糊がついているものもあって洗った風合いを想像するのは殆どカン任せ。同じ値段(グレード)のものでもいろいろあるし、比較的安くても雰囲気のいいものもあります。今回は蜂巣っぽいドビーや写真の手前のキッチンチェックも買ってみました。

オールドデリー、大好き。迷路のようにどこまでも奥深くお店がぎっしり。BKKのウイークエンドマーケットが好きな人ならハマれると思う。何時間いてもおもしろくて出て来れません。チャンドニーチョークの中へは車じゃ身動き取れないほどの混雑なのでリキシャに乗り換えて入るんです。

3日目は駄目押しの買い付け。偶然通りかかったバザールの中に西ベンガルからの行商人たちが。中でもサリーを自分でデザイナーしているという女性に出会う。お兄さんがベースのカットワークのサリーを織り、彼女が刺しゅうをトッピング。1枚1枚全部違ったものをデザインするというんです。マニスのコンセプPhoto_3トにぴったり! ほどよくカラフルな彼女の刺しゅうも素晴らしいセンスで、久しぶりにびりりと来ました。

その後デリー5回目にして初めての観光。工芸博物館へ。緑がいっぱいのインド門周辺をぐるっと回ってスタジアムの裏手にありました。インドのかわいいものたちがいっぱいで、こちらもなかなか帰れなくなりそうな場所。ひとつひとつを見入るうちつくづくインドってアジアとアフリカのちょうど真ん中にあるんだよなー、と思ってしまう。アジアの繊細さとアフリカののほほんとしたゆるさ加減がちょうど半分ずつ混ざった感じ。写真の素朴系はトライバルアート。今回の作品展のテーマである「木」のモティフもありましPhoto_4た。ミュージアムショップではtokoにちょっとおみやげを購入。

空港へ向かう途中まだ少し時間があったのでムケシュさんの実家へ。お母さんがサリーの着方を教えてくれる。2DKの家に家族と親戚の子とで8人住まい。ぎゅうぎゅうだけどとても仲が良くて家族の意味を考えさせられちゃう。バリの家族とはまた違った感覚で仲がいい。この頃見慣れてきてしまった感もあるオノボリサン写真でこれまた失礼。

インドの布の話は書ききれないので追ってまた。

それで、先ほどの西ベンガルのサリーは本当は今回予定外だったのですが、あまりにかわいいので手持ち荷物で持ち帰りました。19日からの作品展に間に合わせるべく只今突貫製作中!

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コメント

ええ、インド行ってたんだあ。
うらやましい。

今度はかばん持ちで行かせて(笑)

布のお話楽しみにしてますねえ。

投稿: ピリコ | 2008年5月 8日 (木) 00時01分

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