途中のシンガポール
インドへ行く途中にストップオーバーでシンガポールのドロシーのところへ。
ドロシーというのは私の姉のような存在で、文化服装学院の基礎科でたまたま席が隣だったことからずっと仲良し。アトリエマニスもこの人の「MANIS」というブランドを半分アソビで手伝うことになり、後にのれん分けしたのが始まりです。……かれこれ10年以上前の話! いや~、時間が経つのは早いナァ!以前はそのアソビ半分の件でシンガポールへもちょくちょく行っていたのですが、いまや汗だく仕事のバリ制作ゆえシンガポールにもすっかりご無沙汰でした。
はい、右上がドロシーです。もとシンガポール航空のフライトアテンダント。インドネシア人アナリストの旦那様は週末のみシンガポールへいらっしゃる。娘のジョセフィンはもちろん才色兼備、間違いなし。メトロデパートの地下にある人気の飲茶にて。祭日だったせいもあり長蛇の列でした。メトロのなかには無印良品もオープンしていて、ますます便利になったなぁ、シンガポール。
セントゥーサ島へ渡る橋の手前に最近できたVIVOというショッピングセンターが面白かった。建物のデザインはさておき、内容です。このレトロ懐古調のフードコートは横浜ラーメン博物館のようなコンセプトながら、食べ物の内容と空間デザインが気持ちよく一致しています。
これでもか、と集められた古道具と古めかしいふりした屋台だったりするのだけど(誰かさんの映画の映像のような)、そこでジュウジュウ焼かれているお饅頭や湯気を立てているショウロンポウは、演出力が功を奏してまったくもっておいしそう!
インドネシアではナシ・ウドゥックと呼ばれるココナッツ入りのごはんにお惣菜を盛り付けて食べるものは、こちらではナシ・ルマックというらしい。同じマレー圏なのでインドネシアとは言葉や文化に共通点が多いのです。右のおかずをココナッツで炊いたごはんに乗せてもらうのです。野菜がたっぷりで個人的に好印象。
テーブルや椅子もこだわっています。
そういえばフォーシーズンズジンバランの中にあるワルンミーという屋台風おそば屋さんも前はこんな風な愛嬌ある家具とバタビア風懐古調の内装で可愛かった(しばらく行ってないからどうなっているものやら)。そうそう、マデスワルンもバタビア風。東南アジアではぜひこういうデザインのお店を増やして欲しいものです。流行と関係なく、ぴったりくるものがあります。
きょうは写真がぞろぞろ……。一番下はシンガポールで昔から有名なトースト屋さん。コーヒーの入れ方がパフォーマンスですね。
カヤ・トーストというお店、もちろん行列。
のんきなブログを書きながら、背中では作品展目前でびしびしと働くスタッフたち。テンション高いです。私もそろそろ戻らなきゃ。
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