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2007年12月 2日 (日)

ブログ版まめしんぶん07冬vol.2

≪まめ日記≫

帰国後の翌日、 昨日は朝からスーパーへ。新鮮な野菜や肉を買い込んで久しぶりにちゃんとしたごはんをつくりました。トン汁、カブの葉の炒め物、ブロッコリーのにんにく炒め、チキンソテー。お昼と夜、あわせて大人7人分。バリではお弁当のおかず中心のミニミニサイズで料理するので食材はちょっとずつしか減らないけれど、きょうは両手にどっさりの朝の買い物がほとんどなくなって、わぁ、いい気持ち。日本の旬の食材を買ったその日にお腹に収められてシアワセです。バリでお留守番の主人と子供も、久しぶりにオーガニックだの栄養だのガミガミ言われないで「テレビ見ながらポテトチップ」状態Photoとのことで、ご満悦のもよう。こうして、お互いに「リフレッシュ」なのです。私だってひとりだったらコンビニごはんですもん。

≪ひとりごと≫

この頃の野菜の食べ方として気にいっているのが、和えもの。バリ料理にはラワールと呼ばれるココナッツの実をおろしたものと茹で野菜(伝統的にはそこに豚の血が混ざる!)の和えものがありますが、ウチのはそれとは別。バリのほうれん草をさっと茹でたものに、生の大豆を油で揚げ、だし汁&塩、みりんで和えた和風です。バリのほうれん草はアクがなくてビタミン豊富。でも、インパクトに欠ける味なので、カリカリ大豆が合うのです。

バリでのおかずづくりで、主人と子供は食べないのに自分だけ時々食べたくてPhoto_2つくってしまうのがナマスです。ダイコンとにんじんを細切りして、黒酢、バリの天然塩、はちみつ、汁のもとで和えたもの。バリのダイコンは小ぶりとはいえ1日に1本のペースで食べれてしまうのに我ながら驚き。日本では1年に1回しか食べないものなのに、バリにいるとしょっしゅう食べたくなっちゃう。……もうひとつハマっているのがキュウリの梅和えなのです。キュウリの方はバリの方がかなり大振り。大体ですが直径4センチ、長さ30センチくらい。でも、こちらも1日1本はイケちゃいます。帰国の度仕入れるお気に入りの成城石井の梅干や、コライユからのおすそ分け梅干におかかとだし汁、塩少々、レモン汁、はちみつを和えたもの。太めのキュウリは食べるちょっと前にさっくり和えるのがおいしいのですが、前の日につくったのを茹で上げのうどんに和えて海苔をちぎってつるつるっと食べるのもなかなか。炒め野菜は定番ですが、サラダじゃない野菜の食べ方はまだまだ研究の余地がありそうです。

さてさてきょうは来週の作品展に並ぶ服のうち、カラフル系&手仕事系の新作をご紹介します。

Photo_5

①プラナカン風プリント

この頃、急にカラフルな布に目が行くようになりました。きっかけは、デンパサールのクンバサリ市場の近くで見つけた不思議なプリント地。能天気(?)なスカイブルーのグランドにリアルな花柄と図案化された花柄とがバランスよく描かれたもの。まるでプラナカンみたいなのです。マレーシアの華僑がコロニアルと融合して生み出したとされるリミックスな庶民文化とでもいいましょうか、とある本で紹介されている「プラナカン」。そのキッチュ&ゴージャスな感覚にほぼ等しいのでは、と。今回はその微妙にかわいいプリントを冬の色彩にトッピング。バリシャンブレーとのリバーシブルシャツ、新型のフリーサイズのスカートに使ってみました。

Rb ②カラフルなカシミアで

編みたての四角いカシミアニットを2枚ずつはぎ合わせた「ループストール」です。この作業、かなり難しくて思いのほか試行錯誤。結局、ニットの伸びに合わせてゆるく閉じた後、補強のためにもういちど返し縫いし、2枚のサイズが合わないところをこれまたゆる~くすくいました。カシミアって誤魔化しがきかない素直な素材なのです。袖のように腕を通せる部分は、くるみボタンのストックを。発色のきれいなカラフル系、5配色で各1点ずつです。お早めにご覧下さい。

③ブロックプリントのストライプPhoto_4

「いろいろリサイクル」シリーズのバッグ。今回はカラフルなインドのブロックプリントを組み合わせたものをつくってみました。ひとつひとつ味わい深いブロックは、小さなはぎれになっても衰えません。インドで直接買ったもの、日本で入手したもの、いろいろな時期のブロックを3.5センチ巾に切りそろえてストライプ状に縫い合わせました。ところどころにウールやバリシャンブレーも入れて。6配色各1点。今回は伝統柄ペイズリーのブロックで二重縫いスカートも少しつくっています。

④カラーフォーマル

作品展のDMに「ブラックフォーマルに新しいシリーズが登場します」、と入っていますが、今回は黒の新作は取りやめて代わりにシルSkクを中心にした色のきれいなフォーマルを少々。

その1:西ベンガル産サリーの上下

モスグリーンの薄いコットン地にメタル糸で縫い取り織りされた豪華なサリーを使ったもの。マニスを始めたばかりの頃、バンコックのインド人街で見つけた1枚です。個性の強い布なので、なかなかハサミが入りませんでしたが8年越しでようやく服に! クパラ部分からはループ服が2点、バダン部分からティアードスカートが2点。スカートには裏地とチュールの役割を兼ねてバリのラメ入り布を使いました。ふんわりとしたボリュームが透けるサリー地にちょうどいい感じにドッキング。

その2:シルクのワイドパンツ

今回よりS、M、L、XLと4サイズになった定番ワイドパンツ。タイシルクやインドのシャンタンでカラフルなバリエーシPtョン。軽くて存在感のあるシルクは、旅先でのフォーマルにもおすすめです。

カラフル系の新アイテムはほかにもいろいろ。

明日は「手仕事系」をご紹介します!

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