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2007年12月 1日 (土)

ブログ版まめしんぶん07冬vol.1

≪まめ日記≫

昨日、4ヶ月ぶりに日本に帰ってきました。

オフシーズンなのに満員の飛行機。成田に着いたとたんに睡魔でした。でもリムジンバスに乗ってすぐに眠ったりはしません。なぜって、景色がきれいだから。山桜、笹、といった雑木林は、年中無防備に伸び続けるバリの緑に見慣れた私にとっては「ほぉ~っ」とさせられる美しさなのです(きっと日本にはじめて来る外国人も成田からの景色はしみじみ見入るだろうナァ)。幕張あたりから箱崎まではがっつり眠って、霞が関に入るとイチョウの黄色がこれまたきれいですねぇ~。毎度ながら戻りたてはかなり観光客気分。寒さへと向かう季節は空気が引き締まって、光の色まで変わるように思えて感動してしまいます。あたまの中で冬の色彩を思い描きながら「07冬」のマニスの服をつくってきましたが、実際に目にする日本の色彩にはやはり、うわ~っ、とてもかなわないです。

≪ひとりごと≫Photo

11月はじめ。バリでサラスワティと呼ばれている伝統行事の日がありました。学問の神様への感謝をする日で、学校とお役所は休み。そしてその翌日に各家庭でナシクニンというこの日向けの特別なごはんをつくります。ターメリックを入れて炊いた黄色いごはんに、小魚、大豆、ココナッツを揚げたもの、生のニガウリとナスを薄く切ったもの、鶏肉を割いてソースで合えたもの、生のハーブなどなど。昔からひとつひとつに意味がある(らしい)ーたーくさんの種類のおかずをのせます。で、家庭ごとにもいろいろアレンジが加わったオリジナル・ナシクニンを、近所同士でおすそ分けし合うのです。私はこの日に限っては食べるの専門。毎回スタッフからそれぞれのお家のナシクニンを山ともらって、朝、昼、晩と黄色いものばかり食べる一日なのです。……アレ、きょうは何だか黄色い話ばかりですね?

さて。きょうは124日からの作品展vol.36でお目見えするバティックをつかった服のことを少しご紹介します。

   ジョグジャもの

9月から取り寄せているジョグジャのダークカラーバティックは、今回到着が遅れて11月下旬に再入荷したばかり。それでぎりぎり2柄、4着(リバーシブルベスト)のみです。前回と同じ古代色系の色合いですが、柄のテイストがぐっと単純になって素朴なおもむきに。この柄、いいです。エスニックには見えないむしろモダン系。ジョグジャは伝統柄や流行といったものとは別の独自のアレンジが効いたカインが時々見つかります。気になりつつ震災後まだ訪れていませんが、来月にはいつものおばちゃんのお店にも行きたいです。

Sk マドゥラもの

産地はジャワですがマドゥラ島への波止場に近い地域でつくられているという“マドゥラ風”は、2年ほど前に入荷した「チャンティン・ジャヤ」ブランドにしかり、かなりユニークなアレンジがすすんでいて楽しいです。今秋同様のマドゥラ風がまた少し手に入りました。大きな柄を大きな筆で描いたタッチがなかなか! やはりぜんぶアドリブで手描きであるせいか出来栄えもいろいろ。それで、今回も各1点ずつしかありませんが、白、オレンジ、グリーンなど新しい色が入りました。クリスマスが近くなってくると、花柄が基調の大胆なバティックはおもしろく着れそうです。

Photo_2 チレボンもの

久しぶりに購入したのはチレボン産。大好きなアニマル柄なので、即とびつきました。柄そのものは繊細ではないけれど色合いも柄も今を感じる新風です。カインパンジャンとスレンダンのセットから羽織りもの系(?)の「ループストール」、リバーシブルベスト、巾着スカートが各1枚ずつ。バンダナくらいの大きさの四角いのと、ほんの少しのはぎれが出ただけで全部なくなりました。ただ、布をぎりぎりに使っている関係で柄の向きが不揃いのものが若干あります。お許し下さい。

「ループストール」は腕を通せるように両端を筒状に縫っただけの服。使いみちはいろいろ。小さく畳めるから外出先でさっと羽織れて便利です、きっと。両端の柄を袖口として左右対称になるように残して、スレンダンの真ん中を裄丈に合わせて切り取りました。

この「ループストール」のシリーズは“カシミアニット+チレボンバティックの縁取り”版も今回の◎おすすめです。写真を取り損なっていて恐縮ですが、今回は10色、各1点の1みです。ぜひお早めに!

Photo_4

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