土曜日のチャイ
この頃子供の幼稚園が週6回になって忙しい。月~金はデンパサールのインターナショナル校、土曜は午後からサヌールにある日本人会の補習校。うち、土曜日だけは自分が付き添うことにしています。
2時半に預け、5時にお迎え。そのあいだサヌールのカフェで過ごす。これ、やってみると結構いいです。考えごとにはカフェがもってこい。でも、そのたびにわざわざお茶しに出かけるほどの気持ちのゆとりがない(こういうの、何とか暇なしって言うんだきっと)。土曜日はもうそういうものだ、とスケジュールにしちゃう。で、その週のうちに決めないといけない仕事のいろいろをノートに書き出して、翌週の準備なんかもできちゃう(何て素敵なことでしょう)。その分雑用する時間が減って別の意味で忙しくなるんだけど……。
そして過ごすのがカフェ・バトゥジンバール。注文は決まってチャイばかり。
大振りのポットに入ってくるからたくさん飲める(逆に大概全部は飲めません)、頭がすっきりする味、おまけのクッキーがおいしい、ということも評価が高いが、私にとって大事なのはこの飲み物の一般と異なり“ミルクで煮立てていないこと”。ミルクティーにカルダモン、シナモン、ジンジャーがたっぷり入っているというコンポジション。ええ、インド料理屋の乳で茶葉を煮だしているチャイはほとんど飲めないのです。
ミルクが微妙に苦手な私にとって、これは大事なポイントです。チーズも雪印の三角チーズは大好きだけど(それもパンに載せて焼いたものだったら)、フランスから空輸みたいなのはほとんど駄目でオランダ産チーズはOK。北海道産牛乳のたぐい、生乳ヨーグルト、ニュージーランド産アイスクリームみたいなのは駄目なのに洋酒がほんのり効いた生クリームは◎。分かる人にはわかると思います。ミルク系の微妙な違い。バリにいてドリアンに近づけないでいる私ですから。 あぁ、それにしてもこのチャイの不思議なおいしさはそれだけじゃないんでしょうけれど!
先日UBUDのヨガスタジオのカフェ「KAFE」で、もひとつハマった飲み物があります。アロエヴェラ・ソーダ。アロエヴェラとレモン、ショウガ、蜂蜜、ミントなどが入った冷たくないジュース。これに焼きたてマフィンを頼んだら、旨すぎ! こっちはお代わり必須。しかしヨガが終わったあとにお茶できるということはめったに無いのだなぁ。