リサイクル生地の足拭き
7月の帰国では、荷物があまりなかったので久しぶりにちょっと嵩張るものをおみやげに。
これ、足拭きマットです。
私必要のあるなしに関わらず、かわいい色のものがあったらつい買っちゃう。バリでは家の中には素足で上がるのが一般的で、このマットは各入り口の必需品。ずーっと前からあるデザインで大きさも大体同じだし、何枚あってもいいからって。でもかわいい色のってそうそうお目にかからないのです。今回のようなこんなカラフルなのはちょっとめっけモノ。
裂き織りのようなつくりでTシャツの残り生地などのリサイクルとも思われ、一般的に白が多くて中に別の色が少し混じっているようなのが多いと思う。
前にうちの主人が言っていたけれど「この種類の足拭きが安くていろんなのがあるのは刑務所内でつくられているから」だって。服役中のひとたちの作業らしい。今でもそうなのかどうか分かりませんが、確かに安いのもポイントのひとつ。
風合い(?)としては、ずっしり重いので洗いにくいけど滑りにくく風で飛ばないのがまさに足拭き向き!(これが別の素材になったらきっと違ってくるのでしょう)。あ、あと、犬がかじってもなかなか破れないのも助かってます。
この裂き織りみたいなタイプのほか、生地でつくった縄で渦巻き状に巻かれたものや、生地にたくさん切り込みを入れてフリンジが表にぽわぽわ出ているタイプのもありますが、洗って何度も使うものとしては写真のこのタイプがいいのです。
むかし祖母が破れたストッキングを集めて、ルームシューズといいますか室内用のぞうりをつくっていました。祖母はそれこそ“ものを捨てないこと”と“何でもつくっちゃう”にかけては凄かった。ええと、それで思い出したのですが、この大きめの裂き織り、ふつうの残り生地でもいいのだけどTシャツ地しかりストレッチ性のある生地でつくると足元につかうにちょうどいい強さが得られるようです。ふむふむ。
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コメント
こんにちは、お久しぶりです!いつも楽しく読ませていただいています。自分も制作を頑張ろう!という気持ちになります。
今は日本なのですね?奈良に寄る時間があれば、寄ってください。
投稿: 奈良のカナエです | 2007年8月 7日 (火) 17時41分