きょうはコライユへ
相変わらずのお天気ですねー。
まずはお詫びです。7月10日に入れた『ムンクの怖いお面』という題のブログを手違いで消してしまいました。バリのアートフェスティバルへ行ったときのことを書いたのだけど、その冒頭に「今回の帰国中(7月10〜22日)は日記的にいろいろ書いてみようと思います」とか何とかこっそり誓いを立てておりました。18日から3日間のIFFという催しに参加するための短期&単身帰国。そんな訳でご覧いただく方には私の都合で文字ばかりがズラズラ、恐縮です。が、どうぞよろしくお願いします。
さて、きょうは仕事を早めに切り上げてコライユへ。マニス作品展30回記念のときにすばらしいお料理をつくってくださった料理研究家の近藤先生と私の小学校時代からのお友達靖子ちゃんが主宰する事務所です。マニスの事務所から歩いてすぐのところにあって(この前パンプキンパンが届いたように)日本にいるあいだは大した用がなくてもちょくちょく遊びに行っちゃう。
そのコライユの中はギャラリースペースもあるけれど、さながら食品やお料理の実験室のようなところ。いろんな雑談をしながらいろんな食べものを見せてもらえるの。きょうは「頭がはっきりするサプリ」。この前は確かはんぺん。はんぺんのことを話しながら、大豆のお菓子やエスニックな調味料、足あとの形のおせんべいやら、山椒を使ったデザートやら、次々と出てくるのです。
それも楽しさのひとつだけど、何といっても自称「運命共同体」というふたりの掛け合いが面白くて。ふたりとも全然違う性格ながら同じくらいに真面目だからシビアな話もどんどん出るけど、うまい具合につっこみが入る。帰る場所(家庭)はそれぞれあるけどライフワークを通してどこへ行くのもほとんど一緒らしい。その姿が、いいなぁ。駆け引きとかがなくてお互いに本音で仲がいい。女性なのだけど、まるで男性同士の腹を割ったふたり、みたいに思えてくるんです。
近所にステキなカフェがいっぱいあるのにほとんど足が向かないのは、その前にコライユがあるからかな、と思います。ひとが食べるものを真剣に考え続けていて本音で仲がいいなんて、最高です。
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