バリではパン派です
皆さんの朝ごはんはゴハンですか? パンですか?
燃費が悪いというか、ごはんを食べないと力が出ない、頭もぜんぜん働かない。だから私は食欲があろうとなかろうと、朝食べないということはほぼないに等しいのです。
で、日本に戻っているときは朝はゴハン。帰国中はしっかり食べないと忙しい午前中持たないからというのが理由のひとつ。それと、納豆やジャコや漬物を少しでもたくさん食べたいから!
バリではほとんどパンばかり。同じ敷地内でほとんど1日過ごすせいか朝は軽くても心配なし。
うむ。しかし、それはそれなのだ。
バリでパンばかり食べているのは、それとは別。パンが安くておいしいいからという理由がいちばんかも。
実は、青山アンデルセン、神戸屋他デパ地下などなどのパンには最近あまり感動しなくなりました。オーガニック系のパンも、ちと違う。元町のウチキパンみたいなタイプ。ああいうぼってりと重さがあって、何のパンなのか一口で分かるようなシンプルなのがこのところおいしく思える。
バリでは少し前までパンというと「バンガローの朝食に出される真っ白くてぽそぽそしてて妙に甘い食パンしかない」、みたいな感じでした。なのに見回せば、今は欧米系、架橋系、日系、いろいろなタイプのベーカリーがいっぱい。私のような食い意地の張っている者にとって「生きている間に少しでもたくさんパンを食べておきたい」と思わせるに十分な……(もちろんひとり言)。
“BREAD TALK”は、ほんとうにいつもすごい売れ行きです。シンガポール出身でバリにも進出してきたらしいのだけど、先日行ったら袋にインドやらマレーシア、タイなど含め「100店舗達成!」とある。恐れ入りました。でも、ここのパンは確かにかなりおいしくて、また買いたい、人にもあげたい、という気持ちになります。ポイントとして、あまりハズレない、どれも満遍なく高得点。チーズがどっさり練りこまれた食パン、大振りでジャムをたっぷりつかったマフィン、チョコレートが惜しげもなくかけられたクロワッサンなどなど。はい。まずはダイエットのことなど一切忘れる必要があります。
どっさり買ってフリーザーにストック。きょうはどれを食べようかな~、と迷う。最高の幸せ。備えあれば憂いなし。
最近UBUDにお店ができた“KUE”というケーキ屋さんのパンも人気。PIZZA BAGUSの土曜日のオーガニック市場でも売っていて自然志向派の欧米人に人気があるもよう。こちらは甘さ、油分はかなり控えめで確かにヘルシーな感じ。私たちは物足りないのでそれにたっぷりバター&ジャムってことになるんですが。とくにどっしり重たいイングリッシュマフィンに傾倒しています。
流行とは関係なく以前からずっとハマっているのがなんとmakroのパン。業務用サイズで売られているティッシュやお米、調味料、ジュース類を主に買いに行く超巨大な体育館のような店(家電、衣料、雑貨、と何でも揃って野菜・果物・肉・魚のコーナーは量り売りで便利)のです。ベーカリーコーナーで売られているパンはお察しの通りたいそう大振りで、艶やかなこと! ついトロリーにひょいひょいと入れちゃう。このようなところで売っているパンなんて絶対超ケミカル(書ききれないくらいの添加物含と見るべき)と分かってはいても。
とくに厚切りのコッペパンみたいなのにバタークリームが挟んであるやつ。売られている時から自らの重さでつぶれかかっているし、むしろナマ焼けなんじゃないかって思うくらいのネチョネチョ感が普通。でも何なのでしょう、このクリームの変な味とパン生地のナマな感じは。これって絶対、ジャンク! いつも無添加ばかりのごはんに物足りないうちの主人と子供が買った先から袋を開けて食べますもの。ええ、私も。家に帰るまでに半分になっているのが普通で。
このほか新参、トレンドの「潰して食べる」パンがあり、日系パン屋のアンパンのしみじみとした小ぶりなおいしさあり、インターナショナル系スーパーのシンプルなブリオッシュもあって、今のところ結構食べるに忙しい。季節が来ればマンゴジャムもつくるから、尚のこと。
あぁ、もう、パンのこととなるととても書ききれません。続きはまた今度。
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