世の中、GWです。
バリから、生地屋さんとパターン担当のきくよさんに「ぜひその前にお願いしますぅ」と拝んでおりました。近頃ますます国産生地が多くなり、それに伴いパターンの数も増やす方向に。
しかし、その荷物もまもなく届くもよう。皆さん、まことにご協力ありがとうございます。今週末を挟んで、バリの私たちは1年でも一等忙しい時期を迎えます。でも、これは6月の作品展向けの準備なのです。
その前に。もうお手元にDMが届いているかと思いますが、GWが終わって次の週末はマニスのミニ作品展があるのです。
昨年は私たちバリ部の引越しがあったりいろいろで、5月の作品展をしませんでしたが、今年はまたやりますよー。
ソレイアードのきれいなブルーのプリント地を中心に、しかし色目はかなり抑え目。その分、素材の良さと服のかたちを見ていただけたらさいわいです。
素材は綿と麻のコンポジションをテーマに集めました。最近は麻がもっぱらトレンドのようですが、麻が100%のごわごわ、ゆらゆらした感じと違って少し綿が加わった感じもいいのです。綿麻といっても糸や織り方でいろいろなのですが、今回は浜松にある木綿屋さんと琵琶湖の近く滋賀の麻屋さんにそれぞれ「綿&麻」でつくってもらった生地が中心。同じ組成でもこんなに風合いが違うんだー、と改めて思いました。それと、天然素材のもつちから。着て気持ちよい感じ、目立たないけれど自然でやさしい感じっていうのがいいなぁ、と。
都心の夏はエアコンの冷風とその室外機が吐き出す温度と湿度。それだけで体力もずいぶん消耗する気がします。着心地については、今後ももっともっと考えて生きたいと思っています。
冒頭にも書きましたが、素材がうんとシンプルになって、そうするとフォームにこだわりたくなるのです(それで、きくよさんが大忙しというわけ)。でも、それだけだとまだ何か……。と言うわけで、今回はアクセを少々つくりました。バッグが“残布からつくる=リサイクル”なので、アクセも少し前のボタンをリサイクル。というか、ふと思いつきでチャイナボタンのループをつなげたり、いろいろ試作。を、しているうちに、いつしか止まらなくなっちゃいました。内容&価格未定ですがまもなくお目見えします(まだ海のものとも山のものとも!)。
今回の会場は恵比寿と広尾の間にある新しいギャラリーです。恵比寿駅でいちばん目立たない東口という出口を出て、信号を渡ってまっすぐ。徒歩7~10分ほどのところ。入り口がちょっと分かりにくいかも知れません。ガラス屋さんの建物の地下なのですが、ガラス屋さんが見つかったら、建物正面から見て左側の路地へ。建物の左側面に入り口があります。といって、わたしは今回は不参加なのです。残念ながら。白くてきれいな空間、とのことで、ずっごく気になるんですけれど!
遠回りルートですがガーデンプレイス、日仏会館経由(例のフレンチです)のアクセスもおすすめです。
さて、立方体に紙で包んであるものが今回のおみやげです。
中身は、ジャワティー。
パッケージのかわいさに、いわばジャケ買いしたのですが久しぶりにアタリました。かかりつけの小児科のドクターからもしばしば言われます。「子供が体調を崩したときはにんじん粥と潰したじゃがいも、ゆで卵、リンゴとバナナ、ティーバッグじゃない葉っぱのままのジャワティー。薬はその次よ」、と。日本で私がお世話になっている仙骨整体の先生もこのお茶はいい! と気に入られたようです。体に良さそうなのは何よりですが、とにかくすっきりと飲みやすい。
久しぶりにおみやげにしたくなるものがあって、嬉しいナァ。
作品展会場にてお配りします。数に限りがありますのでお早めに~。