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2007年4月16日 (月)

≪その1≫バリのプレイグループ

昨年から、帰国するときは毎回子連れです。

子供が小さかったときは2、3週間ならバリで主人に預かってもらえていたのですが、3歳になってからはいろいろあって。バリと日本の二重生活。子供にとってもかれこれ1年、ようやく慣れつつあります。

日本のいいところとバリのいいところをそれぞれ好きな子供は、日本に行きたがり、バリに帰りたがる。羨ましいことです。荷造りや不在中の段取りを組んだりするのに毎度億劫な私は、日本に帰りたくなく、バリに戻りたくないんですもの。

あるバリ在住の日本の人が言ってましたっけ。「バリ人の寛容さと日本人の勤勉さを教えられた子なら将来どこの国へ行っても通用する」って。言葉どおりなら確かにそうかもしれません。そうなったらいいなぁ、と思います。でも、バリの寛容さってイコール甘さですからなぁ。私がいくら厳しくしたとしても私以外の全員が彼に甘いのですから。1人っ子だし、男子が優遇される風習というのもあるし……。勤勉さはきっと無理でも、まぁ、寛容さだけは身につく事でしょう。

なけなしの努力として、つい最近までは子守兼家事を二人頼んでいたのですが、思い切って辞めてもらいました。「親と違って叱れない大人」だと分かると子供がエバってしまうのです。お蔭様で今は家事の大半と子育てが自分に回ってきちゃいました~。

さて、今うちの子供はバリではインターナショナル系プレイグループ(2~4歳向け)に週3回通っています。前は近所のバリ人系PGに週3回、インターナショナル系週2回にしていましたが、ローカル系の方は辞めました。設備が整っていて質のいいプレイグループというとやはり市街地エリアにあるので、車で片道1時間の道のり。うちはバイクしかないので、運転と後ろで子供を支えるために二人必要。朝連れて行って、午後迎えに行く。1日に二人で2往復ということはのべ8時間。お天気にも左右されるし、ひとりの子供になかなか大変なことです。というか、頼める人手があるからいいものの自分だけではとても通わせられません。

大変なのだけど、かれこれ3年近く通ってその甲斐もありました。基本的に英語、分からないときにはインドネシア語。欧米系の子供が半分以上なので英語が分かる子との差がちょっと辛い時期もありましたが、最近ようやく英語でも会話もできるようになってきて得意になっています。いろんな国籍の子供たちと垣根なく付き合うことも身についてきて、有難いことです。せっかくバリにいるのだから、勉強が遅れたりすることはあってもコミュニケーション力はつけてもらいたいですから。

行きたくない、家に帰りたい、と泣くこともどれだけあったか、と思うけれど、子供って成長するものですね。

明日からまた新学期。欧米式なのでこれからの4~7月が3学期です。3月に帰国していた後に休暇期が重なって、子供はもううずうずしています。

今回のお話は少し長いので、続きは明日配信します。

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