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2006年12月 9日 (土)

寒さについてひとりごと

きょうは銀座三越での作品展、5日目でした。冷たい雨が一日中降っていたのに銀座は人でいっぱい。寒さに弱い私は自分たちの作品展だから定時にバスに乗って向かったものの、そうじゃなかったらかなりの割合で“キャンセル”してただろうなぁ……。

この時期バリから日本へ来ると気候のギャップが激しいのです。南半球のバリは今が酷暑期で午前中からごくごく水を飲んでしまう日々。まぁ、幸いにして今回日本がまだそれほど寒くないのでよかったのですが、この時期に日本に来ると、まず、1回は風邪をこじらせる。今年は3月に帰国したときに雪まで降る寒さだったので、そのときには声が出なくなるくらい重傷でした。高熱が出てしまった日がちょうど作品展開催中でしかもパターンブックの出版記念パーティーの日で。つくづく「私は本番に弱いなぁ」って思いましたです。

もうひとつ寒さで恐れているのが痒み。薬局の人によれば老人性かさかさ症と呼ばれているものらしい。老人性…というよりも、年がら年中毛穴が開きっぱなしの生活をしていて急に寒い所へ来ると、毛穴がザワザワと閉じてそこが痒くなってくるというものらしい。蚊に刺されるようなスポット的な痒みと違って、一度掻くとさらに痒くなって痒さがほかに広がっていったりするから厄介なのです。そのことを以前アフリカで暮らしていた知り合いに言うと「僕なんか帰国してから何年もたっているけれど、冬になるといまだに痒くなるもん。毛穴が暑さの方に慣れちゃったままみたいで」って。ちなみに冬の日本からバリへ戻るとムズムズっと毛穴が開くのが分かります(本当です!)。

今回はもうひとつ発見(?)がありました。

うちの子供なんですが、日本に来た興奮も醒め寒さや人ごみやテレビ番組の内容などおおよそのことに順応し始めた今週から、実によく眠る。それまでは夜11時ごろまでちっとも眠くならなかったのに最近は7時とか8時に眠っちゃう。そしてかなり物音を立てても揺すって起こしたりしなければ朝9時ごろまで眠りっぱなし。暗くなるのが早いせいもあるかもしれないけれど、寒さって眠気を誘うものなのだなぁ。毛穴が開きっぱなしのところから来ると、俄然眠る。ま、彼が大好きな昆虫も今は土の中。動物たちも冬眠中ですからね。本人もいっぱい眠っていたってよいのですきっと。

さて、作品展。あと2日です。まだの方、是非お運びください。大分サイズ切れもありますがいいものがまだいろいろありますよ~。

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