ナスの食べ方

自分のなかでナスがオーケーになったのは、このどことなく改良が進んだことだけではないかも知れない。少し前に見た料理の本(根元きこさんのだったと思う)でナスの揚げたのが出ていて、「そうか、揚げたらいいのかも」、って開眼したのです。で、とにかく素揚げしてから味つけすると、あらっ。大振りで皮が堅くてアクの強いバリのナスだってちゃんとおいしい! よく火を通したのをなるべくしっかりアブラを切って使う。揚げると味も色も良いし(私、ナスの色が好きなもので)、皮ごとでもオーケー。
つゆの素を割って少し塩とはちみつを加えて煮立てたものをからめる揚げだし風やら、にんにくを炒めてチリソースかお酢をちょっと加えて塩、砂糖、お酒という感じのソースやら。にんにくとひき肉とトマトを炒めたものとさっと混ぜたりもする。とにかく揚げさえすれば!
きっと、ナスってアブラとの相性がいいのだと思う。スポンジみたいな身にアブラがジュワ~っとしみ込んでおいしくなるのだと思う(ひとりごと)。いろんなかたちに育ったナス(ちなみにCとかJとか、ごくまれに2回ねじれてSなのも…)が今も手に入ったら、とにかくそれも揚げてみるべし。しかしやっぱり日本の味噌汁に入ったのとか網焼きにショウガ乗せたのがしばしば恋しくなります。
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