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2006年10月 5日 (木)

おしゃれな船に乗りました

Photo_10_1東京からバリへ移動して数日経ちました。まだまだ片付けものも終わらないし次の仕事にもぜんぜん手がついていません(汗!)。でもきょうは作品展後の日曜日に行った山下公園のことを書きますよ。

東横線が「元町中華街」へ特急で乗り入れるようになって以来何て便利になったんでしょう。神奈川で暮らしていた子供の頃、元町と中華街は片道2時間以上。遠かった。大人になってからはお世話になっている占いの先生が元町にいるし、母が一時ポンパドゥールの裏のマンションを借りていたりして遠いと思いつつ(都心からもやっぱり2時間弱)よく行ったものです。京浜東北線の駅に降り立つといつも空気も違うように感じて。今は1時間もかからない。便利になった途端、あまり行くことがなくなっちゃったというのも因果なことです。はい。

Photo_5さて。今回久しぶりにそこへ行ったのは他でもない、バリ育ちのうちの子供が船に乗りたいというので。わたしたち、すっかり観光客、オノボリサンです。東京水上バスや屋形船でもよかったんだけど、せっかくだから大きいのに乗ろうって。山下公園から出ているマリーンルージュというクルーザーに乗りました。氷川丸のすぐそばから出ていて、横浜港を1時間くらい周遊するシンプルな船。中にかなりちゃんとしたレストランがあって、売店や自販機が無いというのがたいへん好もしい。乗っているお客さんも手ぶらの人が多く、若いカップルよりカジュアルでいいものを身につけた山の手の大人みたいなひとが結構いて。ヨーロッパのいいところにちょっと似てて、すてきー。

Photo_6_0東京湾埋め立て地区は無理やりつくった海岸なんかが白々しいが、横浜はさすが歴史。停泊している船の種類も楽しいし、自然とそうなった色彩や造型が美しい。

半分ガイジンのうちの子供はカルチャーショック。デッキの手すりにしがみつき船というものにいたく感激していたもよう(降りてからもう一回乗りたい!!!と大変だった)。日本育ちの私だって、これは何度でもいいなぁって。でもお腹も空いたし中華街へも行かなくっちゃ。エビがおいしい飲茶のお店へ。中華街では、10年くらい前に台湾で大流行していたブラックタピオカのミルクティーがたくさん売られていた。もうご存知ですよね。太いストローでタピオカゼリーをずるっと吸い込むのがおもしろい飲みもの。このストローと、パンダの専門店と、エビの蒸餃子にそれぞれハマった子供はやっと船にもう一回乗るのを諦めてくれまして。私は前は大好きだった食材屋さんは今回は滞在期間も短いからってパスして、それから元町のチャーミングセールをちょっと見ました。

子供の足で歩きまわれるこの三角地帯は、本当に昔からあまり変わることなく。流行ったり廃れたりせず、ずっと同じものが同じところにある。懐かしくて嬉しくて安心させられます。それに、いつ行っても楽しいの。すごいことです。

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