作品展がはじまりました。
きょうから作品展がはじまりました。
今回の会場は外苑前の銀杏並木の真ん前。とっても眺めがいいのです。きょうは搬入を待つ間、子供を連れてちょっとだけお散歩を。銀杏並木のトンネルを歩きました。
バリでは田んぼや雑木林に囲まれているせいか、子供は緑には敏感のようで、うれしさ全開。大きな木にしがみついて登ろうとしたり、ちょっとした草むらに飛び込んで寝転んだり。勢い余ってかぶっていた帽子を投げたらそれが大きなグラウンドの中に入ってしまった。バリでだったらそこらに枝でも棒でも落ちているからいいのだけれど、きれーいに掃除が行き届いている外苑の並木道では何もなくて。
帽子はかなりお気に入りのもの。柵を乗り越えようかと試してみたけれど、やるまでもなく無力。だって柵に「よじ登ったりしないでください」みたく書かれているくらいだもの。微妙に登れないようなつくりになっていて。そしてグラウンドの入り口はひと駅先とも思えるくらい遠い……。
手を延ばしてさらに50センチくらい先に落ちている白い帽子をどうやって取るか。やっぱりちょっと長い棒が必要なのでした。それであちこち探して、木の根っこのところの地面から浮き出しているようなのを引っ張って引っこ抜いて、そうしたらちょうどいい長さのが。走っていって柵越しにその根っこの棒で帽子を引っ掛けて、あっ取れた! こっちは冷や汗モノでしたが、子供は「フィッシング(釣り)」みたいにこれまた喜んで。
……こんなことをやって我を忘れていた訳ではありません。が、その後午後3時からの作品展開場時間まではやっぱり相当慌てました。慌てたけれど、白い帽子を取り返せて良かったのです。だって、やっぱりとってもお気に入りのものだから。そんなわけで関係者の皆さんには少々ご迷惑おかけしました。
明日は作品展第30回目の記念のパーティーもあります。
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