2017年11月11日 (土)

作品展終了しました

少しだけ雨も降りましたが、

穏やかな3連休。

今回もたくさんの皆さまに来て頂くことが出来ました。
本当にありがとうございました。

こちらの写真は、東京に搬出する直前のtokoです。

ソンケットはほぼ全部旅立ちました。
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シェットランドウールの服、トゥバンバティックも、残りわずかに。

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作品展会場ではちゃんとした写真が取れませんでして(今回も)、

以下は神楽坂の写真です。

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気が付いたら夜……。

初日の夕方は試着舞台が盛り上がりました!
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ワインも人気。

コーヒーは2日目と3日目に試飲していただきましたが、

初日にもバリスタがいたらよかったです。

何か、こんな写真しかなくてすみません。

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今回も、お会計には諸山朝子さんが。

平塚から都内のお嬢さんのところに泊まり込みで

設営から撤去までフルでお手伝いいただきました。

神楽坂でサロンをしているさとこさんには、設営&撤去のお手伝いと

急な思い付きで
2日目に10分お試し施術コーナーをお願いしたら、とても人気でした。

全部で14人も受けられたんですよ!おかげで私は受けられませんでしたがw

金澤博さんと高橋哲也さんも川越からお手伝いと応援に来てくださいました。

ほか、お客様の皆様からもいろいろ手伝っていただいてしまって、

本当にありがとうございました。

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京都から荷物を送って、一人東京へ向かうも、
沢山の皆さまに支えられて、作品展66回目、終了いたしました。
次回は来年5月です。

また皆さまにお目にかかれることを楽しみにして、来週バリへ帰ります!

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2017年10月31日 (火)

まめしんぶん2017秋冬3

ベーシックウールのシリーズ

【シェットランドウールリネン&コットンジャージー】

毎年使っているシェットランドウール。

今回は、裏面にコットンを接結したジャージータイプがおすすめです。

写真右のカットソー(DMにも写真を入れています)は、

普通のミシンで、伸びすぎないように調節しながら

伸縮性のある糸を使って縫っています。

ゆるやかなAラインでポケットのないシンプルな「クメールシャツ」は。

今回はLサイズもあります。

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こちらのフード付き「テントパーカ」も接結ジャージーです。

ポケットなど一部に同色の布帛を使い、丁寧にシングルコートの仕立てをしています。

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【シェットランドウールリネンツイル&バリシャンブレー】
硬さがあるシェットランドウールの定番生地に、上のジャージーのもけもけした耳を

パイピングにつかっています。

同じ色の別仕様(ニットと布帛)をアレンジしてありそうで結構ないかもしれない

カーディガン風ジャケット。

ポケットもリブジャージー。

ロング丈のコート風(マオコート)もつくっています。

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【シェットランドウールツイル&ナチュラルウォッシュリネン】
シェットランドウール100%の贅沢な表地、
裏に肌触りの良い良質なリネン生地をつかって二重縫いしています。

前中心のたんざく部分に、生地の耳を使って、アクセントに。
たっぷりとした分量ながら軽く暖かくはおれます。
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【ウールコットンリネンソフトデニム】

今回の新型、「ラオ・パンツ」は、

タイパンツのようなカッティングで股上が深いのがポイント。

履き方は、ひも結びがある前のギャザー分を全部後ろに寄せて、

前をスッキリ、うしろをタップリ、

が、おすすめですが、前後逆に履くこともできます。

(あいにく作品展にこの素材のものが間に合いません。

別素材にてご覧ください。)

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【リネンウールワッシャークロス】

薄くフラットなワッシャータイプ。昨年も使いましたが、

分量のある秋冬服に重宝するので今年も。

このページの一番上の2つの服が並んでいる写真の左側も同じ生地です。

(↑:BIGパンツというとても分量のあるフリーサイズのパンツに

サスペンダー風のストラップを付けました。)

下の写真は、バリシャンブレーや薄手の生地で主に夏物でつくる

「レイヤースカート」というかたちです。

たっぷりタックと裾幅を取って、大人っぽいシルエット。

TOPにきゅっと小さなめなものを着て、丈長を強調して着るのがおすすめです。
(私はポリエステルの山用キルティングジャケットにこの形を着るのが好きです。)

こちらの生地だとさすがに重さもややありますので
サスペンダー風のストラップをつけました。
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同じ生地で、こちらも秋冬ではほとんど作っていない「ロングジプシー」。

薄手のリネンで作るものもきれいに仕上がりますが、

ウール混リネンだと、ちょっとしたアウター風の雰囲気も。

今回のおすすめのひとつです。
(現在リピート制作中ですが、作品展では点数が限られますので

お早めにご覧ください。)

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皆さまにお目にかかれることを楽しみに、
11月3日からの3連休、神楽坂でお待ちしております!

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2017年10月30日 (月)

お知らせ

まめしんぶん3の前に
もうひとつお知らせです。
11月4日(土)、作品展2日目には、
神楽坂でボディチューニング・サロンをされている「ゆりなす」さんが、
会場内でお試しショートコースをやってくださいます。

普段お仕事が忙しい方、

あまり整体やスパに行かれていない方にはとくにおすすめしたい体験です。
揉まない、押さない施術、ゆりなす。
「揺らす」ことと心地の良い圧をかけることで身体の調整をはかります。

以前バリに在住されていたこともあり、癒しのエネルギーも定評があります。
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座・ゆりなす(The yurinasu)
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◆腕微振動ゆらし&背中さすり
10分 1枠 1000円
慢性疲労、凝り、つまり、むくみetc
日頃よくある不調の緩和
瞑想的な感覚でカラダを丁寧に
深く調整したい方にもオススメです。

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シドメンへ

「まめしんぶん」連投を一旦はずれて、

きょうはまめたび(布のはなし)の一日です。

10月になって間もなくのこと。

サンデーオーガニックに久しぶりに顔を出すと、

友人、さちこさんと意外な話に。

「アグン山地域の避難者ね、シドメン(=ソンケット織の産地)からもいるって」

「50年前の噴火の時には、シドメンからヌガラ県(バリ西部)まで

徒歩で疎開した人たちもいて、うちの主人の家系はその一部なの」

「なるほど、ヌガラにもソンケットがあるのは、そのせいかもね。実は、

機を持って避難先からうち(マニスのスタジオ)に来てもらって、

織物やってもらえないかと思ってたところ」

「避難の人たちの様子、知りたい。

親せきの一部がシドメンにいて、確かに織物をやっているよ」

「わお、じゃ、さっそく行こうよ!」

、ってことで、即決まったシドメン行き。

さちこさんの親せきの人に案内をお願いして、山奥の村を訪ねました。

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避難勧告が出て以来、不思議と見えなくなっていたアグン山。

いつもは晴れていれば私たちの村からもくっきり見える霊峰です。

火山性微震の回数は減ってきたものの、山が見えない不透明さは

ひとつの心配の種でした。

避難の人たちが気になった事がきっかけになったけれど、

バリの織物のメッカ、シドメンにはかれこれ10年行っていなかったのです。

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画家のウォルター・シュピースが暮らしていた地域。

今もバリの原風景が残る田園地帯。

下の写真は、その中の一軒のお宅です。

これ、何か分かりますか?

ヤシの樹液を採取して、おいしいものをつくっているところ。

この地域の名産でもあります。w


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シドメン地域は日本の山陰のように山、また山。その合間に小さな集落。

色彩の少ない、素材の色だけの民家が多い。


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バリは今やすっかり都市化された思いきや、

昔から変わらない暮らしと時間を送っている地域がこうして。

貧しいのではないのです。

必要なものが少ない暮らしだから、自然の中に根ざした暮らしだから、不安がない。

きっと。そのようなシンプルライフなんじゃないかと思います。

家の一角には、機織り場。

これはソンケットの技法で、

儀式用のサロンの裾に縫い付ける織テープを織っているところ。

聞けば、この糸材料とパターン(模様織りにするため縦糸に織り柄をセットする作業)は

自分でおこなわず、リテーラーからセットにしたものを渡されるのだそう。


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そうですよね、模様織りは、織の作業も複雑ですが、

機に糸をセットするところがかなりの技術だから、一般の人にはなかなか難しい。


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では、どのように「セット」をしているのかを見せてもらいに

車でさらに30分ほどの山奥に。

食堂すら一軒もないような山間の集落で、この複雑な仕事をしていることには

正直驚きました。

こちらは、経糸をセットしているお宅です。

一家の何人かのお嫁さんたちが共同してやっているらしい。

経糸は1300本くらい掛けるらしい。

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竹ひごに色糸で描かれた図案のサンプル(写真のもの)をもとに、

実際の経糸の綜絖に図案が描かれるようにセットをしている家。

難しい技術なので、この地域では二人しかできる人がいないそう。


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この人の頭の中には、

得意の音楽を奏でるように

柄が次にどう進むかが入り込んでいるかのよう。

一見簡単そうに見えますが、そうですね、

確かにガムラン音楽のような、複雑ながら、なめらかな一面を感じます。

山奥でこの技術。

聞いてみると、この地域は50年前のアグン山噴火の際には被害を受けず、

昔からソンケットを織っているのだそう。


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インドなら貴族のお抱え職人のような立場でしょうけれど、

なんてのんびりとして見えるのでしょうか。

お訪ねすると、裸族のおばあちゃんが、今マンディ(川での洗濯)に行ってるから、

ちょっと呼んでくるね、って。

バリ人のすごいところのひとつは、これです。

高度な技術が、比較的ふつうに、もったいをつけずに存在している。

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街から糸を仕入れ、柄や配色を決め、それぞれの分業を手配するリテーラーさんの家。

昨年マニスがスカートに使ったソンケットの写真を見せると、

ひとつずつの柄に名前がついているようで、

あぁ、これはもう10年くらい前によく作ったものだわ、とか、

これはうちでもやっている柄だよ、とか、

これはこれでまた奥深い。

ソンケットはともかく、分業というギルドで成り立っていることが一つの特徴だと思う。

以前聞いた話で、

西陣や京友禅が厳しいのは、糸屋、織屋、染屋、などなどの
分業が発達した結果だという(1軒がつぶれたら他も全部止まってしまう。)

金沢ではその分一軒ごとに全部の工程をするのが伝統なので、

一軒がつぶれても他は残る、という。

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この山間の村がどのくらい前からソンケットを織っていたのかは不明のままだけれど、

王室とのかかわりが深いことは確かだと思う。

シドメンの近くには昔栄えたクルンクンとゲルゲルの王家があり、

バリアガのダブルイカットを織る地域と近いにもかかわらず、

異国の影響、とくに華僑からの影響が感じられる城塞都市も残っているので

群島国家インドネシアの中であまり多くは見られないソンケットが

ここにあるのも、きっと歴史のなかにしっかり脈絡があるはずです。

金糸銀糸を多用するソンケット、今はカラフルな化学染めが主流のせいか、

こんなに派手なのです。(写真は生地の裏面ですが)


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ハデハデだとマニスでは使えないのですが、布商の一部には

このような私たち好みの配色のものもあります。


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今年もほとんど裁断しないこちらの「イカットスカート」をつくりました。




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最後にキュウリの、写真。

シドメンの近くの市場でなぜか買うはめにあったオマケでした。

無理やり買わされたけど、みずみずしくて美味しかった!


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飛行機に乗らず、両替もせず、

私たちのバリにある布の神秘にワクワクする今。

作品展で、ご覧ください!

さて、振り出しに戻りますが

火山活動による避難の方々は、シドメン地域からはいないようで、

逆にシドメンの集会所に避難している人々が大勢でした。

1日でも早くおうちへ帰りたい人々の願いとともに、

ここまで危機感を、持ちながら

本格的な噴火を免れている山の意思にまずは

深く感謝いたします。

山はたくさんの人々の祈りに応えて、

一生懸命に莫大なエネルギーをほかに分散しているかのようで。

ひと月以上続いた警戒レベル4、昨日避難区域が火口から7.5キロまで、

レベル3に引き下げられたそうです。

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2017年10月29日 (日)

まめしんぶん・2017秋冬2

きょうは京都大雨です。

昨日まで3日間マニス展開催だった熊本は、もう晴れているとの事。

こうしてみると、台風の合間に無事来ることができて本当に良かったです、私。

毎週台風、って寺町通りの皆さんがおっしゃるのでこの次の週末こそ

晴天に恵まれますように!

バリではアグン山の噴火警戒で

14万人もの人たちが1か月に及ぶ避難生活が続いていますが、

今日ご紹介するのは、その火山があるカランガスム県の布です。

バリの布産地カランガスムは長らく、

エンデック呼ばれる横絣(イカット)が多くつくられていましたが、

このところの好景気のせいか

高級なソンケットを婚礼で購入する人も増えているようで

カラフルでセンスの良い布に出会えるようになってきました。


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カランガスム・チェック

昨年から使っているいろいろな配色と柄が楽しい、カランガスムのチェック・サロン。

20年ほど前にロンボク島にこれとよく似た配色の格子がたくさんありましたが、

昔のものは上海木綿のようなもっと地厚な手紡ぎ風でした。

格子柄は白黒の大きなギンガムチェックが

バリでは儀式の時に「守護」的に使われますが、

このカランガスム・チェックと私が勝手に呼んでいるタイプのものは、

それとは違って

色の明るい線(縞)が細く入っているのが特徴です。

ローカルの皆さんはやはり祭事の腰巻によく使っています。


【プリミティブリネンハードクロスダーク&カランガスム産手織チェック】

今回は、まずこちらの「トラベルコート」のライニングに。

黒い硬いリネン生地に、ピッチの違う黒のチェックをいろいろ取り混ぜて。



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【カランガスム産手織チェックコンビネーション】

「二重服」というかたちの袖を両面長袖にして、

袖口にいろいろな配色が見えるようにしました。

2枚の長袖が裾で縫い合わされているようなかたちで、

リバーシブルではありませんがひっくり返して逆面を着ることができます。


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配色がいろいろあって、楽しめます。

こちらはパープル系。
Img_1976_1800x1800オレンジ系は細かいイカット柄とギンガムチェックのコンビです。

タイのマットミーシルクのような古風なタイプのイカット柄が新鮮です。

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ソンケットのスカート、再び

昨年同じスカートをつくりました。

今回は産地の織元を訪ね、ソンケットの複雑な技法に驚きながら

仕立てました。


【バリ・シドメン産シルクコットンソンケット&国産キュプラ】

今回のソンケットは、シルクコットン糸とのことで布のお値段がさらに高いので、

裏地を手元にあったキュプラにして昨年と同じ販売価格としました。

カランガスム県のシドメンという集落は、エンデックも盛んですが

ソンケットのメッカでもあります。

「イカットスカート」と呼んでいるこのスカートは、サイドの開きが編上げ式の紐使い。

紐の先にカラフルなクルミボタンを縫い付けています。

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こげ茶色に赤、ピンクの紋織り柄がおしゃれ。

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アンティーク調の落ち着いた赤茶色。

このほか、ティーグリーンのような色のものがあります。


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パーニュのシリーズ

マリなど西アフリカのサロン布、パーニュ(アフリカンバティック)。

日傘、バッグ地などで多用されていますので皆さまもご存じのはず。

真夏にピッタリな鮮やかな配色を、あえて冬物に取り込みました。

私は個人的に大好きで風呂敷やスカートなどいくつか持っているのですが、

布として今回やっと購入できたので、初マニス。

【シェットランドウールリネンツイル&オランダ産パーニュ(バティック)】

アフリカンバティックの産地がなぜオランダなのかは、

今回の素材説明に少し書きましたが、

実際は分からないままなのです。

どなたかご存知の方、ぜひ教えてください。

こちらの「マオジャケット」は、着てしまうと中が全く見えません。

脱いだ時、キラリとパーニュが光ります。(笑)


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スカート、パンツもつくりました。

こんな風に上下で着たら、ウールの季節に楽しいと思うんです。

いかがでしょうか?

この「レイヤースカートショート」は、2配色ありますが、

こちらはパーツの一部に反転の配色(丸い輪がブルー)をつかっているのが

遠目からおもしろいデザインになりました。


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まめしんぶん、この後、もう1本投稿しますが、

その前にソンケット産地のシドメン村の「まめたび」が入ります。

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2017年10月28日 (土)

まめしんぶん・2017秋冬1

台風と台風の間の、ここちよい晴れ間の昨日、日本に戻ってきました。

皆さま、

いよいよ、作品展が近づいてまいりました。

予定とちょっと順番を入れ替えて、先にまめしんぶんスタートです。
Syashinmen
ご案内状がまだの方、ご入用の方は至急お知らせください。
info@ateliermanis.com
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Tenunのシリーズ

【トゥバン産手紡ぎコットン(Tenun)】
先のブログでいろいろ写真を入れております、
ジャワ島部、Tubanでつくられている手紡ぎコットン、手織りの無地布「Tenun」。

同じ地域で栽培しているカパス(=コットン)。手作業で種を取り、

糸車にかけて撚りを入れて

ゆっくりゆっくり。

織り腰機のせいもあるかもしれませんが、

かなりしっかり米粉の汁を使っているので

無地染めしているこちらは、かなり色のムラがあります。
仕立て前に2回、普通の洗剤で洗っていますが、

お家でのお洗濯はなるべく
中性洗剤であまり頻繁でなく、をおすすめします。

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前の開きをスナップづかいにして、リボンタイをつけた「シュミゼ」。

腰機の生地幅(通常の生地の半分くらいなのです)を無駄なくつかうために、

生地同士を先にはぎ合わせています。

袖が細めなのでこの上にたっぷりめのコートが着れます。

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写真の色がちょっとぼけてしまいましたが、濃紺のような色です。

「ブーツパンツ」と呼んでいる裾幅があるややローウエストなパンツ。

丈夫にしっかりと履けるよう、バリシャンブレーと二重縫いしています。

柔らかでしっかりとした仕上がり。

足元にあたたかいものを重ねて履きたいときにぴったりのボトムだと思います。

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上と同じくバリシャンブレーとの二重縫いで、

久しぶりに「サルエル・パンツ」も縫いました。

ウールとの相性がよさそうな秋色の茶色がおすすめです。

(茶・紺の2配色です。)

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同じバリシャンブレーとの組み合わせで、フードつきの

スリムなジャケット。

「ロングパーカ」と呼んでいる、ニット向けにつくっていたデザインを

リベンジしました。

たまたま揃った3色。ブルー、グリーン、ダークピンクがあります。
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ナチュラルダイ・バティック


【トゥバン産草木染手描きバティック】

カイン・トラディショナル。

王室などのオフィシャル御用達の、伝統的なジャワバティック柄ですが、

本場のジョグジャ、ソロにもこのタイプがあるのかどうか。
薄手キャンバスのような少々地厚なコットンに手描きされ、天然染めされている。

こんな丁寧なバティックが今も作られているトゥバン、素晴らしいです。

こちらのサスペンダー風ストラップ付きの「BIGパンツ」は、

1点ずつ柄が異なります。

ウールに合わせて着る、冬のバティック。

伝統色の深い色が寒い季節の光に映えてきます。
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下のスカートは、

前が四角、後ろが台形という非常にシンプルなパターン「三角スカート」。

写真は真横から撮っています。

両端が無地の1.3mほどの小さなピースを先に長くはぎ合わせ、

成り行きで裁断していますので

柄の出方が1点ずつだいぶ異なります。

裏面に黒のリネン生地を使いすべりの良いリバーシブル仕立て。
(リバーシブルなので一応裏表着ることができます。)

前後逆で着ることももちろんできます。

、という、単純デザインに、波のような鱗のような深いインディゴ染めの柄が映えます。

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ストライプの手描きバティックは、
縦向き、横向きで変化を付けて「ツイストパンツ」に。

このパンツが右パーツと左パーツによってできていることが、

より分かりやすい仕上がりになりました(笑)。

こちらも二重縫いしてしっかりした仕上がりです。
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トピックスです。

Tenunの生成りをうっかり蛍光剤入りの洗剤で洗ったら、

部分的に漂白されてしまったので、

YUKAさんにバティックをお願いすることに。

ジョグジャ風の迷路のようなムスリム柄をマクロに大きく拡大して、こんな大胆な柄に。

大きな柄ですが、生地の性質と柄の特性上、手描きバティックとなりました。

そんなわけで、とても贅沢なオリジナル。
そして成り行き上、こちらは1点のみです。(!)


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次の台風の影響で、京都は静かに雨が続いています。

「まめしんぶん」、近日中に続きを入れます。



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2017年10月23日 (月)

9月のバリ(2017)

皆さま、台風はいかがなものでしょうか。

被害に遭われた方にはつつしんでお見舞い申し上げます。

先週は関東でも積雪、と聞きました。

雪の後に台風だなんて、ほんとうに激しい天候ですね。

わたしもそろそろ作品展の服の最終検品に取り掛かるところです。

きょうは、これまた遡って

9月のつれづれ。さっそく、まいります!

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某日。

コーラス部の発表会につかう譜面カバーを、手すきのバナナペーパーでつくろう、ということになり、

材料をマニス・スタジオに持ち込んで、コーラスのメンバーが集まりました。

ん?どこかで見たことのある人、いますねぇ。w

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Nさんのバナナペーパーと、タイの花びら入りの手すき紙を使って。

豪華な譜面カバーができました。

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あぁ、やっぱり、あの人ですねぇ。

金澤さんたちに同行して、6年ぶりのバリです。
ランチはワルン・ハナからおいしいものをいろいろお取り寄せ。
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そして金澤さんのコンサート(プラスおまけでいれていただいたコーラス部発表会)
思いのほかたくさんのお客様で最後は申し込み締め切りになりました。
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バリに住んでいても、こんな風にたくさんのお友達といろいろ楽しいことができる。
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某日。
コンサート&発表会の前日、忙しいさなかにがんばってディナーを予約してみた。

Eさんの早めのバースデーやりました。
地産地消のコンセプト「Locabore」がプロデュースする
デウィシタ通り3件目のレストラン、「Nusantara」に行ってみました。
群島国家インドネシアの幅広い料理を味わえるというコンセプト。
サービスで出てくる突出しはさまざまな味付けが少しずつ試せて、おもしろい。
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UBUDにしては珍しいタイプのエアコン空間。
ちょいと高級なので、次回はまた誰と来ましょうか。w
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某日。
Eさんうちに滞在中。
ぼーっと過ごすのがとても上手なので、ついつい用事を頼んでしまう。
この日は肉じゃがつくってもらいました。
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某日。
Eさん誘うも、行かないというので、w
ひとりクルンクン方面の布の買い出しに。
この日あたりから火山性微振動が体感され、ぼんやりしていたら火口に近いカランガスムの布は買えなくなるかもしれないと急ぐ。
今年のカランガスム・チェックは、こんなに鮮やか。
アソートして、配色の楽しさを生かします。
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某日。
やっとTubanのバティックの裁断に取り掛かり、リバーシブル仕立ての裾上げを。
1点ごとにこうして丈を整える作業はなりゆきでやるとまたゆがむ。
表と裏をまっすぐなラインで結ぶようにする必要があります。
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某日。
Eさん無事帰国後、火山の活動がますます活発化。

ついに警戒レベルが最高の4になり、週明けは子供の学校でも、
休んで自宅待機する子や、家族でジャワに避難した子もいて、急にものものしくなる。
火口から12キロ圏内の住民は避難させられて、
あちこちの集会所は1週間ほどの間に14万人もの避難の人たちでいっぱいに。
私たちのUBUDはアグン山の尾根から逸れているので直接の被害はないと思われるが、
万一噴火すれば今の風向き(東からの風)からしてものの数時間で火山灰がやってくる。
まずは自分と周囲の人が慌てずに済むようにマスクとゴーグルの調達を。
ところが薬局ではサージカルマスクが早くも売り切れ。

震災のときのコンビニのようだ。
量販店は歯ブラシやらの日用品を買い占める人で長蛇の列だと聞く。
まずはゴーグルだけでも、と、ホームセンターに行く。手頃な値段のものをスタッフと私たち分。
ゴーグルは、はたして、十分な数が売られていた(マスクは完売だったが)。
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地震はますます頻繁になり、落ち着かない帰り道。
子供のくもんを待つ間、
ちょいと贅沢なモダンアートギャラリーのなかにオープンしたこのカフェで一休み、
……ではありませぬ。
SNSでマスク手配の連絡を各方面に。
詳しい人によると、サージカルマスクでは火山灰は通り抜けてしまうので、
やはりN95がよいという事になり。

御嶽山のときに活躍したという防塵マスクを扱う会社と連絡を取り合うも、

出荷に時間がかかるらしくあきらめる。

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マスクを日本から来る人に持ってきてもらえる人と、
その方へのマスク配達のタイミングがなかなか合わず。
そもそも火山活動が活発化しているせいで
バリへの旅行を取りやめる人も続発しているのだから仕方ありません。
その日の夜、マニスのお客様でマスクの件を相談していたKさんから情報が入り、
某インター系の学校のLINE情報から、

UBUDのオーガニックショップでN95が買えるとの事!
夜8時過ぎ、さっそく行ってみると、すでにブッキングされたほかに何点か残っていたので
これを買い占める!

しかし、さすが。高い!!!

でも、この日のうちに手に入ったのだから、本当に良かったのです。
備えあれば憂いなし。
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ところで、
このような忙しい日に限って、
朝に門をすり抜けて脱走した犬のコピが、
夕方になっても戻ってこないというので、ベジの階段を下りて探しに行く。
途中、行水を済ませ下から上がってきた村の人に聞くと、犬は見なかったという。
結局、暗くなってから森の中から出てきて戻ってきたのだけど、
門の中にやっと入れると、
歩き疲れたのか舌をだらんと出して座り込んで動かなくなった。
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やはり犬も地震に緊張感が高まっているのでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
某日。
バリ中の人たちが山に祈りをささげる日々。
そのせいもあってか、警戒レベル4になってから先、

しばらくすると体感する地震は減ってきた。
しかし、食料もある程度備蓄しておきたいと思い、
オーガニック・ミートの問屋に買い出しに。

その道すがら、新しくできていたビンテージ・ランプのショールームにたちよってみると、
鋳物風の重たげなランプが4つ在庫されていた。
昔は、薄くて軽いものが作れなかったのかもしれない。
ホーローのような質感で、昔のラボラトリーで使われていたものらしい。
同じものが20個以上あったそうだけど、つい数日前にとあるホテルが買い占めたそうで、
これまた残りを買い占めることに。(笑)
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今年中をめどにバリショップの改装をしようと思っていて、
いい業者を探しているのだけれどもなかなか出会えず、
先に買えるものを買っておこう、と。
(あ、肉ももちろんフリーザーに入るくらいの分は買いましたけれどもw)
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ご存知の方も多いかと思いますが、バリショップは、
最初の店舗のオープンに設営が間に合わず、
たまたまペンキ職人が置いていった足場をこれみよがしに。(笑)
そのまま早17年。

足場のハンガーラックそのままに。

今の店舗も10年目、天井のソケットからはみ出したままの電球も

ひとまずのつもりが、10年そのままで、
いいかげん何とかしようと思うのです。
(これ買っちゃったからには気が変わるなんてことはもうありません。)
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・・・・・・・・・・・・・・・・・
某日。

さすがに疲れて、マッサージなどに久しぶりに行ってみる。

その帰りに、モンキーフォレスト通りに1,2年前からあるFOLKというカフェに行ってみる。

特筆すべきものはないけれど、ナシチャンプルの大きさにたまげました。

大きいポーションは二人用、というので小さいポーションを頼んだというのに、このサイズ。
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なかなかおいしかったし、心配をよそに完食。(笑)
ランチを外で食べるのも、たまにはいいものです。

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某日。
アグン山の一件含めいろいろあったけど、ここで、仕切り直し。週末の外ごはん。

息子がなぜか贔屓にしているhujanは、インドネシアの家庭料理がメインながら、
その他のメニューもなかなか充実している。
いつも混んでいて予約しないと座れないのだが、この日は一応予約はしたものの、
空いていたのでラウンジ席でゆっくり。

アグン山の影響ですね、きっと。
私はこちらのインテリアが好きです。暗くてあまり写りませんでしたけれども。
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野菜で包んで食べるベトナム風春巻き。細長いマルゲリータ。
このほか、ラム肉のソテーを頼んでご満悦。
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某日。
火山は小康状態にて、制作に集中する日々。
ある日ふと思いついて、モロッコ在住の知り合いに連絡を取ってみると、

オールドキリムの話題となる。
私が唯一持っているのを写メで送るとこれはトルコ製らしい。
そういえば、そうだったかもしれない。
DEESHALLで買ったのだから、あれは確かにトルコですね。
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いつの日か、モロッコからいくつかキリムを送ってもらうことに♪♪
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某日。
ノーベル文学賞のこの人のノベルズを読んだことがない、というと
早速友人が3冊も貸してくれた。
おまけに雨続き、週末、
来客なし。
これはおこもり決定だ!と思いきや、そうだ、まだまだやることたくさん。
結局読書は寝る前の時間となり、
その結果、寝不足の日々がはじまる。……
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イシグロ作品、原作は分からないが、対訳の素晴らしさに引き込まれる。
デビュー作の「遠い山並みの…」は、主人公のむすめが、「おかあさま」、と話しかける冒頭からずっと上質な空気が流れ、上の娘が自殺してしまう事や、その昔長崎で出会った奇妙な(怪奇な?)母娘のエピソードも、どんより感がなく静謐というか、不思議にいやな読後感がない。
そして、今「日の名残り」読み始め、これまた丁寧な執事の言葉づかいが美しくて。
作品展前の追い込み時期に本を読む毎日なんて、はじめてのことです。
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おぉ、今回も長かった。(笑)
もう少し短くできないのかしら、といつも思う。
そして、この後間に合えばもうひとつバリの日記を入れてから、
今期の「まめしんぶん」へと流れます。

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2017年10月16日 (月)

Tubanへ再び

9月のはじめ。

またもトゥバンへ行きました。

前回注文していたものを直接見て受け取れたらなぁ、と思いながら

ちょうどいいタイミングで日本から来た布系のお友達と一緒に行こうよ!ってことになり。

まさかの、あの、「飛行機乗りそびれで再び」だった、

スラバヤのバスターミナルにひと月後に再び!w

あまりの暑さに驚く同行人を励ましながら、

巨大な扇風機の前に避難してトゥバン行きのバスを待つ。

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さすがに学習も積んだし、騙されることもないはずの

バスは、相変わらずすごかった。

物売り、ミュージシャンの嵐、

容赦ない日照り、

エアコン完備といいながら次から次へと乗り込んでくるローカルの皆さんの

汗ばむ体がグイグイこちらに押し付けられれば、

もう、逃げ場のない暑さに同行人が干からびないかと心配するも、

身動きの取れない姿勢で後ろも振り向けず!

バスはでこぼこ道の路肩、微妙な隙間を暴走する。

時々片側のタイヤがふわっと宙に浮いたりして、

終始気の置けない運転に驚愕すること再び。

そして、GPSを屈指して降車ポイントを狙ったというのに、

まるでパリテキサスみたいな荒涼とした道端で下される我ら。……

2度目でひと月後だというのに。

なぜか最初からやり直しさせられたかのような、アドベンチャー感覚とともに

無事トゥバンに到着できたことには、喜びひとしお。

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しょっぱなからの強行軍にもめげず、間髪おかずに

夕暮れ時の時間にトゥバン市内のバティック工房に無理やり滑り込む我々。

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こんな木像が布の棚の隅っこに。
何だこののんびりした感じは~~~w?
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というわけで、またも始まりました。
ツアー@トゥバン♪
同行人はパサールクマンマンの金澤さんとてっちゃん、UBUD在住のNさん。
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この下の写真は、UBUDのスレッド・オブ・ライフさんで拝見したものですが、
インドネシアでカパスと呼ばれているものは特有品種ではなく、
やはり普通の綿花のようでした。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・
予期していたものの、ランチはお預けだった。
みな、腹ペコで汗まみれである。
そんな日没後の車窓から見えたフルーツ屋。
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あの、ちょっとでも早く先に進もうとするバスの無理やり感

(実際に事故は多いらしく)、と、
この、灼熱の時間帯が去った後の
じんわりと夜風に漂うフルーツ屋台の香りと。

その、どっちもが、ジャワなんですな。
私の流儀では、良い方の思い出だけを持ち帰る。
それに尽きる。
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翌日も元気にゴー!

トゥバン郊外の工房を数件回りました。
前回と同じ店に1か月ぶりにまた来て
店のイブ(おばちゃん)も、何だか「近所のあの人」みたいに思えてくる。
別れ際のあいさつは、
「じゃ、また来月ね!」、なーんて。w
インドだったら1月ベースでなんてありえない、けれども、
てっちゃんは、この旅のイメージが
ジャイプールの田舎町と重なるようで。
そうですね、確かに、この町は、どこか懐かしいものに満ち溢れていますから。

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あ、このチェック地は、むかーしマニスでも使いましたっけ。
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染め工房の職人さんたちがすすめてくれたおやつは、
魚味のクルプック。
海の街、トゥバンらしいおやつ!

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染め工房の一角に積み上げられた、手紡ぎのテヌンが美しい。
天然染めのショールを注文してみました。

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この昔ながらの風景が残る美しい田園地域の近くには
まるで不釣り合いも甚だしいほどの巨大なセメントのコンビナートがある。
日本でいえば、国立公園の近距離に突然あらわれる原子力発電所みたいな印象の。
東日本震災の教訓が深い私には、シュールを通り超えて
ほぼ祈るような気持ちにすらなる。
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トゥバンからスラバヤの帰路、今回はタクシーを使ってみましたら、

快適そのもの!
空調も利いてスムーズで安心感のある新車は、
渋滞に巻き込まれることもほぼなく

スラバヤの市街地へ。


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コロニアル建築が多数残る、美しい街並み。

布がたっぷり詰まったカバンにはさまれながら。
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前回と同じマジャパヒトホテルでゆっくり朝食を楽しんだ翌朝、

Nさんが調べてくれていた骨董屋へ。

移民都市スラバヤのひとこま。

ここは中国系のお店。やはり、清、明のものが多い。

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前回膨大な在庫の中から
今回はこの辺りをえら選んでみる。

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価格交渉も無事成立!

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そのあと、やはりNさんの案内で訪れたサンポルナ・タバコ博物館。
博物館ではあるけれど、実際の工場に併設されていて、
作業風景が見学できる。

この今でも同じパッケージの両切りたばこは、何と現在でも

人力で、ものすごい速さで紙巻している。
たまげました!
まるで、モダンタイムス。

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この工場の撮影は禁止されていたので、
展示されていた昔の写真を撮ってみた。
が、今もこれと同じ風景。
何百という女工さんが、タバコを巻いている!
何という事か。
インドネシア、まだまだ知らないことだらけ。
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前回はまさかの乗り遅れだったガルーダの同じ便に、
今回は渋滞もなくスムーズに、

真新しいスラバヤ空港のターミナルで搭乗前に

ナシ・ペチェルも食べることができたし、

スタッフにいい感じのおみやげを買うこともできたし、

余裕たっぷりの帰路。

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前回と15分も違わないホテルからの出発だったのに。
思えば、あの乗り遅れはまるで妖精のいたずらみたいな気すらしてきます。

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2017年10月 9日 (月)

8月のバリ(2017年)

そして、10月も一週間過ぎて3連休。

なのに、

相変わらずですみません。

きょうの投稿は、「8月のバリ」です。(笑)

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某日。

「もと荒木町バー店主にて現在バリのヨガ・ティーチャー」、C先生のお宅にお呼ばれ。

ヨガの先生っていうとほとんどがきっとベジタリアンだし、飲み物は野菜のスムージーが普通かと思いますが、

マイノリティーのC先生。

メインはスペアリブ(=肉)、ビールをはじめ各種のおいしいお飲みもの!

ほかのヨガ生徒の日本人の皆さんの持ちよりで

驚くほど豪華なブランチ。

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バリの田んぼに面する広~いテーブルで全員飲み始めたのですから、

そりゃ、飲むしかないでしょ。(笑)

私は、ジュリアコーヒーというフローレス島の極上コーヒー豆とミルを持ち込んで

食後のコーヒーいれてみました。(酔い覚ましにw)

布はパーニュ(アフリカ風バティック)の風呂敷と、ギャラリー啓さんのはぎれ。

最近こうした「おしかけ出張喫茶」が、我、お気に入り。

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某日。

コーラスグループの練習日です。
UBUDにて急浮上したコーラス部、これがですね、なかなか!
何しろ、歌唱指導の金澤博さんが顧問し、バリ・クラシック界の凄腕、西沢先生が指導。
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小さな町、UBUDですが、
いろいろと濃ゆい日々が過ぎていきます。
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某日。
久しぶりにひとりごはん@よる。
UBUDにはどんどん新しいカフェやかっこいいレストランが増えているけれど、
何度も行く店というと、ほとんどが老舗系。

中でもTUTMAKはメニュー、レシピがほとんど変わらないところが好きです。
中東風プレート、何度食べたことか!

キンキンに冷えた白ワインとともに。
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TUTMAKが面しているUBUDのオアシスこと「サッカー場」で、

にぎやかな屋台村が開催されていました。

冷やかしに行くと、おお、何だか、おしゃれなキャンピングカーでの出展者多数。

広い芝生の上でビール飲んだり、リブをかじったりしてご満悦の大勢の人々。

なるほど、週末のTUTMAKの特等席にひとりでも座れたのは、このせいか!

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某日。

ハピバスデー、を、サプライズしていただきました!

美雲庵こと中川原さんのバリ別荘にて。
主人も息子も私の誕生日なんか知りませんが(笑)、こうしてお祝いしていただけて
本当にありがたいことです!!!
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そして、こちらは同じ中川原邸で、別の日にまたお呼ばれ。

揚げ物のうち一種類は、なんと桑の葉っぱでした。

バリでお蚕さんの飼育も試されている中川原さんご夫妻ですが、

いつもお料理のセンス抜群で、脱帽です。

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そして、8月はこれが最大のイベントでしたね。

中川原さんの糸作りプロジェクトが相次ぐバリの祭事にて遅れに遅れ、
帰国まであと3日!
という、何ともハラハラする状況だったので、もう、思いつきで。(笑)
ウチのスタッフに村の女性たちに声をかけてもらって講習会を開催。
まずは、真綿(まゆを染めたもの)をポンポンと膨らませて糸にする準備です。
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2日にまたがる翌日は、真綿を糸に撚る練習。

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そして、中川さんご夫妻が発たれた後も、

うちのスタジオの一角に設置した機械を使いに、

毎日糸作りの女性たちが通ってきています。

出来上がった糸の品質を確かめながら、たいへん熱心。


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この仕事、なかなか面白いようで。常時定着したらいいなと思ったけれど

今回はいろいろあって終了しました。

バリの女の人たちの手仕事は、ほんとうに、すばらしい。

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某日。
10年以上前につくってもらっていたバングラディシュの刺し子布・ノクシカタを
ふとしたきっかけで

再び注文してみたら、

10年前とほぼ変わることのない丹念な刺し子ワークのサンプルが届きました。

これは今年中には間に合わないので、来年の服作りに。

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某日。

UBUDのクラシックメンバーの皆さんによる「午後のコンサート」。

回を重ねるごとに昇華していく午後コンは、目が離せません。

バリで生でクラシック音楽の演奏が聴けるという貴重さもあって

もう、ファンが増え続ける一方。

早くいかないと入れなくなるから、この日はほかにスケジュールを入れません。

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岩立さんのミュージアムでのカンタ展で、運よく滑り込むことができた
西岡直樹さんのお話会でしたが、
西岡さんの著書を読んだことがなかったので
お取り寄せ。
たまたま読み始めたこの一冊に、打ちのめされました。
インドのことをここまで甘美に綴れるとは。
私にとっては、全く新しい視点だったことから
世の中のものの見方、角度について、もう一度原点に振り返って
考えさせられて。
8月の中でいちばん心に届いたのがこの本だったかも。
西岡さん、ほんとうに素晴らしいです。

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某日。
また、コーラスの部♪

間もなくコンサートが!

練習に力が入ります!「

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某日。
いつものスーパーに行くと、肉売り場におっきな犬!!
写真で見るとわりと自然ですが、周囲は騒然としていました。w

リードもないまま、犬君は店内に入ってきて、飼い主さんを探し、
見つけ出したのが肉売り場の前、って。w

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平穏で充実した8月から、怒涛の9月に突入するのでした~~






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2017年9月30日 (土)

Tubanへ・その3

3日目は、同行人の息子をTuban市内のホテルにおいたまま、

(朝食の後の二度寝にてw)、

12時のチェックアウト前の時間、市内にある工房をお訪ねしました。

そのひとつは、驚きの大規模経営。

こんな風にきちんと手作業をやりながら、工場のような広さの中に多数のスタッフがいて、

織りも染めもある。

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手仕事だけど、これまで見てきた布工房とはおもむきがまったく異なります。

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織りのパートでは大音量のヒップホップがかかっていて、その速度に合わせて
びっくりするくらい早く横糸のシャトルが行き来する。

これはもう機械のような人力。

いいのか、これ?
(よくない気がする!!)
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織りあがったものは、なんとバリからのオーダー。

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もう一軒行きました。

こちらは、昔ながらの古いお家の中での家内生産。
人力機械的工房とは真逆の空間。

デコラティブなショールームスペースにはこのお家の歴史が飾られていて、

飾り物全部にひとつひとつのストーリーがある。


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おかみさんは、素朴でとってもいい人!

草木染のコレクションがステキでした。


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布まみれの旅の途中、ちょっとだけ観光もしてみました。

海沿い街ながらTubanには鍾乳洞が二つもある。

その一つ、市内にある方に行ってみると

思いのほか広くて湿度たっぷり。

暑くもないのにじっとり汗ばむ音のない世界に入り込むと

安心と不安の境目について考えました。

安心も不安も、実は同じもので、見方の、角度の違いなのかな、と。

ドームに包まれる安心と、もしもここから出られなくなったらどうしよう、というほぼありえないけれども頭をよぎる不安と。

息子はあんまり関心なくて、さっさと出て行ってしまったけれどもw


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Tubanからスラバヤへの移動は、これまたすごくワイルドなバスだった!

あまりに揺れて、本気で振り落とされそうになるものだから、ついぞ写真がありません。
AC(エアコン装備)とあったので乗ったのに、窓全開、タバコもくもく、物売り&ミュージシャン絶え間なく。w
2時間半乗って200円足らず、とは恐れ入りますが、

できれば500円でも1000円でもいいので、もう少しおとなしい運転で物売りさんたちが入ってこないようなバスがあるといいです。
スラバヤで予約していたホテルは、そんな旅の埋め合わせだったんでしょうか、5つ星なのだけど東京のビジネスホテルよりも安いマジャパヒト・ホテル。
「あー、もう、冷蔵庫に、コーラ入ってるしw」
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「居間の奥がベッドルームだし!」
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「こんなパースペクティブ久しぶりだしw」
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「何しろ、庭の刈り込み方が半端ないw」

「まる、しかく、さんかく」
おんぼろバスに揺られ、このギャップ。
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翌朝は、ちょいと高いがカフェテラスでの朝食を。
ブッフェに並ぶもの全部食べてみたくなるわけでw、ひとまず一皿目はサラダ。

スラバヤの朝、前日のほこりまみれを忘るる。


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飛行機の時間までは、ホテルから徒歩5分ほどのショッピングモールで過ごしました。

息子、はじめてのラテアートをインスタグラムにアップしてご機嫌w

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まだ終わりません、この旅は。
この後にもう一回のどんでん返しがありまする~~~~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

十分時間を見て出発したはずが、思いのほか大渋滞にて
バリへ帰る飛行機に乗りそびれてしまった。

振替便を探すも、「3日後」しか空きがない!!
息子が「バスで帰ろうよ」、と意外な事を言い出す。
マジャパヒトの滞在で埋め合わせしたものの、その前のバスに絶句していたのは誰?

しかし、もう3日スラバヤにいるわけにもいかず(新学期始まっちゃうし!)、

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バスターミナルに再び!

エアコン完備でまぁまぁのバス、バリ行きをみつけて乗り込むも3時間待ち。

深夜のジャワの陸路横断。
明け方、ジャワの東の果てバニュワンギからフェリーに乗り込む。


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朝日を海の上で見ることははじめてでした。、

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あ、バリ、見えてきた!

3日しか離れていなかったのに、何だろうこの懐かしさw

飛行機なら1時間足らずのところ、待ち時間入れたら15時間の復路!
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インドネシアって広くていろいろ異なるたくさんの場所がひとつの国になっている事は、
たぶん分かってもらえたと思います。w

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