2010年2月 8日 (月)

木を植えたり、子犬が生まれたり

今週金曜日から作品展です。

きょう、最後の服を日本に送ったのですが、間に合うのかなー。

バリ部は今、産休に入る人が多く人手不足気味。今月は二人がその産休から戻ってくる予定だったのだけど、あららっ、二人とも来ない。一人はキャンセル、一人は3月からということに。それで、みんなでちょっと頑張って、その埋め合わせを。予定通りの内容をぎりぎり今日発送しました~!

さて、そんな訳でちょっと忙しかった2週間ですが、その間のつれづれ出来事。

1月某日Photo

アスタリスクのゆうこさんのおうちへ。

美雨ちゃんも1歳になりました。お気に入りのもの(何やら紐飾りのようなもの)を見せてくれたり、一緒につまらんジョウダンに笑ってくれたり、とても親切。

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1月31日

「バリの森を考える会」の木を植える会がふたたび。今回はバトゥール湖の東側、トゥルニャンという村の周辺です。トゥルニャン、というところは意外と有名。ちっちゃなPhoto_2村なんだけど、ここはバリのアニミズム(ヒンドゥ化しないで昔からの風習を保っている)、バリアガの村として観光客が結構多い。なぜなら、大分前に歩き方にちょっとミステリアスで興味をそそられるコラムが載ったから(今でも載っているのかな?)。

右の写真はトゥルニャンの方から見たキンタマーニです。案外美しい風景、知りませんでした。

バリにありながら、湖をボートで渡っていかなくてはならない秘境のようなところ。風葬といって、遺体を埋葬せず放置する風習。Photo_4

…好奇心いっぱいの観光客でもない私は、これまで行ったことなかったのです。正しく言えば、「好奇心でいっぱいだった頃に行きそびれた」かな。

そうしたら、今ではちゃんと道もあって車で直接入れちゃう。観光のピークも去って、今では村の人たちのほとんどは農業をしているそう。

しかし、なぜ木を植える場所がトゥルニャン? 遠目からは青々とした山に囲まれている。ところが、実際に近くへ行ってみると山にはほとんど木が無いことに気づきます。石灰質で傾斜の激しいカルデラの外輪なので、一度木がなくなると(昔から木は無かっPhoto_3た、ともいわれているが)地すべりして木は育たなくなる、……のでしょうか?

開会式。

200人もの人が集まったそうで、1000本の苗木もあっという間に植えられました。

ともかく、植えます。育ちますように。

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2月某日Photo_6

朝食は割合ミドルイースト派のわたし。

いつものフムスに今回は赤タマネギを刻んで入れてみた。これとコリアンダーの刻んだのを一緒に 食べたら、びっくりおいしい。

これとトマトのオリーブ油づけを一緒に。

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2月某日Photo_7

クタ在住のデザイナー、吉田はつみさんとそのマネージャーの清水さん(茅ヶ崎在住)、と、その作家&飲み系お仲間である川添日記さんと微さんがお揃いでバリスタジオを見にいらっしゃる。何だか、勢ぞろい!って感じです。何が揃ったんだ? バリでものづくりしている女たち? 皆さん、大層人気でご活躍の方ばかり。それでか迫力。いえ、ゴージャス。

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2月某日

犬のパクちゃんが産んだ3匹の子犬たち、予防注射を受ける。あと2週間後にもう一回注射して、その後どなたかに差し上げます。Photo_8

今回の3匹はすっごくお茶目。それぞれにしっかり個性をもち、頭を働かせいろんないたずらを考える。きょうはハンガーラックをずるずる動かした。小さいものの力って本当にすごいんだよなぁ。それによって大きな我々が振り回されるんだから。

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2010年2月 3日 (水)

たまにはイベント

東京は雪、と聞いて「いいなぁ!!」と叫ぶ息子。先日、7歳になりました。

2年前、5歳のバースデーの時は、ここバリスタジオのお披露目(竣工後1年たったので)を兼ねてパーティーをやりました。バリ人スタッフの家族を呼び、近所の人たちを呼び、私たちの直接の友達や日本語補習校のお友達。トータル100人超、ほとんど成り行き任せで何のお構いも出来なかったのをいたく反省し、今回2年ぶりのパーティーはスタッフ&その家族と主人の親戚の子供たち限定。

それでも、40人。……

誕生日にプレゼント、というのはもういらないなと思ったので子供に提案すると、彼は少し考えて、「パーティーの方がいい」って言ってくれた。誕生日というのは、まぁ口実なんです。どっちかというとスタッフの骨休めが目的。このところず~っと残業続きの毎日なので、たまにみんなでワイワイ気分転換したいなと。

今回は全員バリ人なので準備も一通りでラクでした。

入って来た人にスナックとパックティーを。パーティー風の飾りつけちょろちょろ、お土産を兼ねてゲームの賞品、ナシコタ。これでオッケー。Photo

前日はゲームの賞品をラッピング。家にあったいらないものが中心だったりして、アタリハズレの大きいことよ。ちなみに1等は金一封。

さて。5時からスタート、の予定で10分前にすっかり準備が整いヨユウの今回(2年前はねー、段取りがうまくいかなくてお客様を大分お待たせしたんです…)。ところが、5時をまわっても誰も来ないBsd_2

あ、そーか。バリ人だもんね。

またひとつコツを覚えた。

ゲームはスタッフの部「体操ゲーム」。子供の部「椅子取りゲーム」。男性スタッフとスタッフの旦那さんの部「パン食い競争」。

体操ゲームは、先日VILLA BINTANGの年越しパーティーの時に教えてもらったもの。右手は上→下→上→下→上→下(1,2,1,2,1,2)で動かす。左は上→横→下→Bsd_3上→横→下(1,2,3,1,2,3)で動かす。これを左右同時に1,2,3,4,5,6で一順。何度かやっていくうち間違えずに最後まで残ったひとが勝ちです。

ちなみにわたしは最初に間違えた。

椅子取りはフツウに椅子取り。ごく簡単なんだけど、盛り上がるゲーム。最後に残ったのは女の子ふたり。

しかし、いちばんの笑いはやっぱパン食い

バーは生地を巻き取るための芯(ちなみに下水用のパイプを切ったものをBsd_4使っている)。左右で持って揺らすから、全然噛み付けない。面白かったねー。白熱しちゃって。優勝はショップスタッフのアグン。

ケーキを切って、ナシコタ(お食事)はサヌールまで走って買ってきてもらった“KFC”のフライドチキンセット。バリの人だったらこれがいちばん喜ぶと思って。はい、そしたら人数分のはずがなぜか足りませんでしたね、ナシコタ。

最後は打ち上げ花火。どどーん、と。

夜はゆっくり。これ正解。きれいに片付けも済んでおばーちゃんに電話、など。Bsd_5

そしたら、キッチンの開口部から何かがブーンと飛んできた。何と、クワガタ! これまであっくんの家では時々見つかっていたが、うちにクワちゃんが飛んできたなんて、これは夢かとさえ思う。プレゼントはいらないよ、とかっこよく言った息子は、神様からすごいバースデープレゼントをもらった。

なんだろう、この幸運は。

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2010年1月26日 (火)

フライパン

バリの我々、ニューイヤーからPhoto_4 10年春の服を制作中。

今回は「ちいさいものがゾロゾロと並んだ」風がテーマなので、小さいものを色々集めながらああでもないこうでもないと試作を繰り返しています。

右のフライパンは料理中ではなく、服に使うとあるパーツを飽和食塩水で煮詰め、その後カラ炒りしているところです。そのままだとシャイニーで麻のような生地に肌が合わない。もちょっと少し古めかしくならないものかと。

きくよさんに聞くと「砂に入れてタンブルするといいかも」「とんかちで叩いてみては?」けろちゃんからは「ボカシの土に1~2日寝せる」。3人で考えを出し合ったが、ワヤンが「焼く」という案を出して、それに決まりました。

さて、これ何でしょう? 皆さまのお手元にDMが届けばきっと答えが出ています。

お次のフライパンの方はフツウに料理中。Photo_5

バリに住み始めてはじめて買った目玉がついたままのお魚です。700グラムで28000ルピア。買うときにウロコを落としてくれたので焼くだけでよし(もしそうしてくれなかったとしたら、そのまま焼いてただろう……)。

カカップ・メラというお魚です。

主人が言うにはココナッツの殻を燃料にして網焼きがおいしいそうだけど(イカンバカールですね)、何しろ魚といえば今まで食べる専門だったのでどうやったらそうなるか、つまり焼き方も知らない。Photo_6

そしたら、フライパン。

オリーブオイル、タマネギ、にんにくでこんな風。おしょうゆを少し垂らして、レモンもあったらもっとヨカッタ。

話が戻りますが、そもそもなぜ急に目玉のついた魚を焼こうという気になったかといいますと、お赤飯をいただいたから。日本語補習校20周年の記念日の式典にて、保護者会より配られました。

ほかほかのお赤飯をいただいたことはもちろん嬉しかったのだけど、ご覧下さい。Photo_7

ちょっと水で濡れてしまってますが、お熨斗のような包み紙。インドネシアと日本の国旗、帯のところが色鉛筆で塗ってあるのです。

素晴らしいです。保護者会。

お赤飯と鯛に見立てたカカップ、ありがたくおいしかった!

何でもやってみるもんだな、と思いました。

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2010年1月15日 (金)

フラウさんたち

昨日からスタートしたマニス2010新年toko specialは、おかげさまで賑わっているそうです。

昨日はこちらバリが集中豪雨だったせいか、けろちゃんからの実況SMSがまとめて3本届いたのは夜10時半。夜になってもケータイはうんともすんとも。それで、そ~っとしていたんです。

昨年末の作品展でも、皆さまに平日のお昼間お繰り合わせいただきとても賑やかな初日でした。

今回も年明け早々本当にありがとうございます。

明日まで開催。ちこちゃんアクセ限定豆袋は終了したとのことですが、靴と彫金&マニス、是非ご覧下さい!

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バリ部1月最初のビッグイベントは、東京西荻窪でマニスをお取り扱いいただいているセレクトショップ、フラウさんのご家族一同様がいらしたこと。

お母さん、お父さん、お兄さんと娘さん一家4人の7名さま。ヌサドゥアのホテルで朝7時に朝食、UBUDまでは車で約2時間。そうして皆さんで来てくださったのです。

フラウさんとは3年ほど前のIFFでお目にかかって以来お世話になっているのですが、何と言ったらいいのか、とにかくすごくいいお店なんです。駅前商店街のような通り沿いに小さな店舗。しかし、中は別世界。オーナーさんの人柄であることはもちろんなのですがそこだけが特別にオーラがピカピカしてるという感じなんです。何かあまりうまく言えなくてごめんなさい…。

昨年の夏の事。フラウのハナコさんが言うのです。Photo

「フラウも10周年、これまで家族の協力を得て好きにやらせてもらってきたからお礼にバリへみんなで旅行しようと思って。マニスさんのスタジオを是非みてみたいし。一体どんなところでつくっているのか、いつか見たかったから」

うひゃ~! 10周年記念にマニスをご訪問下さるんです。もう、こんな嬉しいことはありません。早速、けろちゃんと相談してUBUDツアーを計画。当日はけろちゃんの親友マデカクさんに車をお願いして我々家族3人が合流。総勢11人、車は2台。

ペジェンのスタジオに到着。いやもう。マニス水玉をさりげなくしかしすごーくおしゃれに着てきてくださって。オシャレ一家に脱帽!Photo_3 ほら、皆さんが長いすに置いたおかばんだけだって、こんなにオシャレ。

ちょうどにわか雨で少しゆっくり目の出発です。

PIZZA BAGUSの土曜のオーガニックマーケット、モンキーフォレスト。その後はBU OKAのバビグリンです。皆さん、よく食べる。よく飲む。気持ちいい。フロントの円卓をぎゅうづめで囲み、マリンジョを齧りながらごはんが出てくるのを待つ。こういうの、楽しいですよねー。

その後はクルンクンへ。しかしちょっと時間の読みが甘くて、着いてすぐに店じまい。皆さん、アマチュアガイドで大変ごめんなさい!Photo_4

夜はパフォーマンス、と思っていたのがこちらも時間が厳しくてパス。せっかく来てくださったUBUDなのに、それをパスしてマニスのショップをゆっくり見てくださったのです。恐れ多くも、です。

考えてみればマニスのお客様やお取り扱いいただいているお店は、びっくりするくらいいい方々ばかりです。どうしてなのかはちっとも分らないが、つくっている服を楽しくオシャレに着ていただいて、喜んでいただけるなんて。そして、ここまでご一家で来てくださったこと。こんなシアワセほかにありましょうか。

これはもう、これからはもっともっといい服をつくらないと!と思うに尽きる。

最後はマニスショップ前のBATAN WARUでモヒートとバリ料理、というツアーでした。大人全員がモヒートで乾杯の図は写真がなく残念(あっという間に飲んじゃった)。

午後8時半。皆さんヌサドゥアに着いたら10時半だったはず。4泊しかない中、こんな強引スケジュールで一緒に遊んでいただいて。

フラウさん、本当にありがとうございました。大事なことをたくさん教わった1日でした。

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2010年1月 7日 (木)

ごちそう運

明けましておめでとうございます。

新年ももう7日ですね。

バリ部は3日から仕事でしたが、大晦日はバリ部始まって依頼の年末大掃除をしました!そしてすっきりさっぱりとしたところでちょうど停電となったので早めに帰宅。

大晦日の夜が停電なんて。

しかし、ちょうど良かったのですPhoto

年越しそばをうちでみんなで食べましょう、と思っていたらあまり人数が集まらないようだったので急遽取りやめてVilla Bintangで開催されるパーティーに合流することに。

こういう偶然も時にはあるってもんです。逆の偶然(泣きっ面にハチ)の方が確立高いけど。そして、普段は低めの私のごちそう運が上がってきました。

Villa Bintangではその前日の30日にお餅つき会がありましたので2日続けて伺うことに。こちらの大晦日パーティーはバティック着用がドレスコードです。行くと大層なごちそうの山。ケータリングではなく、全てこちらの厨房でつくられたのだそうです。

マグロのカルパッチョ、ポテサラ、ハンバーグなど日本系洋食とアヤムゴレンとカンクンチャなどローカル系と。どれもおうちごはん風でおいし嬉しい。中でもお代わりしたのがお餅入り年越しソーメン。写真右の洗面器みたいなのにたっぷり茹でられたおそうめん。見た目はゴーカイだが、おつゆがおいしくて。日本じゃこんなの駄目って言われそうだけど、バリだもん。こういうゆるい日本が楽しいんだもん。

その後、近所のジェゴググループの演奏でジョゲッを踊って、ニューイヤーが始まりました。

パン! パン! パン! と花火もあちこちで上がって、紙のラッパをブイブイ吹いて。

皆さま今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

元旦は家族でクタビーチへ。

すごい人だかりの中、夕日を見ながら初泳ぎ。

さて、日にち変わって、昨日の事。

下の写真のごちそうはFさんのお宅にて新年会。Photo_2

これ全部ひとりでつくったらしい。

丹波の黒豆、田作り、なます、煮物。おさしみ、高野豆腐、ごまあえ、酢の物。おせち風のおかずがずらり。ほか、鶏肉のソテー、金目鯛のプロヴァンス風、ちらしずし。えっと、あと何だったかな? あまりの多さに、全部を少しずつ頂いたつもりでも相当満腹ということに。Fさん、炸裂です。食事は愛ですから。無心にひたすらお料理いただいたもののおいしさって、変えがたいものがありますから。

最後は三つ葉が入った白味噌仕立てのお雑煮。関西風はまあるいおもちを入れて白味噌なんでしたよね。三つ葉、よく手に入りましたねー。おさしみには大葉も乗っていました。

バリの我々。10人揃ってこんな風に暑い中で扇風機回しながらお正月。

うん、いい一年になりそうです。

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2009年12月22日 (火)

バーンロムサイと忘年会

日曜日はSORAのたみさん&じゅうべえさんと一緒にお出かけ。

まずは六本木AXISで開催中のバーロムサイ展へ。Photo

今回初めてバーンロムサイのプロダクツを拝見しましたが、服も雑貨もとてもセンスがよくて値段も手ごろでびっくりです。スタッフの方に伺うとタイに拠点を持ち、現地スタッフとともにつくられているそうです。その点ではマニスと一緒。でも違うのは、その目的が売上をタイの子供たちの為に生かすという点です。NPOのような活動です。

しかし、ともあれステキなのは商品たちがみんな日本でおしゃれに使えそうなものばかりということ。中でも「米袋をリサイクルしたシューズバッグほか」のシリーズは一見キッチュながら中にちゃんと裏地が縫いこまれていてとても丁寧なつくり。米袋の裁断の仕方によって1点ずついろんな仕上がりというのもおもしろい。買いました!2個!もっと欲しかった!

ほか、リス族のパンツの形をそのままにつくったキッチュなサルエル風パンツやら、お弁当箱やら、空き缶を使ったトゥクトゥクの玩具やら。欲しくなるものがいっぱいで困りましたー。Photo_2

AXISにて26日まで開催中のようです。おすすめです!

後。

AXIS近くの新北海苑へ流れます。

おやつはここの蒸餃子。上海風の厚い皮のぷりぷりした蒸餃子は、本当においしい。何個でも食べれちゃう。もう何度来たことか。寒い季節のお気に入りなのです。

それから南北線に乗って武蔵小山へ。SUNUIさんのアトリエでにて開催の「すぬ市」へ。

AXISで会った人に聞いたら「オープンの時間はすごい人出だった」そう。1日だけだから。そうかー、来る順番というのもあったよね、と思いつつ初めて降り立つ武蔵小山。しかし、寄り道派の我々がまず吸い寄せられたのは駅前でした。立ち食いの焼き鳥屋さん。たい焼きにたこ焼き、餃子屋、と、とてもただでは通り過ぎれないような魅惑的なお店が並んでいる。

そんなわけで、すぬ市拝見後は駅前エリアへ直逆行(すぬ市の体験記は日本部ブログで紹介されると思いますのでそちらをご覧ください)したのです。何だかゲンキンな我々。ちなみにすぬ市に一番はまったのは先輩たみさん。よくぞ見つけた掘り出し物、いっぱいお買い上げ。めくらの私はそのお店のかわいさにただ感動。元美容院だったという外側が洋風の2階建て。写Photo_4真がピンボケだったので載せられずにごめんなさい。今日はもー、優先順位めちゃくちゃ。

で、ギョーザの次にいきなり焼き鳥なわけです。

どちらもハッスルしてるじゅうべいさま。写真撮ってる私もハッスル中。寒波の風にビュービュー吹かれつつ、ビール片手に目の前でジュージュー焼かれる焼き鳥にぱくつきます。

一時帰国者にとっては、この寒さ、しびれるなー。

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昨日、月曜。Photo_5

仕事の後にマニス事務所キッチンにて忘年会。

今回はほとんど頂き物という贅沢さ。シャンパンに鹿肉コンビーフ、豚すね生ハム、いちじくとはちみつを練ったの、オリーブ、ドライトマトのオリーブ油漬け、スモークサーモンなどなど。そして中央にM様よりいただいたクリスマスリースを飾らせていただいて。

これだけたくさん頂き物に恵まれるという幸せ。お心遣いをいただいた皆様本当にありがとうございました。とともに、今年も一年マニス一同皆元気に過ごせたこと、本当に感謝です。Photo_6

余興演奏はけろちゃん。東急ハンズで子供が仕入れたかわいい楽器「おたまトーン」で。……おたまちゃんについては写真がうまく撮れなかった関係でまた後日ご報告したいと思いますが、超胸キュンなんです。

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今日を入れてあと3日の日本です。皆様今回もお世話になりました。寒くて楽しい滞在。ありがとうございました。

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2009年12月21日 (月)

上野方面

先週金曜日。

午後から上野と神田へ。

上野は子供がはまっている国立科学博物館です。というか、そのミュージアムショップがお目当て。クリスマスプレゼントに三葉虫の化石が欲しいんです。でも入場料は払うのだから展示も見ようよー、と促してまずは特別展の「深海探査と微生物の世界」のコーナーへ。

光がほとんど届かない水深2000m以上の海の底にいる生物のかたちは、海底の底をどれだけ深く掘れるかという技術の発展とともに次第に明らかに。展示は、その微生物の顕微鏡写真です。Photo

その形の不思議なこと! 特に美しいのは1億4000万年前頃に生息していたらしい微生物の化石。

この並べ方もアートだけど、たくさんのキャラクター性がつよいデザインがひしめいていて、ひとつひとつがある種の完璧さを持つ形状。これは一体なんだろう? しかもこれ、化石です、海底の泥から出てきた。

私はこういうなぜだかわからないけど完璧さを持ち、同じ種族でありながらそれぞれが別々のキャラクターを持つ生き物の多くは地球でうまれたのではなく、隕石の衝突などで他の惑星からやってきて地球に繁殖した存在なんじゃないかと密かに思っている。地球で生まれた種族のはもっと似通っている。かたちに何がしかの共通点を持っているような気がする。……門外漢の持論空論。

科博はほかにもおもしろい展示がいっぱいで、また行きたいです。子供よか自分がすっかり気に入ってしまった!

その後上野の森美術館で開催中のチベット展へ。展示品は少なかったけど標高4000mのチベットでインドからたくさんの影響を受けながら宗教アートが開花した有様が面白かったです。それと、出口にあった物販コーナーがすごかった。買う人が少なさそうなのがお気の毒だけど、ラサのみやげ物屋へいったキブンになれるのかも(行ったことなPhoto_2いから分からないけど)。

そして流れてアメ横です。年末色が加わって品揃えも人出も楽しい、楽しい。

安いです。

うまそうです。

でも、相当迷った挙句、何も買いませんでした。今買っても持って行けないからなー。憧れのお正月用品たちがたくさん。Photo_3

神田へ至ったのは暗くなってからでした。けろちゃんから「すごくよかった」と聞いて、小出由紀子事務所というところで開催中の澄敬一さん作品展の最終日に駆けつける。

けろちゃんからラトルズ刊の澄本も借り受け、予習していったのでお目当ても決まっていました。

「鳩時計」。でも、そうですよね。最終日だし。すでに赤丸シールが値段の上に張られていた。

鳩時計なんだけど時計がないの。だから、小さい箱からいつか忘れた頃に突然ハトだけがコンニチワする仕掛け。デザインもアイディアもパーフェクト。こういうものって意図的にはなかなか作れませんきっと。天から降りてきたのだろうか。実物を見せていただけただけでもシアワセでした。

写真は会場のビルの入り口です。中も洋館風エレベーター前にフロントデスクがあって係の方に伺うと、この建物は70年くらい前の三越の時代のものではないかとのこと。概観や中のデザインはそのままにきれいにリフォームされていて、とても神田と思えない。どっちかというとニューヨークみたい。いいPhoto_5なー。おしゃれだなー。

……ぶつぶつ言いながら、帰り道。おそばでも食べようかー。寒いしー。おいしそうで安そうな魅力的なお店がいっぱいの神田。

ちょうどそこに立ち食いそばやさん。

子供の背丈じゃ無理かしら。

なんて風にもじもじしていたらお店のおじさんが揚げ油のカンを踏み台にしPhoto_4てくれた。これでいってみようか。

天ぷらどれでも1個のっけて350円ということらしいど、ずらっとおいしそうに並んだ天ぷらは1個じゃ気が済まず2個ずつで頼む。

そんなに食べれるの?って聞かれたけど、確かに。見た目よりもすごいボリューム。しかし寒さの中、胃袋は元気。さらっと完食。手前のどんぶりは春菊天とゲソ天。

その後元気に有楽町を一回りして帰りました。

いよいよ寒い東京が、南暮らしの我々には新しい。

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2009年12月20日 (日)

黒磯へ

今回の作品展では本当にたくさんの皆様にお越しいただきましてありがとうございました。Photo_3

会場写真も内容も何にもお伝えしないまま、すっかり失礼したまま1週間もたってしまいました。スミマセン!

今回は代官山の古い木造のギャラリーに会場が移り、キブンも新たに、の作品展でした。

写真はマニスのお客さまでもあり今年KOMANEKAで書道のイベントを企画されたことからすっかり仲良ししていただいているKさんです。

1月に渋谷東急本店で古布による服のファッションショーがあり、モデルさんとして参加されるんだそう。当日着る服のデザイン画を見せてくださいました。私は残念ながら見に行けないけれど、きっとステキなショーになることでしょう。

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湘南新宿ライナーで新宿から1時間くらいのところにある古河という駅に用があって、作品展後の先週、出かけてきました。Photo

北関東には最近になって何かと縁があるみたい。夏は鬼怒川から尾瀬へ結ばれている野岩鉄道に乗って三依地区へ。今回は宇都宮から先、黒磯までの日帰りでした。 以下写真は、このところほとんど子供とふたりで動いているため子供がたくさん登場してしまいますが悪しからずご了承ください。

古河というところは群馬県と栃木県との県境に近い茨城県側にあって、大宮と宇都宮の真ん中辺り。ちょうど何にもないような地方都市。しかし関東平野は広いですね。どこまで行っても田んぼや畑の大陸のような景色。 (写真は宇都宮から先の景色です)

駅に降り立つと、マツキヨとコージーコーナーぽつねんとあるばかり。ほか、何件かの喫茶店と飲食店。ビルとか商店街とか、都心では当たり前の密集感がない。そして人がほとんどいない。

子供のころから人がいっぱいのバスや電車、住宅地しか日本の暮らしを知らないから、今の日本は駅前には何もないんだなぁとつくづく。 Photo_4

用事が済んで、昼ごはん。さて、何食べよう? 子供はパスタがいい、と譲らないし、私は久しぶりにどかんとしっかり食べたいキブンだったので、その両方があるとおぼしきお店に入る。店内は昭和がまるっとそのままの喫茶店風。入ってびっくり。その上、外はさびしい駅前なのに、店内は混んでいる。満席? 出てきたランチは袋を開けてレンジでチンではなく、ちゃんと材料からつくっている。何にもなかったけど、嬉しかった。おいしかった。満足の古河。

そのまま宇都宮まで乗って、東北本線の黒磯まで行く。新しくできたタミゼがステキそうだったので、どうせ遠出だし沿線だし行っちゃおうって。

そしたら、その先の遠いこと!

知らなかったな~。実際の距離。降りたらもう、東北弁だし。家に戻ってから地図で見たら、黒磯は長ーい栃木県をひたすら北上し、ほとんど福島県に近かったんです。そうと分かっていたら、行かなかったかもな遠出。……Photo_7

黒磯のタミゼ。

恵比寿のお店とは全然違ってモノがとても少ない。吉田さんのいう「一風変わった観光案内所」という意味がやっと飲み込める。売り物を並べているのではないのです。不変の空間、時間の止まった場所。何も生きたものはおいてないのに、温かみがあって包まれている感じがすごくする。パリのブルーカラーが出入りする詰所みたいな。たしかに元タクシー会社の事務所。

蚤の市の古いものをおしゃれに置くお店はほかにもあるけれど、タミゼはやはり違うのだなぁ。誰のお店とも。おしゃれとか言うのと違う。ものをたくさん集めて売るのと違う。テオリーかしら。日本人はやっぱりすごく美意識が高いのだ。そしてそのうち、この無垢さが本流になる気がする。

岩立さんから教わった人間が好きで心地よいと感じるある種のDNA(紀元前から今も変わらず同じ方法で同じ柄の布が存在するのは人間が潜在的に「コレが好きだ」と感じる共通の理念、DNAかもしれない、というお話)のようなものがここにもあるような気がしました。

話が長くなりました。

ほかに黒磯には有名なカフェPhoto_6 があるそうだったけれども、そこへは行きそびれ、タミゼ観光案内所にあった観光案内に載っていた肉屋さん「金澤」へ行ってみる。

見かけは普通の肉屋さんだけど、那須高原の豚肉と和牛の専門店。お土産やら自家用やら、たくさん買い込む。自家用はこの骨付きソーセージ。野菜と塩とオリーブオイルとガーリックだけで煮たら、ぷりぷりしてとてもおいしかった。これをうち用に選んだ理由は、スペアリブのようなこのしっかり硬い豚の肋骨(?)が好物のバリ育ちがいるから。骨っておいしいのかな。私の知らない世界。

先週本格的に寒くなる前の黒磯でした。でもしみじみと寒かった。

 

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2009年12月15日 (火)

12月の東京にて

今年最後の作品展が終了いたしました。

今回もいろいろな方面から(うんと遠くからお越しいただいたお客さまを含め)本当にありがとうございました。

昨日(13日)、ラオスから帰国中の谷さんに会いました。谷さんは今育ち盛りのラオスの人&布を前に第2プロジェクトに苦戦中のようです。いろいろ世智辛いものもあるけれど、視点は定まっておられます。バリのような呑気な場所で比較にはなりませんけれど、マニスもがんばろう!と思いました。はい。ますます持って頑張れそうな気がいたします。谷さん、ありがとうございました。

今日はマニスの会計指導全般をお願いしているT先生とお目にかかりました。T先生は四角いお仕事をされていながらすごくマニスを理解してくださっているのです。マニスのようなちっぽけででこぼこなものを。多種多様な大企業のコンサルもされながら、マニスのようなインディーズも応援していただいています。来年はその四角くまあるいコラボから、ある種の発展を計画中。いよいよ、嬉しい。法人化です。

明日は黒磯へ行きます。タミゼです。

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2009年12月 5日 (土)

まめしんぶん09冬ー2

来週からの作品展の服たちのご紹介、昨日からの続きです。Photo_3

≪西ベンガルのクロゼット≫

夏には毎年お世話になる西ベンガル産の布地たち。主にごく薄コットンのサリーをつかっていますが、今回はその他の西ベンガルものです。

上の写真はカンタワーク。カンタは刺し子のような全面刺しゅうが基本。このライフツリーもタッサーシルクに刺しゅうだけで描かれています。1枚のショールが連続した一服の絵のように見えるPhoto_4ため裁断せずに四角いまま縁取りに綺麗な色を。インテリアにもいいと思いますが、やはりタッサーシルクの軽やかさが個性。巻いたり羽織ったりして、ぜひ身につけて歩いていただきたいなと思います。

下の写真は西ベンガルの縫い取り織。ごく薄コットンに金糸(ラメ糸)を刺しゅうのように織り込む技法。やはりサリーなので部分によって柄のパターンが異なります。コットンは糊でハリを出していると思われるので洗わずにつかっています。

インドローブと呼んでいるAラインのローブ、なかなかいい雰囲気で仕上がりました。2点のみ。

≪フラワープリントのクロゼット≫ Bt

町の生地屋さんに売られている系。

色も配色も不揃いで悩ましい。おそらく手作業のスクリーンプリント、あちこち版ズレしてて、きちんとしてないところに何だかほっとしたりりする。ブロックプリントの名残かどこか木版調のお花たちがいい感じなのです。

写真のお花さんはリネンの服との相性ハナマル、布の上で元気いっぱい咲いています。

≪ヤクウールのクロゼット≫Jkt_2

ヒマーチャルプラデーシュ州のホームスパンのヤクウールも入荷しました。ヒマーチャル州(実際にはウットランチャル州)のものは昨年チベッタンウールのインディゴ染の杉綾やツイードを使いましたが、ヤクウールもなかなか素晴らしい。

本物のヤクの毛って実はほとんど流通していないそうです。理由は標高6000mのヒマラヤの高地だけに住むヤクはとても希少だから、とのこと。厳しい自然条件の中で育つ動物の毛なので、とても暖かいといわれています。

ヤク織物の多くは手織で、縦糸はウール、横糸がホームスパンヤクです。 1ptop

上のジャケットはイカット風に色が変わっている糸をランダムに織り込んだもの。シマシマの入り方がヴィンテージっぽくて面白い。同じ生地でショートパンツもつくりましたがシマシマボトムの方は11月にsold outのようです。

下のトップスは1パーツでできている平行四辺形でストールのようなかたちの服。メンズ用の大判ショール1枚からちょうど2着取れました。それこそはめ込みパズルのようにぴったし。袖のみウールの天竺です。6枚中2枚が横糸ヤク100%の豪華版です。

以上、今回のレコメンドでした。

もちろん、本当はもっといろいろあります。

是非直接見ていただきたいので、さわりはここまで~。

≪番外編≫Photo_5

アグンおばちゃんがベッド大の大判クロスと格闘中。これは色々な呼び方があるようだけど私は個人的に「ウエルカムクロス」と呼んでいるもの。西ベンガルなどで各家庭の入り口に吉祥の意味を込めて掛けられていたタピスリーです。今でもその習慣があるのかどうか、

ともあれ、アンティーク商人から譲り受けたこのウェルカムクロスは、古いものを壊して綺麗に残っている部分だけをパッチワーク状につないである。ベッド大のものやらバスタオル大のものやら、使いやすく飾り易いものにリメイクされているというわけです。Photo_6

しかし、そのツギハギ作業が雑。それでマニス手縫い部がこうしてつなぎ目を補修したり刺しゅうの壊れたところをカバーしたりと手を加えています。

色といい模様といい、見ているだけでハッピーなクロスはこれはもう裁断などまったく……。四角いままの典型です。

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明日、これらの服たちを背負って(?)出発しますよー。

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