2023年8月27日 (日)

ファラフェルボールを食べながら

日曜日のお昼、また先月と同じカフェに来ました。

ニュクニン地区のBlack Sheepです。

今日は満席でした。

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そしてまたスマホからの投稿を試みるも、写真の取り込み順を調整しているうちに

ファラフェルボールが出てきたので打ち切り。

下書きから自宅PCで書き続けられるなんて。便利になりました。

ん?そんなの昔から当り前でしたか?(笑)

8月もそろそろ終盤ですが、今月も良く駆け抜けました。まだまだ難題が残る中、楽しい事もいっぱいで元気復活。

日本では今週末子供たちが夏休み最後のひと遊び?だったのでしょうか?

この夏はバリ島に来られる方々が多く、皆さん3~4年ぶり。

わたしたち在住者も久しぶりに賑やかで楽しい夏となりました。

月初めからの2週間は生地を運びがてら息子がまた帰省。

うまい事台風6号と7号の合間に飛んでトランジットも遅延がなくスムーズ。

今回はハイシーズンだからLCCのスクート航空でしたが、

機内食とオンデマンドムービーが無いだけでほぼ快適だったそうです。

今回は冬服用のウール生地をたっぷり持って来てもらいました!今まだバリ島の気温が低いうちにウールをどんどん縫い始めて貰っています。

それにしても、台風。大変でしたね。

バリ島から連日進路を見ていましたが

まるで気まぐれな生き物のようでしたね。

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息子のフライト到着後は

どっちみちバイパスが大渋滞なので

空港近くのジンバランエリアにある

安くておいしい浜辺のシーフードレストランに行きました。

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わたしたちが行った頃にはもう魚がほとんど売り切れていて最後の1~2席だったようです。

左側のはインドネシアの車エビ。輸出用よりも少し安い程度ですが、生からグリルするので身が甘くてトロトロです。

観光客だけでなくコロナをはさんで変わったのは、

こうした場所にローカルのお客さんが溢れるようになったこと。

息子のワンコであるルビーなんですが、

息子滞在中もお散歩係は私でしたよ、やっぱりね。(笑)

ルンちゃん最近道端の草をよく食べるようになり、

前回ご報告の事故の後は車道では絶対にリードを離さないのだけど、

お寺への道は安全だから自由に跳ね回って草をいっぱい齧っています。

写真の奥の方にちっこく写っております。

まだ帰らないよね、ね、と申しております。

いや、ママはもう帰りますよ、じゃあね、と踵を返すと

リードを咥えてちゃんと戻ってきます。

オトナになったね、ルンちゃん。

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自分だけだといつも野菜スープとチーズとパンの朝食でしたが

滞在中1回だけ朝ご飯を食べる日があり、久しぶりにマッシュルームオムレツ作りました。

(バリ島ではマッシュルームが安いのでたっぷり使えるのです。)

ええと、他の日は夜中に帰って来て寝過ごすかお泊りで朝居ませんでした!(笑)

以前とは別人のように遊ぶ人になっております。

朝ご飯の時笑っちゃったのが、

「ジーンズ欲しいんだけど、シャツをインしてふわっとブラウジングしてバギーに履きたい」とか言うの。

日本留学前は全くオシャレに興味を示さなかったので、

つい二度見しちゃいました。

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翌週、日本からのお友達がやってきてみんなでランチに行きました。

いつも仲良くしていただいているパサールクマンマンの金澤さんとてっちゃん一家。

その後お茶しに行こう、と移動する時、

てっちゃんが息子のバイクの後ろに乗る事になり

いつもは自分が運転係のてっちゃんは新鮮そうでした。

ヘルメットは私のを。サイズもぴったり!

こんな風にバリでみんなが合えるのも3年半ぶりの事。

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ネコのマクはうちに来てから2か月半が経ちました。

お兄ちゃんのチロ君に負けないくらいたくさん食べるんですが

割と細身。お風呂(たらいにお湯を張ってシャンプー)のとき、お湯につからせると脱力してとろろみたいになります。トトロではなくてトロロです!

ベッドに上がるとちょっかい出してくるので普段はケージで寝てもらいます。

チロ君はケージ卒業後はベッドで30センチくらい間隔を取って上手に寝ていましたが、最近は夜は旅行に出かけていて

朝にゃーにゃーとお腹を空かせて帰ってきます。

あ、チロ君て名前はうちの息子の名前から取ったのですが、

今更ながら何か似てます。

朝帰りとか!ゴハン以外はあっち向きとか!

右(下)の私の手帳と裁断ばさみの上で寝てる写真がチロ君です。

二人とも生地棚にも容赦なく入り込むので生地は全部ビニールの筒に入れました。

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今回もサヌールビーチへ行きました。

ハイシーズンなのでホテルは結構お高かったですが、

昨今頭の中にごちゃつくいろんなゴミが洗い流されたかも。

そのしょっぱなの写真です。

ランチに入った韓国料理店に私たちのあこがれのジャズピアニスト、ジョーイ・アレクサンダーが!

「え、本人?」どうかな、そっくりさんかな?

同行だったお父さんの写真をネットで検索して、本人と判明。

「何て話しかけたらいい?」ともう、息子がその気満々なので、

「僕はあなたと同じ歳なんですが、あなたのピアノを前からずっと聞いていて、自分もピアノを習っていたことがあります」

って素直に言えば絶対喜ぶよ、と。そう。ジョーイはまだ20歳。

バリ人の一般家庭出身ながら、両親が彼の才能を見抜き

小学生の頃から既にプロとして活動していたらしい。

普通のバリ人なら音楽に才能があると分かればそのままガムランのチームに入れると思うけれど

ジョーイは両親からピアノを与えられたことがきっかけで才能を伸ばした。

その頃のビデオクリップも遜色がなく、小さな男の子が自作のジャズを軽やかに弾く姿は誰の目にも印象に残るはず。

長らく演奏拠点が米国だったのでバリ島ではあまり知られていないのかもしれない。

9月の凱旋コンサートに合わせて帰国しているのでしょう。

おかげでとても喜んでくれて写真も撮らせていただきました。

 

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ハイシーズンながら、日曜の宿泊、翌月曜日の朝はビーチが空いていて最高に癒されました。

聞けば、サヌールビーチの人出は一時、地元の青年たちがローカルの人たちが入りやすいように

ビーチの近くに駐車場を作ったことがきっかけだったらしい。

わたしたちがここに来るのも休みの日、日曜日であることがこれまで多かったから、

平日の朝がこんなに静かだとは知らなかったのです。

ここでちょっとお知らせ。

今年(2023年)11月にバリ島にいらっしゃるご希望の方はいらっしゃいますか?

コロナ期も落ち着き、そろそろまた中国からのツアーが押し寄せてくるかもしれませんが、この時期に

サヌールビーチ含め、アトリエマニスのフィールドを布産地からご案内してみようと思っております。

ご興味のある方はメールでお問い合わせください。

ateliermanis@hotmail.comまたはinfo@ateliermanis.com

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先日、バリ島で木材と石を集めながらアートオブジェにしている

シンガポール出身のマーベリック・リー氏の展覧会を拝見しました。

無垢な素材を置くだけ、というある種のミニマリストだけど

素材が語るものが大きいです。

これはバリ島で使われていたある古いものらしいけれど、バリ人の人も分からなかった。

さて、何でしょう?

昔のバリの建築はくぎを使わなかったらしいので建築物の一部でしょうか。

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最後の写真はバリのショップから。

お盆休みの時期に、フランス在住のトレボンパリさんがバリ島にいらしていて

デウィシタ通りのアトリエマニスから、その並びの

ワランワヤンさん、クンチさん、ゴータマ通りのナナンさんの4店舗を

インスタライブで紹介してくださいました。

前日に駆け込みディスプレーを整え、当日はスマホで拝見しました。

🇫🇷観光アテンド トレボンパリ(@tresbonparis) • Instagram写真と動画

インスタ投稿内にまだアーカイブが残っているようです。

日除のサンシェードはやっと無難な業者さんが見つかりましたが、バリ島のお盆休みが挟まりまだ野ざらしでーす。撮影にはその野ざらしのまま!笑笑

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8月終盤と言えどあとまだ4日。

まだまだ変化球が来そうな感じがします。

ええ、もうね、なんじゃコレ状態。

目下、何と国籍が無くなってしまっている事が判明した息子の帰化申請に走り回っています。しかし、動くな、待て🫷な時期なのであんばいを見ながら。

皆さま、残暑長引く中ですがもうしばらくどうぞご自愛くださいますよう。

マニスの新作秋物は順次日本へお送りしていきます。

 

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2023年8月 1日 (火)

キャラメルパイを食べながら

昨日から4日間のガルンガン休暇。

久しぶりに一人でカフェに入り、スマホからブログを入れています、ので、今日は長文にならない予定。笑

猿の森に隣接するニュクニン地区のBlack sheepは、コロナ期には宅配サービスがあったのでよく利用していました。

コロナ中も政府からの制限下でほぼ営業を継続し店舗を大きく拡張し、今でこそ夜は満席です。

こうした気質さが好きです。

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コロナが明けた夏休みシーズンは

渋滞がさらにひどくて

自分が外に出る事がコロナ時並みに少なくなってきましたが

日本から知り合い、友人もぼちぼち来島して

皆んながほほ元に戻った感。

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ニュクニンには新しいベーカリーも出来ました。

昼間なのにまだ焼いている、という事は片っ端から売れてしまうのかな。


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さて、7月の終わりに50代最後のお誕生日でした。

今年はウチに居候の女子大生がいたので、

バースデーとは別の日にウチでお料理してUbudの友人達に来てもらいましたが、皆さんからのお祝いをいただき夢見心地でした。

一人息子にお花の写メを送ると

おめでとう御座いました、と返信が。

相変わらず、さっぱりとしたものです。

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6月と7月は、これまでになく心配事が続き

少しヘタレておりますが

その間にルビーが拾った捨て猫7匹をお世話し、うち3匹は死亡、4匹の元気なコ達のうち3匹は引き取り手が。都合により1匹だけ残ったコ、マクが加わって、

我が家は🐕3、🐈2と私で6人家族となりました。

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いちばんの事件は、犬のルビーの交通事故でしたが、ぶつかって転んだバイクの人もルビーも幸い軽傷で済み本当に運が良かったのでした、

バリ島の犬は大半が放し飼い。

隣人は4匹との散歩でもフリーです。

けど、ルビーは車道のみならず私道でもリードで注意深く連れ歩いていたにも関わらず、ほんの少し手から離した時に車道に逆走し通行量はかなり少ない道なのにたまたまバイクが通ってぶつかってしまったんです。

びっくりしたルビーは別方向に爆走し、結局お寺の中で保護されました。

このような、非日常的ハプニングが6月の台風1号の成田出発以来足掛けふた月続きました。


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いちばんたまげたのは税務監査で、関係者の慌てようを見て事の深刻さが伝わってくるような。まだ結果が来ませんが、この受難もある種の引き寄せなのでしょう。

このタイミングで、久しぶりかずえリーディングです。によると、「今周りが調整しようとしているからしばし待て」、と。確かに何かしようとしても前に全然進まない。

店の日除けサンシェードにまた猿🐒が乗って破れたので、修繕する業者、資材の問い合わせや下見はもう10軒を越えたかもしれない。それこそ2ヶ月、破れたままなので何とかしようと聞きまわっているけれど、総スカンをくらいっぱなしなんです。


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服はしかし良いものが順調に仕上がっています。

最近はスタッフの集中力が上がってきて完成度も高くなってきました。

秋第一弾の「オレンジ色アソート」のシリーズは今週鶴岡市のギャラリー東風さんで展示いただいています。

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お次は、ジャワのバティックコレクターまみさんから譲り受けたユーズドバティックにハサミを入れています。

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ほか、大分難易度が高かったカパスのインディゴ染めのシリーズがいい出来栄えです。

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暑さのピークが過ぎた頃に見ていただけるよう準備を進めています!

ではまた、

皆さまどうぞ良い夏をお過ごしください。

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2023年6月23日 (金)

作品展vol.76 ありがとうございました!

4週間前の5月末の週末に

神楽坂フラスコさんで開催させていただきました

76回目の作品展。

コロナ期も明けて、多くのことが3年ぶりに復活した初夏の3日間でした。

ご都合を合わせてお越しくださった皆さま

今回も大変ありがとうございました。

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今回は中央のテーブルをはずし、

薄手の軽やかな季節の服を中央に展示しました。

 

お直しの受付がこれまでと変わったことや、

お支払い方法も前回のブログ記事のように急遽変更させていただいていたことなどなど

ご不便をおかけして大変申し訳ありませんでした。

※お直しにつきましてはwebサイトにアップデートを掲載しております。

https://ateliermanis.com/  スクロールしていただき末尾に情報があります。

また、今回も会場のフラスコさんをはじめ運営をサポートくださった皆さまのおかげで

楽しくすべて順調に(76回もの経験を通して)最高の3日間となりました。

あらためてお礼申し上げます。

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また次回!

10月27~29日に神楽坂でお目にかかりましょう。





帰国中のこと

以下長文です。

昨年から京都の滞在がお宿になりました。

前回は鴨川をはさんで仕事場まで徒歩15分ほどのキッチン洗濯機付きエアビーでしたが

もう時代はすっかり変わって、今じゃ便利な場所の連泊なんてなかなか取れません。

しかもご存知の通り、たっかーーーー。

結局エアビーは諦めて四条西洞院のビジネスホテルに。

事務所には徒歩40分ほどになりましたが、気候も良くて

錦市場をぶらぶらしながらの通勤でした。

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錦市場はもうすっかり元気を取り戻していて、

まだ中国人が少ないだけの賑わいでした。

(このくらいがちょうどいい。)


toko manisオープンデーは

毎年近所の下御霊神社のお祭りと重なります。



今回は早めのお客様が多く、閉場時間4時に閉められたので

たこ焼きや金魚すくいの出店の前を通りながら

寺町通沿いのギャラリー啓さんへ。

京都中心部は欧米人観光客の方々がとても増えている印象。



tokoの前日、つまり到着の翌日は

一日だけ雨でしたが

お世話になっているお客様がお付き合いくださって

素敵な場所へ案内してくださいました。

写真はその2日後の晴天の日曜日に

もう一度行った時の。

高瀬川沿いの先斗町からちょっとのところにある

ヒューリックのお庭です。

何となくモネ「草上の昼食」風。

小学校の跡地を再開発した物件で、ここはもと校庭。

雨の日はこの建物の上階にあるThe Gate Hotelのラウンジから東山を一望しました。

五月の雨の東山。それはそれは素敵な景色でした。

京都へ行かれるご予定の方、おすすめです!

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東山を眺めたその後は、一生に一度の値段が出てない寿司屋さんのカウンターで

おまかせを。

握りが出てきたタイミングで息子に写メを送ると

速攻で「俺も行きたいです」「う、うまそう」と返信が来て面白かったです。

いやもう、、、堪能しました。

いつもカリフォルニアロールみたいなのばかり食べているので。

私とお名前が似ているMTさん、ご案内ありがとうございました。

忘れかけていた事、京都のカウンター越しの感覚。





タルカさんをご存知でしょうか。

東京の皆さまだと「砂の岬」風の、というか

京都のすんごいインド。

そのタルカさんが2号店を出したというので

インド的友人の山田育子さんと行くも当然のように満席で

1時間半待ちでした。

写真がこのように小さくなってしまうのは

意図的ではなく、なぜか最近のココログで起きてしまう事ゆえ

並べております。(これはわざとです。)

右下のはピーナッツのカレー。真ん中のビリヤニも素晴らしかった!

お店の人から「やっと入れましたね」、と言われていた育子さん。w

何度来て何度帰ったのか。

一見ふわっとしてるけど京都の有名人。



壊れたものを新調したり、成田へ直送の荷物を先に作ってもらったり、

作品展のコンテナ便も行った後の事務所にさようなら。

たまにしか来られないしコロナブランクもあったせいか

ここにもう12年とは。

次回はまた秋に!

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そして東京駅。

実はここが一番ホッとする場所です。

高い建物に囲まれて空が狭い場所が。

この日はディオール展に駆け込みたくて早朝に京都を出るも

チケット完売、当日券は朝6時半で売り切れという事態になっていて

諦めました。

バスで馬喰町に出て、知り合いの展示を見に行き

早めに実家へ。

お世話になっている母のケアマネさんと打合せでした。

日本にいると一日が長いです。

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作品展の翌々日は大磯へ。

SALOさんという場所で向井詩織さんのブロックプリントWSに参加しました。

こちらもマニスがいつもお世話になっているお客様と共に。

最初はアジュラク本場の伝統的な版の押し方を皆でやってみるのですが

3色の版をぴったり合わせるのは初心者には難しく、きれいに押せると拍手が沸く。

向井さんと京都の田中直さんが共同開発した染料が、とても面白かった。

先にミロバランで染められている生地に、

鉄媒染ペースト(黒っぽい染め上がり)、アルミ媒染ペースト(白く抜かれるような染め上がり)

それとインディゴ(そのままの色)を使って自由にいろんな形の判を押し、

それをさらに4色の中から1色選んで仕上げます。アルミは赤い染料が強く入る面白い個性。

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大磯の後、せっかくここまで来たのだからと真鶴まで。

ワインラバーズファクトリーさんの新しいリビエラ風ワインセラーを見せていただきました!

先日作品展で販売させていただいたスペイン産のBIOも白がとても人気でした。

(で、また買いました・笑)

お師匠、浅井さんにも会えました!

朝から晩までお付き合いいただいたTさんに多謝。






写真が小さいままです。すみません。

…の翌日はつくば市へ行きました。

初めての。

遠いとばかり思いこんでいたのが

つくばエクスプレスのおかげで船橋からだと1時間弱。

ちょっと早めに着いたので欲張って筑波宇宙センター(JAXA)に。

人工衛星の実物大見本や宇宙での無重力空間を疑似体験する模型もあって

めちゃ前のめり。

もうすでにcat GPTみたいなすごい存在が立ち現われている今、

宇宙開発の過程での手作り感みたいな創意工夫が沁みました。

特筆すべきはマジックテープの存在で、

無重力空間ではものを置く事が出来ないから

ボールペンのようなものを壁面にマジックテープで固定しているらしく。

マジックテープを筆頭に宇宙開発から生まれ一般に利用されるようになっている発明品は

他にもいろいろあるんだよ、と聞きました。

子供のころ、夢は宇宙の旅だったけれど

もうかれこれ宇宙とのコンタクトが始まりそうな時代ですね。

そう思うと長生きしたいっ!







大きく脱線しましたが

つくば市へ行ったのは

長年お世話になっているシンゴスターリビングさんへのご挨拶が目的でした。

宇宙センターから徒歩30分。

手前に木立ち、奥まった雰囲気の伝統的建築の中の小さな空間、

シンゴスターさん。

ギャラリー入り口付近にマニスも展示していただいております。

かれこれ15年以上お世話になっていながら

なかなかお伺いする機会がないままでした。

通常なら展覧会に合わせてお邪魔するところですが

ずっと失礼をしておりました。

こちらはカフェスペースCOXです。

曲線的な斜めなコンクリの空間に天窓からの光が差し込む

素敵失いな空間でした。

シンゴスターのオーナー伊藤ようこさんは、

トレンドに迎合せずご自身の審美眼で作家を選び

地域の方々に紹介されています。

そのセレクトが素敵で欲しくなるものがたびたび。

今回はMurderpollenのアクセサリー。

15年越しでいとうさんにご挨拶に行ったはずが、展示に目が釘付けとなり

ここで「選ぶ脳みそ」が働きだすと危険なので

私としては異例の早めのお暇をいたしました。

その後も会期中のインスタを見るたび萌え萌えしてましたが。(笑)




最終日は機種変したiPhoneの下取りを依頼の為に

台風でざわつく中、丸の内まで。

さすがに空いていました。

台風はますます接近し在来線の運休がどんどん報道されて焦りましたが

バリへの出発はなんと定刻通り。

最寄り駅からの電車は翌朝も運休だったので成田行き京急の駅までタクシーでした。

前日に成田のホテルを検索したり(出発用意が間に合わず無理でしたが)、

傘が壊れて全身ずぶぬれでも着替えられるように手荷物を用意したり。

不便な地域なので早朝のタクシー予約が出来ず

初めてGoタクシーのアプリを入れてネット配車がうまくいったから良かったものの。

移動族はサバイバルに強くなければなりませんが

私はひ弱なので一回ごとに溜息。

朝の空港内は何事もなかったかのような人込み。

皆さん一体どうやってたどり着いたのかしら。

夢のような台風一号、さほど揺れずにバリにも定刻通り。

バリの空港は6月だというのにこれまた激込み。

お家に着いたらバルコニーでルビーが吠えていました。

ネコのチロ君も覚えててくれました。

冷蔵庫空っぽだったけど、お祭りのお下がりの

フルーツとチキンがあったのでヨカッタ!

バリ島はすっかり秋めいています。

日差しの位置が大分変ったのでテーブルの位置も移動。

 

皆さま今回もお世話になりました!

至らぬ点がたくさんあったかと思いますが

ぜひまた次回お目にかかれますように。

 

 

 

 

 

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2023年5月23日 (火)

作品展vol.76はじまります!【重要なお知らせアリ】

こんばんは!

先週木曜日、5月18日に関空から京都に入りました。

前回昨年秋はまだ関空便の接続が少なくて

成田に入り伊丹、京都と移動したのでバリ島を朝経って翌日夕方に京都に着くというものでしたが

今回は夜出発でシンガポールから関空行きの便で翌日昼に事務所到着!

フライトは70%以上が欧米系のお客さんで満席でした。

京都滞在の1週間は連泊で取れるエアビーがなかなかなくて

今回はビジネスホテル。

ぜんぶの食事が外食になるのはきついけれど

家事をまったくやらない期間というのも久しぶりで

デパ地下のお弁当や定食屋などあちこちお試しで楽しんでいます。

そして明日からは東京へ。

いよいよ2023年初夏のアトリエマニス作品展を今週末に開催いたします。

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DM画像がちょっとぼやけておりますので

テキスト部分を一応貼らせていただきます。

そして少々変更部分がありますので赤字にて修正を入れます。

ATELIER MANIS

作品展 vol.76 at TOKYO

Central Java collection

【中部ジャワの旅先から】

久しぶりにインドネシア国内の布を集めています。今回は夏に向け爽やかな色彩の中部ジャワ・バティックと、おしゃれな手織ルリックを中心にご覧いただきたいと思います。インドネシアは今好景気で若手デザイナーや布作家の活躍も面白く、布産地もなかなか活気があります。トレンドはバティックやイカットを使いながらの発想が多く見られ、インドネシアのオリジナリティーが急激に進化しているようです。いつものように私はそこにある布を集めて服を作っていますが、布は時代背景やオリジンを物語っています。エコロジカルな意識が高いのも今の特徴の一つ。西ベンガルの手織リネンも入荷しました。初夏のグリーンとベーシックな配色のドレスは早速ご好評いただいています。今回も私たかはし&応援サポートの方々とで皆さまのお越しをお待ちしております!                たかはしみき

🔹作品の詳細はhttps://ateliermanis.base.shop/にて順次ご紹介中です。

2023年5月26日(金) 11:00~19:00

       27日(土) 12:00~18:00

      28日(日) 12:00~17:00

 【プチイベント】

◆初日17:00よりKAZUEさんのリーディングを会場内でおこないます。5分1000円! ※混雑する場合はお待ちいただく場合があります。

今回のコーヒー 世界一といわれる焙煎機でじっくりローストされたバリ産豆の風味をお楽しみください!

ワインラバーズファクトリーさんからの限定セレクト スペインの標高850mの雲の上で育つおいしいワインをご紹介できる予定です。

◇クレジットカードのご利用は可能ですがなるべく現金のご用意をご協力お願いいたします。

◇お直しのご相談・受付は混雑する時間帯にはお受けできないことがあります。

今回よりお会計で各種カードを再びご利用いただけそうです。

3年間も使っていなかったカードリーダーですが、試してみたところ何とか使えそうなのでチャレンジしたいと思います!

また、今回より大変恐縮ですがお会計金額をすべて税込みとさせていただきます。

お送りしたDMにこの重要なお知らせが間に合いませんでしたことを深くお詫びいたします。

皆さま、どうかご理解いただけますよう。

また、今回は私がお会計係をしますのでお直しのご希望の際は

できるだけお時間に余裕をもっていらしていただけるとありがたいです。

プチイベントのご案内

ワインラバーズファクトリーの限定ワイン販売

久しぶりにご参加いただけることになったWLFさんは、

真鶴のフレンチリヴィエラ風の素敵な場所に最近お引越しされたばかり!

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今回は、
ワインの重心が整うセラーから、
スペインの標高850mの雲の上の畑の葡萄からできたジューシーな赤と白を
「アトリエマニス作品展限定セット」にしてくださいました。
スペイン ラ・マンチャ地方
造り手:オチョ・イ・メディオ
・白 シャルドネ100% 樹齢30年
口いっぱいに広がるフレッシュで綺麗なリンゴの香りと溌剌とした酸味。清涼感のあるこのシャルドネは、レモンや桃のような余韻へと続きます。
・赤テンプラニーリョ100%新鮮なサクランボ、クランベリー、細かいタンニンとフレッシュな酸味のバランスが良く口いっぱいに広がります。
価格:2本で¥3000
お届けクロネコクール便にて
送料込みで¥4400
5セット限定
お申し込みはアトリエマニス作品展会場にて。
今回のコーヒー ルースターのバリキンタマーニ豆
ルースターはUbudからやや南のサヤン地区に最近出来た
複合的施設。
インドネシアを拠点とするデザイナーやクラフトアートのセレクトショップ、
オリジナルデザインのかなりクオリティの高い椅子やテーブルのショールーム、陶芸のワークショップ、レストラン、
オリジナル焙煎のカフェが入っているルースターは、コロナ期間でも欧米人の皆さんがいっぱいでした。
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そのカフェ、ルースターコーヒーは
今、世界一の性能と言われる焙煎機を導入しているらしく
エスプレッソロースト、いわゆるいちばん深入りでも驚きの薄色。
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豆自体がふっくらしておりシティーローストみたいな見た目ながら
しっかりと焼きあがっているんです。
今回はバリ島産のコーヒー豆を使ったものを選び
会場で淹れようと思っています。
価格がやや高いので販売用はありません。
かなりアロマがある深い煎りです!
どうぞお楽しみに。
(コーヒーの写真はネットからお借りしました)

KAZUEさんの5分1000円 名前占い、誕生日占い&タロットカード・リーディング 

26日(金)17:00~

ご予約不要です。

かずえさんにはマニス作品展の時にもう何度もリーディングWSをやっていただいているのでご存知の方が多いと思います。これまで参加された方の中には、何か自分では長年動かせなかったものがスッと動いたみたいな気がして、すごーい、おもしろーい! で、かずえさんってどんな人? と、そのお人柄が気になる方もいらっしゃるのでは。 

今回は私たかはしがバリ出発前にふと思いついて、ほぼ日の糸井さん風にお話を伺ってみました。 

占い師、なめかわかずえさんには

息子さんが4人いらっしゃいます。 

えっ!そんなにたくさん? 

「計画はなかったです」(笑) 

まじですか? 

「完全母乳で3歳くらいまで育てていたんです。子供が1歳8か月くらいでやっと生理が再開するんですよ。すると自然にまた次の子供を授かる。だから大体3歳差くらいで自然と4人生まれたんです」 

 ◇

自身が小さかった頃に受けた中耳炎の手術から医療に疑問を抱き、病院と薬からは別離。出産はマタニティスクールで聞いた自宅出産に興味を持ち、31年前の第一子は自宅でお産婆さんにお世話になり、第2子からは全員自宅で自力出産。何と、検診にも行かなかったんですって。 

でも、4人もいるとお金かかるなぁ、とか思わなかったんですか? 

「自分の名前や誕生日からお金には縁がないことが分かっているので、あればあるだけ使っちゃうし何人子供がいてもきっと一緒。実際何とかなってきましたよ」 

ここまでお話を伺って、生まれ持った個性に自然に従う生き方、

それをみずから実践しているかずえさんなのだと気づきます。 

「最初の子が産まれた後、生活を整えたい思って見た目の部分、住まいや健康、収入、暮らし方をちゃんとしたものにしたいと思って努力したんです。ところが、そのうちに人間にはそうした実在の他に目に見えない部分、つまり運が半分関与していると思い姓名判断や占いの本をむさぼり読むように」 

お金には執着が無い分、一旦こだわりだすと探求が深い。 

子供たちのママ友に占いをやっているうちに、幼稚園のバザーでやってほしいと呼ばれ、4番目の息子さんが生まれる事にはプロの占い師になっていたそう。 

占いって、ちょこっと出来る人と、それを仕事にしている人とはご存知の通り大きな違いがあって、後者は評判が後を絶たない事が必須ではないかと思います。世の中的に飲食や住宅のような必要品と比較すれば、「占い」だけで子育てするのは並大抵の事ではありません。 

 ◇

その後これまた青天の霹靂で2011年に離婚。 

お子さん4人はというと、ナント全員旦那さんのところに置いてきた。 

「自分だけは絶対に離婚はしないと思い込んでいたのでビックリしました」 

はい、聞いてる私もびっくりです! 

そして、占い師でも人生は未知なんだなと思いました。その分の可能性もすごい。 

のちに、4番目の息子さんの希望で、4番目君がかずえさんの元に戻った。

「それでまたちゃんと暮らしていかなきゃ!と、お勤めもしようといろんな企業に履歴書送りました。たぶん20件くらい。けどね、全部落ちたの!」 

それで腹が据わったんですね。(笑) 

「生まれたときに授かっている性質や運命をまったく気づかずに生きている人って結構いて、その可能性を見るのにカードを使います。すると、もっとたくさん可能性が見えてきてワクワクする。人って本当におもしろい。」 

かずえさんのリーディングは、その人が見過ごしているかもしれないポジティブな可能性を引き出す力が非常に高く、

また、ある事象でこんがらがっているときでも心を整理してくれるような、腑に落ちる感覚があります。

私もバリ島にいるときラインでリーディングをしてもらう事があるのですが、

いらないものをあっさり捨てるきっかけになったり、多くはこのままで大丈夫、と安心をもらったり。

自分に見えない部分の調整が出来るのでとても助けられています。

 ◇

以上、まめ日記スペシャル 

番外編 

ほぼ一回きりの読み切りインタビュー 

占い師・かずえ 

でした。!

本日もお読みくださりありがとうございました! 

それでは、今週末、作品展会場でお目にかかりましょう。

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2023年5月13日 (土)

ジャカルタ再び 2023.3月

連休明けに発送した作品展のご案内がそろそろ皆さまのところへ届いている頃でしょうか。

今年も初夏展をいつもの神楽坂フラスコさんで行います。

今月最後の週末、5月26,27,28日です。

(内容については次回の投稿でお知らせします。)

私は来週帰国予定、また皆さまにお目にかかれることを楽しみにしております!

今日はその前に、

もう一回ジャカルタのお話を少々です。…といいつつ、また長い。(笑)

今年に入ってすっかりインドネシア化が進んでいるアトリエマニス。

私自身がインドネシアを再度見なくちゃと思ったら、ほぼ時期を同じくして

ジャカルタのお客様も増えてきました。

ジャワ各地からサンプルや仕上がった生地が届くと同時に

国内のお客様へバリ島から服を発送することも軒並み増えてきました。

国内のごひいきが増えたのはレートと物価の関係だと思われます。

これまで「高い」としばしばいわれてきたマニスは、今は他と比較して一般的価格になっているような。

まぁ、とにかく

昨年までは荷物と言ったらほぼ100%国際便だったのが今や週に何度も国内の宅配便を使っています。

日本で言うところのバイク便、GosendもデンパサールとUBUD間で500円くらいで

本当に便利になりました。

オジェック(バイクタクシー)もオンライン配車で簡単に頼めるし、今や不便と言えば、

渋滞と洪水と停電と銀行の連休くらいでしょうか。(まだ結構ある・笑)

さて、3月にもう一度行ったジャカルタでは

少し行動範囲を広げてみました。

今まで中心地のJCCという展示会場とホテルの往復がほとんど。

今回は違う展示会場なのでその近くに宿泊して、ジャカルタ在住の方々にお世話になりながら

ほぼ車での移動でした。

初日。

空港から真っすぐ向かったのはミュージアム・マチャン。

ジャカルタの現代アートミュージアムです。こちらであの森美術館でコロナ前に見た

塩田千春の「魂がふるえる」展開催中。

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同じ展示を異なる会場で2回見るというのも初めてながら、

日本での塩田展との比較がなかなか印象深かったです。

在住の方と待ち合わせて、一緒に。

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平日の夕方ですが非常に空いています。

塩田さんの作品は表現がシュールでちょっと怖いんですが、

紐や布のようなテクスチャーを多く使っていらして

私はすごく好みです。配色やその他の素材感も全部好み!

あの赤い毛糸をあやとりのように絡ませ天井と壁に貼り付けた「不確かな旅」というインスタレーションは

会場係以外皆無の独占状態でした。

写真がうすらぼんやりでごめんなさいですが。

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森美術館ではエスカレーターのファサードに高い位置で設置されていた白いボートの作品は

床面からずっと窓に向って上がっていくように設置されていて、どんな素材で出来ているのかがよく分かりましたが

子供が触って取れちゃった?みたいな箇所も多少あり。(笑)

白いプラを不織布のようなランダムな編み目でプレートにしたようなものを

重ねて、遠目には溶けていきそうな表情になるんですね。

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黒いさみだれのような無数の紐。この作業そのものが、もう、非常に工芸的です。

展示ごとに一体どれだけの人がどのくらい時間を費やしているのか。

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燃えちゃったピアノの作品も来ていました。あと、揺れるカバンも。

一緒に行かれた方が、これ怖いと言ってました。

カバンの中に揺れる仕掛けが入っていて、ぶつかる音がカタカタする。

動きの中にどこか過去の人の気配を感じられるようで、実際怖いです。

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森美術館の展示の半分くらいの内容でしたが、塩田ワールドに浸るには十分な規模。

それにしてもインドネシア人の今の世代がこの一昔前のアバンギャルド系の表現をどう受け止めているのか、です。

ただのインスタ映えで終わらないで欲しいところ。

さて、このジャカルタトリップは

「テキスタイル展」ほか3タイプのインドネシアのアパレル系合同展示会があるとのことで、それがメインイベント。

場所はインターエクスポという海の方にある展示会場で、

まわりには商業的なものが全然ない閑散としたエリアです。

ノッポビルの間にあるのが会場です。ホテルからは徒歩。

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ところが、うっそーん。

ほぼこの展示会関係者で占められているはずの宿泊客は中国人だらけ!

やや不安になりながら会場に赴くと

テキスタイル部門には、輸入の許可が難しいというのにコロナからの開いたばかりの中国からの出店者が半数以上。

英語もあまり通じないし、サンプルも少ないし、

しかも注文の最低数は1000メートルという。

…わが社は生地の輸入を禁止されてしまったのだから、ならばインドネシア国内のアパレル生地を見て見たかった。

のでしたが、残念ながらインドネシア国産はポリエステルや再生繊維が多く天然繊維はほぼなし。

日系繊維会社が少し綿の見本を展示していたくらい。

写真は、エコっぽく展示されたパルプからのリヨセルだったかレーヨンだったか。

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他は、デジタルプリントなどのプリント技術や、靴下を編む自動編み機とか、

面白かったけれど買えるもの皆無。

写真は、縫い糸メーカーの展示。全部ポリ。

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数時間で見終わってしまったので、モールにインドネシア人デザイナーのブランドを見に行きました。

そちらはなかなかオシャレで面白かった!

写真は、バティックブランドのポップアップ。

試着している方の写真は、これがある意味現代インドネシア風です。

バティックをこんな風に着るのね。

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翌日は、在住の方とボゴールというジャカルタから1時間半くらいのところにある避暑地エリアへ。

最近こちらに引っ越されたインテリア&服のギャラリストのお宅です。

引っ越し間もないというのに、とても落ち着いたたたずまいです。

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家具や布を幅広く扱っていらっしゃる。

やや標高があり涼しいボゴールで

お庭が楽しめる分譲住宅地の中古を購入されたのだとか。

隣りや向かいの家との間に塀が無く、広々とした印象です。

価格は、日本の新築マンション並み、といったところ。

ジャカルタのお金持ちの方々の週末用別宅ですが、もしもうるさいお隣さんがいたらどうなんだろう、という敷居の無さ。

ところ変われば、ですね。

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こんなのびのびとしたお家に一人暮らしってちょっと羨ましいです!

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ローカルのお取り寄せご飯をご馳走になり、その後暗くなるまで

布や服の事をおしゃべりして帰りました。

アトリエマニスの社会勉強atジャカルタ、でした!

 

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2023年5月 8日 (月)

11年ぶりのビーチ

コロナ期から急速に変化している1年です。

1年前の5月にはまだ開いたばかりのインドへ入って

ちょうどウエサク祭の連休に当たり、国内旅行者の人たちの大渋滞に揉まれました。

そこからさらに1年。

急速に「以前」に戻り

バリ島ではコロナなんて忘れてしまうくらいのこの頃です。

今月はついに日本入国のヘルスチェックが廃止され、

インドネシアも怒涛の観光再開です。

その前に

かなり久しぶりに布と犬と生活用品から離れて

1日過ごした3月某日でした。

住んでいるところから一番近いビーチまでは車で1時間弱、

急に呼び出されたとしても2時間以内に着く距離ながら

11年ぶりです。

なんて勿体ない!

その日は息子がバリに帰省していてあと後半何日かの週末であり

私も何とか時間を捻出できそうだったので

海にでも行こう。そうしよう。

実は、

今回の春休み帰省はとあるものを運んでもらう為にお願いしたのでしたが

バリ島の税関で予想を反して別室調査になってしまい

「まるで犯罪者扱い」とショック気味だったので

悪いことしたなぁ、おこずかいでカバーしてもいいんだけど

ビーチ行きたい!って言うので、待ってました!

私も行きたかった!(笑)

4月、5月にはもう大渋滞のバリ島ですが

3月はまだそれほど混雑していない時期だったので

前日に探してホテルもスムーズに取れました。

チェックインの開始時刻ぴったりに到着し

チェックアウトギリギリまで滞在。

そうそう、思い出しました。

1泊のつもりがもう1泊したいね~、という延泊も昔はよくやってました。

昔はホテル代も安かったし、もっと空いていましたから。

(ちなみに今回は改装されたサヌールビーチのハイアットリージェンシー。二人で1泊朝ご飯付きで2万円弱でした。)

到着して早速試してみる浜辺の体温。じゃなくて水温。

晴天の午後なのでちょうど体温くらいです。

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まだ暑すぎるから、通り沿いでポテチと飲み物を買い込み

少ししてからまた浜辺へ。

視界にはローカルの子供たちやその他滞在客や雑多な色々があるけれど

シーカヤックで沖へ出かけて行った息子を視線で追うと

その先には海原しかない。

肉眼ではもう見えないくらい遠くまで漕いで行ってしまい、

見えなくなると心配になるというのも、

そうだよね、知ってはいるけれど久しぶりの事。

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海なんてバリ島ではいつでも見れるからと

ほったらかしにしていたけども

あぁ、知ってるよ海だし。という既成概念よりも

あれ、こんな風だったんだなぁ、と変化球を受け取れたのが良かったです。

脱日常になった際ちょうど日本から持って来てもらったこの本がまたタイムリーでした。

本は最近ツンドクばかりでしたが

これは分厚いけど読み始めたらぐいぐい入り込める一冊で

まさに、もう一泊ここで過ごしながら読んでいたくなりました。

続きが気になり、以来家にいる時間でも読書タイムが復活しています。

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年初より生地の輸入が突然出来なくなって

麺が入荷できないラーメン屋さんみたいになってしまいました。

5月に入り、ジャワ島の皆さんはイスラム教の断食のシーズンを終えて

注文していた生地も揃いはじめ、目下毎日残業の佳境期に入っていますが

今回ほど流れに任せ創意を加えないコレクションも初めてな気がします。

むむむ、ビーチに行ってガス抜きしておいたのは

本当に良かったと思います。

ちなみに、息子に運んでもらったものも

「生地」でした!

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2023年4月23日 (日)

インドネシアのクラフト展へ 2023.3

今回は3月初旬に開催されたINNAcraftという展示会の様子をお伝えします。

ジャカルタの中心地にある

ジャカルタ・コンベンション・センター(JCC)が会場です。

コロナ期は確か開催されていなかったので久しぶりです。

このイベントはクラフトと言いつつ、バティックなどの布商が相当数参加しており

インドネシア国内の布を見るためには

なかなか充実した内容であります。

以前訪れたときには時間が全然足りなかったのを教訓に

今回は2日にまたがって見る予定に。

たまたま、日本留学中の息子が前日から帰省して

ワンコたちの留守番を手伝ってもらえる(はず)。

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前日空港に迎えに行き、今開発中のスランガン島に出来たばかりのスタバへ。

私は翌日また空港へ。

 




3月初め、まだまだ雨期のジャカルタです。

到着した初日夕方は地下鉄を出たら物凄い雷雨でした。

殆どの人が構内から出られないまま。

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30分くらい待って傘さして出るも、通りのバイクから思い切り水をはねられて

おまけにGoogleさんからのナビがすごく遠回りで

ぐしょぐしょ状態でたどり着く。

インフラが全然間に合ってないインドネシアです。




まずは何か食べよう!

服を多少でも乾かすためにも!(笑)

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飲食コーナーに行くと「バリ料理」となっている出店が。

ん、バリ人じゃないですね。この感じだとハラル(豚肉抜き)でしょうか、

なぜかここが混んでいる。

一番空いている店に滑り込みます。




午後6時半ごろからやっと展示会場へ。

一般客が多いせいか開催時間が長いのも特徴かもしれない。助かります。

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天気のせいか夕方のせいか、比較的空いています。

ご当地っぽい濃ゆい感じの出店が多い中、きらりと光る宝物があるINNAcraft。

↓ こちらのバティック風の手描きのティーセットは売り切れる前に買っておきました。

(今回のアワード受賞者でした。)

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9時閉場直前までゆっくり見て、しかしまだ相当数あるので残りは明日!

外に出たら雨はやんでいて、都会の光にホッとする。

(バリならこの時間だともう寝入っていて真っ暗。虫の声しかしないです。)

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世界一かも知れない渋滞問題に巻き込まれない為に、今回は地下鉄利用です。

その地下鉄はセキュリティが厳しい。駅には手荷物検査があり

構内、車内にも警備がいて撮影禁止です。




あさイチで行く熱心な私の前に並んでいた人がなかなかおしゃれ。

入場料は5万ルピア。

私の番になり年齢を聞かれる。

あ、そうか、60歳以上は無料。惜しい!!!(笑)

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今回はスラウェシ島が特集されていました。

エントランス中央にトラジャの民芸品や織物、レプリカの帆船が展示され

パフォーマンスタイムもあるらしい。

大きな島ながらハンディクラフトは品薄な印象です。

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今人気があるのはスンバ島のイカットです。

国内の人たちがこのヘビーな織物に関心を示すのが面白い。

日本で言ったらアイヌ刺繍みたいな存在でしょうか。

織物はもとよりスンバの服を着てみたいインドネシア人の感覚が素晴らしい。

ホンモノはかなり高価なため

もどきやデジタルプリントのスンバイカットも。

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これをジャカルタで着るのってなかなかですね。

リサイクルプラスティックのクラフトアート。

ロンボク島で浜辺のゴミから似たような制作をしているコミュニティがあり

同じ人たちなのか違うのか、アタ籠の編み方を応用したプラアート。

右の方々はこちらをお買い上げ。結構なお値段いたします。

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この手のバティック店が無数に出店しています。

人気店とその他一般の温度差が結構あります。

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ホンモノのスンバ!

空いていました、が、一番カッコ良かった。

もはや服地としては買えない価格。

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バタック族の織物を加工するのも流行っているように思えます。

こちらのバッグは仕立てのクオリティーも良く、都会的で洗練されたデザインですが

2~3万円もしてしまう。

けど海外でインドネシア人がこれ持っていたらすっごくいいですよね。

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さて、全展示ブースをマップで数えたら2000店ほどありました。

何とか全部見終えてバティックも少し買って、ミッションコンプリート。



最終日はフライトの前に知り合いから教えてもらった

服飾素材店へ。ジャカルタのオカダヤかユザワヤとでもいったところ、

にしてはすごかった。

在庫量と積み方が!

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慣れてない人だと酔いそうな密度。

ここでまた豪雨となり、店内を時間かけて見る。

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市場に隣接した場所だったので、ここから先の移動はオートで。

水たまりの中をスイスイと行く!

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当然のように渋滞にはまった割に丁度いい時間に到着。

クマン地区の自然食料品店で開催されていたお味噌料理のイベントに。

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私が伺ったのが2日間の最終回だったみたいで、にぎやかですごく楽しかったです!

主宰はスマトラ島のコーヒーを扱っている在住日本人Moryさん。

おいしいランチをありがとうございました。

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3月はこの先もいろいろ。

またご報告しますので

良かったらまた読んでください!

 

 

 

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2023年4月20日 (木)

ジョグジャへ再び 2023.2 おまけ編

ジョグジャ2回目訪問の第二話はおまけ編です。

週末をはさんで月曜日にならないと開かないお店の案件にて

最後の一日は一人で動く。

そのお店とは、ルリックというシマシマを織るところで

前回2022年12月に注文したものが一向に進んでいないのと

ワッツアップでやり取りしても全然のんびりしているので

どのように作業をすすめているのかを見せてもらおうと。

結果的に分ったのは、私が選んだデザインは全部草木染で糸染めに時間がかかる事と

織り手が地方に分散していて様子が時々しか分からなかったことでした。

もう一度直接お話ししたら、お互いにすごくスッキリと理解できて

今月までに全部の布が仕上がってきました。

ルリック、面白いです。シマシマの世界を広げてくれています。



さて。

今回滞在したジョグジャのホテルはプラウィロタマン通りというところにある

ギャラリーというホテルで、場所も価格も含め全体的にとても良かったです。

いいホテルって、紹介するには個人差がありますが。

近くにインディーズなタイプのお店や骨董店があって

探検気分に浸ります。

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いろんなご当地の手仕事を使っている雑貨たち。

一番下のはルリックですね。

ひとつ向こうの通り沿い。

ボリュームがあってバターたっぷりの焼き菓子が120円前後。

思わずアソートでいろいろ買ってしまう。

バリブダの焼き菓子にちょっと似ています。

隣りのレストランも有名らしい、Via Via Bakery。

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まみさんに教えてもらったTugu地区のインディゴ染めだけで作っているバティック店には

Grabのタクシーで。

ジョグジャのインドネシア語がやや分かりにくい自分、標準語もですが(笑)

おっ、日本人? 日本のおすすめの曲を入れて!って

乗ったらいきなりスマホの音楽アプリを渡されたので

えっと、藤井風とか選んでみた。(笑)

知らな~い、よね? 

※そんな折、風さんは今年7月にジャカルタでのコンサートが決まったみたいです!

バティック店がある敷地内には高い木があり木陰でお茶するスペースもあり、

今風のカフェでもあり、という組み合わせが新旧で不思議ながら

違和感なく長居してしまいました。カプチーノおいしかった!

母屋はコロニアル風のお屋敷です。

バティックは素敵なものがいくつもあって、結構高価ではありますが

買ってしまう&注文もしてしまう。

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古いお屋敷を利用したバティックギャラリー兼カフェスペース。

Mustokoweniという物件の中にあります。

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木陰になっている中庭のカフェスペース。

隣りに大きなホテルがあるせいかオアシス感覚。

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ヘリテージ風物件&インディゴ染めバティックギャラリー&木陰カフェの入り口はこちら。

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最後にもうひとつ。

こちらはまみさんが集めているユーズドのバティックを使った試作。

腰巻として着用されているので部分的に強く引っ張られ弱くなっていますが

繊細な手仕事のバティックが何度も洗われてこうした色合いになっている。

着古した感覚はあまり気にならず、このままが面白い布でもあります。

丁寧にダメージをチェックすると弱い部分も確かにあるので、

リバーシブルの裏に使うのが良いかも、と。

今後もいろんなフロムインドネシアを開拓させていただけるといいです!

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ではまた。

次回はジャカルタレポートになる予定です。

 

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2023年4月18日 (火)

ジョグジャへ再び 2023.2

もう4月も半ばですが

2か月前のジョグジャ訪問の記録を残そうと思います。

1月の投稿でも触れましたが、

わたしたちは今年に入って以来生地の輸入が出来ないままの平行線をたどっています。

それがきっかけとなりインドネシア国内での布探しが再開しています。

昨年末にカパスの事を調べたくて訪れたジャワで

いつか使おうとモノの試しで注文した生地は

結果的に即、今春の服になりました。

まだ連携プレーがうまく取れていなくて

ほぼ納期も内容も間違えだらけで(笑)

2月にまた様子見がてら訪れたのでした。

空港のアートがなかなかなんですよ、

コロナ中に移転したジョグジャ新空港。

市内からめちゃ遠くて驚きの。(都心から成田よりも遠いかも、、)

はい、もう。この前来たばかりだけど

ただいま!ジョグジャ!

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ターミナルを出るとマリオボロ通りが再現されたショッピングエリアがあります。

あ、これ、ルリック。

こんな風に着ているんですね。

袖が裁ち出しなところがポイントですね、参考になる~

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今回もフライト遅延しましたが、

昼過ぎに何とか到着。

まみさんと再びお目にかかって、

せっかくだから空港から市内の間にあるバティック工房を一つ見ていこうか、と。

私はいつも前のめりだから、たとえ30分でも、遠路はるばるでも、

布をやっているところなら見たいヒト。

お訪ねした先に到着した途端豪雨となり結局2時間近くの滞在に。

見せていただいた自作は、こんなに手の込んだ作風でした。

写真がピンボケで申し訳ないですが、パカロンガン風の濃淡のある草木染で

シックな配色の中に描かれているクプクプバロンみたいな大きな蝶が華やか。

バティックの世界って腰巻サロンをキャンバスにした芸術表現でもあり

伝統、地域色を崩さない中に流行もあるような

本当にすばらしいジャワの産物。

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雨が上がったタイミングでまみさんの友人宅へ移動。

また豪雨となり宅配で夕食をオーダー。

地元の若い芸術家の作品を敷地内で経営しているレストランで展示したりしている夫妻で

こんな雨の夕暮れ時に突如訪ねて行っても普通のおしゃべりが延々と続く。

その豪雨の中、暗がりからまた別の訪問者が来るという、不思議空間。

(↑展覧会の打ち合わせに来た若者たちでした)

宅配は小雨になってから、忘れた頃にやっと来た~。

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ここからがまだ長かった一日でした。

宿に行ってからの試着大会、ね。

ジョグジャって日暮れと共に寝ちゃうバリと全然違う! 

夜が長い感覚はむしろインド的、かも。



翌日は、まみさんが高評価している

琉球藍を栽培し染料を製造しているshibirufatのイプンさんをお訪ねする。

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琉球藍はこの中部ジャワの山麓に適していて

現在では60ヘクタールを超える栽培地域を契約しているという。

農薬も肥料も不要。

異物があると色に差し障るそう。

自然派志向のバティック作家はじめ

バリ島の藍染工房もこちらの染料を御用達にされているらしい。

お訪ねすると、

自作の藍染料を使ってさまざまな作家からの注文品を染めていました。

アトリエマニスからの注文品も実はすでに入っているのですが

しばし難航中。

無地染め、もしかしたら一番難しいのです。

たまさかイスラム教の休暇が重なり今期の服に間に合うかどうか微妙ですが

頑張っていい色合いに仕上げてくださるといいです。

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糸染め、布染め、製品染め、いろんな注文を受けながら

イメージを膨らませるイプンさんです。

なかなか良い出会いでありました。




午後また豪雨にて

イプンさんのところで藍の畑を見せていただくのは断念して

帰り道。

マゲランの街にあるスタバに寄ってもらいました。

スタバって飲み物はたぶん共通なんだけどスイーツやサンドイッチは結構地域色。

バリ島よりも安くて豊富なショーケースに興味津々!

そういえば昨日土器さんのインスタにアメリカではサンドイットが29ドルで売られている写真が出ていたけども。

私のはこの後、ジョグジャ市内で予約していた宿泊先へ。

たどり着いたのまたも夜9時半。

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3日目の記録。

クラテン。

雨が迫っている中、山あいのバティック工房へ。

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まみさんとの旅が続いています。

お互い目的は異なれど布にはそこそこ深いので、

道中良い刺激を受けています。

着いたらまた豪雨。

車で行くのがギリギリな感じの細くくねった道の途中で、

集落の人たちが集まって

手描きチャンティンをやっていました。

たたずまいがただひたすら美しい。

やっている人たちはたたずまいなんて全然気にも留めてないでしょうけれど。

奥には薪で染料を作っている作業場があり、母屋の中では小さな子供たちが元気に遊んでしました。

最高に素敵な集落だったけれど残念ながら服地に向く布が見つけられず

手ぶらでした。

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本当にジャワはバティック王国。

丁寧で時間がかかる手描きバティックがまだまだ昔ながらの手法で行われていて

外国からの生地輸入を差し留めにされるのが

この人たちの糧を邪魔するからという理由なのは納得できます。

でも、染に使う布がね、鎖国状態なんです。いったいいつ開くんだろう、早く黒船来て欲しい。




クラテンからの帰路は夕焼けバンザイ。

ジョグジャ近郊にある面白い物件に連れて行ってもらいました。

名称不明ですみません。

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畑地の中に、こんなものを作った人がいる。

インドネシアの好景気ぶりがよく分かります。

おやじっぽくない若い感覚の物件が増えていくという事。

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1階はモールみたいな店舗や雑貨店。

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2回はカフェレストラン。

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自然派なコンセプトで敷地の奥には園芸店もありました。

まぁ、こうしたところでアルアルなんですが、

空間はクリエイティブでモダンなのだけど扱っている商品や食事のクオリティーが

全然かけ離れてしまっているのがバリ島でも見受けられるローカル資本の物件です。





4日目。

日曜日はどこもお休みなので、

まみさんと朝のウォーキング at ボロブドゥール。

珍しく良く晴れました!

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犬がいない(ジャワ島は犬が少ないかも)歩きは久しぶりです。(笑)

タピオカでチップスをつくっているイブのところをお訪ねして

お茶をご馳走になりました。

まみさんはごく自然に人のところにあちこち立ち寄る。

アポなしで朝とか夜とかでも訪ねて行って、おやつつまみながら

ゆっくりおしゃべりできるっていうのが

私には驚きです。

「ここまで来たら顔見ないと」って感じらしいのですが、

ゆったりしていてもちゃんと経済が回っている。

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タピオカ屋さんでゆっくりお茶した後、朝ご飯に立ち寄ったリゾートホテル。

このバティック柄のようなセメントタイルがジョグジャ近郊では大流行りしているようで

ジャワ風と言えば確かにそうなんだけど、南仏っぽさも感じます。

ソレイヤード風というか。

昔最初の家のキッチンを作った時に入れたセメントタイルと比べて

色やデザインが格段に進歩しています。

輸出もされていそうですね。

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4日間のジャワ。

クラテン、ボロブドゥールなどなどを端折って記録しました。

旅先から直接Facebookに投稿しています。


もう少し続きます!

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2023年3月25日 (土)

【番外編】チロ君日記

ルンルンことルビーはコロナの間に息子が飼い始め

そのまま置き土産的にシフトされたゴールデンレトリバー。

この3月で2歳になりました。

獰猛でワガママな一面を持ちながら

小さい生き物に愛情を注ぐ人(犬)でもあります。

今日はネコではじまりネコで終わるの巻。

いつもの散歩道(ときどきキャットストリート)で

ネコ第一号のニャオを拾ったのはルビーでした。

まだ目が開かない首も座らない生まれたてだったせいか

あれこれ病気をし

昨年、10~11月に帰国中に残念ながら死んでしまいました。

しばし寂しかったルビーが

年明けにまたキャットストリートで

出会った今いる子猫がチロ君です。



ときどき、捨て猫で賑やかになる田舎の私道。

草むらから小さな鳴き声がすると、てこでも動かなくなるルビーを

引っ張って連れ帰るのは一苦労。

最初はリードをぐいぐい何とか帰ってきたのだけど、

3日後、お隣のワンコ隊長のジャンマが「猫がまだいるよ、可哀そうに!」とすれ違い際に。

その日はもう雨季真っ只中で(雨により2日間散歩は休止していた)

おぉ、まだ生きているんだ。

2匹いたけど1匹だけ。もう一匹はバイクに牽かれたか路面でつぶれていた。




ずっと大声で鳴きっぱなしで

Wiskusというネコゴハンを少し舐めるだけでミルクは飲まない1週間。

触るとシャープな爪でシャーっとされるし噛まれるし

おかーさんはもう傷だらけ。(笑)

ネコじゃなくてトラなんじゃないかと思ったくらい。

2週間ぐらいすると落ち着いてきてミルクもたくさん飲むように。

いや、飲みすぎでしょ、というくらい。

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拾った時はもう四本足で歩いていたし目も開いていたし、

生後1~2か月ではないかと友人に言われる。

Wiskusに続きお魚を食べるようになり、そのうちミルクを飲み始めたのだけど

あまりにも一生懸命なので時々写真撮っていたのを載せてみます。

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段々立って飲むようになり、おっちゃんっぽさが出てきた。

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早飲み競争ならまかして!

組み足に注目。

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寄り掛かれば一人で飲める。

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ちょっとちょっと、おかーさん、

わたしにもちょーだい。

左は11月の終わりに来たバリ犬のキキちゃん。

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最近は暑いので溶けています。

3月中旬から先、急にミルクは卒業されました。

しかし食欲は相変わらず旺盛で一日4食プラスおやつです。

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ではまた。🐈

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